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第77話:宰相就任
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「……ゼノン・フォン・アークライト」
国王の厳かな声が、静まり返った謁見の間に響き渡った。
「汝を本日付で、ベルシュ-タイン王国宰相に任命する」
その一言は、雷鳴のごとき衝撃をもたらした。
謁見の間に集まっていた全ての貴族たちが息を飲んだ。
宰相。
国王に次ぐ王国最高の地位。
その国の舵取りを全て担う重職。
それを辺境の公爵家の、まだ十六歳の三男坊に与えるというのか。
前代未聞。
いや、狂気の沙汰としか思えなかった。
だが、誰よりも衝撃を受けていたのは、その辞令を受けた本人だった。
「……お断りいたします」
ゼノンは即座に、そして何の躊躇いもなくそう答えた。
そのあまりにもきっぱりとした拒絶の言葉。
謁見の間の空気が完全に凍りついた。
国王でさえ、その即答には驚いたように目を見開いた。
「……なぜだ、ゼノン。お主ほどの才覚を持つ者が、なぜその力を国のために使うことを拒むのだ」
その声には純粋な疑問と、かすかな苛立ちが滲んでいた。
「理由は三つございます、陛下」
ゼノンは動揺する周囲を全く意に介さず、いつものように冷静に分析結果を述べ始めた。
「第一に、私には宰相としての適性がありません。宰相に求められるのは各貴族の利害を調整し、国をまとめる政治的手腕です。私のやり方は効率を最優先するトップダウン型。それは必ず多くの反発と摩擦を生みます。国家運営には不向きです」
「第二に、私はアークライト領の領主代理です。私の第一の責務は、我が領地の民の生活を守り、発展させること。宰相の職務とこれを両立させることは物理的に不可能です」
「そして第三に」
ゼノンはそこで一度言葉を切った。
そして、彼の本心を最も純粋な形で口にした。
「……私は権力に興味がありません。私の望みはただ、合理的で快適な環境で静かに暮らすこと。宰相という職務は、私のその個人的な幸福追求権を著しく侵害するものです」
そのあまりにも個人的で、そしてあまりにも身勝手な理由。
貴族たちはもはや呆れてものも言えなかった。
この男は本当に英雄なのか。
ただの究極の自己中心主義者なのではないのか。
だが、そんなゼノンの言葉を聞いたアルフォンス王子は。
その隣で静かに頷いていた。
(……だろうな。君がそう言うことは分かっていた)
彼はゼノンという男の本質を、誰よりも正確に理解し始めていた。
「……ふむ」
国王は玉座の上で腕を組んだ。
ゼノンの拒絶理由は全て理路整然としており、反論の余地がなかった。
だが、この国宝級の才能をこのまま野に帰すわけにはいかない。
「……ならば、こうしよう」
国王は一つの妥協案を提示した。
「正式な宰相には、我が信頼するウェリントン公爵を任命する。……だが、ゼノンよ。お主には、そのウェリントン公を補佐する『筆頭顧問官』として王都に残ってもらう。事実上の宰相代理だ」
「そして、アルフォンス」
国王は息子へと向き直った。
「お前には軍の再編を一任する。ゼノンが提言した新しい軍事システムを、お前の手で作り上げろ。二度と帝国に遅れを取ることのない、最強の軍隊をな」
それは絶妙な人事案だった。
老獪なウェリントン公を表向きの顔とし、実務はゼノンに委ねる。
そして軍事は改革の必要性を痛感したアルフォンスに任せる。
旧世代と新世代。
調整型の政治家と革新的な実務家。
その全てを組み合わせた新しい統治体制。
「これならば文句はあるまい」
国王は有無を言わさぬ口調で言った。
「お前たちの力を合わせ、この国を立て直すのだ。これは王としての命令である」
ゼノンは内心深く深くため息をついた。
宰相よりはマシか。
事実上の権力は握れるが、表向きの面倒な儀式や社交からは解放される。
そして、いずれウェリントン公に全てを押し付けて、自分は領地に帰ることも可能かもしれない。
(……最悪ではないが、最善でもない。だが、これ以上の抵抗は非合理的か)
「……御意」
ゼノンは不承不承、その命令を受け入れた。
こうして、ベルシュ-タイン王国は新たな時代へとその舵を切った。
ウェリントン公爵を宰相とし、その下にゼノンとアルフォンスがそれぞれ内政と軍事を担当する三頭体制。
それは誰もが予想しなかった、奇妙な、しかし強力なトライアングルだった。
その日の夜。
宰相就任を固辞したゼノンのニュースは王都を駆け巡り、またしても民衆の彼への評価を天元突破させた。
「なんと、いう無欲さ!」
「彼は本当に権力には興味がないのだ!」
「ただ国を憂い、陰から支える道を選ばれた……。まさしく孤高の聖人!」
リリアナもその報せを大神殿で聞き、胸を熱くしていた。
(ああ、ゼノン様……。あなたはどこまでストイックなのですか。その気高い魂は、汚れた権力闘争を嫌うのですね。……分かります。ええ、痛いほど分かりますわ)
当のゼノンはそんな周囲のさらなる勘違いなど知る由もなく。
新たに与えられた宰相府の執務室で。
これから自分が改革しなければならない、この国のあまりにも巨大で非効率な行政システムの資料の山を前にして。
頭を抱えていた。
「……帰りたい。……本気でアークライト領に帰りたい……」
彼の心の叫びは誰にも届かない。
望まぬ英雄の望まぬ出世物語は、彼の意思とは裏腹にまだ続いていくのだった。
国王の厳かな声が、静まり返った謁見の間に響き渡った。
「汝を本日付で、ベルシュ-タイン王国宰相に任命する」
その一言は、雷鳴のごとき衝撃をもたらした。
謁見の間に集まっていた全ての貴族たちが息を飲んだ。
宰相。
国王に次ぐ王国最高の地位。
その国の舵取りを全て担う重職。
それを辺境の公爵家の、まだ十六歳の三男坊に与えるというのか。
前代未聞。
いや、狂気の沙汰としか思えなかった。
だが、誰よりも衝撃を受けていたのは、その辞令を受けた本人だった。
「……お断りいたします」
ゼノンは即座に、そして何の躊躇いもなくそう答えた。
そのあまりにもきっぱりとした拒絶の言葉。
謁見の間の空気が完全に凍りついた。
国王でさえ、その即答には驚いたように目を見開いた。
「……なぜだ、ゼノン。お主ほどの才覚を持つ者が、なぜその力を国のために使うことを拒むのだ」
その声には純粋な疑問と、かすかな苛立ちが滲んでいた。
「理由は三つございます、陛下」
ゼノンは動揺する周囲を全く意に介さず、いつものように冷静に分析結果を述べ始めた。
「第一に、私には宰相としての適性がありません。宰相に求められるのは各貴族の利害を調整し、国をまとめる政治的手腕です。私のやり方は効率を最優先するトップダウン型。それは必ず多くの反発と摩擦を生みます。国家運営には不向きです」
「第二に、私はアークライト領の領主代理です。私の第一の責務は、我が領地の民の生活を守り、発展させること。宰相の職務とこれを両立させることは物理的に不可能です」
「そして第三に」
ゼノンはそこで一度言葉を切った。
そして、彼の本心を最も純粋な形で口にした。
「……私は権力に興味がありません。私の望みはただ、合理的で快適な環境で静かに暮らすこと。宰相という職務は、私のその個人的な幸福追求権を著しく侵害するものです」
そのあまりにも個人的で、そしてあまりにも身勝手な理由。
貴族たちはもはや呆れてものも言えなかった。
この男は本当に英雄なのか。
ただの究極の自己中心主義者なのではないのか。
だが、そんなゼノンの言葉を聞いたアルフォンス王子は。
その隣で静かに頷いていた。
(……だろうな。君がそう言うことは分かっていた)
彼はゼノンという男の本質を、誰よりも正確に理解し始めていた。
「……ふむ」
国王は玉座の上で腕を組んだ。
ゼノンの拒絶理由は全て理路整然としており、反論の余地がなかった。
だが、この国宝級の才能をこのまま野に帰すわけにはいかない。
「……ならば、こうしよう」
国王は一つの妥協案を提示した。
「正式な宰相には、我が信頼するウェリントン公爵を任命する。……だが、ゼノンよ。お主には、そのウェリントン公を補佐する『筆頭顧問官』として王都に残ってもらう。事実上の宰相代理だ」
「そして、アルフォンス」
国王は息子へと向き直った。
「お前には軍の再編を一任する。ゼノンが提言した新しい軍事システムを、お前の手で作り上げろ。二度と帝国に遅れを取ることのない、最強の軍隊をな」
それは絶妙な人事案だった。
老獪なウェリントン公を表向きの顔とし、実務はゼノンに委ねる。
そして軍事は改革の必要性を痛感したアルフォンスに任せる。
旧世代と新世代。
調整型の政治家と革新的な実務家。
その全てを組み合わせた新しい統治体制。
「これならば文句はあるまい」
国王は有無を言わさぬ口調で言った。
「お前たちの力を合わせ、この国を立て直すのだ。これは王としての命令である」
ゼノンは内心深く深くため息をついた。
宰相よりはマシか。
事実上の権力は握れるが、表向きの面倒な儀式や社交からは解放される。
そして、いずれウェリントン公に全てを押し付けて、自分は領地に帰ることも可能かもしれない。
(……最悪ではないが、最善でもない。だが、これ以上の抵抗は非合理的か)
「……御意」
ゼノンは不承不承、その命令を受け入れた。
こうして、ベルシュ-タイン王国は新たな時代へとその舵を切った。
ウェリントン公爵を宰相とし、その下にゼノンとアルフォンスがそれぞれ内政と軍事を担当する三頭体制。
それは誰もが予想しなかった、奇妙な、しかし強力なトライアングルだった。
その日の夜。
宰相就任を固辞したゼノンのニュースは王都を駆け巡り、またしても民衆の彼への評価を天元突破させた。
「なんと、いう無欲さ!」
「彼は本当に権力には興味がないのだ!」
「ただ国を憂い、陰から支える道を選ばれた……。まさしく孤高の聖人!」
リリアナもその報せを大神殿で聞き、胸を熱くしていた。
(ああ、ゼノン様……。あなたはどこまでストイックなのですか。その気高い魂は、汚れた権力闘争を嫌うのですね。……分かります。ええ、痛いほど分かりますわ)
当のゼノンはそんな周囲のさらなる勘違いなど知る由もなく。
新たに与えられた宰相府の執務室で。
これから自分が改革しなければならない、この国のあまりにも巨大で非効率な行政システムの資料の山を前にして。
頭を抱えていた。
「……帰りたい。……本気でアークライト領に帰りたい……」
彼の心の叫びは誰にも届かない。
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