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第56話 砕けた誇りの在り処、最後の神器
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俺たちが、エルフたちの助けを借りて、銀の森から魔王領へと続く、古代の転移魔法陣を使い、魔王城の城門前へと帰還したのは、神の使徒との戦いから、わずか半日後のことだった。
時を同じくして、アレスたちもまた、リリスの空間転移によって、その場所に、寸分の狂いもなく、到着していた。
「カイト! 無事だったか!」
「フレアこそ。肩の傷は、もういいのか?」
「へっ、この通り、ピンピンしてるぜ! ルナの回復魔法と、アレスがくれた霊薬のおかげでな!」
俺たちは、互いの無事を喜び合い、そして、すぐに、真剣な表情へと戻った。
残された時間は、少ない。
俺たちは、かつて、勇者アレクサンダーが、砂となって消滅した、その場所へと向かった。
そこには、当然、彼の亡骸も、遺品も、何一つ残ってはいない。ただ、風化した、黒曜石の大地が、広がっているだけだった。
「……本当に、こんな場所に、手がかりがあるのか?」
ヴォルグが、訝しげに呟く。
「ああ。神々のやり方は、常に、巧妙で、そして、悪趣味だ。最も重要なものを、最も、無価値に見えるものの中に、隠す。それが、奴らの、やり口だ」
アレスは、確信を持って、言った。
俺は、その場所に、静かに、膝をついた。
そして、【ワールド・エディタ】を、最大深度で、起動させた。
俺の意識は、再び、この空間の、情報の奔流の中へと、深く、深く、潜っていく。
俺が探すのは、物質的な『モノ』ではない。
この空間に、刻み込まれた、アレクサンダーという存在が、最後に残した、魂の『痕跡』。
その、情報の残滓を、俺は、必死で、手繰り寄せた。
『……憎い……』
『……なぜ、俺だけが……』
『……カイト……羨ましい……』
彼の、最後の、醜い、しかし、あまりにも人間的な、感情の断片が、俺の心に、流れ込んでくる。
だが、その、どす黒い、感情の澱の、その、一番、奥底に。
俺は、一つの、小さな、小さな、光の欠片を、見つけた。
それは、彼が、勇者として召喚された、その最初の日に、抱いていたはずの、純粋な、想いだった。
『――この世界を、救いたい』
その、あまりにも、ささやかで、そして、忘れ去られていた、彼の、本来の『願い』。
それこそが、最後の神器を、呼び覚ますための、『鍵』だったのだ。
俺は、その、光の欠片に、俺自身の、力を、注ぎ込んだ。
「……お前の気持ち、確かに、受け取ったぜ。ゆっくり、眠れ、アレクサンダー」
俺は、心の中で、かつての宿敵に、そう、語りかけた。
俺が、目を開けると、現実世界で、奇跡が、起きていた。
俺たちが囲んでいた、何もないはずの地面から、一本の、錆びついた、折れた剣の柄が、まるで、土の中から、芽吹くように、ゆっくりと、せり上がってきたのだ。
それは、アレクサンダーが、最後まで手にしていた、聖剣アスカロン(偽)の、無残な、残骸だった。
「……これか?」
フレアが、それを、つまみ上げる。
「こんな、ボロボロの鉄クズが、神器だっていうのかよ?」
「ああ」
アレスが、静かに、頷いた。
「これこそが、神器『始まりの剣』の、仮の姿。神々は、この剣に、幾重にも、封印の呪いをかけ、その真の力を、隠していたのだ。そして、その最後の封印を解く鍵が、持ち主の、純粋な『英雄の魂』だったというわけだ」
皮肉な話だ。
神々は、アレクサンダーを、偽りの勇者として、利用し続けた。だが、その、彼の魂の、一番、純粋な部分だけが、結果として、神々の目論見を、打ち破る、最後の鍵となったのだ。
「だが、どうする? アレクサンダーは、もういない。封印を解くための、持ち主が……」
リリスの、懸念に、俺は、静かに、首を振った。
「いや、持ち主なら、ここにいる」
俺は、フレアの手から、その、折れた剣の柄を、受け取った。
そして、俺は、その柄を、フレアに、差し出した。
「え……? 俺に?」
「ああ。お前が、この剣の、新しい、持ち主になれ」
俺の、突拍子もない提案に、フレアだけでなく、全員が、目を見開いた。
「ば、馬鹿言うなよ、カイト! 俺なんかが、神器の持ち主になれるわけ……!」
「なれるさ」
俺は、彼女の目を、真っ直ぐに見つめた。
「お前ほど、真っ直ぐで、仲間思いで、誰かのために、本気で戦える奴を、俺は知らない。お前こそ、この剣を持つに、ふさわしい、『本物の英雄』だ」
俺の言葉に、フレアの顔が、みるみるうちに、赤くなっていく。
「……な、な、な、何、言ってんだよ、お前……! からかってんのか!」
「からかってない。本気だ」
「……でもよ……」
「いいから、受け取れ。これは、俺からの『命令』だ、相棒」
俺が、悪戯っぽく笑うと、フレアは、しばらく、逡巡した後、観念したように、その剣の柄を、受け取った。
彼女が、その柄を、握りしめた、瞬間。
錆びつき、折れていたはずの剣が、まばゆい、虹色の光を、放った。
封印が、解けていく。
アレクサンダーの、残滓。そして、フレアの、熱い、英雄の魂。その二つが、共鳴し、剣は、その、本来の姿を、取り戻していく。
柄から、光の刃が、伸び、やがて、それは、一振りの、壮麗な、白銀の長剣へと、その姿を変えた。
その刀身には、神代の文字で、こう、刻まれていた。
『――始まりは、終わり。終わりは、新たな、始まりなり』
神器『始まりの剣』、完全な、覚醒。
フレアは、その、生まれ変わった剣を、呆然と、見つめている。
「……すげえ……。力が、身体に、みなぎってくる……」
こうして、俺たちは、ついに、三つ目の神器を、その手に、入れた。
『精霊の涙』
『王権の聖杯』
そして、『始まりの剣』。
神域への、扉を開くための、全ての『鍵』が、揃ったのだ。
その時、アレスが、ハッとしたように、空を見上げた。
「……来るぞ、カイト。世界の、あちこちから、多くの『意志』が、この地に、集まってきている」
彼の言葉通り、地平線の、彼方から。
東から、西から、南から。
いくつもの、軍勢が、地響きを立てながら、この、魔王城へと、向かってくるのが、見えた。
先頭に立つのは、エルロンド長老率いる、エルフの弓兵部隊。
その後ろには、ギルバートに率いられた、ドワーフの重装歩兵軍団。
さらには、俺たちが、かつて、助けた、グライフ氏の、大規模な、支援部隊。
そして、ヴォルグやリリスの呼びかけに応え、魔王軍の、残存兵力もまた、この地に、集結しつつあった。
彼らは、俺たちの戦いを見て、世界の真実を知り、種族や、国の垣根を、越えて、立ち上がったのだ。
自分たちの、未来を、自分たちの手で、掴み取るために。
「……はっ。なんだか、とんでもねえことになっちまったな」
俺は、眼下に広がる、ありえない光景に、思わず、笑みがこぼれた。
エルフと、ドワーフが、肩を並べ。
人間と、魔族が、同じ旗の下に、集う。
それは、この世界の、誰もが、夢見ることすらなかった、奇跡の光景。
俺たちの、神々への反逆は、今や、この世界の、全ての種族を巻き込んだ、大戦へと、発展しようとしていた。
俺は、天を、仰いだ。
その先にある、神々の、住まう場所を、睨みつけながら。
「――見てるかよ、神様ども。これが、お前たちが見捨てた、この世界の、生命の、答えだ」
俺は、静かに、しかし、力強く、宣言した。
「俺たちは、これから、お前たちの、そのふざけた『天国』に、殴り込みに行く。世界の、本当の管理者(マスター)が、誰なのかを、教えてやるためにな」
俺の言葉に、集った、全ての者たちが、雄叫びを、上げた。
その声は、大地を揺るがし、天を、震わせた。
世界の、運命を賭けた、最後の戦いが、今、まさに、始まろうとしていた。
時を同じくして、アレスたちもまた、リリスの空間転移によって、その場所に、寸分の狂いもなく、到着していた。
「カイト! 無事だったか!」
「フレアこそ。肩の傷は、もういいのか?」
「へっ、この通り、ピンピンしてるぜ! ルナの回復魔法と、アレスがくれた霊薬のおかげでな!」
俺たちは、互いの無事を喜び合い、そして、すぐに、真剣な表情へと戻った。
残された時間は、少ない。
俺たちは、かつて、勇者アレクサンダーが、砂となって消滅した、その場所へと向かった。
そこには、当然、彼の亡骸も、遺品も、何一つ残ってはいない。ただ、風化した、黒曜石の大地が、広がっているだけだった。
「……本当に、こんな場所に、手がかりがあるのか?」
ヴォルグが、訝しげに呟く。
「ああ。神々のやり方は、常に、巧妙で、そして、悪趣味だ。最も重要なものを、最も、無価値に見えるものの中に、隠す。それが、奴らの、やり口だ」
アレスは、確信を持って、言った。
俺は、その場所に、静かに、膝をついた。
そして、【ワールド・エディタ】を、最大深度で、起動させた。
俺の意識は、再び、この空間の、情報の奔流の中へと、深く、深く、潜っていく。
俺が探すのは、物質的な『モノ』ではない。
この空間に、刻み込まれた、アレクサンダーという存在が、最後に残した、魂の『痕跡』。
その、情報の残滓を、俺は、必死で、手繰り寄せた。
『……憎い……』
『……なぜ、俺だけが……』
『……カイト……羨ましい……』
彼の、最後の、醜い、しかし、あまりにも人間的な、感情の断片が、俺の心に、流れ込んでくる。
だが、その、どす黒い、感情の澱の、その、一番、奥底に。
俺は、一つの、小さな、小さな、光の欠片を、見つけた。
それは、彼が、勇者として召喚された、その最初の日に、抱いていたはずの、純粋な、想いだった。
『――この世界を、救いたい』
その、あまりにも、ささやかで、そして、忘れ去られていた、彼の、本来の『願い』。
それこそが、最後の神器を、呼び覚ますための、『鍵』だったのだ。
俺は、その、光の欠片に、俺自身の、力を、注ぎ込んだ。
「……お前の気持ち、確かに、受け取ったぜ。ゆっくり、眠れ、アレクサンダー」
俺は、心の中で、かつての宿敵に、そう、語りかけた。
俺が、目を開けると、現実世界で、奇跡が、起きていた。
俺たちが囲んでいた、何もないはずの地面から、一本の、錆びついた、折れた剣の柄が、まるで、土の中から、芽吹くように、ゆっくりと、せり上がってきたのだ。
それは、アレクサンダーが、最後まで手にしていた、聖剣アスカロン(偽)の、無残な、残骸だった。
「……これか?」
フレアが、それを、つまみ上げる。
「こんな、ボロボロの鉄クズが、神器だっていうのかよ?」
「ああ」
アレスが、静かに、頷いた。
「これこそが、神器『始まりの剣』の、仮の姿。神々は、この剣に、幾重にも、封印の呪いをかけ、その真の力を、隠していたのだ。そして、その最後の封印を解く鍵が、持ち主の、純粋な『英雄の魂』だったというわけだ」
皮肉な話だ。
神々は、アレクサンダーを、偽りの勇者として、利用し続けた。だが、その、彼の魂の、一番、純粋な部分だけが、結果として、神々の目論見を、打ち破る、最後の鍵となったのだ。
「だが、どうする? アレクサンダーは、もういない。封印を解くための、持ち主が……」
リリスの、懸念に、俺は、静かに、首を振った。
「いや、持ち主なら、ここにいる」
俺は、フレアの手から、その、折れた剣の柄を、受け取った。
そして、俺は、その柄を、フレアに、差し出した。
「え……? 俺に?」
「ああ。お前が、この剣の、新しい、持ち主になれ」
俺の、突拍子もない提案に、フレアだけでなく、全員が、目を見開いた。
「ば、馬鹿言うなよ、カイト! 俺なんかが、神器の持ち主になれるわけ……!」
「なれるさ」
俺は、彼女の目を、真っ直ぐに見つめた。
「お前ほど、真っ直ぐで、仲間思いで、誰かのために、本気で戦える奴を、俺は知らない。お前こそ、この剣を持つに、ふさわしい、『本物の英雄』だ」
俺の言葉に、フレアの顔が、みるみるうちに、赤くなっていく。
「……な、な、な、何、言ってんだよ、お前……! からかってんのか!」
「からかってない。本気だ」
「……でもよ……」
「いいから、受け取れ。これは、俺からの『命令』だ、相棒」
俺が、悪戯っぽく笑うと、フレアは、しばらく、逡巡した後、観念したように、その剣の柄を、受け取った。
彼女が、その柄を、握りしめた、瞬間。
錆びつき、折れていたはずの剣が、まばゆい、虹色の光を、放った。
封印が、解けていく。
アレクサンダーの、残滓。そして、フレアの、熱い、英雄の魂。その二つが、共鳴し、剣は、その、本来の姿を、取り戻していく。
柄から、光の刃が、伸び、やがて、それは、一振りの、壮麗な、白銀の長剣へと、その姿を変えた。
その刀身には、神代の文字で、こう、刻まれていた。
『――始まりは、終わり。終わりは、新たな、始まりなり』
神器『始まりの剣』、完全な、覚醒。
フレアは、その、生まれ変わった剣を、呆然と、見つめている。
「……すげえ……。力が、身体に、みなぎってくる……」
こうして、俺たちは、ついに、三つ目の神器を、その手に、入れた。
『精霊の涙』
『王権の聖杯』
そして、『始まりの剣』。
神域への、扉を開くための、全ての『鍵』が、揃ったのだ。
その時、アレスが、ハッとしたように、空を見上げた。
「……来るぞ、カイト。世界の、あちこちから、多くの『意志』が、この地に、集まってきている」
彼の言葉通り、地平線の、彼方から。
東から、西から、南から。
いくつもの、軍勢が、地響きを立てながら、この、魔王城へと、向かってくるのが、見えた。
先頭に立つのは、エルロンド長老率いる、エルフの弓兵部隊。
その後ろには、ギルバートに率いられた、ドワーフの重装歩兵軍団。
さらには、俺たちが、かつて、助けた、グライフ氏の、大規模な、支援部隊。
そして、ヴォルグやリリスの呼びかけに応え、魔王軍の、残存兵力もまた、この地に、集結しつつあった。
彼らは、俺たちの戦いを見て、世界の真実を知り、種族や、国の垣根を、越えて、立ち上がったのだ。
自分たちの、未来を、自分たちの手で、掴み取るために。
「……はっ。なんだか、とんでもねえことになっちまったな」
俺は、眼下に広がる、ありえない光景に、思わず、笑みがこぼれた。
エルフと、ドワーフが、肩を並べ。
人間と、魔族が、同じ旗の下に、集う。
それは、この世界の、誰もが、夢見ることすらなかった、奇跡の光景。
俺たちの、神々への反逆は、今や、この世界の、全ての種族を巻き込んだ、大戦へと、発展しようとしていた。
俺は、天を、仰いだ。
その先にある、神々の、住まう場所を、睨みつけながら。
「――見てるかよ、神様ども。これが、お前たちが見捨てた、この世界の、生命の、答えだ」
俺は、静かに、しかし、力強く、宣言した。
「俺たちは、これから、お前たちの、そのふざけた『天国』に、殴り込みに行く。世界の、本当の管理者(マスター)が、誰なのかを、教えてやるためにな」
俺の言葉に、集った、全ての者たちが、雄叫びを、上げた。
その声は、大地を揺るがし、天を、震わせた。
世界の、運命を賭けた、最後の戦いが、今、まさに、始まろうとしていた。
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