24 / 98
第24話 森の影
しおりを挟む
朝日がアークライトの城壁を黄金色に染め上げる頃、アレンは約束通り西門の前に立っていた。行き交う商人や農夫たちが、早朝からたたずむ彼を奇異な目で見ていくが、アレンは気にも留めなかった。彼の視線は、街の中心へと続く大通りに真っ直ぐ向けられている。
(……来ない、か)
陽が昇り始めてから、すでに一時間が経過していた。ソフィアが現れる気配はない。
やはり、無理だったのかもしれない。彼女が負った心の傷は、アレンが思うよりもずっと深く、暗いものだったのだろう。
アレンは小さくため息をついた。仕方がない。彼女の人生は彼女のものだ。無理強いはできない。諦めて、また別の仲間を探すしかない。
そう思い、彼がその場を去ろうと踵を返した、その時だった。
「……待たせたな」
背後から、低く、しかし凛とした声がかけられた。
アレンが振り返ると、そこにソフィアが立っていた。
彼女は昨夜の酒に酔った荒んだ雰囲気とは全く違う、見違えるような姿をしていた。燃えるような赤髪はきつく結い上げられ、着古されてはいるものの手入れの行き届いた革鎧をきっちりと着込んでいる。そして何より、その瞳にはもう迷いの色はなく、覚悟を決めた者の静かな光が宿っていた。
「……来たか」
アレンは、安堵と喜びが入り混じった表情で微笑んだ。
「来ると、信じていた」
「勘違いするな」
ソフィアはそっけなく言った。
「あんたに仲間になる気はない。だが、あんたの言う『腐った貴族を叩き潰す』という話には、少し興味が湧いた。利害が一致するなら、一時的に手を組んでやらんこともない」
それは、彼女なりの照れ隠しであり、矜持だった。アレンにはそれが分かった。
「ああ、それで十分だ。よろしく頼む、ソフィア」
アレンが右手を差し出すと、ソフィアは一瞬ためらった後、その手を固く握り返した。武骨で、力強い握手だった。
こうして、アレンのパーティに最初の仲間が加わった。まだ正式なパーティではない。ただの、訳ありのヒーラーと、訳ありの元女騎士という、いびつな二人組。だが、そこには確かな信頼の萌芽があった。
「さて、まずはどうするんだ?いきなり公爵家に殴り込みでもかけるか?」
ソフィアが、少し皮肉っぽく尋ねた。
「まさか。そんなことをすれば、返り討ちに遭うだけだ。まずは、俺たちの実力と連携を確かめる。それに、活動資金も必要だ」
アレンはそう言うと、ギルドの方へ歩き出した。
「手始めに、簡単な依頼でも受けよう。薬草採集の依頼が出ているはずだ。街の近くの森で、誰でもできる簡単な仕事だ」
「薬草採集、だと?」
ソフィアは呆れたように眉をひそめた。
「元Sランクパーティのヒーラーと、元王国騎士団の副隊長が、揃いも揃ってゴブリン退治以下の仕事か。先が思いやられるな」
「今は、それでいい」
アレンは意に介さず、ギルドで正式に依頼書を受け取った。
二人は連れ立って、街の東に広がる静かな森へと足を踏み入れた。そこは比較的安全な森とされており、ゴブリンやスライムといった低級の魔物しか出没しないと言われている。
ソフィアは不満そうな顔をしながらも、警戒を怠ることなく周囲に鋭い視線を配っていた。その姿は、やはり一流の戦士のものだった。
「で、あんたは本当にヒールしか使えないのか?」
森の中を歩きながら、ソフィアが尋ねた。昨夜の模擬戦でのアレンの動きが、まだ彼女の中で整理できていないようだった。
「ああ。攻撃魔法も、一般的な補助魔法も使えない。だが、回復魔法の応用なら、少しだけ得意でな」
アレンはそう言って、悪戯っぽく笑った。
依頼された薬草は、森の少し奥まった湿地に群生していた。二人は手分けをして、手際よく薬草を摘み取っていく。あまりにも平和な光景に、ソフィアも少しだけ肩の力が抜けてきたようだった。
その、油断が生まれた一瞬を、敵は見逃さなかった。
ヒュッ、と空気を切り裂く音がしたかと思うと、ソフィアのすぐ横の木に、一本の矢が深々と突き刺さった。
「……!?」
ソフィアは咄嗟に剣を抜き放ち、アレンを庇うようにして身構えた。アレンも、穏やかだった表情を一瞬で消し、鋭い視線で周囲の茂みを見据える。
「何者だ!」
ソフィアが叫ぶ。
返事はなかった。代わりに、四方八方の茂みから、いくつもの黒い影が音もなく現れた。
全員が黒装束に身を包み、不気味な蛇の紋様が描かれた仮面をつけている。その手には、毒が塗られた短剣や、クロスボウが握られていた。その動きは統率が取れており、素人ではないことが一目で分かる。
「……暗殺者か」
ソフィアが、歯ぎしりするように呟いた。
「まさか……バルドルめ、まだ俺に追手を差し向けていたとはな……!」
彼女を陥れた貴族、バルドルが放った刺客。彼らはソフィアが騎士団を追われた後も、彼女が何かを外部に漏らすことを恐れ、ずっと監視し、そして口を封じる機会を窺っていたのだ。
暗殺者たちは、無言のままじりじりと二人を取り囲んでいく。その数、およそ十人。一人一人が、ソフィアに匹敵するほどの実力者であることは、その殺気から明らかだった。
「アレン、逃げろ!」
ソフィアが叫んだ。
「こいつらは俺が引き受ける!お前は街に戻ってギルドに……!」
「断る」
アレンは、ソフィアの言葉を遮った。彼はソフィアの隣に並び立つと、静かに告げた。
「あんたは、俺のパーティの盾なんだろう?なら、俺もあんたを守る。それが、俺の役目だ」
その言葉に、ソフィアはハッとした。
アレンの瞳に、恐怖の色はなかった。むしろ、その状況を楽しんでいるかのような、不敵な光さえ宿っている。
「……馬鹿なやつだ。死ぬぞ」
「死なせないさ。あんたも、俺もな」
アレンはそう言うと、自分の体に手をかざした。
「《オーバーヒール・ブースト》」
彼の全身から、淡い蒼光が立ち上る。
「ソフィア、派手に暴れてくれ。あんたの傷は、全て俺が引き受ける」
その言葉を合図に、暗殺者たちが一斉に襲いかかってきた。
四方から放たれる毒矢の雨。影の中から繰り出される、必殺の刃。
絶体絶命の状況。
しかし、アレンとソフィアの表情に、絶望はなかった。
二人の、最初の共闘が始まろうとしていた。
(……来ない、か)
陽が昇り始めてから、すでに一時間が経過していた。ソフィアが現れる気配はない。
やはり、無理だったのかもしれない。彼女が負った心の傷は、アレンが思うよりもずっと深く、暗いものだったのだろう。
アレンは小さくため息をついた。仕方がない。彼女の人生は彼女のものだ。無理強いはできない。諦めて、また別の仲間を探すしかない。
そう思い、彼がその場を去ろうと踵を返した、その時だった。
「……待たせたな」
背後から、低く、しかし凛とした声がかけられた。
アレンが振り返ると、そこにソフィアが立っていた。
彼女は昨夜の酒に酔った荒んだ雰囲気とは全く違う、見違えるような姿をしていた。燃えるような赤髪はきつく結い上げられ、着古されてはいるものの手入れの行き届いた革鎧をきっちりと着込んでいる。そして何より、その瞳にはもう迷いの色はなく、覚悟を決めた者の静かな光が宿っていた。
「……来たか」
アレンは、安堵と喜びが入り混じった表情で微笑んだ。
「来ると、信じていた」
「勘違いするな」
ソフィアはそっけなく言った。
「あんたに仲間になる気はない。だが、あんたの言う『腐った貴族を叩き潰す』という話には、少し興味が湧いた。利害が一致するなら、一時的に手を組んでやらんこともない」
それは、彼女なりの照れ隠しであり、矜持だった。アレンにはそれが分かった。
「ああ、それで十分だ。よろしく頼む、ソフィア」
アレンが右手を差し出すと、ソフィアは一瞬ためらった後、その手を固く握り返した。武骨で、力強い握手だった。
こうして、アレンのパーティに最初の仲間が加わった。まだ正式なパーティではない。ただの、訳ありのヒーラーと、訳ありの元女騎士という、いびつな二人組。だが、そこには確かな信頼の萌芽があった。
「さて、まずはどうするんだ?いきなり公爵家に殴り込みでもかけるか?」
ソフィアが、少し皮肉っぽく尋ねた。
「まさか。そんなことをすれば、返り討ちに遭うだけだ。まずは、俺たちの実力と連携を確かめる。それに、活動資金も必要だ」
アレンはそう言うと、ギルドの方へ歩き出した。
「手始めに、簡単な依頼でも受けよう。薬草採集の依頼が出ているはずだ。街の近くの森で、誰でもできる簡単な仕事だ」
「薬草採集、だと?」
ソフィアは呆れたように眉をひそめた。
「元Sランクパーティのヒーラーと、元王国騎士団の副隊長が、揃いも揃ってゴブリン退治以下の仕事か。先が思いやられるな」
「今は、それでいい」
アレンは意に介さず、ギルドで正式に依頼書を受け取った。
二人は連れ立って、街の東に広がる静かな森へと足を踏み入れた。そこは比較的安全な森とされており、ゴブリンやスライムといった低級の魔物しか出没しないと言われている。
ソフィアは不満そうな顔をしながらも、警戒を怠ることなく周囲に鋭い視線を配っていた。その姿は、やはり一流の戦士のものだった。
「で、あんたは本当にヒールしか使えないのか?」
森の中を歩きながら、ソフィアが尋ねた。昨夜の模擬戦でのアレンの動きが、まだ彼女の中で整理できていないようだった。
「ああ。攻撃魔法も、一般的な補助魔法も使えない。だが、回復魔法の応用なら、少しだけ得意でな」
アレンはそう言って、悪戯っぽく笑った。
依頼された薬草は、森の少し奥まった湿地に群生していた。二人は手分けをして、手際よく薬草を摘み取っていく。あまりにも平和な光景に、ソフィアも少しだけ肩の力が抜けてきたようだった。
その、油断が生まれた一瞬を、敵は見逃さなかった。
ヒュッ、と空気を切り裂く音がしたかと思うと、ソフィアのすぐ横の木に、一本の矢が深々と突き刺さった。
「……!?」
ソフィアは咄嗟に剣を抜き放ち、アレンを庇うようにして身構えた。アレンも、穏やかだった表情を一瞬で消し、鋭い視線で周囲の茂みを見据える。
「何者だ!」
ソフィアが叫ぶ。
返事はなかった。代わりに、四方八方の茂みから、いくつもの黒い影が音もなく現れた。
全員が黒装束に身を包み、不気味な蛇の紋様が描かれた仮面をつけている。その手には、毒が塗られた短剣や、クロスボウが握られていた。その動きは統率が取れており、素人ではないことが一目で分かる。
「……暗殺者か」
ソフィアが、歯ぎしりするように呟いた。
「まさか……バルドルめ、まだ俺に追手を差し向けていたとはな……!」
彼女を陥れた貴族、バルドルが放った刺客。彼らはソフィアが騎士団を追われた後も、彼女が何かを外部に漏らすことを恐れ、ずっと監視し、そして口を封じる機会を窺っていたのだ。
暗殺者たちは、無言のままじりじりと二人を取り囲んでいく。その数、およそ十人。一人一人が、ソフィアに匹敵するほどの実力者であることは、その殺気から明らかだった。
「アレン、逃げろ!」
ソフィアが叫んだ。
「こいつらは俺が引き受ける!お前は街に戻ってギルドに……!」
「断る」
アレンは、ソフィアの言葉を遮った。彼はソフィアの隣に並び立つと、静かに告げた。
「あんたは、俺のパーティの盾なんだろう?なら、俺もあんたを守る。それが、俺の役目だ」
その言葉に、ソフィアはハッとした。
アレンの瞳に、恐怖の色はなかった。むしろ、その状況を楽しんでいるかのような、不敵な光さえ宿っている。
「……馬鹿なやつだ。死ぬぞ」
「死なせないさ。あんたも、俺もな」
アレンはそう言うと、自分の体に手をかざした。
「《オーバーヒール・ブースト》」
彼の全身から、淡い蒼光が立ち上る。
「ソフィア、派手に暴れてくれ。あんたの傷は、全て俺が引き受ける」
その言葉を合図に、暗殺者たちが一斉に襲いかかってきた。
四方から放たれる毒矢の雨。影の中から繰り出される、必殺の刃。
絶体絶命の状況。
しかし、アレンとソフィアの表情に、絶望はなかった。
二人の、最初の共闘が始まろうとしていた。
42
あなたにおすすめの小説
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる