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第26話:聖女リリアーナ
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王都ロンディニウムを出発して五日。
聖女リリアーナ・クレスウェルを乗せた豪奢な馬車は、アークライト領へと続く街道をゆっくりと進んでいた。
窓の外には、のどかな田園風景が広がっている。しかしリリアーナの心は、鉛色の雲に覆われたように重かった。
(アークライト領……そして、ゼノン・フォン・アークライト様)
彼女は胸の前でそっと指を組み、神への祈りを捧げた。
王都で耳にした噂は、どれも酷いものばかりだった。
傲慢で、冷酷非情。気に入らない者は、たとえ家臣であっても容赦なく切り捨てる。民を力で支配し、その富を搾り取る悪魔のような貴族。
それが、これから彼女が会う人物、ゼノン・フォン・アークライトの評判だった。
しかし、同時に不可解な噂も流れてきている。
その悪魔の統治の下で、アークライト領はかつてないほどの豊かさを手に入れたというのだ。飢える者はいなくなり、市場は活気に満ち溢れていると。
大神官様は、それを「悪魔の甘言による偽りの繁栄」だと憂慮されていた。
きっとそうなのだ。彼は何か邪悪な力で、民の魂を惑わしているに違いない。表向きの豊かさの裏で、人々は恐怖に怯え、その魂を蝕まれているのだ。
「聖女様。間もなく、アークライト領の境界です」
馬車の扉がノックされ、護衛騎士団長の声が聞こえた。
「分かりました」
リリアーナは短く答えると、心を決めて馬車の窓から外を眺めた。
ここから先は、悪魔が支配する土地。どんなに荒れ果て、民が苦しむ光景が広がっているのだろうか。リリアーナは、その悲惨な光景をその目に焼き付け、人々を救うという使命を再確認しようと、覚悟を決めていた。
だが、馬車が領境を示す古い石碑を通り過ぎた瞬間。
リリアーナは、我が目を疑った。
「……これは?」
馬車が走っている道が、明らかに変わったのだ。
それまでの、雨が降れば泥沼と化すような未舗装の道ではない。平らに固められた石畳の道が、どこまでも真っ直ぐに続いている。馬車の揺れが、嘘のように少なくなった。
道の両脇には、等間隔に排水路まで設けられている。王都の一等地でも、これほど見事に整備された道は滅多にない。
「騎士団長。この道は……」
「はっ。私も驚いております。一年前、任務でこの道を通った時は、荷馬車が頻繁に立ち往生する、酷い悪路でございました。それが、まるで別の道のようです」
驚きは、それだけではなかった。
街道沿いに見える村々の様子も、噂とは全く違っていた。
茅葺屋根はしっかりと修繕され、畑はどこまでも整然と区画整理されている。畑仕事に勤しむ農民たちの顔にも、噂に聞くような疲弊の色は見えない。むしろ、その体格は良く、動きには活気があった。
彼らは、リリアーナたち王家の紋章を掲げた一団を見つけると、一瞬驚いたように動きを止めるが、すぐにまた自分の仕事へと戻っていく。その目には、恐怖よりも、自分たちの仕事に対する自信のようなものが感じられた。
(おかしい……)
リリアーナは混乱した。
悪政に苦しむ領地の姿とは、あまりにもかけ離れている。
これは、一体どういうことなのだろう。
(……そうか。これもきっと、悪魔の罠なのだわ)
彼女は、そう結論付けた。
これは、視察に訪れる自分たちを欺くための、見せかけの繁栄。彼は、自分の悪行を隠すために、領民たちに無理やり、幸せな暮らしを演じさせているのだ。そうに違いない。
そうでなければ、王都でのあの悪評は説明がつかない。
リリアーナの疑念は、アークライト領の中心都市に到着した時、さらに深まった。
街は、信じられないほどの活気に満ち溢れていた。
中央市場には、これまで見たこともないような品々が並び、人々の陽気な笑い声が響き渡っている。行き交う人々の服装も、他の地方都市のそれと比べて、明らかに小綺麗だった。
貧しさや、恐怖の影は、どこにも見当たらない。
(徹底している……。ここまで完璧に、偽りの楽園を作り上げるとは。ゼノン・フォン・アークライト。なんて狡猾で、恐ろしい人なのかしら)
リリアーナの中で、ゼノンに対する警戒心は、もはや敵意に近いものへと変わっていた。
彼女は、騙されない。この偽りの繁栄の仮面を剥がし、彼の悪行を白日の下に晒し、苦しむ人々を救わなければならない。
聖女としての使命感が、彼女の心を燃え上がらせていた。
やがて、一行は街の高台にそびえる、アークライト公爵の屋敷に到着した。
馬車を降りたリリアーナは、大きく深呼吸をした。
いよいよだ。これから、噂に聞く悪魔と対面する。
彼女は、神から与えられた聖なる力が、いつでも解放できるよう、意識を集中させた。邪悪な気配を感じたら、即座に浄化の光を放てるように。
屋敷の巨大な扉が、静かに開かれた。
出迎えたのは、壮年の執事と、数名の侍女たち。彼らは深々と頭を下げ、リリアーナたちを広間へと案内した。
広間の奥、大理石の階段の上。
そこに、一人の少年が立っていた。
夜の闇を溶かし込んだような、艶やかな黒髪。
陶器のように滑らかな、白い肌。
神が作り上げた最高傑作とでも言うべき、完璧な美貌。
だが、リリアーナは、その美しさに息を飲むよりも先に、彼の瞳に釘付けになった。
蒼い。深く、どこまでも澄んだ蒼い瞳。
しかし、その瞳には、何の感情も映っていなかった。喜びも、怒りも、悲しみも、何もない。まるで、精巧に作られたガラス玉のようだった。
「聖女リリアーナ様。ようこそ、アークライト領へ」
少年――ゼノン・フォン・アークライトが、抑揚のない声で言った。
「私が、ゼノン・フォン・アークライトです。長旅、ご苦労様でした」
その言葉は、あまりにも事務的で、歓迎の意など微塵も感じられなかった。彼はただ、決まりきった挨拶を、台本通りに読み上げているかのようだった。
(……冷たい)
それが、リリアーナが抱いた、彼への第一印象だった。
噂通りの、冷たい人。美しい顔立ちとは裏腹に、その魂は氷のように凍てついている。彼の周りの空気だけが、シンと冷え込んでいるように感じられた。
邪悪な気配は、まだ感じられない。だが、この感情の欠如こそが、彼の人間離れした冷酷さの証左なのかもしれない。
一方、ゼノンもまた、目の前の聖女を冷静に分析していた。
(聖女リリアーナ。外見はゲームのイラスト通り。放つ雰囲気は、純粋で、慈愛に満ちているように見える。だが、その瞳の奥には、強い思い込みと、独善的な正義感が感じ取れる。なるほど、非合理的な感情の塊、か。扱いには細心の注意が必要だな)
彼は、リリアーナを「リスク管理の対象」としか見ていなかった。
どうすれば、この厄介な監査役を、波風立てずに満足させて帰らせることができるか。彼の頭の中では、既にいくつかの対応プランがシミュレーションされていた。
「早速ですが、こちらを」
ゼノンは、控えていたグレイから分厚い羊皮紙の束を受け取ると、リリアーナに差し出した。
「これは、今回の視察における、詳細なスケジュール表です。移動時間、休憩時間、会談時間、全てを分単位で管理し、最も効率的に、我が領の現状をご理解いただけるよう、合理的に組んであります。ご一読を」
そのあまりにもビジネスライクな対応に、リリアーナは完全に面食らった。
労いの言葉でも、歓迎の宴の誘いでもない。
最初に渡されたのが、分厚いスケジュール表。
彼の頭の中には、もてなしの心など、欠片も存在しないのだろうか。
リリアーナは、震える手でその書類を受け取った。
彼女は、改めて確信した。
目の前にいるこの美しい少年は、やはり、人の心を持たない悪魔なのだと。
「悪魔」との対決は、今、静かに幕を開けた。
リリアーナは、これから始まる戦いを前に、固く、固く、拳を握りしめた。
聖女リリアーナ・クレスウェルを乗せた豪奢な馬車は、アークライト領へと続く街道をゆっくりと進んでいた。
窓の外には、のどかな田園風景が広がっている。しかしリリアーナの心は、鉛色の雲に覆われたように重かった。
(アークライト領……そして、ゼノン・フォン・アークライト様)
彼女は胸の前でそっと指を組み、神への祈りを捧げた。
王都で耳にした噂は、どれも酷いものばかりだった。
傲慢で、冷酷非情。気に入らない者は、たとえ家臣であっても容赦なく切り捨てる。民を力で支配し、その富を搾り取る悪魔のような貴族。
それが、これから彼女が会う人物、ゼノン・フォン・アークライトの評判だった。
しかし、同時に不可解な噂も流れてきている。
その悪魔の統治の下で、アークライト領はかつてないほどの豊かさを手に入れたというのだ。飢える者はいなくなり、市場は活気に満ち溢れていると。
大神官様は、それを「悪魔の甘言による偽りの繁栄」だと憂慮されていた。
きっとそうなのだ。彼は何か邪悪な力で、民の魂を惑わしているに違いない。表向きの豊かさの裏で、人々は恐怖に怯え、その魂を蝕まれているのだ。
「聖女様。間もなく、アークライト領の境界です」
馬車の扉がノックされ、護衛騎士団長の声が聞こえた。
「分かりました」
リリアーナは短く答えると、心を決めて馬車の窓から外を眺めた。
ここから先は、悪魔が支配する土地。どんなに荒れ果て、民が苦しむ光景が広がっているのだろうか。リリアーナは、その悲惨な光景をその目に焼き付け、人々を救うという使命を再確認しようと、覚悟を決めていた。
だが、馬車が領境を示す古い石碑を通り過ぎた瞬間。
リリアーナは、我が目を疑った。
「……これは?」
馬車が走っている道が、明らかに変わったのだ。
それまでの、雨が降れば泥沼と化すような未舗装の道ではない。平らに固められた石畳の道が、どこまでも真っ直ぐに続いている。馬車の揺れが、嘘のように少なくなった。
道の両脇には、等間隔に排水路まで設けられている。王都の一等地でも、これほど見事に整備された道は滅多にない。
「騎士団長。この道は……」
「はっ。私も驚いております。一年前、任務でこの道を通った時は、荷馬車が頻繁に立ち往生する、酷い悪路でございました。それが、まるで別の道のようです」
驚きは、それだけではなかった。
街道沿いに見える村々の様子も、噂とは全く違っていた。
茅葺屋根はしっかりと修繕され、畑はどこまでも整然と区画整理されている。畑仕事に勤しむ農民たちの顔にも、噂に聞くような疲弊の色は見えない。むしろ、その体格は良く、動きには活気があった。
彼らは、リリアーナたち王家の紋章を掲げた一団を見つけると、一瞬驚いたように動きを止めるが、すぐにまた自分の仕事へと戻っていく。その目には、恐怖よりも、自分たちの仕事に対する自信のようなものが感じられた。
(おかしい……)
リリアーナは混乱した。
悪政に苦しむ領地の姿とは、あまりにもかけ離れている。
これは、一体どういうことなのだろう。
(……そうか。これもきっと、悪魔の罠なのだわ)
彼女は、そう結論付けた。
これは、視察に訪れる自分たちを欺くための、見せかけの繁栄。彼は、自分の悪行を隠すために、領民たちに無理やり、幸せな暮らしを演じさせているのだ。そうに違いない。
そうでなければ、王都でのあの悪評は説明がつかない。
リリアーナの疑念は、アークライト領の中心都市に到着した時、さらに深まった。
街は、信じられないほどの活気に満ち溢れていた。
中央市場には、これまで見たこともないような品々が並び、人々の陽気な笑い声が響き渡っている。行き交う人々の服装も、他の地方都市のそれと比べて、明らかに小綺麗だった。
貧しさや、恐怖の影は、どこにも見当たらない。
(徹底している……。ここまで完璧に、偽りの楽園を作り上げるとは。ゼノン・フォン・アークライト。なんて狡猾で、恐ろしい人なのかしら)
リリアーナの中で、ゼノンに対する警戒心は、もはや敵意に近いものへと変わっていた。
彼女は、騙されない。この偽りの繁栄の仮面を剥がし、彼の悪行を白日の下に晒し、苦しむ人々を救わなければならない。
聖女としての使命感が、彼女の心を燃え上がらせていた。
やがて、一行は街の高台にそびえる、アークライト公爵の屋敷に到着した。
馬車を降りたリリアーナは、大きく深呼吸をした。
いよいよだ。これから、噂に聞く悪魔と対面する。
彼女は、神から与えられた聖なる力が、いつでも解放できるよう、意識を集中させた。邪悪な気配を感じたら、即座に浄化の光を放てるように。
屋敷の巨大な扉が、静かに開かれた。
出迎えたのは、壮年の執事と、数名の侍女たち。彼らは深々と頭を下げ、リリアーナたちを広間へと案内した。
広間の奥、大理石の階段の上。
そこに、一人の少年が立っていた。
夜の闇を溶かし込んだような、艶やかな黒髪。
陶器のように滑らかな、白い肌。
神が作り上げた最高傑作とでも言うべき、完璧な美貌。
だが、リリアーナは、その美しさに息を飲むよりも先に、彼の瞳に釘付けになった。
蒼い。深く、どこまでも澄んだ蒼い瞳。
しかし、その瞳には、何の感情も映っていなかった。喜びも、怒りも、悲しみも、何もない。まるで、精巧に作られたガラス玉のようだった。
「聖女リリアーナ様。ようこそ、アークライト領へ」
少年――ゼノン・フォン・アークライトが、抑揚のない声で言った。
「私が、ゼノン・フォン・アークライトです。長旅、ご苦労様でした」
その言葉は、あまりにも事務的で、歓迎の意など微塵も感じられなかった。彼はただ、決まりきった挨拶を、台本通りに読み上げているかのようだった。
(……冷たい)
それが、リリアーナが抱いた、彼への第一印象だった。
噂通りの、冷たい人。美しい顔立ちとは裏腹に、その魂は氷のように凍てついている。彼の周りの空気だけが、シンと冷え込んでいるように感じられた。
邪悪な気配は、まだ感じられない。だが、この感情の欠如こそが、彼の人間離れした冷酷さの証左なのかもしれない。
一方、ゼノンもまた、目の前の聖女を冷静に分析していた。
(聖女リリアーナ。外見はゲームのイラスト通り。放つ雰囲気は、純粋で、慈愛に満ちているように見える。だが、その瞳の奥には、強い思い込みと、独善的な正義感が感じ取れる。なるほど、非合理的な感情の塊、か。扱いには細心の注意が必要だな)
彼は、リリアーナを「リスク管理の対象」としか見ていなかった。
どうすれば、この厄介な監査役を、波風立てずに満足させて帰らせることができるか。彼の頭の中では、既にいくつかの対応プランがシミュレーションされていた。
「早速ですが、こちらを」
ゼノンは、控えていたグレイから分厚い羊皮紙の束を受け取ると、リリアーナに差し出した。
「これは、今回の視察における、詳細なスケジュール表です。移動時間、休憩時間、会談時間、全てを分単位で管理し、最も効率的に、我が領の現状をご理解いただけるよう、合理的に組んであります。ご一読を」
そのあまりにもビジネスライクな対応に、リリアーナは完全に面食らった。
労いの言葉でも、歓迎の宴の誘いでもない。
最初に渡されたのが、分厚いスケジュール表。
彼の頭の中には、もてなしの心など、欠片も存在しないのだろうか。
リリアーナは、震える手でその書類を受け取った。
彼女は、改めて確信した。
目の前にいるこの美しい少年は、やはり、人の心を持たない悪魔なのだと。
「悪魔」との対決は、今、静かに幕を開けた。
リリアーナは、これから始まる戦いを前に、固く、固く、拳を握りしめた。
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