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第70話:ヴォルフVSガルム
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二十回目の復活を遂げた俺は、これまでのようにゲリラ戦を仕掛けることはしなかった。目的はただ一つ。獣将軍ガルムとその親衛隊を、俺一人に引きつけること。
俺は敵本陣へと続く道の中央に、堂々と姿を現した。そしてミスリルの剣を抜き放ち、その切っ先をガルムへと向ける。
その挑発的な行動に、魔王軍は即座に反応した。
ガルムの命令を受け、彼を守るように陣形を組んでいた親衛隊の獣人兵たちが、一斉に俺へと殺到する。その数、およそ三十。いずれも並の魔族兵とは比較にならない、屈強な精鋭たちだ。
「死神め! ここがお前の墓場だ!」
彼らの連携は完璧だった。盾役が前面で俺の攻撃を受け止め、槍兵がその隙間から正確な突きを繰り出し、斧兵が側面から回り込んでくる。
だが、俺はもう彼らの動きを完全に読んでいた。
死に戻りで何度も彼らに殺されてきたのだ。誰が、どのタイミングで、どのように動くか。その全てが俺の頭の中にはっきりとインプットされている。
俺は襲い来る槍の穂先を剣の腹でいなす。そしてその槍兵の体を盾にするようにして、盾役の突進を受け止めた。二人が衝突し、一瞬動きが止まる。その隙に俺は側面から迫っていた斧兵の懐に潜り込み、その心臓を貫いた。
それはまるで精密な機械が、決められた手順を実行するかのような無駄のない動きだった。
俺は親衛隊の完璧な連携の、さらにその上を行っていた。
「なっ……!?」
「俺たちの動きが読まれているだと!?」
親衛隊の獣人兵たちが動揺する。
その動揺が、彼らの完璧な連携にわずかな綻びを生んだ。俺は、その綻びを見逃さない。次々と精鋭たちを屠り、その包囲網を切り崩していく。
「……見事だ、人間」
後方で戦況を見守っていたガルムが、感嘆の声を漏らした。
彼は俺がただの不死身の存在ではないことを、ようやく理解したのだ。死の経験を蓄積し、学習し、進化する。そんな悪夢のような敵であることを。
「だが、それもここまでだ!」
ガルムはついに自ら動いた。彼は親衛隊の壁を突き破るようにして俺の目の前に躍り出ると、その巨大な戦斧を雷のような速度で振り下ろしてきた。
俺はその一撃を全神経を集中させて見切り、バックステップで回避する。轟音と共に、俺がいた場所の地面が陥没した。
ガルMと俺。
再び、一対一の対峙。
だが、今回は周囲に親衛隊の邪魔は入らない。
「貴様のその力、実に興味深い。だが、絶対的な力の差の前では小細工は通用せんことを教えてやろう!」
ガルムが再び突進してくる。
俺はそれを迎え撃つ。
剣と斧が何度も激しく火花を散らした。
だが、やはり純粋な実力ではまだガルムの方が上だった。
数十合打ち合った後、俺の剣は彼の戦斧の一撃に弾き飛ばされた。そしてがら空きになった胴体に、ガルムの鉄拳が叩き込まれる。
「ぐはっ……!」
鎧の上からでも内臓が破裂するほどの衝撃。俺は血を吐きながら後方へと吹き飛ばされた。
勝負は決した。
ガルムは倒れ込む俺にゆっくりと近づくと、とどめを刺すべく戦斧を振り上げた。
「さらばだ、死神」
その時だった。
「させるかよおおおおおおおっ!」
轟音と共に、天から巨大な影が降ってきた。
それはアイギスの城壁から、渾身の力で跳躍してきたヴォルフだった。
彼は墜落する隕石のような勢いで俺とガルムの間に割り込むと、そのオリハルコン製の大剣をガルムに向かって全力で叩きつけた。
ガッッッッキイイイイイインッ!
戦斧と大剣が激突し、これまでで最も甲高い金属音が戦場に響き渡った。
ガルムは予期せぬ奇襲に、数歩後ずさることを余儀なくされた。
「……何者だ、貴様は」
ガルムが低い声で唸る。
目の前に立つ、自分と同じ獣人。狼の戦士。その瞳にはガルムにも劣らない、獰猛な闘志が燃え盛っていた。
「俺か? 俺はこいつの仲間だ」
ヴォルフはオリハルコンの大剣を肩に担ぎ、不敵に笑った。
「俺の大将に指一本触れさせるわけにはいかねえな。獣将軍様よぉ」
「ヴォルフ……! なぜここに……!」
俺は地面に倒れたまま、驚きの声を上げた。
「決まってんだろ、大将。仲間がやられてるのを黙って見てるほど、俺は薄情じゃねえぜ」
ヴォルフは一度もこちらを振り返ることなくそう言った。その大きな背中が、今は何よりも頼もしく見えた。
「クカカカッ! 面白い! 貴様、なかなか良い目をしているな。同族のよしみだ。名を聞こう」
「ヴォルフガングだ。ただの一傭兵だよ」
「そうか、ヴォルフガング。良い名だ。では、その名、このガルムが我が武勇伝の一ページに刻んでやろう!」
ガルムとヴォルフ。
二人の獣人戦士が互いに武器を構え、睨み合う。
その間に流れる空気は、俺と対峙した時とはまた違う、同族同士の純粋な武と武のぶつかり合いを予感させる濃密なものだった。
「ヴォルフ、無茶だ! そいつは四天王だぞ!」
俺はまだ回復しない体で叫んだ。
ヴォルフの実力は分かっている。彼は強い。だが、ガルムは、そのさらに上を行く。
「分かってるさ。だがな、大将。俺にも引けねえ戦いってのがあるんだ」
ヴォルフは静かに言った。
「獣人として生まれたからには、いつかは自分より強い奴と命のやり取りをしてみたい。そう思って生きてきた。こいつは、その相手に不足はねえ」
彼の銀色の瞳は恐怖ではなく、歓喜に輝いていた。
彼はこの戦いを、心の底から望んでいるのだ。
俺はそれ以上、何も言えなかった。
これは彼の戦いだ。俺が口を挟むべきではない。
「行くぜ、獣将軍!」
「来い、狼よ!」
二人の雄叫びが戦場に轟いた。
オリハルコンの大剣と魔鋼の戦斧が、再び激しく激突する。
獣人VS獣人。
魔王軍四天王と元奴隷チャンピオン。
誇りを賭けた一騎討ちの火蓋が、今、切られた。
俺は敵本陣へと続く道の中央に、堂々と姿を現した。そしてミスリルの剣を抜き放ち、その切っ先をガルムへと向ける。
その挑発的な行動に、魔王軍は即座に反応した。
ガルムの命令を受け、彼を守るように陣形を組んでいた親衛隊の獣人兵たちが、一斉に俺へと殺到する。その数、およそ三十。いずれも並の魔族兵とは比較にならない、屈強な精鋭たちだ。
「死神め! ここがお前の墓場だ!」
彼らの連携は完璧だった。盾役が前面で俺の攻撃を受け止め、槍兵がその隙間から正確な突きを繰り出し、斧兵が側面から回り込んでくる。
だが、俺はもう彼らの動きを完全に読んでいた。
死に戻りで何度も彼らに殺されてきたのだ。誰が、どのタイミングで、どのように動くか。その全てが俺の頭の中にはっきりとインプットされている。
俺は襲い来る槍の穂先を剣の腹でいなす。そしてその槍兵の体を盾にするようにして、盾役の突進を受け止めた。二人が衝突し、一瞬動きが止まる。その隙に俺は側面から迫っていた斧兵の懐に潜り込み、その心臓を貫いた。
それはまるで精密な機械が、決められた手順を実行するかのような無駄のない動きだった。
俺は親衛隊の完璧な連携の、さらにその上を行っていた。
「なっ……!?」
「俺たちの動きが読まれているだと!?」
親衛隊の獣人兵たちが動揺する。
その動揺が、彼らの完璧な連携にわずかな綻びを生んだ。俺は、その綻びを見逃さない。次々と精鋭たちを屠り、その包囲網を切り崩していく。
「……見事だ、人間」
後方で戦況を見守っていたガルムが、感嘆の声を漏らした。
彼は俺がただの不死身の存在ではないことを、ようやく理解したのだ。死の経験を蓄積し、学習し、進化する。そんな悪夢のような敵であることを。
「だが、それもここまでだ!」
ガルムはついに自ら動いた。彼は親衛隊の壁を突き破るようにして俺の目の前に躍り出ると、その巨大な戦斧を雷のような速度で振り下ろしてきた。
俺はその一撃を全神経を集中させて見切り、バックステップで回避する。轟音と共に、俺がいた場所の地面が陥没した。
ガルMと俺。
再び、一対一の対峙。
だが、今回は周囲に親衛隊の邪魔は入らない。
「貴様のその力、実に興味深い。だが、絶対的な力の差の前では小細工は通用せんことを教えてやろう!」
ガルムが再び突進してくる。
俺はそれを迎え撃つ。
剣と斧が何度も激しく火花を散らした。
だが、やはり純粋な実力ではまだガルムの方が上だった。
数十合打ち合った後、俺の剣は彼の戦斧の一撃に弾き飛ばされた。そしてがら空きになった胴体に、ガルムの鉄拳が叩き込まれる。
「ぐはっ……!」
鎧の上からでも内臓が破裂するほどの衝撃。俺は血を吐きながら後方へと吹き飛ばされた。
勝負は決した。
ガルムは倒れ込む俺にゆっくりと近づくと、とどめを刺すべく戦斧を振り上げた。
「さらばだ、死神」
その時だった。
「させるかよおおおおおおおっ!」
轟音と共に、天から巨大な影が降ってきた。
それはアイギスの城壁から、渾身の力で跳躍してきたヴォルフだった。
彼は墜落する隕石のような勢いで俺とガルムの間に割り込むと、そのオリハルコン製の大剣をガルムに向かって全力で叩きつけた。
ガッッッッキイイイイイインッ!
戦斧と大剣が激突し、これまでで最も甲高い金属音が戦場に響き渡った。
ガルムは予期せぬ奇襲に、数歩後ずさることを余儀なくされた。
「……何者だ、貴様は」
ガルムが低い声で唸る。
目の前に立つ、自分と同じ獣人。狼の戦士。その瞳にはガルムにも劣らない、獰猛な闘志が燃え盛っていた。
「俺か? 俺はこいつの仲間だ」
ヴォルフはオリハルコンの大剣を肩に担ぎ、不敵に笑った。
「俺の大将に指一本触れさせるわけにはいかねえな。獣将軍様よぉ」
「ヴォルフ……! なぜここに……!」
俺は地面に倒れたまま、驚きの声を上げた。
「決まってんだろ、大将。仲間がやられてるのを黙って見てるほど、俺は薄情じゃねえぜ」
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「クカカカッ! 面白い! 貴様、なかなか良い目をしているな。同族のよしみだ。名を聞こう」
「ヴォルフガングだ。ただの一傭兵だよ」
「そうか、ヴォルフガング。良い名だ。では、その名、このガルムが我が武勇伝の一ページに刻んでやろう!」
ガルムとヴォルフ。
二人の獣人戦士が互いに武器を構え、睨み合う。
その間に流れる空気は、俺と対峙した時とはまた違う、同族同士の純粋な武と武のぶつかり合いを予感させる濃密なものだった。
「ヴォルフ、無茶だ! そいつは四天王だぞ!」
俺はまだ回復しない体で叫んだ。
ヴォルフの実力は分かっている。彼は強い。だが、ガルムは、そのさらに上を行く。
「分かってるさ。だがな、大将。俺にも引けねえ戦いってのがあるんだ」
ヴォルフは静かに言った。
「獣人として生まれたからには、いつかは自分より強い奴と命のやり取りをしてみたい。そう思って生きてきた。こいつは、その相手に不足はねえ」
彼の銀色の瞳は恐怖ではなく、歓喜に輝いていた。
彼はこの戦いを、心の底から望んでいるのだ。
俺はそれ以上、何も言えなかった。
これは彼の戦いだ。俺が口を挟むべきではない。
「行くぜ、獣将軍!」
「来い、狼よ!」
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オリハルコンの大剣と魔鋼の戦斧が、再び激しく激突する。
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