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第92話 色なき世界の兆し
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建国記念祭の熱狂が嘘のように過ぎ去り、王都ノヴァには穏やかな日常が戻っていた。だが、俺の心の中にはあの祭りの夜に感じた微かな不協和音が、小さな棘のように刺さったままだった。
祭りの翌朝、俺はヴェスパーとエルウィンを王城の最奥にある極秘の会議室へと召喚した。この部屋は、いかなる魔法的傍受も遮断する古代エルフの技術の粋を集めて作られている。
「……二人とも、感じたな」
俺が切り出すと、ヴェスパーとエルウィンは厳しい表情で同時に頷いた。
「はい、陛下」
ヴェスパーが重々しく口を開いた。
「あれは神々の権能ともアザートスのような混沌とも異なる異質な波動。まるで冷たいガラスの向こう側から、我々を標本のように観察しているかのような……不快な『視線』でした」
「私も同じものを感じました」
エルウィンも同意する。
「そして、その『視線』が向けられた瞬間、世界樹の魔力循環にほんの僅かですが、計測不能な『揺らぎ』が生じたのです。まるで水面にインクを一滴落としたかのように、我々の世界の理に異物が混入した……そんな感覚でした」
三人の間に重い沈黙が流れた。
神々という蓋が外れたことで、この世界は異次元からの干渉を受けやすい状態にある。その仮説が、今や悪夢のような現実味を帯びていた。
「正体は不明。目的も不明。だが、敵意ではなくもっと冷たい『食欲』のようなものを感じた。アザートスが物理的な存在を喰らうなら、今度の奴は……」
「……世界の『概念』そのものを喰らう、精神的な捕食者かもしませぬな」
ヴェスパーが俺の言葉を引き継いだ。
「あくまで仮説ですが」
精神的な捕食者。その言葉はあまりにも漠然としていたが、同時得体の知れない恐怖を掻き立てた。物理的な軍隊では対処できない敵。
「調査を開始する」
俺は決断を下した。
「エルウィン、お前はエルフの伝承や古文書の中からこれに類する存在の記述がなかったか、徹底的に洗い直せ。ヴェスパー、お前は図書館の知識を総動員し、異次元からの干渉を防ぐためのあらゆる防御理論を構築しろ。そして二人で、あの『揺らぎ』の正体を全力で解析するんだ」
「「御意」」
俺たちはこの未知なる脅威を『観測者(ウォッチャー)』と仮称し、極秘裏に調査を開始した。
だが、その脅威は俺たちの調査を待ってはくれなかった。静かに、そして確実にその侵食の兆しを世界中に現し始めていた。
最初の異変は些細な報告として俺の元にもたらされた。
アーク・ノヴァの魔術師ギルドからだった。
「原因不明の小規模な魔法暴走(マジック・バースト)が国内で散発的に発生している」という。
熟練の魔術師が初歩的な魔法の制御に失敗し、魔力が霧散したり、あるいは意図しない形で暴発したりする。その頻度はごく僅かだったが、統計的には明らかに異常だった。
世界の理が僅かに不安定になっている。
まるでプログラムに未知のバグが混入したかのように。
次に奇妙な報告がリリアナのもとへともたらされた。
彼女の諜報網は大陸全土に張り巡されている。その各地の協力者から、ほぼ同時に同じ内容の報告が届いたのだ。
「奇妙な悪夢を見る者が急増している」と。
その夢の内容は驚くほど共通していた。
『全ての色が失われ、白黒の世界を永遠に彷徨う夢』
『自分の名前が思い出せず、自分が誰なのか分からなくなる夢』
『大切な人の顔がのっぺらぼうのように見え、その存在が希薄になっていく夢』
それは人々の記憶や自己認識といった精神の根幹を揺さぶる悪質な夢だった。
そして、その報告は人間国家であるエルトリア王国からも同様にもたらされた。
「――アルフレッド卿も同じ現象を憂慮しておられたわ」
執務室でリリアナが厳しい表情で俺に報告した。
「彼の国の民の間でも『色なき悪夢』の噂が広まり、原因不明の不安が蔓延している、と。彼はこれを何らかの集団精神攻撃(マス・サイコ・アタック)ではないかと推測している」
やはりこの異変はアーク・ノヴァだけの問題ではなかった。
『観測者』は魔族も人間も区別なく、その精神に干渉を始めている。
俺は決断した。
「リリアナ。アルフレッドに正式な会談を申し入れろ。これは我々が共に立ち向かうべき新たな脅威だ、と。両国の最高の知性を集めた合同調査団の結成を提案する」
「かしこまりました」
もはやいがみ合っている時間はない。世界の存亡がかかっているのだ。
俺の提案はアルフレッドを通じて即座にエルトリア国王に受け入れられた。
数日後、両国の国境に設けられた中立地帯で、極秘裏に第一回の合同会議が開かれた。
アーク・ノヴァからはヴェスパーとエルウィン。
エルトリア王国からは王国の筆頭宮廷魔術師と大神官。
両国の最高の頭脳が、初めて一つのテーブルを囲んだ。
彼らの議論は昼夜を徹して行われた。
互いの観測データ、歴史的文献、そして最新の被害報告。その全てを突き合わせた結果、彼らは一つの戦慄すべき結論に達した。
「……敵は我々の『認識』を攻撃している」
会議の最終報告で、ヴェスパーが重々しく口を開いた。
「敵は物理的に我々を滅ぼすつもりはない。そうではなく、我々の精神に干渉しこの世界を構成する『概念』そのものを一つずつ消去しているのだ、と我々は結論付けました」
概念の消去。
そのあまりにもSF的な響きに、俺もアルフレッドも言葉を失った。
エルウィンが震える声で補足する。
「古いエルフの禁断の伝承に、一つだけこれに類する存在の記述がありました。それは『無色の捕食者(カラーレス・イーター)』と呼ばれ、世界から『色』という概念を喰らい尽くし、その世界を無価値な白黒の抜け殻へと変えた、と記されています。悪夢の報告と完全に一致します」
「つまり、敵はまず『色』を喰らい、次に『名』を喰らい、やがては『記憶』や『感情』さえも喰らい尽くす……。そしてこの世界から全ての意味を奪い去る……。そういうことか」
俺の言葉に、その場にいた誰もが恐怖に顔をこわばらせた。
物理的な死よりも遥かに恐ろしい、存在そのものの消滅。
その恐るべき仮説を裏付けるかのような一つの事件が、まさにその時起ころうとしていた。
会議を終え俺が自室に戻った時、扉の前でかつてのクラスメイトの一人が青ざめた顔で俺を待っていた。彼は城下で小さなパン屋を営んでいる、おとなしい性格の男だった。
「……陛下! お、お願いがあるんです!」
彼は俺の姿を見るなり駆け寄ってきた。
「どうした。落ち着け」
「それが……! 思い出せないんです!」
彼は半ばパニック状態で自分の頭を抱えた。
「俺には元の世界に親友がいたんです。いつも一緒に馬鹿なことばかりやっていた、大事な大事な親友が……。なのに、その親友の『顔』がどうしても思い出せないんです……!」
「……なんだと?」
「夢じゃないんです! 昨日までははっきりと思い出せた! なのに今朝起きたら、まるで霧がかかったみたいに顔だけがぼやけて……! それで昔の日記を読み返してみたんです! そいつのことが書いてあるはずの日記を! そしたら……!」
彼は震える手で一冊の古いノートを俺に差し出した。
俺はそのページを開き、そして絶句した。
ノートには確かに彼の親友との思い出が楽しげな筆致で綴られていた。
だが、その親友の名前が書かれているであろう箇所が全て不自然に滲み、判読できなくなっている。
そしてページに貼られていたはずの二人が写った写真。
そこに写っていたのは笑顔の彼と、その隣に立つ『顔のない』誰かだった。
脅威は既に始まっていた。
俺たちのすぐそばで。
最も大切なものを静かに、そして確実に奪い去るという最悪の形で。
俺はノートを握りしめ天を仰いだ。
物理的な軍隊では決して勝てない戦い。
世界の『意味』そのものを賭けた新たな戦争の火蓋が、今切って落とされたのだ。
祭りの翌朝、俺はヴェスパーとエルウィンを王城の最奥にある極秘の会議室へと召喚した。この部屋は、いかなる魔法的傍受も遮断する古代エルフの技術の粋を集めて作られている。
「……二人とも、感じたな」
俺が切り出すと、ヴェスパーとエルウィンは厳しい表情で同時に頷いた。
「はい、陛下」
ヴェスパーが重々しく口を開いた。
「あれは神々の権能ともアザートスのような混沌とも異なる異質な波動。まるで冷たいガラスの向こう側から、我々を標本のように観察しているかのような……不快な『視線』でした」
「私も同じものを感じました」
エルウィンも同意する。
「そして、その『視線』が向けられた瞬間、世界樹の魔力循環にほんの僅かですが、計測不能な『揺らぎ』が生じたのです。まるで水面にインクを一滴落としたかのように、我々の世界の理に異物が混入した……そんな感覚でした」
三人の間に重い沈黙が流れた。
神々という蓋が外れたことで、この世界は異次元からの干渉を受けやすい状態にある。その仮説が、今や悪夢のような現実味を帯びていた。
「正体は不明。目的も不明。だが、敵意ではなくもっと冷たい『食欲』のようなものを感じた。アザートスが物理的な存在を喰らうなら、今度の奴は……」
「……世界の『概念』そのものを喰らう、精神的な捕食者かもしませぬな」
ヴェスパーが俺の言葉を引き継いだ。
「あくまで仮説ですが」
精神的な捕食者。その言葉はあまりにも漠然としていたが、同時得体の知れない恐怖を掻き立てた。物理的な軍隊では対処できない敵。
「調査を開始する」
俺は決断を下した。
「エルウィン、お前はエルフの伝承や古文書の中からこれに類する存在の記述がなかったか、徹底的に洗い直せ。ヴェスパー、お前は図書館の知識を総動員し、異次元からの干渉を防ぐためのあらゆる防御理論を構築しろ。そして二人で、あの『揺らぎ』の正体を全力で解析するんだ」
「「御意」」
俺たちはこの未知なる脅威を『観測者(ウォッチャー)』と仮称し、極秘裏に調査を開始した。
だが、その脅威は俺たちの調査を待ってはくれなかった。静かに、そして確実にその侵食の兆しを世界中に現し始めていた。
最初の異変は些細な報告として俺の元にもたらされた。
アーク・ノヴァの魔術師ギルドからだった。
「原因不明の小規模な魔法暴走(マジック・バースト)が国内で散発的に発生している」という。
熟練の魔術師が初歩的な魔法の制御に失敗し、魔力が霧散したり、あるいは意図しない形で暴発したりする。その頻度はごく僅かだったが、統計的には明らかに異常だった。
世界の理が僅かに不安定になっている。
まるでプログラムに未知のバグが混入したかのように。
次に奇妙な報告がリリアナのもとへともたらされた。
彼女の諜報網は大陸全土に張り巡されている。その各地の協力者から、ほぼ同時に同じ内容の報告が届いたのだ。
「奇妙な悪夢を見る者が急増している」と。
その夢の内容は驚くほど共通していた。
『全ての色が失われ、白黒の世界を永遠に彷徨う夢』
『自分の名前が思い出せず、自分が誰なのか分からなくなる夢』
『大切な人の顔がのっぺらぼうのように見え、その存在が希薄になっていく夢』
それは人々の記憶や自己認識といった精神の根幹を揺さぶる悪質な夢だった。
そして、その報告は人間国家であるエルトリア王国からも同様にもたらされた。
「――アルフレッド卿も同じ現象を憂慮しておられたわ」
執務室でリリアナが厳しい表情で俺に報告した。
「彼の国の民の間でも『色なき悪夢』の噂が広まり、原因不明の不安が蔓延している、と。彼はこれを何らかの集団精神攻撃(マス・サイコ・アタック)ではないかと推測している」
やはりこの異変はアーク・ノヴァだけの問題ではなかった。
『観測者』は魔族も人間も区別なく、その精神に干渉を始めている。
俺は決断した。
「リリアナ。アルフレッドに正式な会談を申し入れろ。これは我々が共に立ち向かうべき新たな脅威だ、と。両国の最高の知性を集めた合同調査団の結成を提案する」
「かしこまりました」
もはやいがみ合っている時間はない。世界の存亡がかかっているのだ。
俺の提案はアルフレッドを通じて即座にエルトリア国王に受け入れられた。
数日後、両国の国境に設けられた中立地帯で、極秘裏に第一回の合同会議が開かれた。
アーク・ノヴァからはヴェスパーとエルウィン。
エルトリア王国からは王国の筆頭宮廷魔術師と大神官。
両国の最高の頭脳が、初めて一つのテーブルを囲んだ。
彼らの議論は昼夜を徹して行われた。
互いの観測データ、歴史的文献、そして最新の被害報告。その全てを突き合わせた結果、彼らは一つの戦慄すべき結論に達した。
「……敵は我々の『認識』を攻撃している」
会議の最終報告で、ヴェスパーが重々しく口を開いた。
「敵は物理的に我々を滅ぼすつもりはない。そうではなく、我々の精神に干渉しこの世界を構成する『概念』そのものを一つずつ消去しているのだ、と我々は結論付けました」
概念の消去。
そのあまりにもSF的な響きに、俺もアルフレッドも言葉を失った。
エルウィンが震える声で補足する。
「古いエルフの禁断の伝承に、一つだけこれに類する存在の記述がありました。それは『無色の捕食者(カラーレス・イーター)』と呼ばれ、世界から『色』という概念を喰らい尽くし、その世界を無価値な白黒の抜け殻へと変えた、と記されています。悪夢の報告と完全に一致します」
「つまり、敵はまず『色』を喰らい、次に『名』を喰らい、やがては『記憶』や『感情』さえも喰らい尽くす……。そしてこの世界から全ての意味を奪い去る……。そういうことか」
俺の言葉に、その場にいた誰もが恐怖に顔をこわばらせた。
物理的な死よりも遥かに恐ろしい、存在そのものの消滅。
その恐るべき仮説を裏付けるかのような一つの事件が、まさにその時起ころうとしていた。
会議を終え俺が自室に戻った時、扉の前でかつてのクラスメイトの一人が青ざめた顔で俺を待っていた。彼は城下で小さなパン屋を営んでいる、おとなしい性格の男だった。
「……陛下! お、お願いがあるんです!」
彼は俺の姿を見るなり駆け寄ってきた。
「どうした。落ち着け」
「それが……! 思い出せないんです!」
彼は半ばパニック状態で自分の頭を抱えた。
「俺には元の世界に親友がいたんです。いつも一緒に馬鹿なことばかりやっていた、大事な大事な親友が……。なのに、その親友の『顔』がどうしても思い出せないんです……!」
「……なんだと?」
「夢じゃないんです! 昨日までははっきりと思い出せた! なのに今朝起きたら、まるで霧がかかったみたいに顔だけがぼやけて……! それで昔の日記を読み返してみたんです! そいつのことが書いてあるはずの日記を! そしたら……!」
彼は震える手で一冊の古いノートを俺に差し出した。
俺はそのページを開き、そして絶句した。
ノートには確かに彼の親友との思い出が楽しげな筆致で綴られていた。
だが、その親友の名前が書かれているであろう箇所が全て不自然に滲み、判読できなくなっている。
そしてページに貼られていたはずの二人が写った写真。
そこに写っていたのは笑顔の彼と、その隣に立つ『顔のない』誰かだった。
脅威は既に始まっていた。
俺たちのすぐそばで。
最も大切なものを静かに、そして確実に奪い去るという最悪の形で。
俺はノートを握りしめ天を仰いだ。
物理的な軍隊では決して勝てない戦い。
世界の『意味』そのものを賭けた新たな戦争の火蓋が、今切って落とされたのだ。
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