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思わぬ出会い〜第1話〜

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私の名前は吉田 由奈(よしだ ゆな)、26歳。
うつ病持ちの無職で
毎日つまらない日々を送っている。
家族は母だけ。

そんなつまらない毎日の中で
私の唯一の楽しみがある。

それは顔出し配信アプリで毎日配信をして
ファンの子とお喋りすることだ。

4年半付き合っていた彼氏に振られ
なんとなく配信アプリを始めてみようと思った。

ある日、いつものように生配信をするために準備をして夜の22時になり

「よーし、今日もやるか~!」

そうやっていつも通り配信をつけ
ファンの子と楽しくお喋りをしていた。

半年ぐらいやっているけど
毎回決まった5人しか来ない、私はいわゆる過疎配信者だ。

それでも、仲のいいファンの子達と話してる時間はとても楽しかった。

「あはは、本当そうだよね~」

なんて、他愛もない話を続けてる中
ポン、と見たことのないアイコンのSERO(セロ)という男の人からコメントが来た。

「初見です。」

と、一言。

「あ、初見さんいらっしゃい。どこから見つけてくれたの?」

そう言葉を発すると

「おすすめに流れてきて可愛いかったのでコメントしちゃいました。」

そう、これが彼との初めての出会いだった。

何分か彼と話をしていると
どうやら彼も別のアプリで配信しているようで
これから配信する、とのこと。

「SERO(セロ)くんも配信やってるんだ、じゃあこのあとみにいくよ。」

と、約束して

「ありがとうございます。では、これから配信の準備をするのでこの辺で。待ってますね、またあとで」

そう言って彼は私の配信から抜けた。

30分ほどファンの子たちとお話して

「今日も来てくれてありがとう!楽しかったよ!おやすみなさい。」

と言って配信終了ボタンを押した。

「ふぅ~今日も楽しかった。あ、そういえばSERO(セロ)くんの配信行く約束してたな。」

SERO(セロ)くんがやっている配信のアプリをインストールして
名前を調べて、ちょうど配信をやっていた。

彼の枠に、入ってコメントをした。

「やっほー、由奈だよ。さっきは私の配信来てくれてありがとう。」

「由奈さん本当に来てくれたんですね。ありがとうございます。」

声は、高いと低いの間の声で
話し方も優しく、明るく話してくれて
正直、とても私の好きな声でした。

色々とお話しをする間に仲良くなり
配信も終わる頃に
私が、

「良かったらSNS交換して話そうよ」

ダメ元で言ってみたら

「いいですよ。」

と、即答

それからSNSを交換して彼は配信を切り
すぐに私からメッセージを送った。

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はじめまして、作者のアイナです。最後まで読んで頂き本当に嬉しいです。
今回投稿した作品は私が体験した実話を元に書いていますが、小説を投稿するのが初めてな為、書き方にぎこちなさや読みずらさがあるかもしれないですが何卒、暖かな目で見守ってください。
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