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第1話:追放宣告
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焚き火の炎がぱちぱちと音を立てて爆ぜる。周囲の闇を頼りなく照らす光が、仲間たちの疲れた顔を映し出していた。俺は、アルフォンスはそんな彼らを横目に黙々と作業を続けていた。
地面に防水布を敷き、その上に手際よくテントを張る。風向きを計算してペグを打ち込み、雨が降っても浸水しないよう周囲に浅い溝を掘った。俺のスキル【土いじり】は、こういう作業で真価を発揮する。地面を少し柔らかくして溝を掘りやすくしたり、ペグが抜けにくいよう土を固めたり。戦闘では何の役にも立たない地味なスキル。それでも、パーティの野営生活を支えている自負はあった。
「おいアルフォンス。飯はまだか」
不機嫌そうな声が飛んできた。声の主は、このAランクパーティ「竜の牙」のリーダー、ガイウス。彼は岩に腰掛け、自慢の大剣を手入れしている。その隣では、聖女セレスティアが優雅に微笑みながらカップを傾けていた。中身は俺が朝のうちに摘んでおいたハーブティーだ。
「今準備します」
俺は短く答えると、鍋に火をかけた。今日の夕食は、森で採れたキノコと干し肉を煮込んだスープ。これも俺の仕事だ。戦闘後の疲れた体に染みるよう、少し濃いめの味付けにしてある。俺の【土いじり】は、食べられる野草やキノコがどこに生えているかなんとなく察知できた。おかげでこのパーティは、他のパーティに比べて食料に困ったことはないはずだ。
スープを木の皿によそい、皆に配って回る。
「ありがとうアルフォンスさん」
「……どうも」
他のメンバーは小さな声で礼を言う。しかし、リーダーのガイウスは礼も言わずにスープをすすり、顔をしかめた。
「なんだこの味は。いつも同じようなものばかり食わせやがって」
「すみません。今日はこれといった獲物がなくて……」
「言い訳はいい。役立たずが」
吐き捨てるような言葉。いつものことだ。俺はぐっと拳を握りしめ、自分の分のスープを口に運んだ。悔しさを飲み込むように。
食事が終わると、また俺の仕事が始まる。食器を洗い、明日の朝食の準備をし、皆が脱ぎ捨てた武具を磨く。革鎧には油を塗り込み、剣についたモンスターの血脂を丁寧に拭き取る。これを怠れば、装備の寿命は一気に縮まる。高価な魔法武具ならなおさらだ。誰もやりたがらない地味な仕事。だが、誰かがやらねばならない重要な仕事。
俺はそれを、このパーティに入ってから三年間、一日も欠かさず続けてきた。
すべての作業を終え、自分用の小さなテントに潜り込もうとした時だった。
「アルフォンス。少し話がある」
ガイウスに呼び止められた。彼の隣には、聖女セレスティアが静かに佇んでいる。その表情は、いつもと変わらない慈愛に満ちた微笑みのはずなのに、なぜかひどく冷たく感じられた。
嫌な予感が胸をよぎる。焚き火の前に連れてこられると、他のメンバーたちも遠巻きにこちらを見ていた。誰もが気まずそうに目を逸らす。
ガイウスは腕を組み、仁王立ちで俺を見下ろした。
「単刀直入に言う。お前は今日限りでクビだ」
「……え?」
一瞬、何を言われたのか理解できなかった。クビ。追放。その言葉が頭の中で反響する。
「な、んでですか。俺は、ちゃんと仕事をしてきたはずです」
「仕事だと? お前がやっているのはただの雑用だ。そんなものは誰にでもできる」
ガイ-ウスは鼻で笑った。「Aランクパーティに、戦闘で何の役にも立たない雑用係は必要ない。お前がいるだけで、全体の戦力が低下する。足手まといなんだよ、お前は」
足手まとい。その言葉が鋭い刃のように胸に突き刺さった。
「そんなことはありません! 野営地の設営や食料の調達、装備のメンテナンスだって、パーティには必要なことです。俺がいたから、皆さんは戦闘に集中できたんじゃないですか」
必死に食い下がる俺に、隣のセレスティアが悲しそうな表情を浮かべた。
「アルフォンスさん。あなたの気持ちも分かります。ですが、ガイウス様の言う通りなのです」
透き通るような声。だが、その内容は残酷だった。
「あなたのスキル【土いじり】は、あまりにも……地味すぎます。わたくしたちAランクパーティに相応しくない。あなたの存在そのものが、パーティの格を下げてしまっているのです」
「格、ですか……」
「それに」とセレスティアは続ける。「最近、わたくしの聖なる力が少し濁っているように感じます。おそらく、あなたの放つ負のオーラが影響しているのでしょう。パーティ全体の士気にも関わりますわ」
聖女の言葉は絶対だ。彼女がそう言うのなら、そうなのだろう。他のメンバーたちは、ますます視線を合わせようとしなくなった。誰も、俺を庇う者はいない。三年間、共に旅をしてきた仲間だと思っていたのは、俺だけだったらしい。
「そういうことだ。異論は認めん」
ガイウスが最終通告を突きつける。
「俺は、パーティのために……」
「お前の代わりなどいくらでもいる! 金さえ払えば、もっとマシな雑用係が雇えるだろうさ」
「……っ」
言葉に詰まる。俺の三年間は、金で代わりが利く程度のものだったのか。俺が必死に築き上げてきた居場所は、こんなにも脆いものだったのか。
悔しさと悲しさで、目の前が滲む。だが、涙は見せたくなかった。こいつらの前で泣くのだけは、ごめんだった。
「分かりました。出て行きます」
俺は、絞り出すように言った。
「物分かりが良くて助かる」
ガイウスはそう言うと、革袋を一つ放り投げてきた。地面に落ちて、チャリンと軽い音が鳴る。
「これまでの給料と退職金だ。せいぜい大事に使うんだな」
中身は銀貨が数枚。三年間働いた対価としては、あまりにも少ない。だが、もう何も言う気力はなかった。
「荷物を、まとめても?」
「必要ない。お前の荷物など、どうせガラクタばかりだろう。それもくれてやる。さっさと失せろ」
非情な宣告。俺は使い古した革の鎧と、腰に差したショートソード、そして投げつけられた革袋だけを手に、焚き火の輪から離れた。
誰も、声をかけてはこなかった。
「竜の牙」のメンバーたちに背を向け、闇の中へ一歩踏み出す。振り返ることはしなかった。
森を抜け、人気のない荒野に出る。月明かりだけが、頼りだった。
どこへ行けばいいのか。これからどうすればいいのか。全く分からない。
Aランクパーティに所属していたという経歴は、何の役にも立たないだろう。【土いじり】なんていう戦闘スキルを持たない俺を、他のパーティが雇ってくれるはずもない。
俺は歩き続けた。当てもなく、ただひたすらに。
夜風が頬を撫でる。冷たい風が、火照った頭を少しだけ冷やしてくれた。
ガイウスの傲慢な顔。
セレスティアの冷たい微笑み。
見て見ぬふりをした、元仲間たちの顔。
それらが次々と思い浮かび、腹の底から怒りが込み上げてくる。
だが、それと同時に、奇妙な感覚も芽生えていた。
解放感。
そうだ。もう、あのパーティのために働く必要はないのだ。誰かに罵倒されることも、理不尽な扱いを受けることもない。これからは、自分のためだけに生きればいい。
「……これから、どうしようか」
呟きは、誰に聞かれることもなく夜の闇に溶けていった。
都会の喧騒はもううんざりだ。ギルドの人間関係も、冒険者たちのぎらついた目も、もう見たくない。
静かな場所がいい。
誰にも邪魔されず、一人で静かに暮らせる場所。
土がある場所がいい。
俺にできるのは、結局それくらいなのだから。
革袋の中の銀貨を握りしめる。これだけあれば、王都から遠く離れた辺境の、誰も見向きもしないような安い土地なら買えるかもしれない。
そこで、小さな畑でも耕して生きていこう。
幸い、俺には【土いじり】のスキルがある。作物を育てることくらいはできるはずだ。
そう思うと、少しだけ心が軽くなった。
パーティを追放された夜。俺の冒険者人生は終わりを告げた。
そして、何かが始まろうとしていた。
俺は顔を上げ、月に向かって歩き出した。新しい人生が、この荒野の先にあると信じて。
地面に防水布を敷き、その上に手際よくテントを張る。風向きを計算してペグを打ち込み、雨が降っても浸水しないよう周囲に浅い溝を掘った。俺のスキル【土いじり】は、こういう作業で真価を発揮する。地面を少し柔らかくして溝を掘りやすくしたり、ペグが抜けにくいよう土を固めたり。戦闘では何の役にも立たない地味なスキル。それでも、パーティの野営生活を支えている自負はあった。
「おいアルフォンス。飯はまだか」
不機嫌そうな声が飛んできた。声の主は、このAランクパーティ「竜の牙」のリーダー、ガイウス。彼は岩に腰掛け、自慢の大剣を手入れしている。その隣では、聖女セレスティアが優雅に微笑みながらカップを傾けていた。中身は俺が朝のうちに摘んでおいたハーブティーだ。
「今準備します」
俺は短く答えると、鍋に火をかけた。今日の夕食は、森で採れたキノコと干し肉を煮込んだスープ。これも俺の仕事だ。戦闘後の疲れた体に染みるよう、少し濃いめの味付けにしてある。俺の【土いじり】は、食べられる野草やキノコがどこに生えているかなんとなく察知できた。おかげでこのパーティは、他のパーティに比べて食料に困ったことはないはずだ。
スープを木の皿によそい、皆に配って回る。
「ありがとうアルフォンスさん」
「……どうも」
他のメンバーは小さな声で礼を言う。しかし、リーダーのガイウスは礼も言わずにスープをすすり、顔をしかめた。
「なんだこの味は。いつも同じようなものばかり食わせやがって」
「すみません。今日はこれといった獲物がなくて……」
「言い訳はいい。役立たずが」
吐き捨てるような言葉。いつものことだ。俺はぐっと拳を握りしめ、自分の分のスープを口に運んだ。悔しさを飲み込むように。
食事が終わると、また俺の仕事が始まる。食器を洗い、明日の朝食の準備をし、皆が脱ぎ捨てた武具を磨く。革鎧には油を塗り込み、剣についたモンスターの血脂を丁寧に拭き取る。これを怠れば、装備の寿命は一気に縮まる。高価な魔法武具ならなおさらだ。誰もやりたがらない地味な仕事。だが、誰かがやらねばならない重要な仕事。
俺はそれを、このパーティに入ってから三年間、一日も欠かさず続けてきた。
すべての作業を終え、自分用の小さなテントに潜り込もうとした時だった。
「アルフォンス。少し話がある」
ガイウスに呼び止められた。彼の隣には、聖女セレスティアが静かに佇んでいる。その表情は、いつもと変わらない慈愛に満ちた微笑みのはずなのに、なぜかひどく冷たく感じられた。
嫌な予感が胸をよぎる。焚き火の前に連れてこられると、他のメンバーたちも遠巻きにこちらを見ていた。誰もが気まずそうに目を逸らす。
ガイウスは腕を組み、仁王立ちで俺を見下ろした。
「単刀直入に言う。お前は今日限りでクビだ」
「……え?」
一瞬、何を言われたのか理解できなかった。クビ。追放。その言葉が頭の中で反響する。
「な、んでですか。俺は、ちゃんと仕事をしてきたはずです」
「仕事だと? お前がやっているのはただの雑用だ。そんなものは誰にでもできる」
ガイ-ウスは鼻で笑った。「Aランクパーティに、戦闘で何の役にも立たない雑用係は必要ない。お前がいるだけで、全体の戦力が低下する。足手まといなんだよ、お前は」
足手まとい。その言葉が鋭い刃のように胸に突き刺さった。
「そんなことはありません! 野営地の設営や食料の調達、装備のメンテナンスだって、パーティには必要なことです。俺がいたから、皆さんは戦闘に集中できたんじゃないですか」
必死に食い下がる俺に、隣のセレスティアが悲しそうな表情を浮かべた。
「アルフォンスさん。あなたの気持ちも分かります。ですが、ガイウス様の言う通りなのです」
透き通るような声。だが、その内容は残酷だった。
「あなたのスキル【土いじり】は、あまりにも……地味すぎます。わたくしたちAランクパーティに相応しくない。あなたの存在そのものが、パーティの格を下げてしまっているのです」
「格、ですか……」
「それに」とセレスティアは続ける。「最近、わたくしの聖なる力が少し濁っているように感じます。おそらく、あなたの放つ負のオーラが影響しているのでしょう。パーティ全体の士気にも関わりますわ」
聖女の言葉は絶対だ。彼女がそう言うのなら、そうなのだろう。他のメンバーたちは、ますます視線を合わせようとしなくなった。誰も、俺を庇う者はいない。三年間、共に旅をしてきた仲間だと思っていたのは、俺だけだったらしい。
「そういうことだ。異論は認めん」
ガイウスが最終通告を突きつける。
「俺は、パーティのために……」
「お前の代わりなどいくらでもいる! 金さえ払えば、もっとマシな雑用係が雇えるだろうさ」
「……っ」
言葉に詰まる。俺の三年間は、金で代わりが利く程度のものだったのか。俺が必死に築き上げてきた居場所は、こんなにも脆いものだったのか。
悔しさと悲しさで、目の前が滲む。だが、涙は見せたくなかった。こいつらの前で泣くのだけは、ごめんだった。
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俺は、絞り出すように言った。
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「これまでの給料と退職金だ。せいぜい大事に使うんだな」
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「荷物を、まとめても?」
「必要ない。お前の荷物など、どうせガラクタばかりだろう。それもくれてやる。さっさと失せろ」
非情な宣告。俺は使い古した革の鎧と、腰に差したショートソード、そして投げつけられた革袋だけを手に、焚き火の輪から離れた。
誰も、声をかけてはこなかった。
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俺は歩き続けた。当てもなく、ただひたすらに。
夜風が頬を撫でる。冷たい風が、火照った頭を少しだけ冷やしてくれた。
ガイウスの傲慢な顔。
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見て見ぬふりをした、元仲間たちの顔。
それらが次々と思い浮かび、腹の底から怒りが込み上げてくる。
だが、それと同時に、奇妙な感覚も芽生えていた。
解放感。
そうだ。もう、あのパーティのために働く必要はないのだ。誰かに罵倒されることも、理不尽な扱いを受けることもない。これからは、自分のためだけに生きればいい。
「……これから、どうしようか」
呟きは、誰に聞かれることもなく夜の闇に溶けていった。
都会の喧騒はもううんざりだ。ギルドの人間関係も、冒険者たちのぎらついた目も、もう見たくない。
静かな場所がいい。
誰にも邪魔されず、一人で静かに暮らせる場所。
土がある場所がいい。
俺にできるのは、結局それくらいなのだから。
革袋の中の銀貨を握りしめる。これだけあれば、王都から遠く離れた辺境の、誰も見向きもしないような安い土地なら買えるかもしれない。
そこで、小さな畑でも耕して生きていこう。
幸い、俺には【土いじり】のスキルがある。作物を育てることくらいはできるはずだ。
そう思うと、少しだけ心が軽くなった。
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