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第十話 赤髪の訪問者
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「呪いの道具」が市場を騒がせてから数日。ノアとルナは次の段階へ進むべく、行動を開始していた。
「この物件は悪くない。大通りから一本入っていて人目につきにくいし、家賃も手頃だ」
ルナは古びた空き店舗の前で腕を組み、鋭い目で建物を吟味していた。壁はひび割れ、窓ガラスもいくつか欠けている。お世辞にも良い物件とは言えなかったが、彼女の目には違うものが見えているようだった。
「ここを改装すれば、十分な作業場と店舗スペースを確保できる。何より、裏口が路地に面しているのがいい。特別な客をこっそり招き入れるには好都合だ」
「特別な客……」
ノアが呟くと、ルナはにやりと笑った。
「お前の力は、いずれもっと大きな問題を抱えた者たちを引き寄せることになる。その時のための準備だ」
彼女の頭の中では、すでに壮大な事業計画が描かれているらしい。ノアはただ、その先見の明に感心するばかりだった。自分一人では、日銭を稼ぐことしか考えられなかっただろう。
二人が物件の話をしていると、不意に背後から強い視線を感じた。振り返ると、そこには一人の少女が立っていた。
燃えるような赤い髪を無造作に束ね、その身には使い込まれた軽鎧をまとっている。何よりも目を引くのは、背中に負った巨大な黒い大剣。まるで生きているかのように、不吉なオーラを放っていた。
少女はまっすぐに二人を見つめると、躊躇なく歩み寄ってきた。その足取りには、切羽詰まったような焦りと、わずかな希望が入り混じっている。
「あなたがたが、『呪いの道具』を作っている人たちですね」
断定するような口調だった。ルナは即座に警戒の色を浮かべ、ノアの前に立つ。
「人違いではないか? 我々はただの旅の者だが」
「嘘をつかないでください! 私はギルドや食堂で、あなたがたの噂を全部聞きました! 石畳に傷をつけたナイフ! 焦げ付かない鍋! それを作ったのは、あなたたちのはずだ!」
少女は食い下がる。その瞳は真剣そのものだった。どうやら、こちらの正体は完全にバレているらしい。ルナは小さくため息をつくと、態度を改めた。
「……だとして、何の用だ。我々は今、取り込み中なのだが」
「お願いします! 私を助けてほしいんです!」
少女はそう言うと、深々と頭を下げた。その勢いに、ノアとルナは少し面食らう。
「私はクロエ・ヴァレンタイン。冒険者をやっています。どうか、私のこの剣の呪いを、どうにかしてください!」
クロエと名乗った少女は、背中の大剣をゆっくりと下ろし、地面に突き立てた。ズン、と重い音を立てて地面にめり込んだ大剣は、禍々しい存在感を放っている。
「これは、呪いの大剣『ベルセルク』。凄まじい力を秘めていますが、その力はあまりに強すぎて、私には制御できません。力を解放すれば、敵だけでなく、仲間や周囲の物まで破壊してしまうんです」
彼女は悔しそうに拳を握りしめた。そのせいでパーティを追い出され、誰からも「呪われた剣士」と疎まれているのだと、途切れ途切れに語った。
その話を聞きながら、ノアはクロエの姿にかつての自分を重ねていた。呪われた力。そのせいで仲間を失い、居場所をなくす痛み。それは、彼が一番よく知っている感情だった。
「……それで、我々に何をしろと?」
ルナが冷静に尋ねる。
「あなたの作る道具なら、この呪いを抑えたり、もしかしたら力に変えたりできるかもしれない。そう思ったんです! どんな代金でも払います! だから、どうか……!」
必死に懇願するクロエ。だが、ルナの表情は険しいままだった。
「断る。我々は武器屋でもなければ、呪術の専門家でもない。たまたま作った日用品が、少し変わった性能を持っていただけだ。君のような厄介な呪物に関わるつもりはない」
それは、ルナの言う通りだった。下手に手を出して、もし失敗すればどんな災厄が降りかかるか分からない。これからの事業を考えれば、リスクは避けるべきだ。
「そんな……!」
クロエの顔に、絶望の色が浮かぶ。彼女が最後の希望だと思っていた蜘蛛の糸が、切れかかっていた。
しかし、その時だった。
「……やらせてください」
静かだが、はっきりとした声が響いた。声の主は、今まで黙っていたノアだった。
「ノア! お前、何を言って……」
ルナが驚いて振り返る。だが、ノアはルナではなく、クロエの目をまっすぐに見つめていた。
「君の気持ちは、よく分かる。自分の力が、自分の意思とは関係なく暴走してしまう苦しみも、そのせいで誰かを傷つけてしまう恐怖も」
ノアの言葉に、クロエははっと顔を上げた。
「君のその剣の呪いを、完全に解くことができるかは分からない。でも、その力を制御するための手伝いなら、俺の力でできるかもしれない」
それは、何の確証もない言葉だった。だが、ノアの瞳には、不思議な説得力があった。彼は、クロエの苦しみを、本当に理解している。
「本当……ですか?」
「ああ。試してみる価値はある」
ノアが力強く頷くと、クロエの瞳から大粒の涙が溢れ落ちた。
「おい、ノア。本気か? 下手すれば、我々まで呪いに巻き込まれるかもしれんのだぞ」
ルナがノアの袖を引き、小声で囁く。
「分かってる。でも、ルナ。俺は彼女を放っておけない。それに、これは俺自身の問題でもあるんだ」
ノアは言った。
「俺は、自分のこの力が呪いじゃないってことを、証明したいんだ。誰かを不幸にするんじゃなく、誰かを助けるために使えるんだってことを。そのためなら、どんなリスクだって負うよ」
その決意に満ちた瞳を見て、ルナは何も言えなくなった。彼のこのお人好しな性格が、いつか破滅を招くかもしれない。だが同時に、その真っ直ぐさこそが、彼の力の源泉なのだということも理解していた。
「……はぁ。分かった。お前がそこまで言うなら、好きにしろ」
ルナは呆れたようにため息をつくと、クロエに向き直った。
「話は聞いたな、赤髪の剣士。依頼は受ける。ただし、成功報酬はきっちりともらう。我々も商売でやっているんでな」
その言葉は、二人の新たな関係の始まりを告げていた。燃えるような赤髪の剣士と、呪いを操る物静かな青年。二つの魂の出会いが、やがて辺境の街の運命を大きく揺るがすことになる。そのことを、まだ誰も知らなかった。
「この物件は悪くない。大通りから一本入っていて人目につきにくいし、家賃も手頃だ」
ルナは古びた空き店舗の前で腕を組み、鋭い目で建物を吟味していた。壁はひび割れ、窓ガラスもいくつか欠けている。お世辞にも良い物件とは言えなかったが、彼女の目には違うものが見えているようだった。
「ここを改装すれば、十分な作業場と店舗スペースを確保できる。何より、裏口が路地に面しているのがいい。特別な客をこっそり招き入れるには好都合だ」
「特別な客……」
ノアが呟くと、ルナはにやりと笑った。
「お前の力は、いずれもっと大きな問題を抱えた者たちを引き寄せることになる。その時のための準備だ」
彼女の頭の中では、すでに壮大な事業計画が描かれているらしい。ノアはただ、その先見の明に感心するばかりだった。自分一人では、日銭を稼ぐことしか考えられなかっただろう。
二人が物件の話をしていると、不意に背後から強い視線を感じた。振り返ると、そこには一人の少女が立っていた。
燃えるような赤い髪を無造作に束ね、その身には使い込まれた軽鎧をまとっている。何よりも目を引くのは、背中に負った巨大な黒い大剣。まるで生きているかのように、不吉なオーラを放っていた。
少女はまっすぐに二人を見つめると、躊躇なく歩み寄ってきた。その足取りには、切羽詰まったような焦りと、わずかな希望が入り混じっている。
「あなたがたが、『呪いの道具』を作っている人たちですね」
断定するような口調だった。ルナは即座に警戒の色を浮かべ、ノアの前に立つ。
「人違いではないか? 我々はただの旅の者だが」
「嘘をつかないでください! 私はギルドや食堂で、あなたがたの噂を全部聞きました! 石畳に傷をつけたナイフ! 焦げ付かない鍋! それを作ったのは、あなたたちのはずだ!」
少女は食い下がる。その瞳は真剣そのものだった。どうやら、こちらの正体は完全にバレているらしい。ルナは小さくため息をつくと、態度を改めた。
「……だとして、何の用だ。我々は今、取り込み中なのだが」
「お願いします! 私を助けてほしいんです!」
少女はそう言うと、深々と頭を下げた。その勢いに、ノアとルナは少し面食らう。
「私はクロエ・ヴァレンタイン。冒険者をやっています。どうか、私のこの剣の呪いを、どうにかしてください!」
クロエと名乗った少女は、背中の大剣をゆっくりと下ろし、地面に突き立てた。ズン、と重い音を立てて地面にめり込んだ大剣は、禍々しい存在感を放っている。
「これは、呪いの大剣『ベルセルク』。凄まじい力を秘めていますが、その力はあまりに強すぎて、私には制御できません。力を解放すれば、敵だけでなく、仲間や周囲の物まで破壊してしまうんです」
彼女は悔しそうに拳を握りしめた。そのせいでパーティを追い出され、誰からも「呪われた剣士」と疎まれているのだと、途切れ途切れに語った。
その話を聞きながら、ノアはクロエの姿にかつての自分を重ねていた。呪われた力。そのせいで仲間を失い、居場所をなくす痛み。それは、彼が一番よく知っている感情だった。
「……それで、我々に何をしろと?」
ルナが冷静に尋ねる。
「あなたの作る道具なら、この呪いを抑えたり、もしかしたら力に変えたりできるかもしれない。そう思ったんです! どんな代金でも払います! だから、どうか……!」
必死に懇願するクロエ。だが、ルナの表情は険しいままだった。
「断る。我々は武器屋でもなければ、呪術の専門家でもない。たまたま作った日用品が、少し変わった性能を持っていただけだ。君のような厄介な呪物に関わるつもりはない」
それは、ルナの言う通りだった。下手に手を出して、もし失敗すればどんな災厄が降りかかるか分からない。これからの事業を考えれば、リスクは避けるべきだ。
「そんな……!」
クロエの顔に、絶望の色が浮かぶ。彼女が最後の希望だと思っていた蜘蛛の糸が、切れかかっていた。
しかし、その時だった。
「……やらせてください」
静かだが、はっきりとした声が響いた。声の主は、今まで黙っていたノアだった。
「ノア! お前、何を言って……」
ルナが驚いて振り返る。だが、ノアはルナではなく、クロエの目をまっすぐに見つめていた。
「君の気持ちは、よく分かる。自分の力が、自分の意思とは関係なく暴走してしまう苦しみも、そのせいで誰かを傷つけてしまう恐怖も」
ノアの言葉に、クロエははっと顔を上げた。
「君のその剣の呪いを、完全に解くことができるかは分からない。でも、その力を制御するための手伝いなら、俺の力でできるかもしれない」
それは、何の確証もない言葉だった。だが、ノアの瞳には、不思議な説得力があった。彼は、クロエの苦しみを、本当に理解している。
「本当……ですか?」
「ああ。試してみる価値はある」
ノアが力強く頷くと、クロエの瞳から大粒の涙が溢れ落ちた。
「おい、ノア。本気か? 下手すれば、我々まで呪いに巻き込まれるかもしれんのだぞ」
ルナがノアの袖を引き、小声で囁く。
「分かってる。でも、ルナ。俺は彼女を放っておけない。それに、これは俺自身の問題でもあるんだ」
ノアは言った。
「俺は、自分のこの力が呪いじゃないってことを、証明したいんだ。誰かを不幸にするんじゃなく、誰かを助けるために使えるんだってことを。そのためなら、どんなリスクだって負うよ」
その決意に満ちた瞳を見て、ルナは何も言えなくなった。彼のこのお人好しな性格が、いつか破滅を招くかもしれない。だが同時に、その真っ直ぐさこそが、彼の力の源泉なのだということも理解していた。
「……はぁ。分かった。お前がそこまで言うなら、好きにしろ」
ルナは呆れたようにため息をつくと、クロエに向き直った。
「話は聞いたな、赤髪の剣士。依頼は受ける。ただし、成功報酬はきっちりともらう。我々も商売でやっているんでな」
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