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第19話:敵から信奉者へ
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経済戦争に完敗したゲルハルト・フォン・バルガスが、父である子爵と共にクラインフェルト家の屋敷を訪れたのは、それから数日後のことだった。
応接室に通された親子は、俺と父ルドルフを前に、深々と頭を下げた。
「この度は、我が息子のゲルハルトが、クラインフェルト家の皆様に対し、大変な無礼を働きましたこと、心よりお詫び申し上げる」
バルガス子爵は、苦渋に満ちた表情で謝罪の言葉を述べた。傍らのゲルハルトは、顔を真っ青にして、ただ俯き震えている。
夜会での自信満々な態度は、見る影もなかった。
「顔を上げられよ、バルガス子爵」
父ルドルフは、鷹揚に、しかし冷徹な響きを含む声で言った。
「息子同士のいさかい。それに、我がアレンも、些かやりすぎたきらいがある。この件は、これで水に流そうではないか」
父の言葉は、寛大に聞こえた。だが、その裏には「これ以上事を荒立てればどうなるか、分かっているな?」という、勝者からの無言の圧力が込められていた。
バルガス子爵は、その意味を正確に理解したのだろう。彼は安堵の表情を浮かべ、何度も感謝の言葉を繰り返した。
本来ならば、これで話は終わりのはずだった。
だが、俺はここで、もう一歩踏み込むことにした。
これはチャンスだ。原作において、アレンの悪評を広める最大の要因であったこの男を、逆に味方につけることができれば、今後の破滅回避計画が格段に進めやすくなる。
俺は立ち上がり、俯くゲルハルトの前に進み出た。
「バルガス卿。顔を上げてください」
俺が穏やかに声をかけると、ゲルハルトはビクリと肩を震わせた。彼は恐る恐る顔を上げたが、その目は恐怖と羞恥で潤んでいた。
「……クラインフェルト卿。この度は、まことに、申し訳なかった……」
か細い声で、彼は謝罪した。俺に完膚なきまでに叩きのめされたことで、彼の歪んだプライドは完全に砕け散ってしまったようだった。
俺は、そんな彼に向かって、静かに微笑みかけた。
「卿の行動力と、ご自身の家が持つ影響力を的確に把握し、利用するその手腕。私は、見事なものだと思いましたよ」
「……え?」
俺の予想外の言葉に、ゲルハルトは目を丸くした。
俺は続けた。
「ただ、その力を向ける方向が、少しだけ間違っていた。それだけのことです。嫉妬や憎悪といった、負の感情にその力を費やすのは、あまりにもったいない」
俺は彼の目を見つめ、真摯な声で語りかける。
「貴方には、才覚がある。その力を、ご自身の家を、そしてこの王国をより豊かにするために使ってみてはいかがですかな?例えば、私がこの度立ち上げた『新商品開発ギルド』。まだ発足したばかりで、腕利きの交渉役が不足しております。卿のような方に、ぜひ力をお貸しいただきたい」
新商品開発ギルド。
それは、俺が望遠鏡やコーヒーを足がかりに、様々な分野の職人や商人たちを集めて設立した、新しい組織だ。俺の前世の知識を元に、この世界にない商品を次々と生み出し、市場を活性化させることを目的としている。
その重要なポストを、敵であった彼に差し出したのだ。
ゲルハルトは、呆然としていた。
彼は、俺から罵倒され、嘲笑されることを覚悟していたのだろう。それなのに、俺は彼を許すだけでなく、その才能を評価し、再起の道まで示している。
彼の潤んだ瞳から、ぽろり、と一筋の涙が零れ落ちた。
それは、悔し涙ではなかった。
「……クラインフェルト卿……。いや、アレン様……」
ゲルハルトは、その場で俺の前に膝をついた。
「このゲルハルト、己の浅慮と嫉妬深さを、心の底から恥じております!アレン様のその器の大きさ、そして慈悲深さに、私は……私は……!」
彼は言葉にならない嗚咽を漏らしながら、ただ俺の手を取って感涙にむせぶだけだった。
隣で見ていたバルガス子爵も、信じられないものを見るような目で俺を見つめ、やがて息子と同じように涙ぐんでいた。
こうして、俺は敵であったはずのバルガス家を、完全に手懐けることに成功した。
ゲルハルトは、その後、俺の忠実な部下として新商品開発ギルドで目覚ましい働きを見せることになる。彼は持ち前の交渉術と行動力を、今度は王国を発展させるという正の方向へと発揮し、俺の右腕として欠かせない存在となっていく。
そして、彼は自らが生まれ変わるきっかけを与えてくれた俺を、神のように崇拝するようになった。
社交界に出れば「アレン様の偉大さを知らぬのか!」と俺の功績を吹聴して回り、俺に少しでも敵意を向ける者がいれば、かつての自分のように徹底的に叩き潰す。
彼は、俺の最初の、そして最も熱狂的な信奉者となったのだ。
俺は、またやってしまった。
ただ破滅フラグを一つ潰したかっただけなのに、結果として新たな、そして非常に厄介な「信奉者」という名のフラグを打ち立ててしまった。
彼の過剰なまでの崇拝は、俺の「聖人」という評判を、さらに強固なものにしていくことになる。
「……アレンよ」
全てが終わり、応接室に二人きりになった時、父ルドルフが重々しく口を開いた。
「お前は、敵すらも心服させてしまうのか。その器、もはや父である俺の計れるところではない」
父の俺を見る目には、もはや息子への期待ではなく、人知を超えた何かに対する畏敬の念が宿っていた。
やめてくれ。そんな目で見ないでくれ。
俺はただ、生き延びたいだけなんだ。
俺の心の叫びは、もちろん誰にも届かない。
胃痛薬の消費量が、また一段と増えそうだった。
応接室に通された親子は、俺と父ルドルフを前に、深々と頭を下げた。
「この度は、我が息子のゲルハルトが、クラインフェルト家の皆様に対し、大変な無礼を働きましたこと、心よりお詫び申し上げる」
バルガス子爵は、苦渋に満ちた表情で謝罪の言葉を述べた。傍らのゲルハルトは、顔を真っ青にして、ただ俯き震えている。
夜会での自信満々な態度は、見る影もなかった。
「顔を上げられよ、バルガス子爵」
父ルドルフは、鷹揚に、しかし冷徹な響きを含む声で言った。
「息子同士のいさかい。それに、我がアレンも、些かやりすぎたきらいがある。この件は、これで水に流そうではないか」
父の言葉は、寛大に聞こえた。だが、その裏には「これ以上事を荒立てればどうなるか、分かっているな?」という、勝者からの無言の圧力が込められていた。
バルガス子爵は、その意味を正確に理解したのだろう。彼は安堵の表情を浮かべ、何度も感謝の言葉を繰り返した。
本来ならば、これで話は終わりのはずだった。
だが、俺はここで、もう一歩踏み込むことにした。
これはチャンスだ。原作において、アレンの悪評を広める最大の要因であったこの男を、逆に味方につけることができれば、今後の破滅回避計画が格段に進めやすくなる。
俺は立ち上がり、俯くゲルハルトの前に進み出た。
「バルガス卿。顔を上げてください」
俺が穏やかに声をかけると、ゲルハルトはビクリと肩を震わせた。彼は恐る恐る顔を上げたが、その目は恐怖と羞恥で潤んでいた。
「……クラインフェルト卿。この度は、まことに、申し訳なかった……」
か細い声で、彼は謝罪した。俺に完膚なきまでに叩きのめされたことで、彼の歪んだプライドは完全に砕け散ってしまったようだった。
俺は、そんな彼に向かって、静かに微笑みかけた。
「卿の行動力と、ご自身の家が持つ影響力を的確に把握し、利用するその手腕。私は、見事なものだと思いましたよ」
「……え?」
俺の予想外の言葉に、ゲルハルトは目を丸くした。
俺は続けた。
「ただ、その力を向ける方向が、少しだけ間違っていた。それだけのことです。嫉妬や憎悪といった、負の感情にその力を費やすのは、あまりにもったいない」
俺は彼の目を見つめ、真摯な声で語りかける。
「貴方には、才覚がある。その力を、ご自身の家を、そしてこの王国をより豊かにするために使ってみてはいかがですかな?例えば、私がこの度立ち上げた『新商品開発ギルド』。まだ発足したばかりで、腕利きの交渉役が不足しております。卿のような方に、ぜひ力をお貸しいただきたい」
新商品開発ギルド。
それは、俺が望遠鏡やコーヒーを足がかりに、様々な分野の職人や商人たちを集めて設立した、新しい組織だ。俺の前世の知識を元に、この世界にない商品を次々と生み出し、市場を活性化させることを目的としている。
その重要なポストを、敵であった彼に差し出したのだ。
ゲルハルトは、呆然としていた。
彼は、俺から罵倒され、嘲笑されることを覚悟していたのだろう。それなのに、俺は彼を許すだけでなく、その才能を評価し、再起の道まで示している。
彼の潤んだ瞳から、ぽろり、と一筋の涙が零れ落ちた。
それは、悔し涙ではなかった。
「……クラインフェルト卿……。いや、アレン様……」
ゲルハルトは、その場で俺の前に膝をついた。
「このゲルハルト、己の浅慮と嫉妬深さを、心の底から恥じております!アレン様のその器の大きさ、そして慈悲深さに、私は……私は……!」
彼は言葉にならない嗚咽を漏らしながら、ただ俺の手を取って感涙にむせぶだけだった。
隣で見ていたバルガス子爵も、信じられないものを見るような目で俺を見つめ、やがて息子と同じように涙ぐんでいた。
こうして、俺は敵であったはずのバルガス家を、完全に手懐けることに成功した。
ゲルハルトは、その後、俺の忠実な部下として新商品開発ギルドで目覚ましい働きを見せることになる。彼は持ち前の交渉術と行動力を、今度は王国を発展させるという正の方向へと発揮し、俺の右腕として欠かせない存在となっていく。
そして、彼は自らが生まれ変わるきっかけを与えてくれた俺を、神のように崇拝するようになった。
社交界に出れば「アレン様の偉大さを知らぬのか!」と俺の功績を吹聴して回り、俺に少しでも敵意を向ける者がいれば、かつての自分のように徹底的に叩き潰す。
彼は、俺の最初の、そして最も熱狂的な信奉者となったのだ。
俺は、またやってしまった。
ただ破滅フラグを一つ潰したかっただけなのに、結果として新たな、そして非常に厄介な「信奉者」という名のフラグを打ち立ててしまった。
彼の過剰なまでの崇拝は、俺の「聖人」という評判を、さらに強固なものにしていくことになる。
「……アレンよ」
全てが終わり、応接室に二人きりになった時、父ルドルフが重々しく口を開いた。
「お前は、敵すらも心服させてしまうのか。その器、もはや父である俺の計れるところではない」
父の俺を見る目には、もはや息子への期待ではなく、人知を超えた何かに対する畏敬の念が宿っていた。
やめてくれ。そんな目で見ないでくれ。
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