剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話

199:売人

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 ついに、男の楔が根元まで完全に沈み込んだ。ずぶり、と鈍い音がして、小雪の身体が男のそれと完全に一つになる。子宮口に、硬い亀頭がゴツン、と突き当たる衝撃。
「♡♡♡ひぎゃぅッッッ♡♡♡♡!?!? あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡お゛、おく、ぅ゛ッ♡♡♡つ、つん゛ッ♡♡♡♡」
 全身を貫くような、強烈な感覚。それは圧迫感と快感が混ざり合った、抗いがたい衝撃だった。内壁は限界まで引き伸ばされ、男の楔の形状をくっきりと感じ取ることができる。熱く、硬く、脈打つ楔が、自分の最も奥深い場所を占拠している。その事実に、小雪の全身がわなわなと震え、秘裂からは止めどなく蜜が溢れ出した。男の楔を包み込む内壁が、意思とは無関係に、きゅう、きゅう、と締め付けるように収縮した。

 完全に結合した、その瞬間。あるいは、男がほんのわずかに腰を動かした、その刹那だったかもしれない。小雪の身体は、あまりにもあっけなく、快楽の絶頂へと突き落とされた。
「♡あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡ま、また、いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
 びくん、びくん、と全身が激しく痙攣し、弓なりにしなる。熱い蜜が、男の腹部と自身の太ももへと、とぷとぷと溢れ出す。硬く尖った乳首が、空気を掻くように震え、虚ろな瞳は天井を見つめたまま、焦点が合わない。半開きの唇からは、制御不能な、甘く掠れた嬌声が途切れることなく漏れ続ける。
「♡ひぎゅ♡そこ、きもちっ♡あ゛♡ま、ま、ま、いぐ♡いくいく、♡♡あ゛♡♡ッッッッあぅッ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡」
 まだ本格的な交合が始まる前に、自らの身体がいとも簡単に快楽に屈してしまった。その事実に、小雪は混乱し、羞恥心に打ちのめされた。しかし、身体は正直に、快楽の波に翻弄され続けるしかなかった。
「♡あ゛♡あ゛、あ゛~~~~~~~~~~ッッッ♡♡♡♡♡♡!、!!やら゛ぁッ♡ああ゛♡」

 レイスは、自分の上で早くも絶頂に達し、痙攣しながら喘ぎ続ける小雪の姿を、冷ややかに見下ろしていた。その爬虫類のような目に、侮蔑と嘲りの色が浮かぶ。
「フン…なんだ、もうイッちまったのか? まだ何も始まってすらいねぇというのに。本当にだらしない雌だな、ユキ」
 男の声は、氷のように冷たく、小雪の心を抉った。
「さっきまでの威勢はどうした? 俺様を焦らそうなどと、百年早かったようだな。所詮、お前は俺様のもので、こうして快楽に溺れることしかできねぇ、ただの雌犬なんだよ」
 男は、わざと小雪のプライドを傷つけるような言葉を選び、追い打ちをかける。絶頂の余韻で震える小雪の顎を掴み、無理やり顔を上げさせると、その虚ろな瞳を覗き込みながら、さらに続けた。
「まあ、いい。そんなに感じやすい身体なら、これからたっぷりと可愛がってやる。お前が壊れるまで、啼き叫ぶまで、俺様のこの楔で、お前のその浅ましい穴を、飽きるまで突き続けてやるからな。覚悟しておけ」
 男の言葉は、冷酷な宣告だった。しかし、その言葉に含まれる暴力的な響きが、小雪の身体の奥底に、新たな疼きを生じさせていることにも、小雪自身、気づき始めていた。

 男の嘲笑と侮蔑の言葉に、小雪の全身が屈辱に震えた。あっけなく絶頂を迎えてしまった自分への不甲斐なさ。そして、それを冷ややかに見下す男への怒り。快楽の余韻が残る身体を無理やり奮い立たせ、小雪はレイスを睨みつけた。涙で潤んだ瞳には、まだ抵抗の光が宿っている。
「♡ふ、ふん…♡な、何を、言って…♡いるの…♡?」
 声は震え、語尾は掠れていたが、精一杯の強がりだった。
「♡わ、私が…♡感じやすいのは…♡あ、あなたに…♡そう演じているからじゃ…♡ないかしら…♡?」
 小雪は、震える唇で、必死に挑発的な言葉を紡ぐ。
「♡そ、それに…♡あなただって…♡さっき、私の口の中で…♡ずいぶん、気持ちよさそうだったじゃ…♡ない…♡我慢、できなくなりそうだったくせに…♡」
 男の楔がまだ自分の中に埋まったまま、腰をくねらせ、内壁で締め付けるように動かしてみせる。それは、劣勢を挽回しようとする、必死の抵抗だった。
「♡次は…♡私が、上になって…♡あなたを、めちゃくちゃにしてあげるわ…♡あなたが、泣いて許しを乞うまで…♡ね…♡?」
 言葉とは裏腹に、身体はまだ男の支配下にある。それでも、小雪は最後のプライドを賭けて、言葉で男に立ち向かおうとしていた。今度こそ、この男を屈服させてみせる。そんな決意が、その潤んだ瞳の奥で、か細く燃えていた。

 しかし、レイスは、そんな小雪の必死の努力を、まるで意に介していないようであった。小雪が自らの意思で腰をくねらせ、その楔を呑み込もうとしても、男は眉一つ動かさず、ただ冷ややかにその様子を観察しているだけだ。時折、小雪が限界に近い喘ぎ声を漏らすと、わざとらしく大きな欠伸をしてみせたり、興味などないとばかりに天井の染みをぼんやりと眺めたりする。その絶対的な強者の余裕が、小雪の焦燥感を無慈悲に煽り立てた。
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