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第1話 気づいたらレベル100
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意識がゆっくりと浮上する。
深い海の底から光差す水面へ向かうようだ。それは緩やかで確実な覚醒だった。
最後に覚えていた光景は、会社のデスクに山と積まれた資料。そして蛍光灯の白い光。鳴り響く頭痛と朦朧とする意識の中、私は確かコーヒーを飲もうとしていた。
それが、私の最後の記憶。
多分、死んだのだろう。世に言う過労死というやつだ。三十代半ばにもなって、恋人もおらず友人も少ない。趣味は休日に一日中寝ること。そんな私の人生は、あまりにも呆気なく幕を閉じたらしい。
自嘲の笑みが漏れる。まあいいか。もうあの地獄のような日々に戻らなくていいのなら、それはそれで救いなのかもしれない。
そんなことを考えていると、不意に瞼の裏に光を感じた。
重い瞼をこじ開ける。
最初に視界に飛び込んできたのは、豪奢な刺繍が施された天蓋だった。柔らかな絹の布地が、優雅なドレープを描いている。
「……は?」
思わず声が出た。私の声ではない。澄み切った鈴を転がすような、少女の声だった。
混乱しながら、ゆっくりと身体を起こす。
着ているのは、繊細なレースで飾られたシルクのネグリジェ。肌触りが良すぎて落ち着かない。見渡せば、そこは私が知るどんな部屋よりも広く豪華な空間だった。
磨き上げられた床には毛足の長い絨毯が敷かれ、壁には美しい風景画が飾られている。窓の外からは柔らかな光が差し込み、部屋の隅々まで明るく照らしていた。アンティーク調の猫足の家具。銀食器の並ぶテーブル。ここは一体どこだ。私の六畳一間のアパートとは天と地ほどの差がある。
夢、だろうか。
そう思い、自分の頬をつねろうと手を持ち上げた。
そして、固まった。
視界に入った自分の手は、驚くほど白く細かった。指は長くしなやかで、爪は桜貝のように艶やかに磨かれている。働き詰めで荒れていた私の手とは似ても似つかない。
これは、私の身体じゃない。
心臓が嫌な音を立てて跳ねる。
恐る恐るベッドから降りた。足が絨毯に沈む感触が妙に生々しい。ふらつく足取りで、部屋の片隅に置かれた大きな姿見の前へ向かう。
そこに映っていた人物を見て、私は息を呑んだ。
鏡の中にいたのは、私ではなかった。
燃えるような、血のように鮮やかな赤い髪。腰まで届くその髪は、緩やかなウェーブを描いて滑らかに流れている。肌は透き通るように白く、陶器のようだ。そして何より印象的なのは、その瞳。溶かした黄金を流し込んだかのような、強い光を宿す金色の瞳。人形のように完璧に整った顔立ちは、神が気まぐれに作り出した最高傑作とでも言うべき美しさだった。
見覚えがあった。
この姿を、私は知っている。
アシュリー・フォン・ヴァルハイト。
私が前世でプレイしていた乙女ゲーム『クリスタル・ラビリンス』に登場する、悪役令嬢その人だった。
「嘘でしょ……」
呟いた声は、やはり可憐な少女のものだった。
その言葉が引き金になったかのように、頭の中に膨大な情報が濁流となって流れ込んできた。
痛い。頭が割れそうだ。
それは『アシュリー』として生きてきた十五年間の記憶だった。
ヴァルハイト公爵家の一人娘として生まれたこと。幼い頃から施された厳しい英才教育。王国の第一王子エリオットとの婚約。彼に相応しい妃となるための血の滲むような努力。
貴族としての立ち居振る舞い。複雑な人間関係。膨大な魔法の知識。宮廷儀礼の数々。それらがまるで元から自分のものだったかのように、脳に刻み込まれていく。
だが、その記憶には奇妙な点があった。
ゲームのアシュリーは、平民出身でありながら聖なる力を持つヒロインに嫉妬し、陰湿ないじめを繰り返す典型的な悪役令嬢のはずだった。しかし、流れ込んでくる記憶の中に、そんな場面はどこにもない。ヒロインの少女リリアの顔は知っている。王子が彼女に惹かれていることも知っている。けれど、彼女に何かをした記憶はすっぽりと抜け落ちていた。
代わりに、記憶の合間に全く異なる光景が閃光のように差し込んでくる。
視界を焼く爆炎。鉄と血の匂い。鳴り響く剣戟の音。耳をつんざく人々の絶叫。
『――化け物め!』
『五国の破壊者!』
『悪魔!紅姫!』
憎悪と恐怖に満ちた声が、頭の中で反響する。
これは、何だ。ゲームにこんな設定はなかったはずだ。アシュリーはただの我儘な公爵令嬢だったはず。戦場に出るようなキャラクターではなかった。
混乱は極限に達していた。
私のOLとしての三十数年の記憶と、アシュリーとしての十五年間の記憶。それらが混ざり合い、私の自我を揺さぶる。
私は誰だ?
日本の会社員か?それとも、この世界の悪役令嬢か?
いや、違う。
私は過労で死んだ。そして、このアシュリーという少女の身体に、魂だけが宿ってしまったのだ。
いわゆる、異世界転生。それも、最悪の結末が約束された悪役令嬢への憑依。
ゲームのシナリオ通りなら、アシュリーはこの後、王立学園の卒業パーティで王子から婚約破棄を突きつけられる。数々の悪事が糾弾され、最後は国外追放、あるいは良くて修道院送り。バッドエンドによっては、断頭台の露と消えるルートすらあった。
「……最悪だ」
喉から絞り出した声は、震えていた。
せっかく死んで、あの地獄から解放されたと思ったのに。今度は別の地獄が待っているなんて。
前世の記憶が蘇る。
毎日が仕事に追われていた。朝早く家を出て、帰るのは終電間際。休日も当たり前のように出勤し、心も体も擦り切れていく感覚だけがあった。
私が望んでいたものは何だっただろうか。
大きな夢なんてなかった。ただ、静かに暮らしたかった。誰にも邪魔されず、自分のペースで生きたかった。窓辺で日向ぼっこをしながら本を読んだり、庭で野菜を育てたり。そんな、ささやかで平穏な生活。
そうだ。私が欲しかったのは、スローライフだ。
その瞬間、私の頭の中で何かが繋がった。
悪役令嬢アシュリー。断罪イベント。婚約破棄。国外追放。
「……あれ?」
国外追放?
貴族の地位も、王子との婚約も、何もかも失って、辺境の地に追いやられる。それは、ゲームの中では紛れもない破滅エンドだった。
でも、今の私にとっては?
面倒な貴族社会のしがらみから解放される。政治や権力争いとも無縁になる。誰も私のことなど知らない土地で、静かに暮らせる。
「……それって、最高じゃない?」
思わず口元が緩む。
そうだ。これはチャンスだ。ピンチではなく、絶好のチャンスなのだ。
ゲームのシナリオ通りに断罪されればいい。王子に婚約破棄されればいい。大人しく罪を認め、追放処分を受け入れる。そうすれば、夢にまで見た平穏なスローライフが手に入るじゃないか。
俄然、やる気が湧いてきた。
よし、決めた。
私の目標は、完璧に悪役令嬢を演じきり、円満に追放されること。目指せ、辺境でのんびり自給自足生活だ。
そうと決まれば、まずは現状把握が最優先だ。
このアシュリーという少女について、もっと詳しく知る必要がある。特に、あの戦場の記憶は何なのか。気にはなるが、今は追放という目標に集中しよう。余計な面倒事はごめんだ。
そんなことを考えていると、コンコン、と控えめなノックの音が部屋に響いた。
「アシュリー様。失礼いたします」
落ち着いた女性の声と共に、侍女が一人、静かに入室してきた。彼女は私を見ると、恭しく頭を下げる。
「パーティのご準備が整いました。皆様、ホールでお待ちです」
パーティ。
その言葉で、私は全てを思い出した。
今日が何の日だったのか。
王立学園の卒業記念パーティ。
そして、王子エリオットがヒロイン・リリアを伴い、大勢の貴族たちの前で私、アシュリー・フォン・ヴァルハイトの罪を暴き、婚約の破棄を宣言する。
物語の始まりにして、悪役令嬢の終わりの始まり。
『断罪イベント』の、当日だった。
侍女は、私が黙り込んでいるのを不思議に思ったのだろう。心配そうに顔を覗き込んでくる。
「アシュリー様?いかがなさいましたか?」
私はゆっくりと顔を上げ、侍女に向かって微笑んだ。
それはきっと、鏡に映っていた絶世の美少女に相応しい、完璧な笑みだっただろう。
「いいえ、何でもないわ。さあ、行きましょうか」
私の未来を賭けた、最高の舞台へ。
深い海の底から光差す水面へ向かうようだ。それは緩やかで確実な覚醒だった。
最後に覚えていた光景は、会社のデスクに山と積まれた資料。そして蛍光灯の白い光。鳴り響く頭痛と朦朧とする意識の中、私は確かコーヒーを飲もうとしていた。
それが、私の最後の記憶。
多分、死んだのだろう。世に言う過労死というやつだ。三十代半ばにもなって、恋人もおらず友人も少ない。趣味は休日に一日中寝ること。そんな私の人生は、あまりにも呆気なく幕を閉じたらしい。
自嘲の笑みが漏れる。まあいいか。もうあの地獄のような日々に戻らなくていいのなら、それはそれで救いなのかもしれない。
そんなことを考えていると、不意に瞼の裏に光を感じた。
重い瞼をこじ開ける。
最初に視界に飛び込んできたのは、豪奢な刺繍が施された天蓋だった。柔らかな絹の布地が、優雅なドレープを描いている。
「……は?」
思わず声が出た。私の声ではない。澄み切った鈴を転がすような、少女の声だった。
混乱しながら、ゆっくりと身体を起こす。
着ているのは、繊細なレースで飾られたシルクのネグリジェ。肌触りが良すぎて落ち着かない。見渡せば、そこは私が知るどんな部屋よりも広く豪華な空間だった。
磨き上げられた床には毛足の長い絨毯が敷かれ、壁には美しい風景画が飾られている。窓の外からは柔らかな光が差し込み、部屋の隅々まで明るく照らしていた。アンティーク調の猫足の家具。銀食器の並ぶテーブル。ここは一体どこだ。私の六畳一間のアパートとは天と地ほどの差がある。
夢、だろうか。
そう思い、自分の頬をつねろうと手を持ち上げた。
そして、固まった。
視界に入った自分の手は、驚くほど白く細かった。指は長くしなやかで、爪は桜貝のように艶やかに磨かれている。働き詰めで荒れていた私の手とは似ても似つかない。
これは、私の身体じゃない。
心臓が嫌な音を立てて跳ねる。
恐る恐るベッドから降りた。足が絨毯に沈む感触が妙に生々しい。ふらつく足取りで、部屋の片隅に置かれた大きな姿見の前へ向かう。
そこに映っていた人物を見て、私は息を呑んだ。
鏡の中にいたのは、私ではなかった。
燃えるような、血のように鮮やかな赤い髪。腰まで届くその髪は、緩やかなウェーブを描いて滑らかに流れている。肌は透き通るように白く、陶器のようだ。そして何より印象的なのは、その瞳。溶かした黄金を流し込んだかのような、強い光を宿す金色の瞳。人形のように完璧に整った顔立ちは、神が気まぐれに作り出した最高傑作とでも言うべき美しさだった。
見覚えがあった。
この姿を、私は知っている。
アシュリー・フォン・ヴァルハイト。
私が前世でプレイしていた乙女ゲーム『クリスタル・ラビリンス』に登場する、悪役令嬢その人だった。
「嘘でしょ……」
呟いた声は、やはり可憐な少女のものだった。
その言葉が引き金になったかのように、頭の中に膨大な情報が濁流となって流れ込んできた。
痛い。頭が割れそうだ。
それは『アシュリー』として生きてきた十五年間の記憶だった。
ヴァルハイト公爵家の一人娘として生まれたこと。幼い頃から施された厳しい英才教育。王国の第一王子エリオットとの婚約。彼に相応しい妃となるための血の滲むような努力。
貴族としての立ち居振る舞い。複雑な人間関係。膨大な魔法の知識。宮廷儀礼の数々。それらがまるで元から自分のものだったかのように、脳に刻み込まれていく。
だが、その記憶には奇妙な点があった。
ゲームのアシュリーは、平民出身でありながら聖なる力を持つヒロインに嫉妬し、陰湿ないじめを繰り返す典型的な悪役令嬢のはずだった。しかし、流れ込んでくる記憶の中に、そんな場面はどこにもない。ヒロインの少女リリアの顔は知っている。王子が彼女に惹かれていることも知っている。けれど、彼女に何かをした記憶はすっぽりと抜け落ちていた。
代わりに、記憶の合間に全く異なる光景が閃光のように差し込んでくる。
視界を焼く爆炎。鉄と血の匂い。鳴り響く剣戟の音。耳をつんざく人々の絶叫。
『――化け物め!』
『五国の破壊者!』
『悪魔!紅姫!』
憎悪と恐怖に満ちた声が、頭の中で反響する。
これは、何だ。ゲームにこんな設定はなかったはずだ。アシュリーはただの我儘な公爵令嬢だったはず。戦場に出るようなキャラクターではなかった。
混乱は極限に達していた。
私のOLとしての三十数年の記憶と、アシュリーとしての十五年間の記憶。それらが混ざり合い、私の自我を揺さぶる。
私は誰だ?
日本の会社員か?それとも、この世界の悪役令嬢か?
いや、違う。
私は過労で死んだ。そして、このアシュリーという少女の身体に、魂だけが宿ってしまったのだ。
いわゆる、異世界転生。それも、最悪の結末が約束された悪役令嬢への憑依。
ゲームのシナリオ通りなら、アシュリーはこの後、王立学園の卒業パーティで王子から婚約破棄を突きつけられる。数々の悪事が糾弾され、最後は国外追放、あるいは良くて修道院送り。バッドエンドによっては、断頭台の露と消えるルートすらあった。
「……最悪だ」
喉から絞り出した声は、震えていた。
せっかく死んで、あの地獄から解放されたと思ったのに。今度は別の地獄が待っているなんて。
前世の記憶が蘇る。
毎日が仕事に追われていた。朝早く家を出て、帰るのは終電間際。休日も当たり前のように出勤し、心も体も擦り切れていく感覚だけがあった。
私が望んでいたものは何だっただろうか。
大きな夢なんてなかった。ただ、静かに暮らしたかった。誰にも邪魔されず、自分のペースで生きたかった。窓辺で日向ぼっこをしながら本を読んだり、庭で野菜を育てたり。そんな、ささやかで平穏な生活。
そうだ。私が欲しかったのは、スローライフだ。
その瞬間、私の頭の中で何かが繋がった。
悪役令嬢アシュリー。断罪イベント。婚約破棄。国外追放。
「……あれ?」
国外追放?
貴族の地位も、王子との婚約も、何もかも失って、辺境の地に追いやられる。それは、ゲームの中では紛れもない破滅エンドだった。
でも、今の私にとっては?
面倒な貴族社会のしがらみから解放される。政治や権力争いとも無縁になる。誰も私のことなど知らない土地で、静かに暮らせる。
「……それって、最高じゃない?」
思わず口元が緩む。
そうだ。これはチャンスだ。ピンチではなく、絶好のチャンスなのだ。
ゲームのシナリオ通りに断罪されればいい。王子に婚約破棄されればいい。大人しく罪を認め、追放処分を受け入れる。そうすれば、夢にまで見た平穏なスローライフが手に入るじゃないか。
俄然、やる気が湧いてきた。
よし、決めた。
私の目標は、完璧に悪役令嬢を演じきり、円満に追放されること。目指せ、辺境でのんびり自給自足生活だ。
そうと決まれば、まずは現状把握が最優先だ。
このアシュリーという少女について、もっと詳しく知る必要がある。特に、あの戦場の記憶は何なのか。気にはなるが、今は追放という目標に集中しよう。余計な面倒事はごめんだ。
そんなことを考えていると、コンコン、と控えめなノックの音が部屋に響いた。
「アシュリー様。失礼いたします」
落ち着いた女性の声と共に、侍女が一人、静かに入室してきた。彼女は私を見ると、恭しく頭を下げる。
「パーティのご準備が整いました。皆様、ホールでお待ちです」
パーティ。
その言葉で、私は全てを思い出した。
今日が何の日だったのか。
王立学園の卒業記念パーティ。
そして、王子エリオットがヒロイン・リリアを伴い、大勢の貴族たちの前で私、アシュリー・フォン・ヴァルハイトの罪を暴き、婚約の破棄を宣言する。
物語の始まりにして、悪役令嬢の終わりの始まり。
『断罪イベント』の、当日だった。
侍女は、私が黙り込んでいるのを不思議に思ったのだろう。心配そうに顔を覗き込んでくる。
「アシュリー様?いかがなさいましたか?」
私はゆっくりと顔を上げ、侍女に向かって微笑んだ。
それはきっと、鏡に映っていた絶世の美少女に相応しい、完璧な笑みだっただろう。
「いいえ、何でもないわ。さあ、行きましょうか」
私の未来を賭けた、最高の舞台へ。
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