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第71話「決戦の火蓋」
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神秘の国・リセリカはその名の通り、街のいたるところに施された装飾は、
さながら西洋の神秘の一種であるカバラ——六芒星やセフィロトの樹を象ったものが多く見受けられる。
国王・クリスティアン・クラインベックは、こうした呪術的な信仰を絶対的な矜持としており、
週に一度、教会に信者を呼び集め、それをミサと称して奇妙な呪文を明け方まで唱和している様を見た無辜の民曰く、
「うるせえからやめちまえ」
だそうだ。ごもっとも。
一部の民衆は彼を創造神エイン・ソフと同等に崇め奉っており、光あるところに影ありはかくの如し、
そのある種狂信的な信仰心は反抗勢力とのいざこざを絶え間なく引き起こす忌むべき問題として、
常に議会の題目に挙げられることを良しとしないお歴々の不倶戴天の敵である彼らに対する忿懣は、
日を増すごとに募りゆくばかりであった。
また、憤懣の対象はクリスティアンにも向けられていた。
——否。むしろ、彼こそ真の余計者ではないのかと口に出しこそしないものの、皆、腹の裡は同じであった。
仮にも、暴虐の限りを尽くしたかの魔王を打ち倒した勇者だ。そんな英雄に忌憚なく異を唱えることなどできやしない。
だから、積る。鬱憤という名の塵や埃は、バケツの縁から今にもこぼれ落ちそうだ。
彼らは嘆息していう。迷惑も甚だしい恵沢をもたらした始祖が自国の王なのだから、これは実に噴飯ものである、と。
王と民の板挟みに苦しめられる粒選りの尊老方の血圧は、体感的には二百を優に超えているのではないかと思う今日この頃だったが、
彼らの茫漠とした意識野に蒔かれた悩みの種は、新芽を出すことなく、無情にも耕作トラクターに搭乗した堕天使によって、根こそぎ掘り起こされた。
ようやくストレスから解放されたのだ。もう、不眠症に悩むことはない。
逆流性食道炎や、過敏性胃腸炎で頻繁にトイレへ駆け込むこともない。
心臓神経症、 自律神経失調症ともおさらばだ!
ああ、なんと愉快なことか! 爽快であるか!
有り難う、名も知らぬ異翼の堕天使よ! 我らが守護天使よ——
「あなたは、もしや......神か?」
キトンを現代風に誂えた、それを古代ギリシャ人よりお洒落に着こなしたクリスティアンは喜悦した声音でいった。
両腕を扇に広げ、ボブ・マーリーもかくやと思われる見事なドレッドヘアをしている。
偶然礼拝堂へ赴いていた彼は、突如、両翼に差異がある謎の両刀使いの襲撃に遭った。
教会の天井が破壊され、落石によって潰された信者の血液や脳漿が絨毯に撒き散らされている。
その惨憺たる状況を歯牙にかけない彼のスカイブルーの瞳は、襲撃者を見据えたまま、爛々と瞬いていた。
「おお、神よ! よくぞおいでなさいました」
「カミカミカミカミカミカミ」
襲撃者は壊れたテープレコーダーのように「カミ」と反復している。
首をちょっと傾げている。愉快そうで、不気味なアルカイック・スマイル。
繊月が顔の下半分にあった。
「あなたを迎合しましょう! さあ、何をご所望か」
「ショモウ......しょもうですですか。ワタ、ワタシのショショショ所望は」
彼女はチューニングを合わせる。
いつの間にか、二部合唱になっている。バス担当の男性はお払い箱になったようだ。
クリスティアンは毅然の態度で、慈愛に満ちた眼差しで見つめている
「如何致しましたか? さあ、何なりと」
地面を指していた剣先を徐々に持ち上げていく。
垂直に保ったまま、切っ先はクリスティアンの右胸を示した。
「お前の、命」
「——ッ!」
襲撃者の残像がまだ十メートル先にいる。
が、実体は既にクリスティアンの目下にある。
——完全に不意を突かれた。
神速機敏。その常軌を逸した動きは、まさに神たる証。
わたしは、とうとう出会えたのだ。感謝感激雨霰! この命、神に捧げましょう!
彼が矜持に従って、偽りの神に魂を明け渡さんとしたそのとき、剣戟の音が朗々と鳴り響いた。
「わけのわからねえ神にくれてやる命なんかねえぞ、クリスティアン!」
黒狼だ。クリスティアンの眼前で、黒い毛並みの狼が襲撃者と対峙している。
剣戟と思われたそれは、牙と剣が衝突した音だったのだ。
エレボスのこの姿は、アロウザールから受け継いだ変身魔法だ。
彼は魂の神器の適性のないまま、この世界へ来た。剣一本で魔王を打ち倒す——それが矜持だった。
しかし、現実を思い知った彼は、アロウザールに教えを乞うた。
「力が欲しい。仲間を守れるための、誰にも負けねえ力が」
あらゆる適性が皆無なエレボスは賭けに出た。
アロウザールの魔力のすべてを注ぎ込む、生存確率一パーセントの賭けだった。
結果、彼は勝った。それからというもの、彼の活躍は目覚ましく、次々と魔人を屈服させていった。
気がつけば、エレボスが誰よりも強く、逞しく成長していた。
クリスティアンは愕然としていた。
「エレボス! なぜ、ここへ!」
黒狼は巨躯をしならせ、くわえた長剣を彼女の体ごと宙へ放り投げた。
翼を翻して体勢をなんとか維持しようとする。
しかし、一部の隙を与えまいと、地面を割いて現れた『超巨大戦車・ラーテの半身』の砲身が二門——襲撃者に狙いを定めている。
彼女の目が見開かれる。瞬間、蛮勇の号令はかまびすしい砲撃音にかき消された。
「てぇ!!」
炸裂——凄まじい爆風が瓦礫を吹き飛ばす。
かつて魔人の軍勢三千体を一度に葬り去った、マキナの魂の神器『戦機召喚』。
圧倒的なその威力は衰萎を知らず。
役割を終えたラーテは蝋人形と化し、やおら溶解した。
木っ端微塵に吹き飛ばしたと誰もが思っただろう。
しかし、煙の間隙から、憫笑を口許に湛えた襲撃者が浮遊していた。
わかっていた。
これで終わるような敵なら、チート勇者たちが手を焼くことはないのだから——
「これで終わりじゃあないけえのお」
煙は収束する。四天王寺縁の意思の元、キセルの描く軌道に導かれた煙は襲撃者を拘束した。
両腕は体の側面に張り付いて動かせない。剣を自由に振るうことは不可能だ。
彼女は必死にもがく——やがて剣は手からこぼれ落ちると、絨毯に突き刺さった。
黒騎士が駆ける。鎧の重さを感じさせないスピードで瞬く間に襲撃者の元へ到達する。
軽やかにジャンプすると、彼女に鋼の拳のラッシュを叩き込んだ。
加速する——殺意を秘めた拳の嵐。
驚異的な滞空時間の最後に、彼女の胸部に掌底打ちを打ちこむと、そこに魔法陣が形成された。
それは『火気に反応して爆発を起こし、炎のダメージを数倍に高める』という、鎧魔女特製の魔法陣だ。
パンパカーナは二挺の銃を構えた。
——右手にスナイパーライフル——左手にベレッタ——
女の腸骨から拾い上げたそれは、パンパカーナのもう一つの魂の神器だった。
魂の神器は彼女の魂に呼応し、業火の弾丸を装填する。
余計なアクションは必要ない。ただ、この見えざる引鉄をひけばいい。
手になじむ感触はパンパカーナを安堵させ、照準器を用いる必要がないほど、彼女の精神は研ぎ澄まされている。
(戸賀勇希......私に、勇気を)
決意したパンパカーナは、引鉄を引いた。
『無際限の灼熱魔弾(インフィニート・アルスーラ)!!』
さながら西洋の神秘の一種であるカバラ——六芒星やセフィロトの樹を象ったものが多く見受けられる。
国王・クリスティアン・クラインベックは、こうした呪術的な信仰を絶対的な矜持としており、
週に一度、教会に信者を呼び集め、それをミサと称して奇妙な呪文を明け方まで唱和している様を見た無辜の民曰く、
「うるせえからやめちまえ」
だそうだ。ごもっとも。
一部の民衆は彼を創造神エイン・ソフと同等に崇め奉っており、光あるところに影ありはかくの如し、
そのある種狂信的な信仰心は反抗勢力とのいざこざを絶え間なく引き起こす忌むべき問題として、
常に議会の題目に挙げられることを良しとしないお歴々の不倶戴天の敵である彼らに対する忿懣は、
日を増すごとに募りゆくばかりであった。
また、憤懣の対象はクリスティアンにも向けられていた。
——否。むしろ、彼こそ真の余計者ではないのかと口に出しこそしないものの、皆、腹の裡は同じであった。
仮にも、暴虐の限りを尽くしたかの魔王を打ち倒した勇者だ。そんな英雄に忌憚なく異を唱えることなどできやしない。
だから、積る。鬱憤という名の塵や埃は、バケツの縁から今にもこぼれ落ちそうだ。
彼らは嘆息していう。迷惑も甚だしい恵沢をもたらした始祖が自国の王なのだから、これは実に噴飯ものである、と。
王と民の板挟みに苦しめられる粒選りの尊老方の血圧は、体感的には二百を優に超えているのではないかと思う今日この頃だったが、
彼らの茫漠とした意識野に蒔かれた悩みの種は、新芽を出すことなく、無情にも耕作トラクターに搭乗した堕天使によって、根こそぎ掘り起こされた。
ようやくストレスから解放されたのだ。もう、不眠症に悩むことはない。
逆流性食道炎や、過敏性胃腸炎で頻繁にトイレへ駆け込むこともない。
心臓神経症、 自律神経失調症ともおさらばだ!
ああ、なんと愉快なことか! 爽快であるか!
有り難う、名も知らぬ異翼の堕天使よ! 我らが守護天使よ——
「あなたは、もしや......神か?」
キトンを現代風に誂えた、それを古代ギリシャ人よりお洒落に着こなしたクリスティアンは喜悦した声音でいった。
両腕を扇に広げ、ボブ・マーリーもかくやと思われる見事なドレッドヘアをしている。
偶然礼拝堂へ赴いていた彼は、突如、両翼に差異がある謎の両刀使いの襲撃に遭った。
教会の天井が破壊され、落石によって潰された信者の血液や脳漿が絨毯に撒き散らされている。
その惨憺たる状況を歯牙にかけない彼のスカイブルーの瞳は、襲撃者を見据えたまま、爛々と瞬いていた。
「おお、神よ! よくぞおいでなさいました」
「カミカミカミカミカミカミ」
襲撃者は壊れたテープレコーダーのように「カミ」と反復している。
首をちょっと傾げている。愉快そうで、不気味なアルカイック・スマイル。
繊月が顔の下半分にあった。
「あなたを迎合しましょう! さあ、何をご所望か」
「ショモウ......しょもうですですか。ワタ、ワタシのショショショ所望は」
彼女はチューニングを合わせる。
いつの間にか、二部合唱になっている。バス担当の男性はお払い箱になったようだ。
クリスティアンは毅然の態度で、慈愛に満ちた眼差しで見つめている
「如何致しましたか? さあ、何なりと」
地面を指していた剣先を徐々に持ち上げていく。
垂直に保ったまま、切っ先はクリスティアンの右胸を示した。
「お前の、命」
「——ッ!」
襲撃者の残像がまだ十メートル先にいる。
が、実体は既にクリスティアンの目下にある。
——完全に不意を突かれた。
神速機敏。その常軌を逸した動きは、まさに神たる証。
わたしは、とうとう出会えたのだ。感謝感激雨霰! この命、神に捧げましょう!
彼が矜持に従って、偽りの神に魂を明け渡さんとしたそのとき、剣戟の音が朗々と鳴り響いた。
「わけのわからねえ神にくれてやる命なんかねえぞ、クリスティアン!」
黒狼だ。クリスティアンの眼前で、黒い毛並みの狼が襲撃者と対峙している。
剣戟と思われたそれは、牙と剣が衝突した音だったのだ。
エレボスのこの姿は、アロウザールから受け継いだ変身魔法だ。
彼は魂の神器の適性のないまま、この世界へ来た。剣一本で魔王を打ち倒す——それが矜持だった。
しかし、現実を思い知った彼は、アロウザールに教えを乞うた。
「力が欲しい。仲間を守れるための、誰にも負けねえ力が」
あらゆる適性が皆無なエレボスは賭けに出た。
アロウザールの魔力のすべてを注ぎ込む、生存確率一パーセントの賭けだった。
結果、彼は勝った。それからというもの、彼の活躍は目覚ましく、次々と魔人を屈服させていった。
気がつけば、エレボスが誰よりも強く、逞しく成長していた。
クリスティアンは愕然としていた。
「エレボス! なぜ、ここへ!」
黒狼は巨躯をしならせ、くわえた長剣を彼女の体ごと宙へ放り投げた。
翼を翻して体勢をなんとか維持しようとする。
しかし、一部の隙を与えまいと、地面を割いて現れた『超巨大戦車・ラーテの半身』の砲身が二門——襲撃者に狙いを定めている。
彼女の目が見開かれる。瞬間、蛮勇の号令はかまびすしい砲撃音にかき消された。
「てぇ!!」
炸裂——凄まじい爆風が瓦礫を吹き飛ばす。
かつて魔人の軍勢三千体を一度に葬り去った、マキナの魂の神器『戦機召喚』。
圧倒的なその威力は衰萎を知らず。
役割を終えたラーテは蝋人形と化し、やおら溶解した。
木っ端微塵に吹き飛ばしたと誰もが思っただろう。
しかし、煙の間隙から、憫笑を口許に湛えた襲撃者が浮遊していた。
わかっていた。
これで終わるような敵なら、チート勇者たちが手を焼くことはないのだから——
「これで終わりじゃあないけえのお」
煙は収束する。四天王寺縁の意思の元、キセルの描く軌道に導かれた煙は襲撃者を拘束した。
両腕は体の側面に張り付いて動かせない。剣を自由に振るうことは不可能だ。
彼女は必死にもがく——やがて剣は手からこぼれ落ちると、絨毯に突き刺さった。
黒騎士が駆ける。鎧の重さを感じさせないスピードで瞬く間に襲撃者の元へ到達する。
軽やかにジャンプすると、彼女に鋼の拳のラッシュを叩き込んだ。
加速する——殺意を秘めた拳の嵐。
驚異的な滞空時間の最後に、彼女の胸部に掌底打ちを打ちこむと、そこに魔法陣が形成された。
それは『火気に反応して爆発を起こし、炎のダメージを数倍に高める』という、鎧魔女特製の魔法陣だ。
パンパカーナは二挺の銃を構えた。
——右手にスナイパーライフル——左手にベレッタ——
女の腸骨から拾い上げたそれは、パンパカーナのもう一つの魂の神器だった。
魂の神器は彼女の魂に呼応し、業火の弾丸を装填する。
余計なアクションは必要ない。ただ、この見えざる引鉄をひけばいい。
手になじむ感触はパンパカーナを安堵させ、照準器を用いる必要がないほど、彼女の精神は研ぎ澄まされている。
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