4 / 100
第4話:解析は日常を変える
しおりを挟む
テル村で与えられた小さな家は、質素ではあったが、俺にとっては城のようなものだった。朝、窓から差し込む光で目覚め、鳥の声を聞く。追放される前の、パーティーでの息詰まるような日々とは全く違う、穏やかな時間が流れていた。
とはいえ、のんびりしているわけにもいかない。この村で生きていくと決めたからには、俺にできることで貢献したい。幸い、俺には【万物解析】がある。
まず気になったのは、村人たちの健康状態だった。辺境での厳しい生活は、人々の体に負担をかけている。農作業中のちょっとした怪我や、季節の変わり目の体調不良で動けなくなる人も少なくないようだった。高価なポーションなど、この村には無縁だ。
「そうだ、薬草があったな」
以前【万物解析】で見つけたキズナグサや、その他にも周辺に自生している薬草について、改めて徹底的に調査を開始した。
『名称: ネツサマシソウ
種別: 草本(薬用)
効果: 葉を煎じて飲むと解熱作用、鎮静作用がある。軽い風邪や発熱に有効。副作用は少ない。』
『名称: チドメハグサ
種別: 草本(薬用)
効果: 葉に含まれる成分に強力な止血作用と抗菌作用。深い切り傷の応急処置に有効。乾燥させて粉末にすれば保存も可能。』
俺は効果や使い方を【万物解析】で正確に把握した上で、村人たちにその知識を共有することにした。特に、子供を持つ母親たちや、よく怪我をする若者たちが熱心に耳を傾けてくれた。
「このキズナグサは、こうやって葉を揉んで傷口に貼るといい。軽い切り傷なら、すぐに血が止まるはずだ」
「熱が出たら、このネツサマシソウを煮出して飲ませてみてくれ。薬屋で買う薬ほどじゃないが、少しは楽になると思う」
最初は半信半疑だった村人も、実際に効果を目の当たりにすると、驚きと共に感謝してくれた。俺はさらに、簡単な軟膏の作り方(薬草を油で煮詰める)や、保存方法なども教えた。
「でもカイトさん、使うたびに森に取りに行くのも大変だよ」
「そうだな。それなら、村の近くで育ててみるのはどうだろう? 日当たりの良い、少し湿った場所なら、これらの薬草は育つはずだ」
俺の提案に、数人の村人が賛同してくれた。村の外れにある使われていない小さな土地を借り、皆で協力して薬草畑を作り始めた。これで、必要な時にすぐ薬草が手に入るようになるだろう。ささやかな変化だが、村の生活の質は確実に向上していくはずだ。
次に俺が注目したのは、村の生命線である農業だった。テル村の土地は痩せており、作物の収穫量は多くない。村人たちは長年の経験でなんとか作物を育てているが、効率が良いとは言えなかった。
俺は村中の畑を回り、【万物解析】で土壌を分析していった。
『対象: A区画の土壌
成分: 窒素・リン酸・カリウムいずれも不足気味。特にリン酸が欠乏。砂質土壌で保水力低い。
推奨作物: 根菜類(比較的痩せた土地でも育つ)、豆類(窒素固定作用あり)。
改善案: 堆肥(家畜の糞、枯草、生ゴミ等を発酵させたもの)の投入による有機物補充。緑肥(豆科植物などを育て、そのまま土に鋤き込む)による窒素補給。』
『対象: B区画の土壌
成分: 粘土質で水はけが悪い。微量要素(鉄分、マンガン)がやや不足。
推奨作物: イモ類、葉物野菜(水はけ改善が必要)。
改善案: 砂や有機物を混ぜ込み、土壌の団粒構造を改善。輪作(同じ作物を連続して作らない)により、特定の養分の枯渇を防ぐ。』
分析結果は驚くほど詳細だった。俺はこれらの情報を整理し、村長や畑仕事の中心となっている村人たちに説明した。
「この畑はジャガイモには向いているが、葉物を作るならもう少し土を改良した方がいい。こっちの畑は、豆類を育てれば、土自体が少しずつ豊かになる可能性がある」
「堆肥…? 生ゴミや家畜の糞が肥料になるのか?」
「ああ。うまく発酵させれば、とても良い肥料になる。作り方もそれほど難しくはない」
俺は、簡単な堆肥の作り方や、輪作の考え方などを説明した。長年の経験則で農業を行ってきた村人たちにとって、俺の話は目新しいものが多かったようだ。すぐには受け入れられない部分もあったが、水問題解決の実績もあってか、多くの人が真剣に聞いてくれた。特に若い世代は、新しい方法を試すことに意欲的だった。
「カイトさんの言う通りにやってみるよ! 少しでも収穫が増えれば助かるからな」
変化が実感できるようになるには時間がかかるだろうが、これも村の未来への投資だ。
そんな日々を送る中で、俺は水質改善に使った粘土のことも気になっていた。【万物解析】で改めて調べてみると、興味深い情報が表示された。
『名称: テル粘土(仮称)
種別: 粘土(陶土)
成分: カオリナイト、石英、長石、微量の鉄分。ゼオライト成分も含む。
特性: 可塑性に優れ、耐火度も比較的高く、焼き締まりが良い。焼成により、素朴な風合いの赤褐色の陶器となる。吸水性はやや高い。
状態: 安定。良質な陶土として利用可能。
解析深度: 85%
潜在価値: 中~高(加工技術次第)。日用食器、貯蔵壺、建材(タイル等)への応用が可能。交易品としての価値も期待できる。
備考: 付近の沢で容易に採取可能。村の新たな産業となる可能性を秘める。』
「陶器か…! これは、村の収入源になるかもしれない」
辺境の村にとって、現金収入を得る手段は限られている。もし良質な陶器を作って、近くの町で売ることができれば、村の暮らしは大きく変わるはずだ。
俺はこの可能性を村長に話してみた。
「粘土で…焼き物を作るだと? そんなことができるのか?」
「ええ。この村の粘土は、陶器作りに適した性質を持っているようです。もちろん、技術は必要ですが、試してみる価値はあると思います」
村長は腕を組んで考え込んでいたが、やがて頷いた。
「…分かった。これも試してみよう。幸い、昔、若い頃に少しだけ焼き物を齧ったことがあるという老人がいたはずだ。彼に相談してみよう」
数日後、その老人を中心に、手先の器用そうな村人数名が集まり、俺が【万物解析】で得た情報(適切な焼成温度や窯の構造など)を元に、簡単な露天掘りの窯を作り、粘土をこねて形を作る作業が始まった。
最初は、ひび割れたり、形がいびつになったりして、なかなかうまくいかない。だが、村人たちは諦めずに試行錯誤を繰り返していた。失敗しても、その顔にはどこか楽しそうな色が浮かんでいる。自分たちの手で、新しいものを生み出す喜びを感じているのかもしれない。これも、すぐに成果が出るものではないだろう。だが、確かな希望の種が蒔かれた瞬間だった。
こうして、俺の知識とスキルは、少しずつテル村の日常を変えていった。薬草で痛みが和らいだ老婆が、照れたように手作りの干し肉をくれたり、農業の相談に乗った若者が、獲れたての川魚を持ってきてくれたり。納屋で寝ていた頃とは違い、俺は確実にこの村の一員として受け入れられ始めていた。村人たちの笑顔が増え、村全体に以前よりも活気が戻ってきたように感じるのは、気のせいではないだろう。
村での活動が少し落ち着いてきた頃、俺は村の周辺地域の探索も再開することにした。いつまでもテル村の中だけに留まっているわけにはいかない。この辺境がどんな場所なのか、他にどんな資源があるのか、あるいはどんな危険が潜んでいるのか。それを知っておく必要がある。
【万物解析】で安全を確認しながら、森の奥へと足を踏み入れる。豊かな自然の中には、薬草や利用価値のある鉱石なども見つかったが、同時に、魔物の痕跡も確認できた。幸い、今のところ遭遇したのはゴブリンや大型の牙猪(ファングボア)程度で、対処できない相手ではなかったが、油断は禁物だ。
ある日、森を抜けて少し開けた丘の上に出た時、遠くを走る街道が見えた。そこを、数台の幌馬車と、それを護衛するような数人の人影が移動していくのが見えた。キャラバンだろうか。
(あんな街道が近くにあったのか…)
今まで村の中だけで活動していたため、気づかなかった。あの街道を使えば、もっと大きな町へ行くこともできるだろう。
その数日後。村の寄り合いで、壮年の猟師がぽつりと漏らした言葉が、俺の耳に残った。
「そういや先日、北の街道で妙な一団を見たぜ。立派な馬車だったが、荷台の幌がやけに厳重でな。それに、護衛の連中の目つきが悪かった。なんか、人買い…奴隷商人みてぇな雰囲気だったな。どこぞの町へ向かう途中だったんだろうが…」
奴隷商人。その言葉に、俺は胸騒ぎを覚えた。アルドのパーティーにいた頃、貴族や富裕層が奴隷を使役しているという話は聞いたことがあった。この辺境にも、そうした闇が存在しているのかもしれない。
テル村での生活は、少しずつだが確実に良い方向へ向かっている。村人たちの笑顔を見るのは嬉しい。だが、この穏やかな日常の外には、依然として厳しい現実と、俺の知らない世界が広がっている。
(もっと知らなければならない。この辺境のことを。そして、外の世界のことも)
手に入れた安息の地に満足するだけでなく、さらなる探索と、来るべき時に備える必要性を、俺は改めて感じていた。窓の外では、村人たちが陶器作りの試作品を囲んで、ああでもないこうでもないと話し合っている。その穏やかな光景とは裏腹に、俺の心には、次なる一歩を踏み出すための静かな決意が宿り始めていた。
とはいえ、のんびりしているわけにもいかない。この村で生きていくと決めたからには、俺にできることで貢献したい。幸い、俺には【万物解析】がある。
まず気になったのは、村人たちの健康状態だった。辺境での厳しい生活は、人々の体に負担をかけている。農作業中のちょっとした怪我や、季節の変わり目の体調不良で動けなくなる人も少なくないようだった。高価なポーションなど、この村には無縁だ。
「そうだ、薬草があったな」
以前【万物解析】で見つけたキズナグサや、その他にも周辺に自生している薬草について、改めて徹底的に調査を開始した。
『名称: ネツサマシソウ
種別: 草本(薬用)
効果: 葉を煎じて飲むと解熱作用、鎮静作用がある。軽い風邪や発熱に有効。副作用は少ない。』
『名称: チドメハグサ
種別: 草本(薬用)
効果: 葉に含まれる成分に強力な止血作用と抗菌作用。深い切り傷の応急処置に有効。乾燥させて粉末にすれば保存も可能。』
俺は効果や使い方を【万物解析】で正確に把握した上で、村人たちにその知識を共有することにした。特に、子供を持つ母親たちや、よく怪我をする若者たちが熱心に耳を傾けてくれた。
「このキズナグサは、こうやって葉を揉んで傷口に貼るといい。軽い切り傷なら、すぐに血が止まるはずだ」
「熱が出たら、このネツサマシソウを煮出して飲ませてみてくれ。薬屋で買う薬ほどじゃないが、少しは楽になると思う」
最初は半信半疑だった村人も、実際に効果を目の当たりにすると、驚きと共に感謝してくれた。俺はさらに、簡単な軟膏の作り方(薬草を油で煮詰める)や、保存方法なども教えた。
「でもカイトさん、使うたびに森に取りに行くのも大変だよ」
「そうだな。それなら、村の近くで育ててみるのはどうだろう? 日当たりの良い、少し湿った場所なら、これらの薬草は育つはずだ」
俺の提案に、数人の村人が賛同してくれた。村の外れにある使われていない小さな土地を借り、皆で協力して薬草畑を作り始めた。これで、必要な時にすぐ薬草が手に入るようになるだろう。ささやかな変化だが、村の生活の質は確実に向上していくはずだ。
次に俺が注目したのは、村の生命線である農業だった。テル村の土地は痩せており、作物の収穫量は多くない。村人たちは長年の経験でなんとか作物を育てているが、効率が良いとは言えなかった。
俺は村中の畑を回り、【万物解析】で土壌を分析していった。
『対象: A区画の土壌
成分: 窒素・リン酸・カリウムいずれも不足気味。特にリン酸が欠乏。砂質土壌で保水力低い。
推奨作物: 根菜類(比較的痩せた土地でも育つ)、豆類(窒素固定作用あり)。
改善案: 堆肥(家畜の糞、枯草、生ゴミ等を発酵させたもの)の投入による有機物補充。緑肥(豆科植物などを育て、そのまま土に鋤き込む)による窒素補給。』
『対象: B区画の土壌
成分: 粘土質で水はけが悪い。微量要素(鉄分、マンガン)がやや不足。
推奨作物: イモ類、葉物野菜(水はけ改善が必要)。
改善案: 砂や有機物を混ぜ込み、土壌の団粒構造を改善。輪作(同じ作物を連続して作らない)により、特定の養分の枯渇を防ぐ。』
分析結果は驚くほど詳細だった。俺はこれらの情報を整理し、村長や畑仕事の中心となっている村人たちに説明した。
「この畑はジャガイモには向いているが、葉物を作るならもう少し土を改良した方がいい。こっちの畑は、豆類を育てれば、土自体が少しずつ豊かになる可能性がある」
「堆肥…? 生ゴミや家畜の糞が肥料になるのか?」
「ああ。うまく発酵させれば、とても良い肥料になる。作り方もそれほど難しくはない」
俺は、簡単な堆肥の作り方や、輪作の考え方などを説明した。長年の経験則で農業を行ってきた村人たちにとって、俺の話は目新しいものが多かったようだ。すぐには受け入れられない部分もあったが、水問題解決の実績もあってか、多くの人が真剣に聞いてくれた。特に若い世代は、新しい方法を試すことに意欲的だった。
「カイトさんの言う通りにやってみるよ! 少しでも収穫が増えれば助かるからな」
変化が実感できるようになるには時間がかかるだろうが、これも村の未来への投資だ。
そんな日々を送る中で、俺は水質改善に使った粘土のことも気になっていた。【万物解析】で改めて調べてみると、興味深い情報が表示された。
『名称: テル粘土(仮称)
種別: 粘土(陶土)
成分: カオリナイト、石英、長石、微量の鉄分。ゼオライト成分も含む。
特性: 可塑性に優れ、耐火度も比較的高く、焼き締まりが良い。焼成により、素朴な風合いの赤褐色の陶器となる。吸水性はやや高い。
状態: 安定。良質な陶土として利用可能。
解析深度: 85%
潜在価値: 中~高(加工技術次第)。日用食器、貯蔵壺、建材(タイル等)への応用が可能。交易品としての価値も期待できる。
備考: 付近の沢で容易に採取可能。村の新たな産業となる可能性を秘める。』
「陶器か…! これは、村の収入源になるかもしれない」
辺境の村にとって、現金収入を得る手段は限られている。もし良質な陶器を作って、近くの町で売ることができれば、村の暮らしは大きく変わるはずだ。
俺はこの可能性を村長に話してみた。
「粘土で…焼き物を作るだと? そんなことができるのか?」
「ええ。この村の粘土は、陶器作りに適した性質を持っているようです。もちろん、技術は必要ですが、試してみる価値はあると思います」
村長は腕を組んで考え込んでいたが、やがて頷いた。
「…分かった。これも試してみよう。幸い、昔、若い頃に少しだけ焼き物を齧ったことがあるという老人がいたはずだ。彼に相談してみよう」
数日後、その老人を中心に、手先の器用そうな村人数名が集まり、俺が【万物解析】で得た情報(適切な焼成温度や窯の構造など)を元に、簡単な露天掘りの窯を作り、粘土をこねて形を作る作業が始まった。
最初は、ひび割れたり、形がいびつになったりして、なかなかうまくいかない。だが、村人たちは諦めずに試行錯誤を繰り返していた。失敗しても、その顔にはどこか楽しそうな色が浮かんでいる。自分たちの手で、新しいものを生み出す喜びを感じているのかもしれない。これも、すぐに成果が出るものではないだろう。だが、確かな希望の種が蒔かれた瞬間だった。
こうして、俺の知識とスキルは、少しずつテル村の日常を変えていった。薬草で痛みが和らいだ老婆が、照れたように手作りの干し肉をくれたり、農業の相談に乗った若者が、獲れたての川魚を持ってきてくれたり。納屋で寝ていた頃とは違い、俺は確実にこの村の一員として受け入れられ始めていた。村人たちの笑顔が増え、村全体に以前よりも活気が戻ってきたように感じるのは、気のせいではないだろう。
村での活動が少し落ち着いてきた頃、俺は村の周辺地域の探索も再開することにした。いつまでもテル村の中だけに留まっているわけにはいかない。この辺境がどんな場所なのか、他にどんな資源があるのか、あるいはどんな危険が潜んでいるのか。それを知っておく必要がある。
【万物解析】で安全を確認しながら、森の奥へと足を踏み入れる。豊かな自然の中には、薬草や利用価値のある鉱石なども見つかったが、同時に、魔物の痕跡も確認できた。幸い、今のところ遭遇したのはゴブリンや大型の牙猪(ファングボア)程度で、対処できない相手ではなかったが、油断は禁物だ。
ある日、森を抜けて少し開けた丘の上に出た時、遠くを走る街道が見えた。そこを、数台の幌馬車と、それを護衛するような数人の人影が移動していくのが見えた。キャラバンだろうか。
(あんな街道が近くにあったのか…)
今まで村の中だけで活動していたため、気づかなかった。あの街道を使えば、もっと大きな町へ行くこともできるだろう。
その数日後。村の寄り合いで、壮年の猟師がぽつりと漏らした言葉が、俺の耳に残った。
「そういや先日、北の街道で妙な一団を見たぜ。立派な馬車だったが、荷台の幌がやけに厳重でな。それに、護衛の連中の目つきが悪かった。なんか、人買い…奴隷商人みてぇな雰囲気だったな。どこぞの町へ向かう途中だったんだろうが…」
奴隷商人。その言葉に、俺は胸騒ぎを覚えた。アルドのパーティーにいた頃、貴族や富裕層が奴隷を使役しているという話は聞いたことがあった。この辺境にも、そうした闇が存在しているのかもしれない。
テル村での生活は、少しずつだが確実に良い方向へ向かっている。村人たちの笑顔を見るのは嬉しい。だが、この穏やかな日常の外には、依然として厳しい現実と、俺の知らない世界が広がっている。
(もっと知らなければならない。この辺境のことを。そして、外の世界のことも)
手に入れた安息の地に満足するだけでなく、さらなる探索と、来るべき時に備える必要性を、俺は改めて感じていた。窓の外では、村人たちが陶器作りの試作品を囲んで、ああでもないこうでもないと話し合っている。その穏やかな光景とは裏腹に、俺の心には、次なる一歩を踏み出すための静かな決意が宿り始めていた。
285
あなたにおすすめの小説
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
外れスキル【削除&復元】が実は最強でした~色んなものを消して相手に押し付けたり自分のものにしたりする能力を得た少年の成り上がり~
名無し
ファンタジー
突如パーティーから追放されてしまった主人公のカイン。彼のスキルは【削除&復元】といって、荷物係しかできない無能だと思われていたのだ。独りぼっちとなったカインは、ギルドで仲間を募るも意地悪な男にバカにされてしまうが、それがきっかけで頭痛や相手のスキルさえも削除できる力があると知る。カインは一流冒険者として名を馳せるという夢をかなえるべく、色んなものを削除、復元して自分ものにしていき、またたく間に最強の冒険者へと駆け上がっていくのだった……。
A級パーティーを追放された黒魔導士、拾ってくれた低級パーティーを成功へと導く~この男、魔力は極小だが戦闘勘が異次元の鋭さだった~
名無し
ファンタジー
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
封印されていたおじさん、500年後の世界で無双する
鶴井こう
ファンタジー
「魔王を押さえつけている今のうちに、俺ごとやれ!」と自ら犠牲になり、自分ごと魔王を封印した英雄ゼノン・ウェンライト。
突然目が覚めたと思ったら五百年後の世界だった。
しかもそこには弱体化して少女になっていた魔王もいた。
魔王を監視しつつ、とりあえず生活の金を稼ごうと、冒険者協会の門を叩くゼノン。
英雄ゼノンこと冒険者トントンは、おじさんだと馬鹿にされても気にせず、時代が変わってもその強さで無双し伝説を次々と作っていく。
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる