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第39話 帝国の調査団
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グライム辺境伯の動きは早かった。皇帝からの勅許を得るや否や、彼は腹心の部下である騎士隊長ベルトランに調査団の編成を命じた。
「いいか、ベルトラン。お前たちの任務はあくまで『調査』だ。奴らが帝国に明確な敵意を持っていない限り、決して武力に訴えるな」
辺境伯は城の作戦室でベルトランに釘を刺した。
「だが、奴らの実態は隅々まで探ってこい。兵力、財力、民の様子、そして何よりその教祖ユズルとやらが一体何者なのか。その目で確かめてくるのだ」
「はっ! このベルトラン、辺境伯様のご期待に必ずや応えてみせます!」
ベルトランは四十代半ばの、歴戦の勇士だった。辺境伯と共に数々の戦場を駆け抜け、その忠誠心は揺るぎない。彼は懐疑的で現実主義者であり、聖者の奇跡などという与太話を信じるような男ではなかった。
数日後、ベルトラン率いる二十名ほどの調査団が教団領の入り口に到着した。彼らは帝国の紋章が描かれた旗を掲げ、自らが皇帝の勅命を受けた正式な使節であることを示していた。
調査団の来訪はリリスが張り巡らせた情報網によって、即座に教団幹部たちに伝えられた。司令部と化した城の一室に、緊張が走る。
「帝国の……調査団だと?」
カイエンは苦々しげに呟いた。元帝国騎士である彼は帝国のやり方を熟知している。「調査」とは名ばかりで、難癖をつけて戦争の口実を探しに来たに違いない、と彼は考えた。
「リリス殿、迎撃の準備を!」
「お待ちください、カイエン様」
リリスは冷静にそれを制した。
「ここで我々が敵意を見せれば、それこそが彼らの思う壺。辺境伯に討伐の大義名分を与えてしまうことになります」
「ですが、ユズル様は帝国をどうお考えか……!」アリアが不安げに言う。
三人の視線が部屋の隅の安楽椅子でくつろぐ俺に集中した。俺は窓の外から聞こえてくる騒がしいやり取りに、また面倒事が始まったのかとうんざりしていた。
(調査団? なんの話だか知らないが、早く帰ってくれないかな……)
俺は彼らの議論に関わりたくないという一心で、ただ静かに本を読んでいた。ページをめくる、ぱらり、という微かな音だけが俺の意思表示だった。
リリスはそんな俺の様子を観察すると、何かを確信したように微笑んだ。
「……ご覧なさい。教祖様は帝国の使者ごとき、全く意に介しておられない。我々が慌てふためく必要などないと、そのお姿で示してくださっているのです」
(いや、ただ話を聞いてないだけなんだが……)
「そうか……!」カイエンが拳を打った。「主君は小細工など弄さず、我らのありのままの姿を帝国の者どもに見せつければよいと、そうおっしゃっておられるのだな!」
俺の読書は「堂々としていればよい」という神託へと変換された。リリスはそれに頷くと、ベルトランの使者に対して「調査団の受け入れを許可する。ただし武器の携行は最低限とし、我らの案内に従うこと」という条件を突きつけた。
数時間後、ベルトラン率いる調査団は教団領の中心部、かつてのボーフォート城下町へと足を踏み入れた。そして彼らは目の前に広がる光景に、我が目を疑った。
彼らが想像していたのは、狂信者たちが無秩序に騒ぎ、不衛生で荒廃した、いわゆるカルト教団の本拠地だった。しかし、現実は全く違った。
道は清潔に掃き清められ、家々は修繕され、活気のある市場には品物が豊富に並んでいる。道行く人々の顔にはかつての圧政に苦しんでいた頃の絶望の色はなく、穏やかで満ち足りた表情が浮かんでいた。子供たちの明るい笑い声が、街のあちこちから聞こえてくる。
「……なんだ、これは」
ベルトランは思わず呟いた。
「報告にあったボーフォートが治めていた頃の惨状とは、まるで別世界ではないか……」
彼の部下たちも口々に驚きの声を上げる。
「信じられません……。これほどの善政が、わずか数ヶ月で……」
「民の顔つきが帝都の者たちよりも、よほど幸福そうだ……」
彼らは街の隅々を視察して回った。炊き出し所では誰もが平等に温かい食事を受け取っている。畑では人々が楽しげに歌を歌いながら農作業に励んでいた。そして街の警備にあたる教団騎士団の兵士たちは威圧的ではなく、むしろ民に親しまれ尊敬されているようだった。
そして何よりベルトランたちを驚愕させたのは、そこに住む人々の多様性だった。人間だけでなく、頑固で知られるドワーフたちが人間と肩を並べて鍛冶仕事に精を出し、森の民であるはずのエルフたちが子供たちに弓術や薬草学を教えている。
異なる種族がこれほど自然に共存している光景など、帝国広しといえども彼らは見たことがなかった。
夜、調査団のために用意された宿舎でベルトランは部下たちからの報告をまとめていた。どの報告も驚きと賞賛に満ちたものばかりだった。
「隊長。この教団、噂とは全く違います。彼らはただの狂信者の集まりなどではない。明確な理念と驚くべき統治能力を持っています」
副官が興奮した面持ちで言った。
「そして民の誰もが口を揃えて言うのです。『これも全て、我らが教祖、ユズル様のおかげだ』と……」
ベルトランは深く腕を組んだ。
彼がこれまで見てきたものは、一つの完璧な理想郷の姿だった。帝国が何百年かけても成し遂げられなかった理想の統治が、この辺境の地でわずか数ヶ月のうちに実現している。
(ありえない……。これほどの偉業を成し遂げた指導者とは、一体どのような人物なのだ……?)
彼の脳裏に、様々な伝説的な為政者の姿が浮かんだ。建国帝、賢帝、聖王。だが、それらの誰と比べてもこの教団が成し遂げたことの異常さは際立っている。
「……明日、その教祖ユズルとやらに謁見する。心してかかれ」
ベルトランは部下たちにそう命じた。彼の心の中には当初抱いていた侮りや警戒心はもはや消え失せていた。代わりに、未知の、そして計り-知れない存在と対峙することになるであろうという、武人としての緊張感と、そしてわずかな畏怖の念が芽生え始めていた。
この調査団は救世教団の脅威を暴くために来たはずだった。
しかし、彼らが目の当たりにしたのは脅威などではなかった。
それは腐敗した帝国が見失って久しい、「理想の国家」そのものの姿だったのだ。
「いいか、ベルトラン。お前たちの任務はあくまで『調査』だ。奴らが帝国に明確な敵意を持っていない限り、決して武力に訴えるな」
辺境伯は城の作戦室でベルトランに釘を刺した。
「だが、奴らの実態は隅々まで探ってこい。兵力、財力、民の様子、そして何よりその教祖ユズルとやらが一体何者なのか。その目で確かめてくるのだ」
「はっ! このベルトラン、辺境伯様のご期待に必ずや応えてみせます!」
ベルトランは四十代半ばの、歴戦の勇士だった。辺境伯と共に数々の戦場を駆け抜け、その忠誠心は揺るぎない。彼は懐疑的で現実主義者であり、聖者の奇跡などという与太話を信じるような男ではなかった。
数日後、ベルトラン率いる二十名ほどの調査団が教団領の入り口に到着した。彼らは帝国の紋章が描かれた旗を掲げ、自らが皇帝の勅命を受けた正式な使節であることを示していた。
調査団の来訪はリリスが張り巡らせた情報網によって、即座に教団幹部たちに伝えられた。司令部と化した城の一室に、緊張が走る。
「帝国の……調査団だと?」
カイエンは苦々しげに呟いた。元帝国騎士である彼は帝国のやり方を熟知している。「調査」とは名ばかりで、難癖をつけて戦争の口実を探しに来たに違いない、と彼は考えた。
「リリス殿、迎撃の準備を!」
「お待ちください、カイエン様」
リリスは冷静にそれを制した。
「ここで我々が敵意を見せれば、それこそが彼らの思う壺。辺境伯に討伐の大義名分を与えてしまうことになります」
「ですが、ユズル様は帝国をどうお考えか……!」アリアが不安げに言う。
三人の視線が部屋の隅の安楽椅子でくつろぐ俺に集中した。俺は窓の外から聞こえてくる騒がしいやり取りに、また面倒事が始まったのかとうんざりしていた。
(調査団? なんの話だか知らないが、早く帰ってくれないかな……)
俺は彼らの議論に関わりたくないという一心で、ただ静かに本を読んでいた。ページをめくる、ぱらり、という微かな音だけが俺の意思表示だった。
リリスはそんな俺の様子を観察すると、何かを確信したように微笑んだ。
「……ご覧なさい。教祖様は帝国の使者ごとき、全く意に介しておられない。我々が慌てふためく必要などないと、そのお姿で示してくださっているのです」
(いや、ただ話を聞いてないだけなんだが……)
「そうか……!」カイエンが拳を打った。「主君は小細工など弄さず、我らのありのままの姿を帝国の者どもに見せつければよいと、そうおっしゃっておられるのだな!」
俺の読書は「堂々としていればよい」という神託へと変換された。リリスはそれに頷くと、ベルトランの使者に対して「調査団の受け入れを許可する。ただし武器の携行は最低限とし、我らの案内に従うこと」という条件を突きつけた。
数時間後、ベルトラン率いる調査団は教団領の中心部、かつてのボーフォート城下町へと足を踏み入れた。そして彼らは目の前に広がる光景に、我が目を疑った。
彼らが想像していたのは、狂信者たちが無秩序に騒ぎ、不衛生で荒廃した、いわゆるカルト教団の本拠地だった。しかし、現実は全く違った。
道は清潔に掃き清められ、家々は修繕され、活気のある市場には品物が豊富に並んでいる。道行く人々の顔にはかつての圧政に苦しんでいた頃の絶望の色はなく、穏やかで満ち足りた表情が浮かんでいた。子供たちの明るい笑い声が、街のあちこちから聞こえてくる。
「……なんだ、これは」
ベルトランは思わず呟いた。
「報告にあったボーフォートが治めていた頃の惨状とは、まるで別世界ではないか……」
彼の部下たちも口々に驚きの声を上げる。
「信じられません……。これほどの善政が、わずか数ヶ月で……」
「民の顔つきが帝都の者たちよりも、よほど幸福そうだ……」
彼らは街の隅々を視察して回った。炊き出し所では誰もが平等に温かい食事を受け取っている。畑では人々が楽しげに歌を歌いながら農作業に励んでいた。そして街の警備にあたる教団騎士団の兵士たちは威圧的ではなく、むしろ民に親しまれ尊敬されているようだった。
そして何よりベルトランたちを驚愕させたのは、そこに住む人々の多様性だった。人間だけでなく、頑固で知られるドワーフたちが人間と肩を並べて鍛冶仕事に精を出し、森の民であるはずのエルフたちが子供たちに弓術や薬草学を教えている。
異なる種族がこれほど自然に共存している光景など、帝国広しといえども彼らは見たことがなかった。
夜、調査団のために用意された宿舎でベルトランは部下たちからの報告をまとめていた。どの報告も驚きと賞賛に満ちたものばかりだった。
「隊長。この教団、噂とは全く違います。彼らはただの狂信者の集まりなどではない。明確な理念と驚くべき統治能力を持っています」
副官が興奮した面持ちで言った。
「そして民の誰もが口を揃えて言うのです。『これも全て、我らが教祖、ユズル様のおかげだ』と……」
ベルトランは深く腕を組んだ。
彼がこれまで見てきたものは、一つの完璧な理想郷の姿だった。帝国が何百年かけても成し遂げられなかった理想の統治が、この辺境の地でわずか数ヶ月のうちに実現している。
(ありえない……。これほどの偉業を成し遂げた指導者とは、一体どのような人物なのだ……?)
彼の脳裏に、様々な伝説的な為政者の姿が浮かんだ。建国帝、賢帝、聖王。だが、それらの誰と比べてもこの教団が成し遂げたことの異常さは際立っている。
「……明日、その教祖ユズルとやらに謁見する。心してかかれ」
ベルトランは部下たちにそう命じた。彼の心の中には当初抱いていた侮りや警戒心はもはや消え失せていた。代わりに、未知の、そして計り-知れない存在と対峙することになるであろうという、武人としての緊張感と、そしてわずかな畏怖の念が芽生え始めていた。
この調査団は救世教団の脅威を暴くために来たはずだった。
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