52 / 100
第52話 隠し部屋
しおりを挟む
空っぽの本棚の奥に現れた暗い通路。
私は子供の頃に戻ったような高揚感を覚えながら、その中へと足を踏み入れた。
通路は驚くほど綺麗だった。床には埃一つなく、ひんやりとした石の感触が足の裏に伝わってくる。壁には一定間隔で魔石が埋め込まれているらしく、淡い青白い光を放って足元をぼんやりと照らしていた。
通路は長くはなかった。十数歩も進むと、その先は小さな部屋に行き着いた。
そこは、先ほどの奇妙な書斎とは打って変わって、生活感に満ちた空間だった。
広さは私の今の寝室の半分ほど。
壁際には小さなベッドと、簡素な衣類が収められたクローゼット。部屋の隅には、魔法で水を生み出すための小さな水盤まで設えられている。
そして、部屋の中央には先ほどの書斎にあったものとよく似た、しかし一回り小ぶりな黒檀の机と椅子が置かれていた。
机の上にはインク瓶と数本の羽ペン。そして、一冊の革で装丁された分厚い本が開かれたまま置かれている。
まるで、持ち主がついさっきまでここで何かを書き記していて、少しだけ席を外しているかのようだ。
だが、この部屋の空気は長い間誰も立ち入っていないことを示していた。
「……誰かの、秘密の部屋?」
私は部屋全体を見渡した。
壁には数枚の羊皮紙が貼られている。
一つは、この大陸全体の地図。しかし、よく見ると国境線や都市の位置が私が知っている現在のものとは微妙に異なっていた。そして、地図の上には赤いインクでいくつかの×印がつけられている。
それは私が憑依前に『アシュリー』が滅ぼしたとされる、五カ国の位置と正確に一致していた。
もう一枚は複雑な魔法陣の図解。見たこともない古代ルーン文字がびっしりと書き込まれており、その中央には『世界再構築』という、とんでもない単語が記されている。
そして、最後の一枚は一人の少女のデッサン画だった。
亜麻色の髪に大きな瞳。その顔は紛れもなく聖女リリア・スチュワートのものだった。しかし、その絵の中の彼女は慈愛に満ちた聖女の微笑みではなく、どこか虚ろで悲しげな表情を浮かべていた。
「……一体、どういうこと?」
謎は深まるばかりだった。
この部屋の主は一体誰なのか。そして、何をしようとしていたのか。
私の視線は自然と、机の上に置かれた唯一の手がかりへと引き寄せられた。
開かれたままの、革張りの分厚い本。
それは日記帳のようだった。
私はおそるおそるその机に近づき、椅子に腰を下ろした。
そして、日記に記された文字をゆっくりと目で追い始めた。
そこに書かれていたのは、流麗で力強い美しい筆跡。
私が毎日鏡で目にしている、自分自身の筆跡と寸分違わぬものだった。
『○月×日。今日、私は十五歳の誕生日を迎えた。そして、同時に思い出した。私が何者であるかを』
その最初の一文を読んだ瞬間、私の背筋をぞくりとした悪寒が駆け抜けた。
心臓が嫌な音を立てて跳ねる。
日記は続いていた。
『私の名前はアシュリー・フォン・ヴァルハイト。そして、もう一つの名前は███。かつて日本という国で生きていた、ただの人間。この世界が、私が前世でプレイしていた『クリスタル・ラビリンス』という乙女ゲームの世界であることを、今日、思い出した』
「……え」
声が漏れた。
嘘だ。
ありえない。
この日記を書いた人物は私と同じ、日本からの転生者?
いや、違う。
この筆跡は紛れもなく『アシュリー』のものだ。
つまり、私がこの身体に憑依する前に元々この身体の主だった『アシュリー』もまた、私と同じように前世の記憶を持つ転生者だったということになる。
頭が混乱で真っ白になる。
私は震える指でページをめくった。
そこには私の想像を絶する衝撃的な真実が、淡々とした筆致で綴られていた。
『この世界は呪われている。聖女の力が完全に覚醒し、その奇跡が世界を癒やす時、その代償として世界の理を歪める『古の災厄』が復活する。そして、世界は滅びる。それが、このゲームの誰にも知られていない真のエンディング』
『私はこれまで何度もこの絶望を繰り返してきた。これは私の七回目の人生だ。何度、聖女を助け王子と結ばれても、その先にあるのは世界の滅びだけだった。何度、ルートを変え選択肢を変えても、その結末だけは決して変わらなかった』
ループ。
この世界は何度も滅びを繰り返している?
そして、この『本物』のアシュリーは七回もその絶望を体験してきた?
私の思考はもはや追いつかなかった。
『六回目の人生で私はついに真実にたどり着いた。災厄の復活には膨大な魔力が必要となる。そのエネルギー源は大陸に点在する五つの国の聖地に、古来より蓄積されてきた大地のマナ。聖女の覚醒は、その聖地の封印を解きマナを解放するための引き金に過ぎない』
『ならば、答えは一つ。災厄が復活する前に、そのエネルギー源を全て破壊すればいい』
そのページを読んだ瞬間、私は息を呑んだ。
地図に記されていた五つの×印。
五国の破壊者。
虐殺の紅姫。
私に与えられていた、あの物騒な称号の本当の意味。
それは嫉妬や憎悪による無秩序な破壊ではなかった。
世界を救うための。
たった一人で世界中から憎まれる『悪役』を演じることで、このループする絶望を断ち切ろうとした彼女の悲壮な決意の証だったのだ。
『私の力はループを繰り返すたびに、前の人生の記憶と力を引き継ぎ強大になっていった。今の私なら国の一つや二つ、消し飛ばすことなど造作もない。だが、私の心はもうとっくに限界だった。誰も私の真意を理解してくれない。父も母も、かつて愛した王子も、皆が私を悪魔と呼び恐れる。この孤独は魂を蝕む毒だ』
『そして、私は気づいてしまった。たとえ五カ国の聖地を全て破壊したとしても、災厄の本体を完全に滅ぼすことは私の力だけでは不可能だということに。私の役割はあくまで時間稼ぎに過ぎない。このループを本当の意味で断ち切るには、この世界の理の外側から来た予測不能な『イレギュラー』の存在が必要なのだ』
日記の最後のページ。
そこにはインクが滲み、まるで涙の跡のような染みが残っていた。
『もし、この日記を誰かが読んでいるのなら。
それは私の七回目の人生が志半ばで尽きたということ。
そして、あなたこそが私が待ち望んだ、この呪われた運命の外から来た『イレギュラー』。
あなたこそが、この世界を救う最後の希望。
お願い。
私の代わりに、この、あまりにも美しくて残酷な世界を救って』
その言葉を最後に日記は途切れていた。
部屋は静寂に包まれていた。
私は開かれたページから目を離すことができなかった。
私の脳裏に、断片的に見たあの戦場の記憶が蘇る。
憎悪と恐怖に満ちた声。
『―――化け物め!』
『悪魔!紅姫!』
その罵声を彼女はたった一人で全て受け止めていたのだ。
世界を救うという、あまりにも重すぎる使命のために。
その孤独な戦いの果てに彼女の心は折れ、そしてその魂は消滅してしまったのだろうか。
そして、空っぽになったその身体に偶然、過労死した私の魂が滑り込んできた。
そういうこと、なのだろうか。
「……冗談じゃないわよ」
私の口から乾いた声が漏れた。
最後の希望?世界を救え?
そんな壮大で面倒くさい話。
私がやるわけないじゃない。
私はそっと日記を閉じた。
そして、それを元の場所―――机の上の、うっすらとした跡の上に寸分違わず置き直した。
この部屋のことは忘れよう。
この日記のことも忘れよう。
私はこの世界の真実も、ループも、災厄も何も知らない。
私はただ、ここで静かにスローライフを送りたいだけなのだ。
私は誰にも見られていないことを確認すると、そっと椅子から立ち上がった。
そして、この秘密の部屋から静かに、しかし一目散に逃げ出した。
まるで、とてつもなく重い呪いのバトンを無理やり押し付けられたかのような嫌な気分だった。
私は子供の頃に戻ったような高揚感を覚えながら、その中へと足を踏み入れた。
通路は驚くほど綺麗だった。床には埃一つなく、ひんやりとした石の感触が足の裏に伝わってくる。壁には一定間隔で魔石が埋め込まれているらしく、淡い青白い光を放って足元をぼんやりと照らしていた。
通路は長くはなかった。十数歩も進むと、その先は小さな部屋に行き着いた。
そこは、先ほどの奇妙な書斎とは打って変わって、生活感に満ちた空間だった。
広さは私の今の寝室の半分ほど。
壁際には小さなベッドと、簡素な衣類が収められたクローゼット。部屋の隅には、魔法で水を生み出すための小さな水盤まで設えられている。
そして、部屋の中央には先ほどの書斎にあったものとよく似た、しかし一回り小ぶりな黒檀の机と椅子が置かれていた。
机の上にはインク瓶と数本の羽ペン。そして、一冊の革で装丁された分厚い本が開かれたまま置かれている。
まるで、持ち主がついさっきまでここで何かを書き記していて、少しだけ席を外しているかのようだ。
だが、この部屋の空気は長い間誰も立ち入っていないことを示していた。
「……誰かの、秘密の部屋?」
私は部屋全体を見渡した。
壁には数枚の羊皮紙が貼られている。
一つは、この大陸全体の地図。しかし、よく見ると国境線や都市の位置が私が知っている現在のものとは微妙に異なっていた。そして、地図の上には赤いインクでいくつかの×印がつけられている。
それは私が憑依前に『アシュリー』が滅ぼしたとされる、五カ国の位置と正確に一致していた。
もう一枚は複雑な魔法陣の図解。見たこともない古代ルーン文字がびっしりと書き込まれており、その中央には『世界再構築』という、とんでもない単語が記されている。
そして、最後の一枚は一人の少女のデッサン画だった。
亜麻色の髪に大きな瞳。その顔は紛れもなく聖女リリア・スチュワートのものだった。しかし、その絵の中の彼女は慈愛に満ちた聖女の微笑みではなく、どこか虚ろで悲しげな表情を浮かべていた。
「……一体、どういうこと?」
謎は深まるばかりだった。
この部屋の主は一体誰なのか。そして、何をしようとしていたのか。
私の視線は自然と、机の上に置かれた唯一の手がかりへと引き寄せられた。
開かれたままの、革張りの分厚い本。
それは日記帳のようだった。
私はおそるおそるその机に近づき、椅子に腰を下ろした。
そして、日記に記された文字をゆっくりと目で追い始めた。
そこに書かれていたのは、流麗で力強い美しい筆跡。
私が毎日鏡で目にしている、自分自身の筆跡と寸分違わぬものだった。
『○月×日。今日、私は十五歳の誕生日を迎えた。そして、同時に思い出した。私が何者であるかを』
その最初の一文を読んだ瞬間、私の背筋をぞくりとした悪寒が駆け抜けた。
心臓が嫌な音を立てて跳ねる。
日記は続いていた。
『私の名前はアシュリー・フォン・ヴァルハイト。そして、もう一つの名前は███。かつて日本という国で生きていた、ただの人間。この世界が、私が前世でプレイしていた『クリスタル・ラビリンス』という乙女ゲームの世界であることを、今日、思い出した』
「……え」
声が漏れた。
嘘だ。
ありえない。
この日記を書いた人物は私と同じ、日本からの転生者?
いや、違う。
この筆跡は紛れもなく『アシュリー』のものだ。
つまり、私がこの身体に憑依する前に元々この身体の主だった『アシュリー』もまた、私と同じように前世の記憶を持つ転生者だったということになる。
頭が混乱で真っ白になる。
私は震える指でページをめくった。
そこには私の想像を絶する衝撃的な真実が、淡々とした筆致で綴られていた。
『この世界は呪われている。聖女の力が完全に覚醒し、その奇跡が世界を癒やす時、その代償として世界の理を歪める『古の災厄』が復活する。そして、世界は滅びる。それが、このゲームの誰にも知られていない真のエンディング』
『私はこれまで何度もこの絶望を繰り返してきた。これは私の七回目の人生だ。何度、聖女を助け王子と結ばれても、その先にあるのは世界の滅びだけだった。何度、ルートを変え選択肢を変えても、その結末だけは決して変わらなかった』
ループ。
この世界は何度も滅びを繰り返している?
そして、この『本物』のアシュリーは七回もその絶望を体験してきた?
私の思考はもはや追いつかなかった。
『六回目の人生で私はついに真実にたどり着いた。災厄の復活には膨大な魔力が必要となる。そのエネルギー源は大陸に点在する五つの国の聖地に、古来より蓄積されてきた大地のマナ。聖女の覚醒は、その聖地の封印を解きマナを解放するための引き金に過ぎない』
『ならば、答えは一つ。災厄が復活する前に、そのエネルギー源を全て破壊すればいい』
そのページを読んだ瞬間、私は息を呑んだ。
地図に記されていた五つの×印。
五国の破壊者。
虐殺の紅姫。
私に与えられていた、あの物騒な称号の本当の意味。
それは嫉妬や憎悪による無秩序な破壊ではなかった。
世界を救うための。
たった一人で世界中から憎まれる『悪役』を演じることで、このループする絶望を断ち切ろうとした彼女の悲壮な決意の証だったのだ。
『私の力はループを繰り返すたびに、前の人生の記憶と力を引き継ぎ強大になっていった。今の私なら国の一つや二つ、消し飛ばすことなど造作もない。だが、私の心はもうとっくに限界だった。誰も私の真意を理解してくれない。父も母も、かつて愛した王子も、皆が私を悪魔と呼び恐れる。この孤独は魂を蝕む毒だ』
『そして、私は気づいてしまった。たとえ五カ国の聖地を全て破壊したとしても、災厄の本体を完全に滅ぼすことは私の力だけでは不可能だということに。私の役割はあくまで時間稼ぎに過ぎない。このループを本当の意味で断ち切るには、この世界の理の外側から来た予測不能な『イレギュラー』の存在が必要なのだ』
日記の最後のページ。
そこにはインクが滲み、まるで涙の跡のような染みが残っていた。
『もし、この日記を誰かが読んでいるのなら。
それは私の七回目の人生が志半ばで尽きたということ。
そして、あなたこそが私が待ち望んだ、この呪われた運命の外から来た『イレギュラー』。
あなたこそが、この世界を救う最後の希望。
お願い。
私の代わりに、この、あまりにも美しくて残酷な世界を救って』
その言葉を最後に日記は途切れていた。
部屋は静寂に包まれていた。
私は開かれたページから目を離すことができなかった。
私の脳裏に、断片的に見たあの戦場の記憶が蘇る。
憎悪と恐怖に満ちた声。
『―――化け物め!』
『悪魔!紅姫!』
その罵声を彼女はたった一人で全て受け止めていたのだ。
世界を救うという、あまりにも重すぎる使命のために。
その孤独な戦いの果てに彼女の心は折れ、そしてその魂は消滅してしまったのだろうか。
そして、空っぽになったその身体に偶然、過労死した私の魂が滑り込んできた。
そういうこと、なのだろうか。
「……冗談じゃないわよ」
私の口から乾いた声が漏れた。
最後の希望?世界を救え?
そんな壮大で面倒くさい話。
私がやるわけないじゃない。
私はそっと日記を閉じた。
そして、それを元の場所―――机の上の、うっすらとした跡の上に寸分違わず置き直した。
この部屋のことは忘れよう。
この日記のことも忘れよう。
私はこの世界の真実も、ループも、災厄も何も知らない。
私はただ、ここで静かにスローライフを送りたいだけなのだ。
私は誰にも見られていないことを確認すると、そっと椅子から立ち上がった。
そして、この秘密の部屋から静かに、しかし一目散に逃げ出した。
まるで、とてつもなく重い呪いのバトンを無理やり押し付けられたかのような嫌な気分だった。
215
あなたにおすすめの小説
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
わがままな婚約者はお嫌いらしいので婚約解消を提案してあげたのに、反応が思っていたのと違うんですが
水谷繭
恋愛
公爵令嬢のリリアーヌは、婚約者のジェラール王子を追いかけてはいつも冷たくあしらわれていた。
王子の態度に落ち込んだリリアーヌが公園を散策していると、転んで頭を打ってしまう。
数日間寝込むはめになったリリアーヌ。眠っている間に前世の記憶が流れ込み、リリアーヌは今自分がいるのは前世で読んでいたWeb漫画の世界だったことに気づく。
記憶を思い出してみると冷静になり、あれだけ執着していた王子をどうしてそこまで好きだったのかわからなくなる。
リリアーヌは王子と婚約解消して、新しい人生を歩むことを決意するが……
◆表紙はGirly Drop様からお借りしました
◇小説家になろうにも掲載しています
修道女エンドの悪役令嬢が実は聖女だったわけですが今更助けてなんて言わないですよね
星井ゆの花
恋愛
『お久しぶりですわ、バッカス王太子。ルイーゼの名は捨てて今は洗礼名のセシリアで暮らしております。そちらには聖女ミカエラさんがいるのだから、私がいなくても安心ね。ご機嫌よう……』
悪役令嬢ルイーゼは聖女ミカエラへの嫌がらせという濡れ衣を着せられて、辺境の修道院へ追放されてしまう。2年後、魔族の襲撃により王都はピンチに陥り、真の聖女はミカエラではなくルイーゼだったことが判明する。
地母神との誓いにより祖国の土地だけは踏めないルイーゼに、今更助けを求めることは不可能。さらに、ルイーゼには別の国の王子から求婚話が来ていて……?
* この作品は、アルファポリスさんと小説家になろうさんに投稿しています。
* 2025年12月06日、番外編の投稿開始しました。
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)
ラララキヲ
ファンタジー
乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。
……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。
でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。
ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」
『見えない何か』に襲われるヒロインは────
※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※
※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※
◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
「君は有能すぎて可愛げがない」と婚約破棄されたので、一晩で全ての魔法結界を撤去して隣国へ行きます。あ、維持マニュアルは燃やしました。
しょくぱん
恋愛
「君の完璧主義には反吐が出る」――婚約者の第一王子にそう告げられ、国外追放を命じられた聖女エルゼ。彼女は微笑み、一晩で国中の魔法結界を撤去。さらに「素人でも直せる」と嘘を吐かれた維持マニュアルを全て焼却処分した。守護を失いパニックに陥る母国を背に、彼女は隣国の軍事帝国へ。そこでは、彼女の「可愛くない」技術を渇望する皇帝が待っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる