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第4話 断罪の始まり
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静寂が支配する大ホール。
その中心に立つ王子エリオットが、ゆっくりと口を開いた。彼の声は魔道具によって増幅され、ホールの隅々まで響き渡る。
「ここに集いし、アストライア王国が誇る貴顕紳士淑女の皆様方。そして、輝かしい未来へと旅立つ卒業生の諸君。この喜ばしき日に、このような話をすることは誠に遺憾である」
芝居がかった前置きだ。私は内心でため息をついた。早く本題に入ってほしい。私のスローライフが懸かっているのだ。
エリオットは一度言葉を切り、鋭い視線を私に向けた。その瞳には、軽蔑と純粋な怒りが燃え盛っている。
「しかし、私は王国の第一王子として、そして一人の人間として、不正と悪徳を看過することはできない。真実を明らかにし、正義を執行する義務がある!」
彼の言葉に、会場がざわめき始める。貴族たちは何が始まるのかと、期待と不安の入り混じった表情で壇上を見つめていた。
そして、ついにその時が来た。
エリオットは私を真っ直ぐに指差し、雷鳴のような声で叫んだ。
「アシュリー・フォン・ヴァルハイト! 君の罪を、今この場で断罪する!」
来た!
心の中で、私は盛大なガッツポーズを決めた。待ってました。最高の開幕宣言だ。
会場のどよめきが一層大きくなる。誰もが驚きを隠せない様子で、私と王子を交互に見ている。まさか、この国の二大権力である王家と公爵家の人間が、公の場で対立するなどと夢にも思わなかったのだろう。
だが、そんな周囲の動揺など、今の私にはどうでもよかった。
(いいぞ、エリオット王子! もっとやれ!)
私は彼の糾弾を全力で応援していた。罪状は多ければ多いほどいい。そうすれば、誰も私を庇うことはできなくなり、追放は確実なものとなる。
エリオットは傍らに立つリリアの肩を優しく抱き、庇護するようにしながら続けた。
「君が、心優しきリリア嬢に対して、これまで行ってきた数々の卑劣な行い! 我々は全て把握している!」
まず来たのは、ヒロインへの嫌がらせという定番の罪状だ。
「リリア嬢の教科書を破り捨て、ドレスを汚し、挙句の果てには階段から突き落とそうとまでした! 平民出身である彼女への嫉妬に狂った、許されざる蛮行だ!」
なるほど。ゲームのシナリオ通りだ。
もちろん、私にそんな記憶はない。憑依前の『アシュリー』の記憶を探っても、そんなことをした形跡はどこにもなかった。おそらく、これらは全てリリアを聖女として担ぎ上げたい者たちによる捏造か、あるいは何かの勘違いなのだろう。
だが、そんなことはどうでもいい。
私は今、悪役令嬢アシュリーなのだ。事実かどうかは関係ない。罪を着せられることに意味がある。
私は黙って、エリオットの言葉を聞いていた。
反論しない。言い訳もしない。ただ、静かに彼の言葉を受け止める。
計画通りに進む展開に、私の心は喜びで満たされていた。スローライフが、一歩、また一歩と近づいてくる。
その満足感が、無意識のうちに私の表情に表れてしまったらしい。
口元が、わずかに吊り上がっていた。
それは、全てを計画通りに進める黒幕が浮かべるような、冷たく傲慢な笑みに見えただろう。
「……何がおかしい」
エリオットが、低い声で呟いた。
彼の額に青筋が浮かんでいる。私の態度が、彼の神経を逆撫でしたようだ。
「自分の罪を突きつけられて、なお笑うか! どれだけ人を愚弄すれば気が済むのだ、アシュリー!」
彼の怒声に、会場の貴族たちが息を呑む。
『なんと……反省の色が全くない』
『恐ろしい方だ。あれほどの罪を指摘されても、平然としておられる』
『あれは、我々全てを嘲笑っておられるのだ……』
聞こえてくる囁き声に、私は内心で頷いた。
(そうそう、その調子。もっと私を恐れて、もっと私を嫌ってくれ)
私の計画は順調だ。悪役令嬢としての評価は、うなぎ登りだろう。
すると、エリオットの隣にいたリリアが、おずおずと一歩前に出た。
「王子様、もうおやめくださいまし。アシュリー様も、きっと何か深いお考えがあってのことですわ。私こそ、至らぬばかりにアシュリー様のお心を乱してしまいました……」
潤んだ瞳で、彼女は私を見つめる。
出た。ヒロインの聖女ムーブ。
一見すると私を庇っているようだが、その実、「アシュリーが私に何かをした」という事実を肯定し、その上で「でも私は彼女を許します」という慈悲深さをアピールする高等技術だ。これで周囲の同情は完全に彼女に集まり、私はより一層、性根の腐った悪女という印象を植え付けられることになる。
(余計なことを……いや、ナイスアシストだ、ヒロイン!)
私はリリアの完璧な援護射撃に、心の中で喝采を送った。
彼女の「慈悲」は、エリオットの怒りの炎にさらに油を注ぐ結果となった。
「リリア嬢、君は優しすぎる! だが、その優しさに付け込む悪意を、私は決して許さない!」
エリオットはさらに声を張り上げた。
「君の罪はそれだけではない! ヴァルハイト公爵家の権力を笠に着て、学園の生徒たちに理不尽な要求を繰り返し、逆らう者には陰湿な圧力をかけてきたことも分かっている!」
彼は壇上から降り、生徒たちの中にいた数人を指名した。
「さあ、証言するがいい! 君たちがアシュリー・フォン・ヴァルハイトから受けた、屈辱の数々を!」
名指しされた生徒たちは、子鹿のように震えながら前に出てきた。彼らは私の顔を恐怖に引きつらせながら見つめ、どもりながら証言を始める。
「わ、私は……アシュリー様に、家柄が低いと罵られました……」
「ぼ、僕は……レポートを、全て奪われました……」
「アシュリー様が廊下を通る時は、跪いて道を開けなければなりませんでした……」
次々と語られる私の「悪行」。
私には全く身に覚えのないことばかりだ。おそらく、彼らは王子やその取り巻きに脅され、偽りの証言をさせられているのだろう。可哀想に。
私は同情の念を込めて、彼らをじっと見つめた。
(大丈夫だ。君たちの気持ちは分かっている。辛かっただろう。だが、この茶番が終われば全て解放される。だから、もう少しだけ頑張ってくれ)
そんな励ましの視線を送ったつもりだった。
しかし、レベル100の覇気を纏った私の視線は、彼らにとっては死の宣告にも等しい恐怖だったようだ。
「ひぃっ!」
証言していた生徒の一人が、短い悲鳴を上げてその場にへたり込んだ。他の者たちも顔面蒼白になり、がたがたと震えが止まらなくなっている。
「黙れ、ということか! 証言者たちを脅すとは、どこまで卑劣なのだ!」
エリオットが激昂し、私の前に立ちはだかった。
違う。私はただ応援していただけだ。
しかし、ここで反論するのは悪手だ。私は悪役令嬢。黙秘は肯定と見なされる。それでいい。
エリオTットは、私の沈黙を罪を認めたものと判断したのだろう。彼は満足げに頷き、最後の宣告を下すために、再び壇上へと戻った。
彼の顔には、正義を成し遂げる者だけが持つ、高揚した表情が浮かんでいた。
彼は大きく息を吸い込み、その瞬間を待ちわびていたかのように、高らかに宣言した。
「アシュリー・フォン・ヴァルハイト! 君のような悪女を、未来の国母として迎えることは断じてできん!」
会場の全ての人間が、固唾を呑んで彼の次の言葉を待つ。
私は期待に胸を膨らませ、その瞬間を待った。
さあ、言ってくれ。
私の新しい人生の始まりを告げる、その言葉を。
「よって、私、エリオット・アストライアは! このアストライア王国と、神の名において! 君との婚約を、ただ今この時を以て、破棄するッ!」
その言葉が、大ホールに木霊した。
来た。
ついに来た。
私の心の中で、ファンファーレが鳴り響いた。歓喜の歌が湧き上がり、全身が打ち震える。
ありがとう、エリオット王子。
ありがとう、ヒロイン。
ありがとう、偽りの証言をしてくれたモブ生徒たち。
君たちのおかげで、私の夢が、今、叶う。
「―――ふっ」
歓喜のあまり、私の口から吐息にも似た笑いが漏れた。
それは、長年の苦しみから解放された者の、心からの安堵の音だった。
しかし、静まり返ったホールにおいて、その小さな笑い声は異様なまでに大きく響いた。
婚約を破棄され、全ての罪を暴かれ、社会的に抹殺されようとしている絶体絶命の状況で、悪役令嬢は。
不敵に、美しく、そしてどこか楽しげに、笑った。
その光景が、壇上の王子や、ホールにいる全ての人間の目に、どれほど異常で、どれほど恐ろしく映ったのか。
歓喜に浸る私は、まだ知る由もなかった。
その中心に立つ王子エリオットが、ゆっくりと口を開いた。彼の声は魔道具によって増幅され、ホールの隅々まで響き渡る。
「ここに集いし、アストライア王国が誇る貴顕紳士淑女の皆様方。そして、輝かしい未来へと旅立つ卒業生の諸君。この喜ばしき日に、このような話をすることは誠に遺憾である」
芝居がかった前置きだ。私は内心でため息をついた。早く本題に入ってほしい。私のスローライフが懸かっているのだ。
エリオットは一度言葉を切り、鋭い視線を私に向けた。その瞳には、軽蔑と純粋な怒りが燃え盛っている。
「しかし、私は王国の第一王子として、そして一人の人間として、不正と悪徳を看過することはできない。真実を明らかにし、正義を執行する義務がある!」
彼の言葉に、会場がざわめき始める。貴族たちは何が始まるのかと、期待と不安の入り混じった表情で壇上を見つめていた。
そして、ついにその時が来た。
エリオットは私を真っ直ぐに指差し、雷鳴のような声で叫んだ。
「アシュリー・フォン・ヴァルハイト! 君の罪を、今この場で断罪する!」
来た!
心の中で、私は盛大なガッツポーズを決めた。待ってました。最高の開幕宣言だ。
会場のどよめきが一層大きくなる。誰もが驚きを隠せない様子で、私と王子を交互に見ている。まさか、この国の二大権力である王家と公爵家の人間が、公の場で対立するなどと夢にも思わなかったのだろう。
だが、そんな周囲の動揺など、今の私にはどうでもよかった。
(いいぞ、エリオット王子! もっとやれ!)
私は彼の糾弾を全力で応援していた。罪状は多ければ多いほどいい。そうすれば、誰も私を庇うことはできなくなり、追放は確実なものとなる。
エリオットは傍らに立つリリアの肩を優しく抱き、庇護するようにしながら続けた。
「君が、心優しきリリア嬢に対して、これまで行ってきた数々の卑劣な行い! 我々は全て把握している!」
まず来たのは、ヒロインへの嫌がらせという定番の罪状だ。
「リリア嬢の教科書を破り捨て、ドレスを汚し、挙句の果てには階段から突き落とそうとまでした! 平民出身である彼女への嫉妬に狂った、許されざる蛮行だ!」
なるほど。ゲームのシナリオ通りだ。
もちろん、私にそんな記憶はない。憑依前の『アシュリー』の記憶を探っても、そんなことをした形跡はどこにもなかった。おそらく、これらは全てリリアを聖女として担ぎ上げたい者たちによる捏造か、あるいは何かの勘違いなのだろう。
だが、そんなことはどうでもいい。
私は今、悪役令嬢アシュリーなのだ。事実かどうかは関係ない。罪を着せられることに意味がある。
私は黙って、エリオットの言葉を聞いていた。
反論しない。言い訳もしない。ただ、静かに彼の言葉を受け止める。
計画通りに進む展開に、私の心は喜びで満たされていた。スローライフが、一歩、また一歩と近づいてくる。
その満足感が、無意識のうちに私の表情に表れてしまったらしい。
口元が、わずかに吊り上がっていた。
それは、全てを計画通りに進める黒幕が浮かべるような、冷たく傲慢な笑みに見えただろう。
「……何がおかしい」
エリオットが、低い声で呟いた。
彼の額に青筋が浮かんでいる。私の態度が、彼の神経を逆撫でしたようだ。
「自分の罪を突きつけられて、なお笑うか! どれだけ人を愚弄すれば気が済むのだ、アシュリー!」
彼の怒声に、会場の貴族たちが息を呑む。
『なんと……反省の色が全くない』
『恐ろしい方だ。あれほどの罪を指摘されても、平然としておられる』
『あれは、我々全てを嘲笑っておられるのだ……』
聞こえてくる囁き声に、私は内心で頷いた。
(そうそう、その調子。もっと私を恐れて、もっと私を嫌ってくれ)
私の計画は順調だ。悪役令嬢としての評価は、うなぎ登りだろう。
すると、エリオットの隣にいたリリアが、おずおずと一歩前に出た。
「王子様、もうおやめくださいまし。アシュリー様も、きっと何か深いお考えがあってのことですわ。私こそ、至らぬばかりにアシュリー様のお心を乱してしまいました……」
潤んだ瞳で、彼女は私を見つめる。
出た。ヒロインの聖女ムーブ。
一見すると私を庇っているようだが、その実、「アシュリーが私に何かをした」という事実を肯定し、その上で「でも私は彼女を許します」という慈悲深さをアピールする高等技術だ。これで周囲の同情は完全に彼女に集まり、私はより一層、性根の腐った悪女という印象を植え付けられることになる。
(余計なことを……いや、ナイスアシストだ、ヒロイン!)
私はリリアの完璧な援護射撃に、心の中で喝采を送った。
彼女の「慈悲」は、エリオットの怒りの炎にさらに油を注ぐ結果となった。
「リリア嬢、君は優しすぎる! だが、その優しさに付け込む悪意を、私は決して許さない!」
エリオットはさらに声を張り上げた。
「君の罪はそれだけではない! ヴァルハイト公爵家の権力を笠に着て、学園の生徒たちに理不尽な要求を繰り返し、逆らう者には陰湿な圧力をかけてきたことも分かっている!」
彼は壇上から降り、生徒たちの中にいた数人を指名した。
「さあ、証言するがいい! 君たちがアシュリー・フォン・ヴァルハイトから受けた、屈辱の数々を!」
名指しされた生徒たちは、子鹿のように震えながら前に出てきた。彼らは私の顔を恐怖に引きつらせながら見つめ、どもりながら証言を始める。
「わ、私は……アシュリー様に、家柄が低いと罵られました……」
「ぼ、僕は……レポートを、全て奪われました……」
「アシュリー様が廊下を通る時は、跪いて道を開けなければなりませんでした……」
次々と語られる私の「悪行」。
私には全く身に覚えのないことばかりだ。おそらく、彼らは王子やその取り巻きに脅され、偽りの証言をさせられているのだろう。可哀想に。
私は同情の念を込めて、彼らをじっと見つめた。
(大丈夫だ。君たちの気持ちは分かっている。辛かっただろう。だが、この茶番が終われば全て解放される。だから、もう少しだけ頑張ってくれ)
そんな励ましの視線を送ったつもりだった。
しかし、レベル100の覇気を纏った私の視線は、彼らにとっては死の宣告にも等しい恐怖だったようだ。
「ひぃっ!」
証言していた生徒の一人が、短い悲鳴を上げてその場にへたり込んだ。他の者たちも顔面蒼白になり、がたがたと震えが止まらなくなっている。
「黙れ、ということか! 証言者たちを脅すとは、どこまで卑劣なのだ!」
エリオットが激昂し、私の前に立ちはだかった。
違う。私はただ応援していただけだ。
しかし、ここで反論するのは悪手だ。私は悪役令嬢。黙秘は肯定と見なされる。それでいい。
エリオTットは、私の沈黙を罪を認めたものと判断したのだろう。彼は満足げに頷き、最後の宣告を下すために、再び壇上へと戻った。
彼の顔には、正義を成し遂げる者だけが持つ、高揚した表情が浮かんでいた。
彼は大きく息を吸い込み、その瞬間を待ちわびていたかのように、高らかに宣言した。
「アシュリー・フォン・ヴァルハイト! 君のような悪女を、未来の国母として迎えることは断じてできん!」
会場の全ての人間が、固唾を呑んで彼の次の言葉を待つ。
私は期待に胸を膨らませ、その瞬間を待った。
さあ、言ってくれ。
私の新しい人生の始まりを告げる、その言葉を。
「よって、私、エリオット・アストライアは! このアストライア王国と、神の名において! 君との婚約を、ただ今この時を以て、破棄するッ!」
その言葉が、大ホールに木霊した。
来た。
ついに来た。
私の心の中で、ファンファーレが鳴り響いた。歓喜の歌が湧き上がり、全身が打ち震える。
ありがとう、エリオット王子。
ありがとう、ヒロイン。
ありがとう、偽りの証言をしてくれたモブ生徒たち。
君たちのおかげで、私の夢が、今、叶う。
「―――ふっ」
歓喜のあまり、私の口から吐息にも似た笑いが漏れた。
それは、長年の苦しみから解放された者の、心からの安堵の音だった。
しかし、静まり返ったホールにおいて、その小さな笑い声は異様なまでに大きく響いた。
婚約を破棄され、全ての罪を暴かれ、社会的に抹殺されようとしている絶体絶命の状況で、悪役令嬢は。
不敵に、美しく、そしてどこか楽しげに、笑った。
その光景が、壇上の王子や、ホールにいる全ての人間の目に、どれほど異常で、どれほど恐ろしく映ったのか。
歓喜に浸る私は、まだ知る由もなかった。
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