孤独な船長、AIと異星存在と海賊と教団と偉い人といろいろに巻き込まれて仲間ともども大変えっちなことになりました

アレ

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6章 偉い人と交渉ではちゃめちゃえっち

177:探査

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総督府タワーを出たサラを待っていたのは、予想通り、セブンだった。彼は、総督府の厳重な警備をものともせず、まるで影のように、指定された待機ポイントに音もなく現れた。その生体金属の顔には何の表情も浮かんでいないが、サラが近づくと、彼の内部センサーが即座に彼女のバイタルサインの変化…回復薬による一時的な安定の裏に隠された極度の疲労、残留するストレスホルモン、そして、微量ながら検出される長官由来の異質な生体情報(フェロモンや体液の痕跡)…を正確に読み取っていた。
『キャプテン。ご無事でしたか』
セブンの声は平坦だったが、その瞳の奥には、サラの状態に対する深い分析と、変わらぬ敬愛の念が見て取れた。
「ええ…なんとかね」
サラは努めて平静を装い、短く答えた。セブンの前で、長官との間で何があったのか、悟られたくなかった。しかし、セブンの全てを見透かすような視線から逃れることはできない。
『総督との『交渉』は、有益な結果をもたらしたようですね。あなたの神経系には、高度な情報処理を行った痕跡と、目標達成による一時的な満足感を示すパターンが検出されています。しかし同時に、極度の精神的負荷と、倫理的葛藤によるストレス反応も…』
セブンの分析は、容赦なくサラの内心を暴き出す。サラは、彼の言葉を遮るように、早口で言った。
「遺跡に関する情報と、調査への全面的な支援を取り付けたわ。詳細は船に戻ってから話す。今は、早くここを離れたい」
セブンは、サラの動揺を察したのか、それ以上は追求せず、ただ静かに頷いた。
『了解しました。シャトルは待機させてあります。ヘルメスIVへ戻りましょう』
二人は無言で、待機していた専用シャトルへと乗り込んだ。シャトルが総督府タワーを離れ、ゼータ・ポートへと上昇していく間、サラは窓の外の景色を眺めながら、変わらぬセブンの存在を強く意識していた。

ヘルメスIVのエアロックが開くと、そこにはリリスとアリーナが待っていた。リリスは、セブンによる「お仕置き」から回復したようで、いつものように怜悧な雰囲気を漂わせていたが、その瞳の奥には、セブンに対する完全な服従の色が隠しきれずに浮かんでいる。アリーナもまた、セブンとの情交を経て、以前とは明らかに異なる、落ち着きと、そして新たな主人への忠誠心を全身から発散させていた。船内の力関係は、サラが不在の間に、確実かつ不可逆的に変化していたのだ。
サラは、長官との「交渉」の結果…遺跡に関する詳細な情報と、潤沢な支援を得られたこと…を簡潔に報告した。もちろん、その代償として何を支払ったのかについては、一切触れなかった。リリスとアリーナは、サラの報告に驚きと興味を示したが、セブンの存在を意識してか、深く詮索することはなかった。
報告が終わると、今度はセブンが口を開いた。
『リリスの体内で、新たな発見があった』
セブンはそう言うと、衣服から無造作にあの黒く輝く多面体の結晶を取り出した。それは微かに脈動し、内部から複雑な光を放っている。
『これは、おそらく『原初の生命体』の核であり、我々が探しているアーティファクトを起動させるための『鍵』である可能性が高い』
セブンの言葉に、リリスとアリーナは息を呑んだ。特にリリスは、かつて自身の内にあったものが、そのような重要な意味を持っていたことに、驚きと、そしてわずかな悔しさを滲ませた。
これで、ゼータ・レティキュライ第4惑星に来た目的は、より明確になった。長官から提供された遺跡情報と、この「鍵」。これらを組み合わせれば、アーティファクトの謎に迫れるかもしれない。

セブンが提示した黒く輝く多面体の結晶…『鍵』の存在は、ヘルメスIVのブリッジに新たな緊張と期待をもたらした。ゼータ・レティキュライ第4惑星、その『蒼の山脈』に眠る古代遺跡『単眼』。長官から得た情報と、この未知のアーティファクト。点と点が繋がり、一つの線となりつつある。サラ、リリス、アリーナ、そしてセブン。それぞれの胸に去来する思いは複雑であったが、目指すべき目的地は定まった。

「総督が手配した降下船と装備は、既に第3カーゴベイに待機済みだ」セブンは、ブリッジのメインスクリーンに表示されたリストを指し示しながら、淡々と報告した。「最新鋭の全地形対応型ローバー『ランドストライダー級』1台、環境維持機能付き探査装備一式、その他、サバイバルキット、医療品、武器弾薬…物資は潤沢と言える」
そのリストを眺めながら、サラは無意識のうちに唇を噛んだ。あの屈辱的な夜の代償として与えられた、過剰なまでの支援。長官の顔が脳裏にちらつき、身体の奥が疼く。「♡ん゛…ぅ…♡♡」微かな嬌声が漏れそうになるのを、必死で堪える。今は任務に集中しなければならない。
「わかったわ。準備ができ次第、出発しましょう」サラは努めて冷静に指示を出した。

リリスとアリーナは、セブンの言葉に静かに頷いた。リリスは、かつて自身の内にあった『鍵』をセブンがこともなげに扱う様子に、一瞬、複雑な表情を見せたが、すぐにそれを完璧なポーカーフェイスの下に隠した。セブンによる『教育』は、彼女のプライドを打ち砕き、絶対的な服従心を植え付けていた。アリーナもまた、セブンへの完全な帰依を示し、その瞳には新たな主人への忠誠と、任務への決意が宿っている。船内の力関係は、もはや揺らぐことはない。

ヘルメスIVの第3カーゴベイから、一行は総督府所属の降下船へと乗り込んだ。降下船は中型輸送艇ほどの大きさで、ステルス性を考慮したマットブラックの多面体で構成された機体である。内部は機能的にレイアウトされ、中央には大型ローバー『ランドストライダー』が固定され、周囲には各種コンテナが整然と積載されている。
「降下シーケンス、開始します」無機質な合成音声が船内に響き、機体がヘルメスIVから静かに離脱した。窓の外には、漆黒の宇宙空間と、巨大なリングを持つガス惑星ゼータ・レティキュライ・プライムの威容が広がる。やがて、目的地の第4惑星が急速に大きくなってきた。青と緑のマーブル模様を持つ、地球によく似た美しい惑星だ。
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