剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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11章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にとろとろえっちになってしまうお話

232:指導

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「……ユーノ様。その、緑色の方のポーションですが」
リリアさんは、ごくり、と喉を鳴らし、震える声で言いました。
「錬金術師として、その成分を、少しだけ、分析させていただいても、よろしいでしょうか…? もちろん、口に含んだりはいたしません。匂いを嗅いで、マナの波長を調べるだけ、ですわ」

それは、あまりにも見え透いた、嘘でした。
しかし、純粋なユーノくんが、その嘘を見抜けるはずもありません。

「うん、いいよ! でも、本当に、飲んじゃだめだからね!」
「ええ、もちろんですわ♡」

リリアさんは、にっこりと、天使のような嘘の笑顔を浮かべると、震える指で、【げんきになるぽーしょん】の小瓶を手に取りました。コルクの栓を、そっと引き抜きます。

その瞬間、ふわり、と鼻腔をくすぐったのは、甘い花の蜜のような、それでいて奥の方に薬草の苦さが混じる、抗いがたいほどに官能的な香りでした。それだけで、リリアさんの膝から、がくがくと力が抜けていきます。

(だめ…♡ これ以上は、本当に…♡)

しかし、彼女の指は、意思とは無関係に、小瓶をそっと傾け、その縁についた緑色の雫を、自らの指先に、ちょん、と付けました。そして、まるで何かに引き寄せられるかのように、その指先を、自らの唇へと、ゆっくりと運んでしまったのです。

ぺろり、と舌先で舐めとった、ほんの一滴。

その瞬間、リリアさんの思考は、完全に停止しました。

「あ……♡♡♡」

口の中に広がったのは、味という概念を超越した、快感そのものの奔流でした。
脳髄を直接焼き焦がすかのような、暴力的なまでの甘さ。舌の根を痺れさせる、濃厚な生命力の味。そして、鼻腔を突き抜ける、むせ返るような発情の香り。それは、彼女が今まで経験した、どんな美食とも、どんな口づけとも、まったく次元の違う、絶対的な悦びでした。

「お、おいし……♡♡♡」

眼鏡のレンズが、彼女自身の吐息で、真っ白に曇ります。
知性も、理性も、先輩としてのプライドも、すべてがどうでもよくなってしまいました。ただ、もっと欲しい。この、悪魔の蜜を、もっと、もっと、身体の隅々まで味わいたい。

「リリア、おねえちゃん…?」

心配そうにこちらを覗き込むユーノくんの声も、もう耳には届きません。
リリアさんは、飢えた獣のように、その小瓶に口をつけると、何の躊躇もなく、中身を半分ほど、一気に喉の奥へと流し込んだのです。

ごくり、ごくり、と、か細い喉が鳴る音。
緑色の液体が、彼女の食道を熱く焼きながら、胃の中へと落ちていく。その瞬間、どくん、と心臓が大きく跳ねると同時、体中の血液が沸騰したかのような熱が、足の先から頭のてっぺんまで一気に駆け巡りました。

「♡っ♡...っぁ゛...っ♡♡う゛...♡」

「お、おねえちゃん!? だ、大丈夫!?」

慌てふためくユーノくんを、リリアさんは、熱に浮かされた、とろりと蕩けきった瞳で見つめ返します。その顔は、興奮で真っ赤に上気し、ぜぇ、ぜぇ、と荒い呼吸を繰り返していました。

「ゆぅの、さまぁ……♡」

その声は、もはや、知的な優等生のものではありません。ただひたすらに、雄を求める、発情した雌の、甘く、ねっとりとした喘ぎ声でした。

「わたくし、もう、がまん、できませんの……♡ 残りの半分は、ユーノ様も、ご一緒に……♡」

「お、おねえちゃん……!? な、何をするの……!?」

「ふふっ♡ 決まっておりますでしょう、ユーノ様♡」

リリアさんは、悪魔のように妖艶な笑みを浮かべると、ユーノくんに抱き着き、その小さな身体を、完全に自分の支配下に置きました。そして、まだ緑色の液体が残る小瓶を口に含むと、抵抗するユーノくんの唇に、自らのそれを、無理やり重ね合わせたのです。

「んむっ♡ んん……♡♡」

熱く濡れた舌が、少年の唇をこじ開け、禁断の媚薬が、口移しでその喉の奥へと注ぎ込まれていきます。

小さな悲鳴を上げる間もなく、ユーノくんの華奢な身体は、リリアさんの、細い腕からは想像もできない力で、部屋の隅にあった、あの古い寝台へと、乱暴に押し倒されたのです。ギシリ、と古びた木材が、これから始まる狂乱の宴を予感して、再び悲鳴を上げるのでした。

緑色の禁断の霊薬【げんきになるぽーしょん】。その悪魔的なまでの薬効は、リリアさんとユーノくん、二人の理性を瞬く間に蕩かしてしまいました。知的好奇心という名のパンドラの箱を開けてしまったリリアさんの身体は、今や抗いがたい発情の炎に焼かれ、その知的な貌は、ただひたすらに雄を求める雌のそれに変貌していたのです。

「これから、錬金術の、特別授業を始めますわ♡ わたくしの、この身体を使って……♡ ユーノ様を、本当の、殿方にして差し上げる、甘くて、気持ちのいい、授業ですわよ……♡」

熱に浮かされた、とろりと甘い声でそう宣言すると、リリアさんは、自らが着る黒いメイド服の胸元のボタンに、震える、しかし一切の迷いがない指をかけました。一つ、また一つと、小さな貝殻でできたボタンが外されていくたびに、彼女の白い肌が、実験室に差し込む午後の光を浴びて、まぶしく輝きます。

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