35 / 75
第35話:力の萌芽と迫り来る試練
しおりを挟む
「賢者の迷宮」からの帰還は、リオたち三人に大きな成果と、それ以上の重い課題をもたらした。フロンティアの門をくぐった時、彼らは疲労困憊だったが、その目には新たな知識への興奮と、未来への決意が宿っていた。ギルドへの報告は、迷宮の入り口を発見し、内部を一部調査したが危険と判断し引き返した、という当たり障りのないものに留めた。賢者の研究室やそこで得た情報については、もちろん伏せたままだった。
リリアナの研究室に戻ると、三人は早速、持ち帰った情報の整理と今後の計画の練り直しに取り掛かった。リリアナは羊皮紙に「賢者の迷宮」の構造や発見した事柄を書き込み、リオは【言語魔法】で記憶した古代魔法の断片――【マテリアル・クリエイト】の応用と【レビテーション・フライト】の原理――について詳細を語った。
「高位物質生成マニュアル……飛行原理と浮遊術式……! 本当に、失われたはずの知識が……!」
リリアナはリオの説明を聞きながら、目を輝かせ、関連する文献を次々と引っ張り出して照合を始めた。
「記述によれば、【レビテーション・フライト】は、ただ魔力で浮くだけではないわ。空間に満ちるエーテルの流れを読み、それに自身の魔力を同調させて揚力を得る……まるで、風に乗る鳥のように、空間そのものを味方につける技術みたい」
「【マテリアル・クリエイト】の応用も……単に物質を作るだけでなく、エネルギーの形態――光や熱、あるいはもっと未知の力――を生成・制御することにも繋がっているようだわ。これは……錬金術の究極の目標にも通じるかもしれない」
リリアナの分析は、リオが啓示や試練の中で朧げに感じていた感覚を、理論的に裏付けていくものだった。しかし、それは同時に、これらの魔法を習得することの難しさをも示唆していた。高度な魔力制御、空間エネルギーへの深い理解、そして強靭な精神力。それら全てが必要とされるのだ。
「……道のりは長そうだな」グレイが、二人の熱気を少し冷ますように言った。「だが、これらの力が手に入れば、確かに状況は変わるだろう。特に飛行能力は、アストライオスの移動や、いざという時の脱出にも使える」
「はい。だからこそ、一日も早く習得したいんです」
リオは決意を込めて言った。その日から、彼はギルドの依頼をこなしつつ、新たな古代魔法の習得に向けた本格的な訓練を開始した。
最初は、研究室の隅で【レビテーション】の基礎練習から始めた。自分の体を、ほんのわずかでも地面から浮かせることを目標にする。エーテルの流れを感じ取り、魔力を同調させ、浮遊の意志を込める……。しかし、これが想像以上に難しい。体が数センチ浮き上がったかと思うと、すぐにバランスを崩して落ちてしまう。魔力の消耗も激しく、数回の試行で息が上がってしまう。
「焦らないで、リオさん」リリアナがアドバイスを送る。「まずは、小さな物から浮かせる練習をしてみたらどうかしら? 例えば、このペンとか」
「物から……なるほど」
リオはペンに意識を集中させ、浮遊のイメージを送る。すると、ペンはゆっくりと宙に浮き上がり、不安定ながらも数秒間、空中に留まることができた。
「できた……!」
「そうよ、その感覚! まずは軽いもの、小さなものから制御する感覚を掴んでいくのよ」
リオはリリアナの助言に従い、ペンや小石、木片などを浮かせる練習を繰り返した。少しずつ、浮遊時間を延ばし、空中で静止させたり、ゆっくりと移動させたりするコントロールを身につけていく。それは地道な作業だったが、確実に力の萌芽を感じられる瞬間でもあった。
【マテリアル・クリエイト】の訓練も並行して行った。第一の試練で石の立方体を作った経験を元に、今度は様々な素材――木、金属、ガラスなど――をイメージし、生成する練習を繰り返す。最初は歪な形になったり、すぐに消えてしまったりしたが、これも徐々に精度が上がっていった。簡単なナイフやカップ、練習用の小さな盾などを、時間はかかるものの、作り出せるようになってきた。
「すごいわ、リオさん! この短期間で、ここまで……!」
リリアナはリオの成長を喜び、時には彼の生成した道具(まだ実用レベルには程遠いが)を手に取って、その構造や魔力の込め方を分析し、改善点を指摘してくれた。
グレイも、リオの訓練を黙って見ていることが多かったが、たまに「そんなもので実戦で使えるか」「もっと強度を考えろ」などと、ぶっきらぼうながらも的確な指摘をすることもあった。彼なりに、リオの成長を気にかけているのだろう。
そんな訓練の成果は、ギルドの依頼にも少しずつ現れ始めていた。ある時、崖の上に生えた希少な薬草を採集する依頼を受けた際、リオは短時間ながら【レビテーション】で自身の体を浮かせ、通常では到達困難な場所にある薬草を採取することに成功した。また、別の調査依頼で洞窟の奥深くに入った際には、【マテリアル・クリエイト】で即席の松明や、脆くなった壁を支えるための支柱を作り出し、危機を脱することもあった。
これらの活躍は、リオの評判をさらに高めることになったが、同時に、彼を監視する目も増えていることを示唆していた。グレイが集めてくる情報によれば、フロンティアの裏社会では依然として「賢者リオ」に関する情報が高値で取引されており、中には彼の魔法の詠唱(真言)や、力の源泉を探ろうとする動きもあるという。
「バルカスだけでなく、王国の宰相派も、本格的に動き出した可能性があるな」グレイは厳しい表情で報告した。「彼らが狙っているのは、単にリオの力だけではないかもしれん。古代魔法そのもの、あるいは……それをもたらす『何か』だ」
「何か……というと?」
「分からん。だが、奴らが特定の古代遺物を探しているという噂もある。それが何なのかは不明だが……我々が持つ情報や、これから見つけ出すものが、彼らの標的になる可能性は高い」
王国の影は、確実に濃くなっていた。リオたちは、自分たちが巨大な陰謀の渦中に巻き込まれつつあることを、改めて認識せざるを得なかった。
そんな中、リリアナの研究にも進展があった。
「見つけたわ!」ある日、彼女は興奮した様子で一枚の古い地図をリオとグレイの前に広げた。「『星降りの夜』の儀式に必要な触媒の一つ、『静寂の森』の場所かもしれない!」
地図はフロンティアから遥か東、険しい山脈を越えた先にある、広大な森林地帯を指し示していた。そこには、エルフの古代語で『シラーナ・リン』(静寂の森)と記されており、いくつかの古い伝承によれば、その森は外部からの侵入を拒む特殊な結界に守られ、内部には古代エルフの聖域が存在すると伝えられているという。
「『静寂の森』……。巫女様が言っていた場所……!」リオは息を呑んだ。「そこに、儀式に必要な苔があるかもしれないんですね!」
「ええ。そして、もしかしたら『賢者の石』に関する手がかりも……。伝承では、その森の奥深くには、強大な力を持つエルフの賢者が住んでいたとも言われているのよ」
「エルフの隠れ里、か……。厄介な場所かもしれんな」グレイは慎重な姿勢を見せた。「外部の者を簡単には受け入れんだろう」
「それは……そうかもしれないわね。でも、行くしかないでしょう? アストライオスを目覚めさせ、災厄に備えるためには」
リリアナの決意は固かった。リオも同意した。時間は限られている。危険を冒してでも、必要なものを手に入れなければならない。
「静寂の森……。次の目的地は、そこに決まりですね」
リオは地図を見つめ、新たな決意を固めた。「賢者の迷宮」で得た力の萌芽を、次の冒険でさらに開花させなければならない。そして、王国の影が迫る中、仲間たちと共に、未来を切り拓くために。
夜空を見上げれば、星々が静かに輝いている。三ヶ月後の「星降りの夜」は、刻一刻と近づいていた。リオは、胸に宿る小さな希望の光と、背負った重い使命を感じながら、次なる試練の地へと、心を向けていた。彼の成長と冒険は、休むことなく続いていく。
リリアナの研究室に戻ると、三人は早速、持ち帰った情報の整理と今後の計画の練り直しに取り掛かった。リリアナは羊皮紙に「賢者の迷宮」の構造や発見した事柄を書き込み、リオは【言語魔法】で記憶した古代魔法の断片――【マテリアル・クリエイト】の応用と【レビテーション・フライト】の原理――について詳細を語った。
「高位物質生成マニュアル……飛行原理と浮遊術式……! 本当に、失われたはずの知識が……!」
リリアナはリオの説明を聞きながら、目を輝かせ、関連する文献を次々と引っ張り出して照合を始めた。
「記述によれば、【レビテーション・フライト】は、ただ魔力で浮くだけではないわ。空間に満ちるエーテルの流れを読み、それに自身の魔力を同調させて揚力を得る……まるで、風に乗る鳥のように、空間そのものを味方につける技術みたい」
「【マテリアル・クリエイト】の応用も……単に物質を作るだけでなく、エネルギーの形態――光や熱、あるいはもっと未知の力――を生成・制御することにも繋がっているようだわ。これは……錬金術の究極の目標にも通じるかもしれない」
リリアナの分析は、リオが啓示や試練の中で朧げに感じていた感覚を、理論的に裏付けていくものだった。しかし、それは同時に、これらの魔法を習得することの難しさをも示唆していた。高度な魔力制御、空間エネルギーへの深い理解、そして強靭な精神力。それら全てが必要とされるのだ。
「……道のりは長そうだな」グレイが、二人の熱気を少し冷ますように言った。「だが、これらの力が手に入れば、確かに状況は変わるだろう。特に飛行能力は、アストライオスの移動や、いざという時の脱出にも使える」
「はい。だからこそ、一日も早く習得したいんです」
リオは決意を込めて言った。その日から、彼はギルドの依頼をこなしつつ、新たな古代魔法の習得に向けた本格的な訓練を開始した。
最初は、研究室の隅で【レビテーション】の基礎練習から始めた。自分の体を、ほんのわずかでも地面から浮かせることを目標にする。エーテルの流れを感じ取り、魔力を同調させ、浮遊の意志を込める……。しかし、これが想像以上に難しい。体が数センチ浮き上がったかと思うと、すぐにバランスを崩して落ちてしまう。魔力の消耗も激しく、数回の試行で息が上がってしまう。
「焦らないで、リオさん」リリアナがアドバイスを送る。「まずは、小さな物から浮かせる練習をしてみたらどうかしら? 例えば、このペンとか」
「物から……なるほど」
リオはペンに意識を集中させ、浮遊のイメージを送る。すると、ペンはゆっくりと宙に浮き上がり、不安定ながらも数秒間、空中に留まることができた。
「できた……!」
「そうよ、その感覚! まずは軽いもの、小さなものから制御する感覚を掴んでいくのよ」
リオはリリアナの助言に従い、ペンや小石、木片などを浮かせる練習を繰り返した。少しずつ、浮遊時間を延ばし、空中で静止させたり、ゆっくりと移動させたりするコントロールを身につけていく。それは地道な作業だったが、確実に力の萌芽を感じられる瞬間でもあった。
【マテリアル・クリエイト】の訓練も並行して行った。第一の試練で石の立方体を作った経験を元に、今度は様々な素材――木、金属、ガラスなど――をイメージし、生成する練習を繰り返す。最初は歪な形になったり、すぐに消えてしまったりしたが、これも徐々に精度が上がっていった。簡単なナイフやカップ、練習用の小さな盾などを、時間はかかるものの、作り出せるようになってきた。
「すごいわ、リオさん! この短期間で、ここまで……!」
リリアナはリオの成長を喜び、時には彼の生成した道具(まだ実用レベルには程遠いが)を手に取って、その構造や魔力の込め方を分析し、改善点を指摘してくれた。
グレイも、リオの訓練を黙って見ていることが多かったが、たまに「そんなもので実戦で使えるか」「もっと強度を考えろ」などと、ぶっきらぼうながらも的確な指摘をすることもあった。彼なりに、リオの成長を気にかけているのだろう。
そんな訓練の成果は、ギルドの依頼にも少しずつ現れ始めていた。ある時、崖の上に生えた希少な薬草を採集する依頼を受けた際、リオは短時間ながら【レビテーション】で自身の体を浮かせ、通常では到達困難な場所にある薬草を採取することに成功した。また、別の調査依頼で洞窟の奥深くに入った際には、【マテリアル・クリエイト】で即席の松明や、脆くなった壁を支えるための支柱を作り出し、危機を脱することもあった。
これらの活躍は、リオの評判をさらに高めることになったが、同時に、彼を監視する目も増えていることを示唆していた。グレイが集めてくる情報によれば、フロンティアの裏社会では依然として「賢者リオ」に関する情報が高値で取引されており、中には彼の魔法の詠唱(真言)や、力の源泉を探ろうとする動きもあるという。
「バルカスだけでなく、王国の宰相派も、本格的に動き出した可能性があるな」グレイは厳しい表情で報告した。「彼らが狙っているのは、単にリオの力だけではないかもしれん。古代魔法そのもの、あるいは……それをもたらす『何か』だ」
「何か……というと?」
「分からん。だが、奴らが特定の古代遺物を探しているという噂もある。それが何なのかは不明だが……我々が持つ情報や、これから見つけ出すものが、彼らの標的になる可能性は高い」
王国の影は、確実に濃くなっていた。リオたちは、自分たちが巨大な陰謀の渦中に巻き込まれつつあることを、改めて認識せざるを得なかった。
そんな中、リリアナの研究にも進展があった。
「見つけたわ!」ある日、彼女は興奮した様子で一枚の古い地図をリオとグレイの前に広げた。「『星降りの夜』の儀式に必要な触媒の一つ、『静寂の森』の場所かもしれない!」
地図はフロンティアから遥か東、険しい山脈を越えた先にある、広大な森林地帯を指し示していた。そこには、エルフの古代語で『シラーナ・リン』(静寂の森)と記されており、いくつかの古い伝承によれば、その森は外部からの侵入を拒む特殊な結界に守られ、内部には古代エルフの聖域が存在すると伝えられているという。
「『静寂の森』……。巫女様が言っていた場所……!」リオは息を呑んだ。「そこに、儀式に必要な苔があるかもしれないんですね!」
「ええ。そして、もしかしたら『賢者の石』に関する手がかりも……。伝承では、その森の奥深くには、強大な力を持つエルフの賢者が住んでいたとも言われているのよ」
「エルフの隠れ里、か……。厄介な場所かもしれんな」グレイは慎重な姿勢を見せた。「外部の者を簡単には受け入れんだろう」
「それは……そうかもしれないわね。でも、行くしかないでしょう? アストライオスを目覚めさせ、災厄に備えるためには」
リリアナの決意は固かった。リオも同意した。時間は限られている。危険を冒してでも、必要なものを手に入れなければならない。
「静寂の森……。次の目的地は、そこに決まりですね」
リオは地図を見つめ、新たな決意を固めた。「賢者の迷宮」で得た力の萌芽を、次の冒険でさらに開花させなければならない。そして、王国の影が迫る中、仲間たちと共に、未来を切り拓くために。
夜空を見上げれば、星々が静かに輝いている。三ヶ月後の「星降りの夜」は、刻一刻と近づいていた。リオは、胸に宿る小さな希望の光と、背負った重い使命を感じながら、次なる試練の地へと、心を向けていた。彼の成長と冒険は、休むことなく続いていく。
13
あなたにおすすめの小説
「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。
夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。
もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。
純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく!
最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
追放された”お荷物”の俺がいないと、聖女も賢者も剣聖も役立たずらしい
夏見ナイ
ファンタジー
「お荷物」――それが、Sランク勇者パーティーで雑用係をするリアムへの評価だった。戦闘能力ゼロの彼は、ある日ついに追放を宣告される。
しかし、パーティーの誰も知らなかった。彼らの持つ強力なスキルには、使用者を蝕む”代償”が存在したことを。そして、リアムの持つ唯一のスキル【代償転嫁】が、その全てを人知れず引き受けていたことを。
リアムを失い、スキルの副作用に蝕まれ崩壊していく元仲間たち。
一方、辺境で「呪われた聖女」を救ったリアムは自らの力の真価を知る。魔剣に苦しむエルフ、竜の血に怯える少女――彼は行く先々で訳ありの美少女たちを救い、彼女たちと安住の地を築いていく。
これは、心優しき”お荷物”が最強の仲間と居場所を見つけ、やがて伝説となる物語。
地味スキル? いいえ、『法則操作』です。 ~落ちこぼれ探索者が現代科学でダンジョンをハックする話~
夏見ナイ
ファンタジー
ダンジョンが出現して10年。元物理学徒の神崎譲(かんざきゆずる)は、『状態保存』『現象観測』という地味スキルしか持てず、落ちこぼれ探索者として燻っていた。ある日、パーティーに見捨てられ死に瀕した彼は、土壇場でスキルの真髄――物理法則への限定的干渉力――に覚醒する。「時間停止もエネルギー固定も可能…これは『法則操作』だ!」譲は忘れかけた科学知識を総動員し、地味スキルを最強の武器へと昇華させる。状態保存で敵の攻撃を無効化し、現象観測で弱点を精密分析、化学知識で即席兵器を生成!常識外れの科学的ダンジョン攻略で、世界の法則(ルール)すらハックする!落ちこぼれからの知"的"成り上がり譚、ここに開幕!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる