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第98話:救国の英雄
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王都の夜明けと共に、俺たちの名は瞬く間に王国全土へと広まっていった。
宰相のクーデターを鎮圧し、魔王の降臨を阻止した『救国の英雄』。
辺境から現れた黒髪の青年アッシュ。
森を再生させ、禁呪を打ち破ったエルフの聖女リリア。
伝説の魔獣に立ち向かい、王国最強の武具を打ち上げたドワーフの戦乙女フレア。
俺たちの物語は吟遊詩人によって歌となり、瞬く間に王国中の誰もが知る伝説となっていった。
王都では戦後処理と復興が、急ピッチで進められていた。
バルガスは王国騎士団の再編に辣腕を振るい、ヴァルザー派の残党を一掃し、再び王家への忠誠を誓う誇り高き騎士団を蘇らせた。
サラはその聡明さを買われ、若くして国王の主席補佐官に抜擢された。彼女はヴァルザーによって歪められた政治を、一つ一つ丁寧に正常化させていく。
王都は優秀で誠実な指導者たちを得て、かつてないほどの活気を取り戻し始めていた。
そして、その立役者である俺たち三人はと言えば。
王城の一室を与えられ、英雄として至れり尽くせりの待遇を受けていた。
毎日豪華な食事が運ばれてきて、最高級のベッドで眠る。何をしても誰からも感謝され、称賛される。
それは追放された頃の俺からすれば、夢のような生活だった。
だが、なぜだろう。
俺の心は少しも満たされていなかった。
「……なんだか、落ち着かねえな」
フレアがふかふかのソファの上で、居心地悪そうに身じろぎした。
「ええ。わたくしも鳥のさえずりがない朝は、どうにも目が覚めませんわ」
リリアも窓の外の喧騒を眺めながら、小さくため息をついた。
俺も同感だった。
人々の感謝は嬉しい。
だが、この華やかで騒がしい王都の暮らしは、俺たちの肌には合わなかった。
俺たちが本当に求めているのは、こういうものではない。
そんな日々が一週間ほど続いた頃。
俺たちは再び国王陛下の前に召喚された。
玉座の間はすっかり元の荘厳さを取り戻していた。
そこには国王と王女だけでなく、バルガスやサラ、そして再編された貴族院の重鎮たちがずらりと顔を揃えていた。
空気が重い。
何やら重要な話があるらしかった。
国王は玉座から立ち上がると、厳かな口調で言った。
「救国の英雄、アッシュ、リリア、フレアよ。そなたたちの功績はいくら称えても称えきれぬ。よって我々は、そなたたちにこの国が与えうる最高の栄誉を授けることを決定した」
彼は傍らの侍従が持つ、羊皮紙の巻物を広げた。
「まず、アッシュ殿。そなたを新たに創設する『救国公爵』の位に叙し、王都に隣接する最も豊穣な土地を与えるものとする。また、王女セレスティアの夫として、そなたを王家に迎え入れたいと考えている」
「なっ……!?」
その、あまりにも突拍子もない提案に俺は言葉を失った。
公爵? 王女の夫?
俺の隣でリリアとフレアの肩が、ぴくりと震えたのが分かった。
国王は構わずに続ける。
「リリア殿には『大聖女』の称号を与え、王国の国教である聖光教会の最高顧問に就任していただく。フレア殿には『王室筆頭鍛冶師』の位を与え、王国の全ての武具の生産をそなたに一任したい」
それは誰が聞いても破格すぎるほどの褒賞だった。
権力、名誉、財産。
この世の全てが俺たちの手の届くところに、差し出されていた。
玉座の間の誰もが、俺たちが喜んでそれを受け入れるものだと信じて疑っていなかっただろう。
だが、俺はゆっくりと、しかしはっきりと首を横に振った。
そして一歩前に進み出ると、国王に向かって深々と頭を下げた。
「……陛下。そのお言葉、身に余る光栄です。ですが、その全てを辞退させていただきたく存じます」
その言葉に、玉座の間は水を打ったように静まり返った。
誰もが信じられないという顔で俺を見ている。
バルガスでさえ驚きに目を見開いていた。
国王が震える声で尋ねてきた。
「……辞退すると申すのか? なぜだ、アッシュ殿。そなたはこの国の英雄なのだぞ。それにふさわしい地位を得ることを、なぜ拒むのだ?」
俺は顔を上げた。
そして正直な、今の俺の偽らざる気持ちを告げた。
「俺は英雄などではありません。ただの辺境の村人です」
その言葉に、どよめきが走る。
「俺が戦ったのは国のためでも、名誉のためでもありません。ただ、俺の大切な仲間と俺が愛するあの穏やかな日常を守りたかった。ただ、それだけです」
俺はリリアとフレアの方を振り返った。
二人とも俺を見て優しく微笑んでいた。彼女たちも同じ気持ちなのだ。
俺は再び国王へと向き直った。
「俺たちが本当に望んでいるのは、爵位でも財産でもありません。俺はただ……」
俺は少しだけ照れくさそうに笑った。
「静かに暮らしたいだけですから」
その、あまりにも素朴で、あまりにも人間らしい願い。
それは玉座の間にいる、権力と名誉にまみれた大人たちの心を強く、そして静かに打ち抜いたのかもしれない。
しばらくの長い沈黙。
その沈黙を破ったのは、国王の大きな、大きいため息だった。
そして、その顔には困惑ではなく、どこか吹っ切れたような温かい笑みが浮かんでいた。
「……そうか。そうであったな」
彼は頷いた。
「そなたはそういう男であったな。富にも名誉にも権力にも心を動かされぬ。ただ己の信じるものを守るために戦う。それこそが真の英雄の姿なのかもしれんな」
彼は玉座に戻ると高らかに宣言した。
「よかろう! そなたたちのその気高き意志、しかと受け取った! 褒賞は取り下げる! だが、覚えておくがいい。この国はそなたたちを永遠に忘れることはない! そなたたちが望む限り、そなたたちの平穏は、この王国が総力を挙げて守ることをここに誓おう!」
その言葉はどんな爵位よりも、どんな財産よりも、俺たちにとっては価値のある最高の褒賞だった。
俺は仲間たちと共に、再び深々と頭を下げた。
俺たちの王都での役割は、これで本当に終わったのだ。
俺の心はもう、一つの場所へと飛んでいた。
あの、愛すべきアルカディア村へ。
宰相のクーデターを鎮圧し、魔王の降臨を阻止した『救国の英雄』。
辺境から現れた黒髪の青年アッシュ。
森を再生させ、禁呪を打ち破ったエルフの聖女リリア。
伝説の魔獣に立ち向かい、王国最強の武具を打ち上げたドワーフの戦乙女フレア。
俺たちの物語は吟遊詩人によって歌となり、瞬く間に王国中の誰もが知る伝説となっていった。
王都では戦後処理と復興が、急ピッチで進められていた。
バルガスは王国騎士団の再編に辣腕を振るい、ヴァルザー派の残党を一掃し、再び王家への忠誠を誓う誇り高き騎士団を蘇らせた。
サラはその聡明さを買われ、若くして国王の主席補佐官に抜擢された。彼女はヴァルザーによって歪められた政治を、一つ一つ丁寧に正常化させていく。
王都は優秀で誠実な指導者たちを得て、かつてないほどの活気を取り戻し始めていた。
そして、その立役者である俺たち三人はと言えば。
王城の一室を与えられ、英雄として至れり尽くせりの待遇を受けていた。
毎日豪華な食事が運ばれてきて、最高級のベッドで眠る。何をしても誰からも感謝され、称賛される。
それは追放された頃の俺からすれば、夢のような生活だった。
だが、なぜだろう。
俺の心は少しも満たされていなかった。
「……なんだか、落ち着かねえな」
フレアがふかふかのソファの上で、居心地悪そうに身じろぎした。
「ええ。わたくしも鳥のさえずりがない朝は、どうにも目が覚めませんわ」
リリアも窓の外の喧騒を眺めながら、小さくため息をついた。
俺も同感だった。
人々の感謝は嬉しい。
だが、この華やかで騒がしい王都の暮らしは、俺たちの肌には合わなかった。
俺たちが本当に求めているのは、こういうものではない。
そんな日々が一週間ほど続いた頃。
俺たちは再び国王陛下の前に召喚された。
玉座の間はすっかり元の荘厳さを取り戻していた。
そこには国王と王女だけでなく、バルガスやサラ、そして再編された貴族院の重鎮たちがずらりと顔を揃えていた。
空気が重い。
何やら重要な話があるらしかった。
国王は玉座から立ち上がると、厳かな口調で言った。
「救国の英雄、アッシュ、リリア、フレアよ。そなたたちの功績はいくら称えても称えきれぬ。よって我々は、そなたたちにこの国が与えうる最高の栄誉を授けることを決定した」
彼は傍らの侍従が持つ、羊皮紙の巻物を広げた。
「まず、アッシュ殿。そなたを新たに創設する『救国公爵』の位に叙し、王都に隣接する最も豊穣な土地を与えるものとする。また、王女セレスティアの夫として、そなたを王家に迎え入れたいと考えている」
「なっ……!?」
その、あまりにも突拍子もない提案に俺は言葉を失った。
公爵? 王女の夫?
俺の隣でリリアとフレアの肩が、ぴくりと震えたのが分かった。
国王は構わずに続ける。
「リリア殿には『大聖女』の称号を与え、王国の国教である聖光教会の最高顧問に就任していただく。フレア殿には『王室筆頭鍛冶師』の位を与え、王国の全ての武具の生産をそなたに一任したい」
それは誰が聞いても破格すぎるほどの褒賞だった。
権力、名誉、財産。
この世の全てが俺たちの手の届くところに、差し出されていた。
玉座の間の誰もが、俺たちが喜んでそれを受け入れるものだと信じて疑っていなかっただろう。
だが、俺はゆっくりと、しかしはっきりと首を横に振った。
そして一歩前に進み出ると、国王に向かって深々と頭を下げた。
「……陛下。そのお言葉、身に余る光栄です。ですが、その全てを辞退させていただきたく存じます」
その言葉に、玉座の間は水を打ったように静まり返った。
誰もが信じられないという顔で俺を見ている。
バルガスでさえ驚きに目を見開いていた。
国王が震える声で尋ねてきた。
「……辞退すると申すのか? なぜだ、アッシュ殿。そなたはこの国の英雄なのだぞ。それにふさわしい地位を得ることを、なぜ拒むのだ?」
俺は顔を上げた。
そして正直な、今の俺の偽らざる気持ちを告げた。
「俺は英雄などではありません。ただの辺境の村人です」
その言葉に、どよめきが走る。
「俺が戦ったのは国のためでも、名誉のためでもありません。ただ、俺の大切な仲間と俺が愛するあの穏やかな日常を守りたかった。ただ、それだけです」
俺はリリアとフレアの方を振り返った。
二人とも俺を見て優しく微笑んでいた。彼女たちも同じ気持ちなのだ。
俺は再び国王へと向き直った。
「俺たちが本当に望んでいるのは、爵位でも財産でもありません。俺はただ……」
俺は少しだけ照れくさそうに笑った。
「静かに暮らしたいだけですから」
その、あまりにも素朴で、あまりにも人間らしい願い。
それは玉座の間にいる、権力と名誉にまみれた大人たちの心を強く、そして静かに打ち抜いたのかもしれない。
しばらくの長い沈黙。
その沈黙を破ったのは、国王の大きな、大きいため息だった。
そして、その顔には困惑ではなく、どこか吹っ切れたような温かい笑みが浮かんでいた。
「……そうか。そうであったな」
彼は頷いた。
「そなたはそういう男であったな。富にも名誉にも権力にも心を動かされぬ。ただ己の信じるものを守るために戦う。それこそが真の英雄の姿なのかもしれんな」
彼は玉座に戻ると高らかに宣言した。
「よかろう! そなたたちのその気高き意志、しかと受け取った! 褒賞は取り下げる! だが、覚えておくがいい。この国はそなたたちを永遠に忘れることはない! そなたたちが望む限り、そなたたちの平穏は、この王国が総力を挙げて守ることをここに誓おう!」
その言葉はどんな爵位よりも、どんな財産よりも、俺たちにとっては価値のある最高の褒賞だった。
俺は仲間たちと共に、再び深々と頭を下げた。
俺たちの王都での役割は、これで本当に終わったのだ。
俺の心はもう、一つの場所へと飛んでいた。
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