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4章 訳あり人妻さんとたいへんなお使いのお話
71:夜
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「はぁ…♡はぁ…♡ご、ごめ…なさ…♡♡♡♡♡また、……♡♡♡♡♡」
息も絶え絶えのアリアの様子に、リオはふと、動きを止めた。彼の瞳に、かすかな困惑の色が浮かぶ。いや、それは困惑ではない。獲物の弱点を見つけた、狡猾な狩人の光だった。
「アリアさん……? どうかしたんですか? 俺……何か、間違ったことを……」
その純粋さを装った問いかけに、アリアは全身が凍りつくのを感じた。ああ、この子は、もう分かっているのだ。自分が、彼を導くどころか、完全に快楽に溺れてしまっていることを。
「い、いやだね……。あんたは、あたいに任せておけばいいんだ……」
喉の奥から絞り出すような声で、必死に強がる。アリアは、自らの手で、この背徳的な遊戯の主導権を取り戻そうと、彼の分身を、より深く、より強く蜜壺の奥へと押し込むように、子宮口でぐり、と抉るように腰を揺らした。だが、その動きは、若き雄のそれをさらに熱く、硬くさせる結果にしかならない。彼女の蜜壺の奥で、それはまるで生き物のようにうねり、どくどくと脈打った。
その様子に、リオは悪戯っぽい笑みを浮かべた。彼の瞳の奥に、確かな理性の輝きが戻っている。
「アリアさん……。トーマスさんって、どんな感じなんですか? 俺と、何か、違いますか?」
リオの声は、先ほどまでの純粋な響きとは異なり、どこかアリアを試すような、挑発的な響きを帯びていた。アリアは、はっと息を呑む。この子は、気づいている。彼女の内心を、そして、彼女が必死に隠そうとしている、夫への罪悪感という名の弱点を。
(そんな……! この子が、まさか……!)
背筋に悪寒が走る。この純朴な若者が、こんなにも狡猾な一面を持っていたとは。しかし、アリアはあくまでも平静を装った。帝都で幾多の男たちを手玉に取ってきた、長年の経験が彼女にそう命じる。
「ふふっ……♡ 何だい、リオ。そんなこと、野暮ってもんだよ……♡」
アリアは、艶めかしく笑いかけ、彼の耳元に囁いた。
「トーマスはね……♡ 優しくて、温かくて……♡ あたいを、本当に大切にしてくれるんだ……♡ あんたなんかに、比べられるもんじゃないさ……♡」
強がって、そう答える。だが、その声は、わずかに震えていた。彼女の蜜壺は、リオの若々しく逞しい分身を奥深くで受け止め、甘い愛液を止めどなく溢れさせている。その熱と、硬さと、そして彼の荒々しい鼓動が、アリアの言葉とは裏腹に、彼女の身体を激しく揺さぶっていた。二人の結合部からは、ぬるぬるとした粘液が溢れ、シーツにまで染みを作っている。
リオは、そんなアリアの動揺を見逃さなかった。彼は、その顔にさらに深く悪戯っぽい笑みを浮かべると、ぐっと腰を突き上げた。アリアの蜜壺の最奥、子宮口を、彼の分身が力強く抉り抜く。
「ひゃあああっ♡♡♡♡♡!?」
アリアは、あまりの快感に、情けない悲鳴を上げた。全身が、びくんと大きく跳ねる。
「……そうですか。でも、アリアさんのここ……♡」
リオはそう言うと、アリアの蜜壺の入り口で蠢く肉壁を、自らの雄蕊で内側からぐり、と押し広げた。
「俺の言うこと、すごくよく聞いてますよ……? こんなにぎゅうぎゅう締め付けて……♡♡」
その言葉は、まるで鋭い刃のように、アリアの最後の抵抗を切り裂いた。アリアの顔が、羞恥と快感で真っ赤に染め上がる。彼女の身体は、完全にリオの動きに支配され、彼の腰の動きに合わせて、ぶるぶると痙攣を繰り返していた。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
もう、強がる必要はなかった。アリアの口から漏れる嬌声は、どこまでも甘く、そして淫らだった。その全てが、この若く逞しい雄を求める、純粋な渇望の叫び。その声に煽られるように、リオの腰の動きはさらに激しさと貪欲さを増していく。
「りお……♡♡♡♡♡あたい……♡♡♡♡♡あなたに、めちゃくちゃに、されちゃ……うぅ……♡♡♡♡♡」
アリアは、そう呟くと、リオの首に腕を回し、その熱い身体に、身も心も委ねるように、強く抱きついた。外では、暴風雨が未だ荒れ狂っている。だが、小屋の中には、二人の男女が織りなす、抗いがたい熱情だけが、どこまでも満ち満ちていた。
完全に主導権を握られたことを悟ったアリアの身体から、ふっと力が抜けた。それは諦念であり、同時に、これから始まるであろう未知の快楽の饗宴への、抗いがたい降伏の証でもあった。彼女は、もはや何の抵抗もせず、その若く逞しい身体に、自らの全てを委ねるようにしなだれかかる。その様子を見て取ったリオの口元に、獲物を完全に手中に収めた捕食者のような、残酷なまでに自信に満ちた笑みが浮かんだ。
「……どうしたんですか、アリアさん。さっきまでの威勢は」
その声は、もはや純朴な青年のそれではない。酒精と本能によって覚醒し、女の弱みを見抜き、そこを的確に突くことを知った、狡猾な雄の響きを帯びていた。彼はアリアの豊満な身体を軽々と抱きかかえると、まるで自分の所有物であることを確認するかのように、その柔らかな重みを確かめ、ゆっくりと寝台に横たえた。そして、自らがその上に覆いかぶさる。ずしりとした若者の体重が、アリアの柔らかい身体を心地よく圧迫し、逃げ場のない現実を突きつけた。暖炉の炎に照らされた彼の影が、アリアの全てを覆い尽くす。
息も絶え絶えのアリアの様子に、リオはふと、動きを止めた。彼の瞳に、かすかな困惑の色が浮かぶ。いや、それは困惑ではない。獲物の弱点を見つけた、狡猾な狩人の光だった。
「アリアさん……? どうかしたんですか? 俺……何か、間違ったことを……」
その純粋さを装った問いかけに、アリアは全身が凍りつくのを感じた。ああ、この子は、もう分かっているのだ。自分が、彼を導くどころか、完全に快楽に溺れてしまっていることを。
「い、いやだね……。あんたは、あたいに任せておけばいいんだ……」
喉の奥から絞り出すような声で、必死に強がる。アリアは、自らの手で、この背徳的な遊戯の主導権を取り戻そうと、彼の分身を、より深く、より強く蜜壺の奥へと押し込むように、子宮口でぐり、と抉るように腰を揺らした。だが、その動きは、若き雄のそれをさらに熱く、硬くさせる結果にしかならない。彼女の蜜壺の奥で、それはまるで生き物のようにうねり、どくどくと脈打った。
その様子に、リオは悪戯っぽい笑みを浮かべた。彼の瞳の奥に、確かな理性の輝きが戻っている。
「アリアさん……。トーマスさんって、どんな感じなんですか? 俺と、何か、違いますか?」
リオの声は、先ほどまでの純粋な響きとは異なり、どこかアリアを試すような、挑発的な響きを帯びていた。アリアは、はっと息を呑む。この子は、気づいている。彼女の内心を、そして、彼女が必死に隠そうとしている、夫への罪悪感という名の弱点を。
(そんな……! この子が、まさか……!)
背筋に悪寒が走る。この純朴な若者が、こんなにも狡猾な一面を持っていたとは。しかし、アリアはあくまでも平静を装った。帝都で幾多の男たちを手玉に取ってきた、長年の経験が彼女にそう命じる。
「ふふっ……♡ 何だい、リオ。そんなこと、野暮ってもんだよ……♡」
アリアは、艶めかしく笑いかけ、彼の耳元に囁いた。
「トーマスはね……♡ 優しくて、温かくて……♡ あたいを、本当に大切にしてくれるんだ……♡ あんたなんかに、比べられるもんじゃないさ……♡」
強がって、そう答える。だが、その声は、わずかに震えていた。彼女の蜜壺は、リオの若々しく逞しい分身を奥深くで受け止め、甘い愛液を止めどなく溢れさせている。その熱と、硬さと、そして彼の荒々しい鼓動が、アリアの言葉とは裏腹に、彼女の身体を激しく揺さぶっていた。二人の結合部からは、ぬるぬるとした粘液が溢れ、シーツにまで染みを作っている。
リオは、そんなアリアの動揺を見逃さなかった。彼は、その顔にさらに深く悪戯っぽい笑みを浮かべると、ぐっと腰を突き上げた。アリアの蜜壺の最奥、子宮口を、彼の分身が力強く抉り抜く。
「ひゃあああっ♡♡♡♡♡!?」
アリアは、あまりの快感に、情けない悲鳴を上げた。全身が、びくんと大きく跳ねる。
「……そうですか。でも、アリアさんのここ……♡」
リオはそう言うと、アリアの蜜壺の入り口で蠢く肉壁を、自らの雄蕊で内側からぐり、と押し広げた。
「俺の言うこと、すごくよく聞いてますよ……? こんなにぎゅうぎゅう締め付けて……♡♡」
その言葉は、まるで鋭い刃のように、アリアの最後の抵抗を切り裂いた。アリアの顔が、羞恥と快感で真っ赤に染め上がる。彼女の身体は、完全にリオの動きに支配され、彼の腰の動きに合わせて、ぶるぶると痙攣を繰り返していた。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、すきぃッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
もう、強がる必要はなかった。アリアの口から漏れる嬌声は、どこまでも甘く、そして淫らだった。その全てが、この若く逞しい雄を求める、純粋な渇望の叫び。その声に煽られるように、リオの腰の動きはさらに激しさと貪欲さを増していく。
「りお……♡♡♡♡♡あたい……♡♡♡♡♡あなたに、めちゃくちゃに、されちゃ……うぅ……♡♡♡♡♡」
アリアは、そう呟くと、リオの首に腕を回し、その熱い身体に、身も心も委ねるように、強く抱きついた。外では、暴風雨が未だ荒れ狂っている。だが、小屋の中には、二人の男女が織りなす、抗いがたい熱情だけが、どこまでも満ち満ちていた。
完全に主導権を握られたことを悟ったアリアの身体から、ふっと力が抜けた。それは諦念であり、同時に、これから始まるであろう未知の快楽の饗宴への、抗いがたい降伏の証でもあった。彼女は、もはや何の抵抗もせず、その若く逞しい身体に、自らの全てを委ねるようにしなだれかかる。その様子を見て取ったリオの口元に、獲物を完全に手中に収めた捕食者のような、残酷なまでに自信に満ちた笑みが浮かんだ。
「……どうしたんですか、アリアさん。さっきまでの威勢は」
その声は、もはや純朴な青年のそれではない。酒精と本能によって覚醒し、女の弱みを見抜き、そこを的確に突くことを知った、狡猾な雄の響きを帯びていた。彼はアリアの豊満な身体を軽々と抱きかかえると、まるで自分の所有物であることを確認するかのように、その柔らかな重みを確かめ、ゆっくりと寝台に横たえた。そして、自らがその上に覆いかぶさる。ずしりとした若者の体重が、アリアの柔らかい身体を心地よく圧迫し、逃げ場のない現実を突きつけた。暖炉の炎に照らされた彼の影が、アリアの全てを覆い尽くす。
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