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第72話「残滓」
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俺は夜の底の底を歩いている。
視覚野を真っ黒に塗りつぶされている。
その暗澹冥濛な闇を独歩することは、歯の根が合わないほどだった。
いったい——どれくらい歩き続けただろうか。
時間の感覚がわからない。まるで、忘却の彼方へ置き去りにしてしまったかのようだ。
もしくは、時間の概念のない次元へアセンションしたみたい——
「ここは......俺は......なんだ......」
どうやら俺は、自我を忘れてしまいそうになっているらしい。
困ったな......。なんて思わなかった。
闇の中で覚醒し、長い間、その場で慄然と立ち尽くした挙句、おっかなびっくり一歩を踏み出したことがひどく懐かしいことに感じる。
郷愁さえおぼえる。
いつの間にやら、恐怖心が薄れはじめていることに気がつく。
そもそも恐怖とはなんだ?
人が本能的に暗闇を怖がるのは、DNAに刻み込まれた先祖の記憶からとか——
夜は生命を脅かす存在に震えながら過ごしていたと、どこかで聞いたような——
いや、俺がいいたいのはそういうことではなく、もっと単純なこと......。
あ、忘れた。
思いだせない。残滓も残さず、綺麗さっぱりと消失した。
これを先ほどから幾度となく繰り返している。いずれ、忘れたことさえ◯れるのだろう。
いわずもがな。——当初の目的も。
ふと、不気味な哄笑が聞こえた。
鳥肌が浮立っているが、その生理現象の理由を見出すことができなかった。
しかし、なんとも←\♩な声だ。悪鬼の↓いだ。
たまらず両耳を塞ぎ、膝を折る。
やめてくれ。誰か、この♀↓を止めてくれ。
(トガさん。さあ、手をとってください)
怜悧さを感じさせる声音。
きっと、♬の主は壮麗たる女性に相違ない。
『トガ』が何者かわからないけれど、おそらく、俺に呼びかけているのだろう。
守護天使の♬に導かれるまま、♂は虚空へ〆を伸ばした。
空には満天の月が瞬いていた。
久方ぶりの眩しい光が目に沁みる。夜虫の鳴き声が多方向から聞こえてくる。
半覚醒状態で適当に手足を動かしてみると、やわらかな夏草が肌をくすぐった。
「お目覚めですか」
声の主が慇懃にいった。目線を上にやると、ラルエシミラがこちらを婉然と見つめていた。
彼女の膝の上に頭を乗せていたらしい。俺はガバと上半身を起こす。
すると、一瞬めまいに襲われたが、なんとか平静を努めた。
「どうして、俺はここに」
俺は掠れた声で訊いた。
「私との同調にですね、不具合がありましてですね、トガさんの精神は意識野の外へ放り出されてしまったのですよ」
とラルエシミラは答えた。
「そっか。じゃあ、ラルエシミラが助けてくれたんだな。ありがとう」
俺がそういうと、ラルエシミラは口許を歪めたまま黙った。
出来損ないの微笑だった。不自然だった。
どうしたのだろう。何か彼女の気に障ることをいっただろうか。
「どうした? なんか変だぞ」
「あ。いえ。ちょっと考え事をしてしまって、ゴメンなさい」
ラルエシミラは仰々しく手を振って答えた。
俺は「いいんだ。気にしていない」といった。
俺の記憶は戻りつつあるが、肝心なことは未だ思い出せずにいる。
外の状況を知りたい。俺がこうして意識下の世界に精神を投じているということは、
現実世界で何らかのトラブルが起こったはずである。それを精緻に教えて欲しいのだ。
「なあ、今現在、外はどうなっている」
「今、ですか。はい......そうですね......」
「どうした。はやく言ってくれ」
「ゆっくりお話ししたいのですけど、あそこにいる方が怖くて、落ち着かないのです」
ラルエシミラが指で示した先を見ると、月を見上げたまま佇む黒い女性が十メートルくらい先にいた。
大胆に背中を露出している服装。髪型はショートボブか。
何者だ。俺たちの世界でさも当然のように居座るあの女はなんだ。
「わかった。ちょっと行ってくる」
いうと、俺はスコップを取り出そうと、懐や腰あたりを弄ったが見当たらなかったため、
仕方なしに無防備状態で対話をはかることにした。
もし、襲われるようなことがあれば、ラルエシミラと協力して倒せばいいのだ。
これほど頼り甲斐のある人はいない。俺は悠然と歩きはじめた。
「おい。誰だ、お前は」
俺は距離を詰めながら、憮然としていう。
「......」
そいつはこちらに背を向けたまま答えない。
俺は詰問調で訊ねる。
「答えろ。どうしてここにいる」
「......」
「おい、聞いているのか」
煮えを切らした俺は、とうとうそいつの肩を掴み、無理矢理振り向かせた。
「——ッ」
醜悪。ラルエシミラと瓜二つの顔に、隙間なく蛆が蠢いていた。
ぽっかりと空いた眼窩は蛆たちの巣と化しており、そこから次々と湧いて出てきてはこぼれ落ちてゆく。
彼奴がようやく口を開いた。案の定、蛆が詰め込まれていた。
咀嚼中の口内を見せられた気分だ。不愉快だ。
「ああああああああああ」
獣の類の咆哮をあげるそいつは、蛆を追い出すように、
穴という穴から血を噴出させ、痙攣しながら仰向けに倒れた。
痙攣はしばらく続き、やがて、ピクリとも動かなくなった。
「死んだ......のか?」
脈を測る気にはなれなかった。
不承不承、俺は「おそらく死んだのだ」という曖昧模糊とした判断を下した。
——ラルエシミラに報告しなければ。
俺は踵を返し、彼女のいる方へ向かおうとした。
しかし、目と鼻の先に、すでに彼女は立っていた。
俺の背後で立っていたのだ。
瞳が紅く、雷型に割れている。
心なしか、口の端がちょっと裂けているように見える。
——ラルエシミラって、こんな顔だったけ?
自身の心に生じた違和感は徐々に拡大してゆき、疑惑が確たるものになった時、
それは、俺の右胸に白刃が深々と突き立てられていた後だった。
「死んでくださいますか、トガさん」
ジャックオランタンのような口がいう。
凄まじい痛みに襲われたと同時に、俺は吐血した。
鮮血が奇麗な銀髪や、端整な造形の顔に散った。
「てめえ......! ラルエシミラに何をした!」
怨嗟の念を糧に、俺は掠れた声を絞りして問うた。
ラルエシミラは抑揚なく、淡々と答える。
「ラルエシミラはこの世に二人も要らないので、私が彼女の意を継ぎました。
モンドモルトを征服するという大儀を仰せつかりました。
いずれは、トガさんの世界も征服してさしあげますよ」
「黙れ......! ラルエシミラの声で喋るな!」
「酷いことをいいますね、トガさん。あなたの役目は終わったんですよ?
魂の神器の力が手に入れば、もうあなたはお払い箱なのです。
だから、いつまでもその辺でウロチョロしていると邪魔なのですよ」
口の端がさらに破れる。もうちょっとで耳まで裂けそうだ。
ラルエシミラは俺の傷口を弄ぶように、突き刺した剣をグリグリと乱暴に動かす。
「ぐあああああああ」
「まったく、うるさいですね。これしきで叫ぶなんて。
——さて、そろそろ終わりにしましょうか」
白刃がまばゆい光で満たされてゆく。
輝きが最高潮に達したとき、俺の右半身は弾け飛んだ。
『穿孔・改滅の剣——第七の刃・赤姫』
視覚野を真っ黒に塗りつぶされている。
その暗澹冥濛な闇を独歩することは、歯の根が合わないほどだった。
いったい——どれくらい歩き続けただろうか。
時間の感覚がわからない。まるで、忘却の彼方へ置き去りにしてしまったかのようだ。
もしくは、時間の概念のない次元へアセンションしたみたい——
「ここは......俺は......なんだ......」
どうやら俺は、自我を忘れてしまいそうになっているらしい。
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闇の中で覚醒し、長い間、その場で慄然と立ち尽くした挙句、おっかなびっくり一歩を踏み出したことがひどく懐かしいことに感じる。
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いつの間にやら、恐怖心が薄れはじめていることに気がつく。
そもそも恐怖とはなんだ?
人が本能的に暗闇を怖がるのは、DNAに刻み込まれた先祖の記憶からとか——
夜は生命を脅かす存在に震えながら過ごしていたと、どこかで聞いたような——
いや、俺がいいたいのはそういうことではなく、もっと単純なこと......。
あ、忘れた。
思いだせない。残滓も残さず、綺麗さっぱりと消失した。
これを先ほどから幾度となく繰り返している。いずれ、忘れたことさえ◯れるのだろう。
いわずもがな。——当初の目的も。
ふと、不気味な哄笑が聞こえた。
鳥肌が浮立っているが、その生理現象の理由を見出すことができなかった。
しかし、なんとも←\♩な声だ。悪鬼の↓いだ。
たまらず両耳を塞ぎ、膝を折る。
やめてくれ。誰か、この♀↓を止めてくれ。
(トガさん。さあ、手をとってください)
怜悧さを感じさせる声音。
きっと、♬の主は壮麗たる女性に相違ない。
『トガ』が何者かわからないけれど、おそらく、俺に呼びかけているのだろう。
守護天使の♬に導かれるまま、♂は虚空へ〆を伸ばした。
空には満天の月が瞬いていた。
久方ぶりの眩しい光が目に沁みる。夜虫の鳴き声が多方向から聞こえてくる。
半覚醒状態で適当に手足を動かしてみると、やわらかな夏草が肌をくすぐった。
「お目覚めですか」
声の主が慇懃にいった。目線を上にやると、ラルエシミラがこちらを婉然と見つめていた。
彼女の膝の上に頭を乗せていたらしい。俺はガバと上半身を起こす。
すると、一瞬めまいに襲われたが、なんとか平静を努めた。
「どうして、俺はここに」
俺は掠れた声で訊いた。
「私との同調にですね、不具合がありましてですね、トガさんの精神は意識野の外へ放り出されてしまったのですよ」
とラルエシミラは答えた。
「そっか。じゃあ、ラルエシミラが助けてくれたんだな。ありがとう」
俺がそういうと、ラルエシミラは口許を歪めたまま黙った。
出来損ないの微笑だった。不自然だった。
どうしたのだろう。何か彼女の気に障ることをいっただろうか。
「どうした? なんか変だぞ」
「あ。いえ。ちょっと考え事をしてしまって、ゴメンなさい」
ラルエシミラは仰々しく手を振って答えた。
俺は「いいんだ。気にしていない」といった。
俺の記憶は戻りつつあるが、肝心なことは未だ思い出せずにいる。
外の状況を知りたい。俺がこうして意識下の世界に精神を投じているということは、
現実世界で何らかのトラブルが起こったはずである。それを精緻に教えて欲しいのだ。
「なあ、今現在、外はどうなっている」
「今、ですか。はい......そうですね......」
「どうした。はやく言ってくれ」
「ゆっくりお話ししたいのですけど、あそこにいる方が怖くて、落ち着かないのです」
ラルエシミラが指で示した先を見ると、月を見上げたまま佇む黒い女性が十メートルくらい先にいた。
大胆に背中を露出している服装。髪型はショートボブか。
何者だ。俺たちの世界でさも当然のように居座るあの女はなんだ。
「わかった。ちょっと行ってくる」
いうと、俺はスコップを取り出そうと、懐や腰あたりを弄ったが見当たらなかったため、
仕方なしに無防備状態で対話をはかることにした。
もし、襲われるようなことがあれば、ラルエシミラと協力して倒せばいいのだ。
これほど頼り甲斐のある人はいない。俺は悠然と歩きはじめた。
「おい。誰だ、お前は」
俺は距離を詰めながら、憮然としていう。
「......」
そいつはこちらに背を向けたまま答えない。
俺は詰問調で訊ねる。
「答えろ。どうしてここにいる」
「......」
「おい、聞いているのか」
煮えを切らした俺は、とうとうそいつの肩を掴み、無理矢理振り向かせた。
「——ッ」
醜悪。ラルエシミラと瓜二つの顔に、隙間なく蛆が蠢いていた。
ぽっかりと空いた眼窩は蛆たちの巣と化しており、そこから次々と湧いて出てきてはこぼれ落ちてゆく。
彼奴がようやく口を開いた。案の定、蛆が詰め込まれていた。
咀嚼中の口内を見せられた気分だ。不愉快だ。
「ああああああああああ」
獣の類の咆哮をあげるそいつは、蛆を追い出すように、
穴という穴から血を噴出させ、痙攣しながら仰向けに倒れた。
痙攣はしばらく続き、やがて、ピクリとも動かなくなった。
「死んだ......のか?」
脈を測る気にはなれなかった。
不承不承、俺は「おそらく死んだのだ」という曖昧模糊とした判断を下した。
——ラルエシミラに報告しなければ。
俺は踵を返し、彼女のいる方へ向かおうとした。
しかし、目と鼻の先に、すでに彼女は立っていた。
俺の背後で立っていたのだ。
瞳が紅く、雷型に割れている。
心なしか、口の端がちょっと裂けているように見える。
——ラルエシミラって、こんな顔だったけ?
自身の心に生じた違和感は徐々に拡大してゆき、疑惑が確たるものになった時、
それは、俺の右胸に白刃が深々と突き立てられていた後だった。
「死んでくださいますか、トガさん」
ジャックオランタンのような口がいう。
凄まじい痛みに襲われたと同時に、俺は吐血した。
鮮血が奇麗な銀髪や、端整な造形の顔に散った。
「てめえ......! ラルエシミラに何をした!」
怨嗟の念を糧に、俺は掠れた声を絞りして問うた。
ラルエシミラは抑揚なく、淡々と答える。
「ラルエシミラはこの世に二人も要らないので、私が彼女の意を継ぎました。
モンドモルトを征服するという大儀を仰せつかりました。
いずれは、トガさんの世界も征服してさしあげますよ」
「黙れ......! ラルエシミラの声で喋るな!」
「酷いことをいいますね、トガさん。あなたの役目は終わったんですよ?
魂の神器の力が手に入れば、もうあなたはお払い箱なのです。
だから、いつまでもその辺でウロチョロしていると邪魔なのですよ」
口の端がさらに破れる。もうちょっとで耳まで裂けそうだ。
ラルエシミラは俺の傷口を弄ぶように、突き刺した剣をグリグリと乱暴に動かす。
「ぐあああああああ」
「まったく、うるさいですね。これしきで叫ぶなんて。
——さて、そろそろ終わりにしましょうか」
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