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第43話:最初の敵、マリウス公爵
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国王による謁見は、表向きは和やかに終わった。
俺の功績は公式に称えられ、褒賞として金一封と、アシュフォード家の家格を子爵から一段引き上げるという、異例の内示まで与えられた。
だが、その裏で交わされた、俺とマリウス公爵との間の火花は、その場にいた全ての者に、新たな対立の構図が生まれたことを明確に示していた。
俺が謁見の間を辞去しようとした、その時。
「リオ・アシュフォード殿」
背後から、あのねっとりとした声が呼び止めた。マリウス公爵だった。
彼は、先程までの敵意を隠し、人好きのする好々爺然とした笑みを浮かべて、俺に近づいてきた。
「いやはや、見事な受け答えであった。辺境には、そなたのような気骨のある若者がいたとはな。感服いたしましたぞ」
その変わり身の速さに、俺は内心で警戒を強めた。こういう人間が、一番信用できない。
「もったいないお言葉にございます、公爵閣下」
俺も、当たり障りのない返事を返す。
「つきましては、だ。そなたの武勇伝を、ぜひとも我らにも詳しくお聞かせ願いたい。近日中に、ささやかながらお茶会を催そうと思うのだが、ご足労願えぬだろうか。もちろん、そなたのビジネスパートナーであるという、ヴァイス家のお嬢様もご一緒に」
お茶会。貴族社会における、腹の探り合いと、派閥の勧誘、そして時には脅迫が行われる、重要な儀式だ。
これは、間違いなく罠だ。
断れば、保守派の筆頭であるマリウス公爵に逆らったと見なされ、政治的に孤立する。
だが、行けば、彼のテリトリーで、何を仕掛けられるか分からない。
選択の余地は、なかった。
「……光栄の至りにございます。喜んで、お受けいたします」
俺がそう答えると、マリウス公爵は満足げに頷き、その鷲鼻の奥で、目が細く光るのを、俺は見逃さなかった。
数日後、俺とエリアーナは、マリウス公爵の屋敷を訪れていた。
その壮麗さは、ヴァイス家の本邸すら霞んで見えるほどだった。広大な庭園には、見たこともない珍しい花々が咲き乱れ、屋敷の至る所に、高価な美術品がこれみよがしに飾られている。
通されたのは、庭園に面したガラス張りの温室だった。そこには、マリウス公爵と、その取り巻きである数人の保守派貴族たちが、すでに席に着いて待っていた。
「おお、よく来てくれた、リオ殿、エリアーナ嬢」
マリウス公爵は、満面の笑みで俺たちを迎えた。
テーブルの上には、最高級の茶器と、見たこともないほど美しい菓子が並んでいる。
だが、その和やかな雰囲気とは裏腹に、その場の空気は、まるで剣の切っ先を突きつけられているかのように、張り詰めていた。
当たり障りのない世間話がしばらく続いた後、マリウス公爵は、ついに本題を切り出した。
「さて、リオ殿。そなたの生み出したという、『セッケン』や『ショーユ』、そしてこの『ガラス』。実に素晴らしいものだと聞き及んでおる。それほどの技術、一体どこで身につけられたのかな?」
探るような、鋭い視線が俺に突き刺さる。
俺は、謁見の時と同じように、用意していた答えを口にした。
「全ては、神の啓示によるもの。私には、なぜと問われましても、お答えのしようがございません」
「ほう、神の啓示、か」
公爵は、意味ありげに頷いた。「まことに、都合の良い神もおいでになるものだ。その神は、そなたに富と名声を与え、我ら古くからの貴族が築き上げてきた秩序を、かき乱すことまでお許しになったと見える」
その言葉には、明確な棘があった。
隣に座っていた別の貴族が、それに追従する。
「左様。アシュフォード殿の技術は、確かに素晴らしい。だが、それはあまりにも強力すぎる。下賤な民草の手に渡れば、彼らは増長し、我ら貴族に刃向かうことにもなりかねん。そのような危険な技術は、我らのような、国を正しく導く立場にある者が、厳重に管理すべきではないかな?」
彼らの本心が、ようやく見えてきた。
俺の技術を、自分たちの支配下に置き、独占したいのだ。そして、俺という存在を、自分たちの都合の良い道具として使おうとしている。
エリアーナが、俺の代わりに、冷たく言い放った。
「お言葉ですが、皆様。アシュフォードの技術は、一部の権力者のためではなく、王国に住まう全ての人々の暮らしを豊かにするためにあるべきだと、私どもは考えております。富の独占は、国の停滞を招くだけですわ」
彼女の毅然とした態度に、貴族たちの顔がわずかに引きつった。
マリウス公爵は、それでもまだ笑顔を崩さなかった。だが、その目の奥の光は、もはや笑ってはいなかった。
「エリアーナ嬢。そなたの理想は、若者らしくて好ましい。だが、現実はそう甘くはない。秩序なくして、繁栄はないのだよ」
彼は、ゆっくりと紅茶を一口すすると、俺に視線を戻した。
「リオ殿。率直に言おう。我らの派閥に加わる気はないか? 我らが後ろ盾となれば、そなたの事業は、今以上に安泰なものとなるだろう。もちろん、そなたの生み出す利益の、相応の分け前はいただくことになるがな。悪い話ではあるまい?」
それは、甘い誘惑の言葉を装った、最後通牒だった。
我々の傘下に入れ。さもなくば、敵と見なす。
俺は、静かにカップを置いた。
そして、これまで浮かべていた当たり障りのない笑みを消し、マリウス公爵をまっすぐに見据えた。
「公爵閣下。大変光栄なお申し出ではございますが、お断りさせていただきます」
その場に、冷たい沈黙が落ちた。
俺は、続けた。
「先程も申し上げました通り、私どもの目的は、ただ領民の暮らしを豊かにすること。特定の派閥に与し、国の政争に加わるつもりは、毛頭ございません」
「……ほう」
マリウス公爵の顔から、完全に笑みが消えた。その顔は、まるで能面のように無表情になった。
「それが、そなたの答えか。この、マリウス・フォン・アインベルクの誘いを、断ると」
その声は、地を這うように低く、威圧的だった。温室の中の空気が、急激に冷え込んでいくのを感じた。
「分をわきまえよ、若造」
公爵は、吐き捨てるように言った。「そなたのような成り上がりの小僧が、王都で生きていくのが、どれほど大変なことか、まだ分かっておらんようだな。後ろ盾もなく、我らを敵に回して、そなたのその小さな商会が、一日たりとももつと思っておるのか」
それは、もはや脅迫だった。
だが、俺は臆さなかった。むしろ、これで良かったのだ。
敵の顔が、その目的が、はっきりと見えた。これほど分かりやすいことはない。
俺は、静かに立ち上がった。
「ご忠告、痛み入ります。ですが、私どもの未来は、私どもの手で切り拓く所存です。お茶会のお招き、誠にありがとうございました。これにて、失礼いたします」
俺とエリアーナは、深々と一礼すると、冷え切った視線を背中に浴びながら、その場を後にした。
屋敷へ戻る馬車の中、エリアーナが深いため息をついた。
「……最悪の始まり方ね。これで、私たちは完全に、保守派の筆頭を敵に回してしまったわ」
「ああ。だが、スッキリした」俺は、窓の外を流れる景色を見ながら言った。「敵が誰なのか、はっきりしたんだ。見えない敵と戦うより、よっぽどやりやすい」
「あなたって人は、本当に……。普通は、もっと絶望するところよ」
彼女は、呆れたように、しかしどこか楽しそうに笑った。
マリウス公爵。それが、俺たちが王都で最初に戦うべき、明確な敵となった。
彼は、その権力と財力、そしてあらゆる汚い手を使って、俺たちを潰しにかかってくるだろう。
だが、望むところだ。
俺は、静かに闘志を燃やしていた。
古い時代の権化のような、あの老獪な公爵に、教えてやるのだ。
時代は、もう変わったのだと。
金や権力だけでは、どうにもならない、新しい力の存在を。
俺たちの戦いは、今、本当の意味で始まったのだ。
俺の功績は公式に称えられ、褒賞として金一封と、アシュフォード家の家格を子爵から一段引き上げるという、異例の内示まで与えられた。
だが、その裏で交わされた、俺とマリウス公爵との間の火花は、その場にいた全ての者に、新たな対立の構図が生まれたことを明確に示していた。
俺が謁見の間を辞去しようとした、その時。
「リオ・アシュフォード殿」
背後から、あのねっとりとした声が呼び止めた。マリウス公爵だった。
彼は、先程までの敵意を隠し、人好きのする好々爺然とした笑みを浮かべて、俺に近づいてきた。
「いやはや、見事な受け答えであった。辺境には、そなたのような気骨のある若者がいたとはな。感服いたしましたぞ」
その変わり身の速さに、俺は内心で警戒を強めた。こういう人間が、一番信用できない。
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俺も、当たり障りのない返事を返す。
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お茶会。貴族社会における、腹の探り合いと、派閥の勧誘、そして時には脅迫が行われる、重要な儀式だ。
これは、間違いなく罠だ。
断れば、保守派の筆頭であるマリウス公爵に逆らったと見なされ、政治的に孤立する。
だが、行けば、彼のテリトリーで、何を仕掛けられるか分からない。
選択の余地は、なかった。
「……光栄の至りにございます。喜んで、お受けいたします」
俺がそう答えると、マリウス公爵は満足げに頷き、その鷲鼻の奥で、目が細く光るのを、俺は見逃さなかった。
数日後、俺とエリアーナは、マリウス公爵の屋敷を訪れていた。
その壮麗さは、ヴァイス家の本邸すら霞んで見えるほどだった。広大な庭園には、見たこともない珍しい花々が咲き乱れ、屋敷の至る所に、高価な美術品がこれみよがしに飾られている。
通されたのは、庭園に面したガラス張りの温室だった。そこには、マリウス公爵と、その取り巻きである数人の保守派貴族たちが、すでに席に着いて待っていた。
「おお、よく来てくれた、リオ殿、エリアーナ嬢」
マリウス公爵は、満面の笑みで俺たちを迎えた。
テーブルの上には、最高級の茶器と、見たこともないほど美しい菓子が並んでいる。
だが、その和やかな雰囲気とは裏腹に、その場の空気は、まるで剣の切っ先を突きつけられているかのように、張り詰めていた。
当たり障りのない世間話がしばらく続いた後、マリウス公爵は、ついに本題を切り出した。
「さて、リオ殿。そなたの生み出したという、『セッケン』や『ショーユ』、そしてこの『ガラス』。実に素晴らしいものだと聞き及んでおる。それほどの技術、一体どこで身につけられたのかな?」
探るような、鋭い視線が俺に突き刺さる。
俺は、謁見の時と同じように、用意していた答えを口にした。
「全ては、神の啓示によるもの。私には、なぜと問われましても、お答えのしようがございません」
「ほう、神の啓示、か」
公爵は、意味ありげに頷いた。「まことに、都合の良い神もおいでになるものだ。その神は、そなたに富と名声を与え、我ら古くからの貴族が築き上げてきた秩序を、かき乱すことまでお許しになったと見える」
その言葉には、明確な棘があった。
隣に座っていた別の貴族が、それに追従する。
「左様。アシュフォード殿の技術は、確かに素晴らしい。だが、それはあまりにも強力すぎる。下賤な民草の手に渡れば、彼らは増長し、我ら貴族に刃向かうことにもなりかねん。そのような危険な技術は、我らのような、国を正しく導く立場にある者が、厳重に管理すべきではないかな?」
彼らの本心が、ようやく見えてきた。
俺の技術を、自分たちの支配下に置き、独占したいのだ。そして、俺という存在を、自分たちの都合の良い道具として使おうとしている。
エリアーナが、俺の代わりに、冷たく言い放った。
「お言葉ですが、皆様。アシュフォードの技術は、一部の権力者のためではなく、王国に住まう全ての人々の暮らしを豊かにするためにあるべきだと、私どもは考えております。富の独占は、国の停滞を招くだけですわ」
彼女の毅然とした態度に、貴族たちの顔がわずかに引きつった。
マリウス公爵は、それでもまだ笑顔を崩さなかった。だが、その目の奥の光は、もはや笑ってはいなかった。
「エリアーナ嬢。そなたの理想は、若者らしくて好ましい。だが、現実はそう甘くはない。秩序なくして、繁栄はないのだよ」
彼は、ゆっくりと紅茶を一口すすると、俺に視線を戻した。
「リオ殿。率直に言おう。我らの派閥に加わる気はないか? 我らが後ろ盾となれば、そなたの事業は、今以上に安泰なものとなるだろう。もちろん、そなたの生み出す利益の、相応の分け前はいただくことになるがな。悪い話ではあるまい?」
それは、甘い誘惑の言葉を装った、最後通牒だった。
我々の傘下に入れ。さもなくば、敵と見なす。
俺は、静かにカップを置いた。
そして、これまで浮かべていた当たり障りのない笑みを消し、マリウス公爵をまっすぐに見据えた。
「公爵閣下。大変光栄なお申し出ではございますが、お断りさせていただきます」
その場に、冷たい沈黙が落ちた。
俺は、続けた。
「先程も申し上げました通り、私どもの目的は、ただ領民の暮らしを豊かにすること。特定の派閥に与し、国の政争に加わるつもりは、毛頭ございません」
「……ほう」
マリウス公爵の顔から、完全に笑みが消えた。その顔は、まるで能面のように無表情になった。
「それが、そなたの答えか。この、マリウス・フォン・アインベルクの誘いを、断ると」
その声は、地を這うように低く、威圧的だった。温室の中の空気が、急激に冷え込んでいくのを感じた。
「分をわきまえよ、若造」
公爵は、吐き捨てるように言った。「そなたのような成り上がりの小僧が、王都で生きていくのが、どれほど大変なことか、まだ分かっておらんようだな。後ろ盾もなく、我らを敵に回して、そなたのその小さな商会が、一日たりとももつと思っておるのか」
それは、もはや脅迫だった。
だが、俺は臆さなかった。むしろ、これで良かったのだ。
敵の顔が、その目的が、はっきりと見えた。これほど分かりやすいことはない。
俺は、静かに立ち上がった。
「ご忠告、痛み入ります。ですが、私どもの未来は、私どもの手で切り拓く所存です。お茶会のお招き、誠にありがとうございました。これにて、失礼いたします」
俺とエリアーナは、深々と一礼すると、冷え切った視線を背中に浴びながら、その場を後にした。
屋敷へ戻る馬車の中、エリアーナが深いため息をついた。
「……最悪の始まり方ね。これで、私たちは完全に、保守派の筆頭を敵に回してしまったわ」
「ああ。だが、スッキリした」俺は、窓の外を流れる景色を見ながら言った。「敵が誰なのか、はっきりしたんだ。見えない敵と戦うより、よっぽどやりやすい」
「あなたって人は、本当に……。普通は、もっと絶望するところよ」
彼女は、呆れたように、しかしどこか楽しそうに笑った。
マリウス公爵。それが、俺たちが王都で最初に戦うべき、明確な敵となった。
彼は、その権力と財力、そしてあらゆる汚い手を使って、俺たちを潰しにかかってくるだろう。
だが、望むところだ。
俺は、静かに闘志を燃やしていた。
古い時代の権化のような、あの老獪な公爵に、教えてやるのだ。
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