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第59話 面倒事の極み
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世界の真実を知り、『本物』のアシュリーの悲壮な覚悟を受け止め、そして私自身の役割を理解した。
その結果私がどうなったかというと。
「……寝よう」
私は全ての思考を放棄し、ベッドに倒れ込んだ。
シロが不思議そうに「くぅん?」と鳴きながら、私の顔を覗き込んでくる。私はそのもふもふの毛皮に顔をうずめ、現実から目を背けるようにぎゅっと目を閉じた。
無理だ。
どう考えても無理だ。
世界の運命?最後の希望?災厄との対決?
そんな壮大で重苦しくて、面倒くさいことの極みのような話。
前世で過労死した、しがないOLだった私に一体どうしろというのか。
確かに戦うと決意した。ほんの一瞬だけ。
だが、冷静になって考えれば考えるほどその決断がいかに無謀で、私の性分に合っていないかを思い知らされる。
私は英雄ではない。戦士でもない。救世主など、もってのほかだ。
私はただの怠け者なのだ。
できることなら一生何もしないで暮らしたい。
そんな私が世界の命運を背負って戦う?
冗談じゃない。
考えただけで全身から力が抜けていく。ストレスで胃が痛くなりそうだ。
『本物』のアシュリーには悪いけれど。
やっぱりこの話はなかったことにしよう。
私は知らない。何も見なかった。日記も読んでいない。
そうだ。あれはきっと疲れて見た悪い夢だ。
私は無理やり自分にそう言い聞かせた。
そして、全ての面倒事から逃げるように深い眠りの中へと意識を沈めていった。
翌朝。
私は驚くほどすっきりとした気分で目を覚ました。
人間、睡眠は大事だ。一晩ぐっすり眠れば大抵の悩みはどうでもよくなる。
「よし!」
私はベッドから飛び起きると高らかに宣言した。
「今日から私は心を入れ替えるわ!世界の運命なんて知ったことじゃない!私は私のスローライフをとことん満喫する!」
そうと決まれば行動は早い。
私は早速、温室で育てていた新品種のハーブを摘み、新しいブレンドティー作りに没頭した。
レモングラスの爽やかな香りとカモミールの優しい甘み。そこに少しだけミントを加えてアクセントをつける。
完璧な配合だった。
私は完成した黄金色のお茶を優雅に飲みながら満足げにため息をついた。
「……これよ。私が求めていたのはこれなのよ」
世界の危機などこの一杯のハーブティーの前では、些細なことに過ぎない。
その日の午後はドワーフの鍛冶場に顔を出した。
彼らが私の設計図を元に作り上げた試作品が、続々と完成していたからだ。
「姫様!ご覧ください!自動防御結界腕輪『アイギス』の試作品ですぜ!」
親方のドワーグが興奮気味に一つの腕輪を差し出してきた。
私がそれを身につけると、腕輪に嵌め込まれた魔石が淡く輝き、私の周囲に薄い光の膜が形成された。
ドワーグが試しにと巨大な槌を私に向かって振り下ろす。
ガィンッ!という凄まじい音と共に槌は光の膜に弾き返され、ドワーグの方が数メートル後ろまで吹き飛んだ。
「すげえ!完璧な出来だ!」
吹き飛ばされながらも彼は満足そうに笑っている。
私はその性能に感心しながらも、あくまで趣味のアクセサリーとしてそれを愛でた。
「ええ、綺麗ね。デザインも素敵だわ」
世界の危機への備え?
違う。これは私のスローライフをより安全で快適にするための、ただの便利グッズだ。
私はそう自分に言い聞かせた。
夕食後はバルドルが鍛える騎士団の訓練を、ぼんやりと眺めた。
彼の指導の下、寄せ集めだった亡国の兵士たちは見違えるように統率の取れた精鋭部隊へと変貌していた。
「ヴァルハイトに栄光を!アシュリー様に勝利を!」
彼らは汗だくになりながら天にまで届くような雄叫びを上げている。
私はその熱気に少しだけ気圧されながら、テラスの椅子に座ってクッキーを頬張っていた。
彼らは私のために戦うと言ってくれている。
まあ、領地の警備員は多いに越したことはない。私の昼寝を邪魔する不届き者が現れた時に追い払ってもらうには十分すぎる戦力だろう。
私は彼らの存在意義をその程度に、無理やり矮小化して解釈した。
そうやって私は数日間を過ごした。
世界の真実から意図的に目を背け、自分の趣味と目の前の平穏だけに意識を向ける。
それはある種の自己催眠だった。
私は世界の救世主ではない。ただの、ちょっと力の強いスローライフ愛好家だ。
そう何度も、何度も自分に言い聞かせた。
だが。
心のどこかに常に小さな棘が刺さっているのを感じていた。
ハーブティーを飲んでいる時も。
新しいアクセサリーの性能に感心している時も。
騎士団の雄叫びを聞いている時も。
ふとした瞬間にあの秘密の部屋の光景と、日記に綴られていた言葉が脳裏をよぎるのだ。
『お願い。私の代わりにこの世界を救って』
その度に私の胸はちくりと痛んだ。
ハーブティーの味が少しだけ苦く感じられた。
アクセサリーの輝きがどこか空虚に見えた。
騎士団の雄叫びが私を責め立てる声のように聞こえた。
「……っ」
私は見ないふりをすることに少しだけ疲れてしまっていた。
そんなある夜のことだった。
私は珍しく悪夢にうなされた。
夢の中で私は炎に包まれた世界に立っていた。
空は裂け大地はひび割れ、人々は悲鳴を上げて塵と化していく。
それは日記に書かれていた『世界の滅び』の光景そのものだった。
私の周りでゼノが、バルドルが、シロが、そして村人たちが苦しみの表情を浮かべながら私に手を伸ばしてくる。
『アシュリー様、助けて』
『女神様……!』
私は何もできなかった。
ただその全てが崩壊していく様を、立ち尽くして見ていることしかできなかった。
そして、その瓦礫の山の上に一人の少女が立っていた。
私と全く同じ赤い髪と黄金の瞳を持つ少女。
『本物』のアシュリーが悲しげな瞳で私を見つめていた。
彼女は何も言わなかった。
だが、その瞳は雄弁に語りかけていた。
『本当に、これでいいの?』と。
「―――はっ!」
私は自分の叫び声で目を覚ました。
全身は冷や汗でぐっしょりと濡れている。心臓が警鐘のように激しく鳴り響いていた。
窓の外はまだ暗い。
私は荒い息をつきながら、しばらく天井をぼんやりと見つめていた。
そして、やがて諦めたように深く、深いため息をついた。
「……分かったわよ」
私は誰に言うでもなく呟いた。
「分かったわよ、もう。降参よ」
逃げることはできない。
忘れることもできない。
このとてつもなく面倒で私の性分とは真逆の『使命』とやらは、どうやら私が引き受けるしかないらしい。
「……はあ。私の穏やかなスローライフが……」
私は失われた楽園を悼むように悲しげに呟いた。
そして、ベッドから起き上がると決意を固めた顔で窓の外に広がる闇を見つめた。
やるしかないのなら、さっさと終わらせてしまおう。
そして、今度こそ誰にも邪魔されない完璧な引きこもり生活を手に入れてやる。
私のスローライフ奪還計画。
その本当の始まりの朝は、もうすぐそこまで来ていた。
その結果私がどうなったかというと。
「……寝よう」
私は全ての思考を放棄し、ベッドに倒れ込んだ。
シロが不思議そうに「くぅん?」と鳴きながら、私の顔を覗き込んでくる。私はそのもふもふの毛皮に顔をうずめ、現実から目を背けるようにぎゅっと目を閉じた。
無理だ。
どう考えても無理だ。
世界の運命?最後の希望?災厄との対決?
そんな壮大で重苦しくて、面倒くさいことの極みのような話。
前世で過労死した、しがないOLだった私に一体どうしろというのか。
確かに戦うと決意した。ほんの一瞬だけ。
だが、冷静になって考えれば考えるほどその決断がいかに無謀で、私の性分に合っていないかを思い知らされる。
私は英雄ではない。戦士でもない。救世主など、もってのほかだ。
私はただの怠け者なのだ。
できることなら一生何もしないで暮らしたい。
そんな私が世界の命運を背負って戦う?
冗談じゃない。
考えただけで全身から力が抜けていく。ストレスで胃が痛くなりそうだ。
『本物』のアシュリーには悪いけれど。
やっぱりこの話はなかったことにしよう。
私は知らない。何も見なかった。日記も読んでいない。
そうだ。あれはきっと疲れて見た悪い夢だ。
私は無理やり自分にそう言い聞かせた。
そして、全ての面倒事から逃げるように深い眠りの中へと意識を沈めていった。
翌朝。
私は驚くほどすっきりとした気分で目を覚ました。
人間、睡眠は大事だ。一晩ぐっすり眠れば大抵の悩みはどうでもよくなる。
「よし!」
私はベッドから飛び起きると高らかに宣言した。
「今日から私は心を入れ替えるわ!世界の運命なんて知ったことじゃない!私は私のスローライフをとことん満喫する!」
そうと決まれば行動は早い。
私は早速、温室で育てていた新品種のハーブを摘み、新しいブレンドティー作りに没頭した。
レモングラスの爽やかな香りとカモミールの優しい甘み。そこに少しだけミントを加えてアクセントをつける。
完璧な配合だった。
私は完成した黄金色のお茶を優雅に飲みながら満足げにため息をついた。
「……これよ。私が求めていたのはこれなのよ」
世界の危機などこの一杯のハーブティーの前では、些細なことに過ぎない。
その日の午後はドワーフの鍛冶場に顔を出した。
彼らが私の設計図を元に作り上げた試作品が、続々と完成していたからだ。
「姫様!ご覧ください!自動防御結界腕輪『アイギス』の試作品ですぜ!」
親方のドワーグが興奮気味に一つの腕輪を差し出してきた。
私がそれを身につけると、腕輪に嵌め込まれた魔石が淡く輝き、私の周囲に薄い光の膜が形成された。
ドワーグが試しにと巨大な槌を私に向かって振り下ろす。
ガィンッ!という凄まじい音と共に槌は光の膜に弾き返され、ドワーグの方が数メートル後ろまで吹き飛んだ。
「すげえ!完璧な出来だ!」
吹き飛ばされながらも彼は満足そうに笑っている。
私はその性能に感心しながらも、あくまで趣味のアクセサリーとしてそれを愛でた。
「ええ、綺麗ね。デザインも素敵だわ」
世界の危機への備え?
違う。これは私のスローライフをより安全で快適にするための、ただの便利グッズだ。
私はそう自分に言い聞かせた。
夕食後はバルドルが鍛える騎士団の訓練を、ぼんやりと眺めた。
彼の指導の下、寄せ集めだった亡国の兵士たちは見違えるように統率の取れた精鋭部隊へと変貌していた。
「ヴァルハイトに栄光を!アシュリー様に勝利を!」
彼らは汗だくになりながら天にまで届くような雄叫びを上げている。
私はその熱気に少しだけ気圧されながら、テラスの椅子に座ってクッキーを頬張っていた。
彼らは私のために戦うと言ってくれている。
まあ、領地の警備員は多いに越したことはない。私の昼寝を邪魔する不届き者が現れた時に追い払ってもらうには十分すぎる戦力だろう。
私は彼らの存在意義をその程度に、無理やり矮小化して解釈した。
そうやって私は数日間を過ごした。
世界の真実から意図的に目を背け、自分の趣味と目の前の平穏だけに意識を向ける。
それはある種の自己催眠だった。
私は世界の救世主ではない。ただの、ちょっと力の強いスローライフ愛好家だ。
そう何度も、何度も自分に言い聞かせた。
だが。
心のどこかに常に小さな棘が刺さっているのを感じていた。
ハーブティーを飲んでいる時も。
新しいアクセサリーの性能に感心している時も。
騎士団の雄叫びを聞いている時も。
ふとした瞬間にあの秘密の部屋の光景と、日記に綴られていた言葉が脳裏をよぎるのだ。
『お願い。私の代わりにこの世界を救って』
その度に私の胸はちくりと痛んだ。
ハーブティーの味が少しだけ苦く感じられた。
アクセサリーの輝きがどこか空虚に見えた。
騎士団の雄叫びが私を責め立てる声のように聞こえた。
「……っ」
私は見ないふりをすることに少しだけ疲れてしまっていた。
そんなある夜のことだった。
私は珍しく悪夢にうなされた。
夢の中で私は炎に包まれた世界に立っていた。
空は裂け大地はひび割れ、人々は悲鳴を上げて塵と化していく。
それは日記に書かれていた『世界の滅び』の光景そのものだった。
私の周りでゼノが、バルドルが、シロが、そして村人たちが苦しみの表情を浮かべながら私に手を伸ばしてくる。
『アシュリー様、助けて』
『女神様……!』
私は何もできなかった。
ただその全てが崩壊していく様を、立ち尽くして見ていることしかできなかった。
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私と全く同じ赤い髪と黄金の瞳を持つ少女。
『本物』のアシュリーが悲しげな瞳で私を見つめていた。
彼女は何も言わなかった。
だが、その瞳は雄弁に語りかけていた。
『本当に、これでいいの?』と。
「―――はっ!」
私は自分の叫び声で目を覚ました。
全身は冷や汗でぐっしょりと濡れている。心臓が警鐘のように激しく鳴り響いていた。
窓の外はまだ暗い。
私は荒い息をつきながら、しばらく天井をぼんやりと見つめていた。
そして、やがて諦めたように深く、深いため息をついた。
「……分かったわよ」
私は誰に言うでもなく呟いた。
「分かったわよ、もう。降参よ」
逃げることはできない。
忘れることもできない。
このとてつもなく面倒で私の性分とは真逆の『使命』とやらは、どうやら私が引き受けるしかないらしい。
「……はあ。私の穏やかなスローライフが……」
私は失われた楽園を悼むように悲しげに呟いた。
そして、ベッドから起き上がると決意を固めた顔で窓の外に広がる闇を見つめた。
やるしかないのなら、さっさと終わらせてしまおう。
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