76 / 370
4章 訳あり人妻さんとたいへんなお使いのお話
72:夜
しおりを挟む
「あんたなんかに……♡ あたいが、負けるもんか……♡」
か細く、しかし最後の意地を振り絞ってアリアは喘いだ。だが、その言葉とは裏腹に、彼女の蜜壺は、未だ己が内に宿る硬く熱い雄蕊を、きゅう、きゅうと、まるで甘えるように、そして更なる熱を求めるように無意識に締め付けている。その健気で淫らな反応に、リオは満足げに喉を鳴らした。
彼の大きな両手が、アリアの豊満な双丘を、まるで柔らかな粘土をこねるかのように、優しく、しかし確実に揉みしだき始めた。その指は、重力に逆らってなお高く持ち上がった乳房の輪郭を確かめるように縁取り、その圧倒的な質量と弾力を、じっくりと味わう。きめ細やかな肌の下で、熱を持った肉が指の形に合わせてむにゅりと変形し、また元に戻ろうとする、その官能的な感触。
「ひっ♡……ん、ぅ♡ や、やめ……♡」
「トーマスさんも、こうやって触るんですか? あんたの、この綺麗な胸を」
夫の名を出された瞬間、アリアの身体がびくりと硬直する。罪悪感が、冷たく鋭い刃となって胸を抉る。しかし、その痛みすらもが、『妖精の吐息』の呪いによって、背徳的な快感を増幅させる極上のスパイスにしかならないことを、彼女の身体はもう知ってしまっていた。
リオの指先は、容赦なく乳房の頂で硬く尖る蕾へと移動する。親指と人差し指で、その敏感な先端を摘み、ねじり、こりこりと執拗に弄ぶ。その度に、アリアの全身を、脳天から爪先まで痺れさせるような鋭い快感が走り抜け、蜜壺の奥を抉る突き上げと完璧な連携で彼女を襲った。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡ちくび、でいっちゃ♡あ♡ん、う♡♡あ゛♡~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
乳首への執拗な愛撫と、子宮口を的確に抉る突き上げが、寸分の狂いもなくアリアを襲う。彼女の身体は、もはや快感の奴隷だった。思考は灼熱の奔流に蕩け、羞恥心は焼き切れ、ただひたすらに、与えられる悦びの波に翻弄されることしかできない。意識が何度も白く染まり、その度に、情けなく甘い嬌声が、コントロールを失った口から止めどなく溢れ出した。
「はぁ…♡はぁ…♡ご、ごめ…なさ…♡♡♡♡♡また、……♡♡♡♡♡」
息も絶え絶えに謝罪の言葉を口にするアリアの姿を、リオは恍惚とした表情で見下ろしている。彼は、この美しく気高い年上の女性が、自分の腕の中で完全に雌として堕ちていく様に、抗いがたい興奮を覚えていた。彼の腰の動きは、一切の緩みを見せず、むしろさらに力強さと正確さを増していく。それは、ただ欲望のままに突き上げる獣の動きではない。アリアの身体のどこを、どのように刺激すれば、彼女が最も深く感じ、最も無様に喘ぐのかを、完全に理解し尽くした、支配者の動きであった。
『妖精の吐息』によって研ぎ澄まされた感覚は、もはや呪いと言ってよかった。この古代の酒精は、単に五感を増幅するだけではない。醸造過程で用いられる「共鳴苔」という特殊な地衣類が、互いの神経系を微弱な魔力で繋ぎ、相手の快感の在り処を、あたかも自分の身体のことのように感知させるのだ。アリアの蜜壺の内壁が、彼の雄蕊の動き一つ一つに、どのように痙攣し、どれほどの蜜を分泌するのかが、手に取るように分かってしまうのだ。
「アリアさん。あんた、本当はこっちの方が好きなんでしょう?」
囁かれた言葉が、アリアの最後の理性を粉々に打ち砕いた。違う、と叫びたいのに、身体は歓喜に打ち震え、彼の言葉を肯定するように、びくん、びくんと甘く痙攣する。
リオは、その反応を見て、さらにアリアを追い詰める。突き上げる角度をわずかに変え、彼女の蜜壺の中で最も敏感な一点を、執拗に、そして的確に擦り上げ続けた。それは、まるで熱い鉄の棒で、魂の芯を直接焼かれるような、逃げ場のない快感だった。
「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡そこ♡そこ、だめぇ……♡あ゛んん゛!ん゛ん゛~~~~!!!!」
アリアの身体が、これまで経験したことのないほど大きく、激しく痙攣した。子宮の奥から、何かがせり上がってくる感覚。熱く、抗いがたい奔流。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡で、でちゃうぅ゛♡♡♡♡♡なにか、でちゃうぅぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
情けない悲鳴と共に、アリアの蜜壺から、ぷしゅ、と熱い飛沫がほとばしった。それは、もはや単なる愛液ではない。快感が限界を超えた雌だけが流すことを許される、甘い香りを放つ蜜の洪水。その透明な液体が、二人の結合部をさらに滑らかに濡らし、シーツに背徳的な染みを描き出した。
やがて、リオの腰の動きが、明らかにその質を変えた。それまでの、アリアを嬲り、快感を教え込むような動きから、自らの絶頂だけを求める、荒々しく貪欲なものへと。彼の分身が、アリアの蜜壺の奥で、最後の膨張を遂げるのが分かった。その灼熱と、限界を超えた硬質感が、アリアに終わりと、そして究極の快感を予感させた。
か細く、しかし最後の意地を振り絞ってアリアは喘いだ。だが、その言葉とは裏腹に、彼女の蜜壺は、未だ己が内に宿る硬く熱い雄蕊を、きゅう、きゅうと、まるで甘えるように、そして更なる熱を求めるように無意識に締め付けている。その健気で淫らな反応に、リオは満足げに喉を鳴らした。
彼の大きな両手が、アリアの豊満な双丘を、まるで柔らかな粘土をこねるかのように、優しく、しかし確実に揉みしだき始めた。その指は、重力に逆らってなお高く持ち上がった乳房の輪郭を確かめるように縁取り、その圧倒的な質量と弾力を、じっくりと味わう。きめ細やかな肌の下で、熱を持った肉が指の形に合わせてむにゅりと変形し、また元に戻ろうとする、その官能的な感触。
「ひっ♡……ん、ぅ♡ や、やめ……♡」
「トーマスさんも、こうやって触るんですか? あんたの、この綺麗な胸を」
夫の名を出された瞬間、アリアの身体がびくりと硬直する。罪悪感が、冷たく鋭い刃となって胸を抉る。しかし、その痛みすらもが、『妖精の吐息』の呪いによって、背徳的な快感を増幅させる極上のスパイスにしかならないことを、彼女の身体はもう知ってしまっていた。
リオの指先は、容赦なく乳房の頂で硬く尖る蕾へと移動する。親指と人差し指で、その敏感な先端を摘み、ねじり、こりこりと執拗に弄ぶ。その度に、アリアの全身を、脳天から爪先まで痺れさせるような鋭い快感が走り抜け、蜜壺の奥を抉る突き上げと完璧な連携で彼女を襲った。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡ちくび、でいっちゃ♡あ♡ん、う♡♡あ゛♡~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
乳首への執拗な愛撫と、子宮口を的確に抉る突き上げが、寸分の狂いもなくアリアを襲う。彼女の身体は、もはや快感の奴隷だった。思考は灼熱の奔流に蕩け、羞恥心は焼き切れ、ただひたすらに、与えられる悦びの波に翻弄されることしかできない。意識が何度も白く染まり、その度に、情けなく甘い嬌声が、コントロールを失った口から止めどなく溢れ出した。
「はぁ…♡はぁ…♡ご、ごめ…なさ…♡♡♡♡♡また、……♡♡♡♡♡」
息も絶え絶えに謝罪の言葉を口にするアリアの姿を、リオは恍惚とした表情で見下ろしている。彼は、この美しく気高い年上の女性が、自分の腕の中で完全に雌として堕ちていく様に、抗いがたい興奮を覚えていた。彼の腰の動きは、一切の緩みを見せず、むしろさらに力強さと正確さを増していく。それは、ただ欲望のままに突き上げる獣の動きではない。アリアの身体のどこを、どのように刺激すれば、彼女が最も深く感じ、最も無様に喘ぐのかを、完全に理解し尽くした、支配者の動きであった。
『妖精の吐息』によって研ぎ澄まされた感覚は、もはや呪いと言ってよかった。この古代の酒精は、単に五感を増幅するだけではない。醸造過程で用いられる「共鳴苔」という特殊な地衣類が、互いの神経系を微弱な魔力で繋ぎ、相手の快感の在り処を、あたかも自分の身体のことのように感知させるのだ。アリアの蜜壺の内壁が、彼の雄蕊の動き一つ一つに、どのように痙攣し、どれほどの蜜を分泌するのかが、手に取るように分かってしまうのだ。
「アリアさん。あんた、本当はこっちの方が好きなんでしょう?」
囁かれた言葉が、アリアの最後の理性を粉々に打ち砕いた。違う、と叫びたいのに、身体は歓喜に打ち震え、彼の言葉を肯定するように、びくん、びくんと甘く痙攣する。
リオは、その反応を見て、さらにアリアを追い詰める。突き上げる角度をわずかに変え、彼女の蜜壺の中で最も敏感な一点を、執拗に、そして的確に擦り上げ続けた。それは、まるで熱い鉄の棒で、魂の芯を直接焼かれるような、逃げ場のない快感だった。
「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡そこ♡そこ、だめぇ……♡あ゛んん゛!ん゛ん゛~~~~!!!!」
アリアの身体が、これまで経験したことのないほど大きく、激しく痙攣した。子宮の奥から、何かがせり上がってくる感覚。熱く、抗いがたい奔流。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡で、でちゃうぅ゛♡♡♡♡♡なにか、でちゃうぅぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
情けない悲鳴と共に、アリアの蜜壺から、ぷしゅ、と熱い飛沫がほとばしった。それは、もはや単なる愛液ではない。快感が限界を超えた雌だけが流すことを許される、甘い香りを放つ蜜の洪水。その透明な液体が、二人の結合部をさらに滑らかに濡らし、シーツに背徳的な染みを描き出した。
やがて、リオの腰の動きが、明らかにその質を変えた。それまでの、アリアを嬲り、快感を教え込むような動きから、自らの絶頂だけを求める、荒々しく貪欲なものへと。彼の分身が、アリアの蜜壺の奥で、最後の膨張を遂げるのが分かった。その灼熱と、限界を超えた硬質感が、アリアに終わりと、そして究極の快感を予感させた。
10
あなたにおすすめの小説
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる