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ティナ•トリオールという女
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「こいつはこのガキの側にずっといる女だ!」
「こいつも縛って動けなくして‥‥‥」
「楽しんじまおうぜ!!」
「たっぷりとな‥‥‥ヒャハハッ!!」
あーあ、そんな雑魚チンピラっぽいセリフなんか吐いたら‥‥‥。
パパパパァン!!!!
「ギャアアア!!!!」
「いでぇぇええ!!!!」
「足が‥‥‥足がぁあああ!!!!」
「うぎゃああああ!!!!」
ティナは一瞬のうちに四発、取り巻きの手や足に一人一発ずつ撃ち込んだ。
「‥‥‥静かにしないと撃ちますよ」
無言で撃ってからそのセリフを言う辺りがさすがだ。俺がすぐ近くにいたにも関わらず、躊躇なく。
俺に当たる事は万が一にもない、とそう思える程の練習を重ねてきたのだろうな。
ガバメントを構え直してマッシュに狙いをつけたまま、ツカツカと歩いてくる。
「主犯のあなたはこれくらいじゃ済みませんよ。さっさとエドガー様を解放しなさい‥‥‥」
「へっ! わかった、わかったよ‥‥‥っと!」
マッシュは俺に近づき縄を解く‥‥‥フリをして俺を椅子ごと投げつけた。
「うわぁああ!!」
マッシュの怪力とまさかの行動に俺は情けない声を出してしまった。
ティナは冷静に椅子ごと俺をキャッチして床に置く。だがその一瞬無防備になった。
その一瞬でマッシュが間合いを詰めて。
「うおぉりゃあああ!!!!」
ティナに殴りかかる。
ティナはマッシュのパンチをスッと寸前で躱し、巻き込むように外側からの右フック。
ティナの渾身の拳はマッシュの顎を捉えた。
まるで見本のようなクロスカウンターだ。
「ぐはっ‥‥‥!」
激しく脳を揺さぶられたマッシュは呻き声を上げ、操り人形の糸が切れたかのように倒れた。
周りで撃たれて蠢いてる奴らもティナが一人ずつ蹴りを入れて寝かしつけた。
「痴れ者共が‥‥‥恥を知りなさい」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「‥‥‥エドガー様! 大変申し訳ございませんでした」
「いや、来てくれると信じてたよ。ありがとな、ティナ」
ティナはなんとも言えない表情だ。
自分の一瞬の隙を突かれて俺が攫われてしまった事を悔いている、のだろうな。
そして俺に感謝されて単純に幸せな気持ちにもなっている、のだろう。
攫われたのは俺自身の問題でもあるし、すぐに助けに来てくれたので感謝こそすれティナに問題があったという思いは微塵もない。
だから‥‥‥正直に伝えた。
「ティナ、ありがとう。俺ももっと強くなるよ。これからもずっとよろしくな」
正面からのハグ付きで。
「エ、エ、エドガーさまぁ‥‥‥ぷしゅう」
緊張と嬉しさが天元突破したらしくティナはスライムのように溶けた。
そしてこの問題が終わった訳じゃない。
「さて、あとはこいつらをどうしようかな?」
「こいつも縛って動けなくして‥‥‥」
「楽しんじまおうぜ!!」
「たっぷりとな‥‥‥ヒャハハッ!!」
あーあ、そんな雑魚チンピラっぽいセリフなんか吐いたら‥‥‥。
パパパパァン!!!!
「ギャアアア!!!!」
「いでぇぇええ!!!!」
「足が‥‥‥足がぁあああ!!!!」
「うぎゃああああ!!!!」
ティナは一瞬のうちに四発、取り巻きの手や足に一人一発ずつ撃ち込んだ。
「‥‥‥静かにしないと撃ちますよ」
無言で撃ってからそのセリフを言う辺りがさすがだ。俺がすぐ近くにいたにも関わらず、躊躇なく。
俺に当たる事は万が一にもない、とそう思える程の練習を重ねてきたのだろうな。
ガバメントを構え直してマッシュに狙いをつけたまま、ツカツカと歩いてくる。
「主犯のあなたはこれくらいじゃ済みませんよ。さっさとエドガー様を解放しなさい‥‥‥」
「へっ! わかった、わかったよ‥‥‥っと!」
マッシュは俺に近づき縄を解く‥‥‥フリをして俺を椅子ごと投げつけた。
「うわぁああ!!」
マッシュの怪力とまさかの行動に俺は情けない声を出してしまった。
ティナは冷静に椅子ごと俺をキャッチして床に置く。だがその一瞬無防備になった。
その一瞬でマッシュが間合いを詰めて。
「うおぉりゃあああ!!!!」
ティナに殴りかかる。
ティナはマッシュのパンチをスッと寸前で躱し、巻き込むように外側からの右フック。
ティナの渾身の拳はマッシュの顎を捉えた。
まるで見本のようなクロスカウンターだ。
「ぐはっ‥‥‥!」
激しく脳を揺さぶられたマッシュは呻き声を上げ、操り人形の糸が切れたかのように倒れた。
周りで撃たれて蠢いてる奴らもティナが一人ずつ蹴りを入れて寝かしつけた。
「痴れ者共が‥‥‥恥を知りなさい」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「‥‥‥エドガー様! 大変申し訳ございませんでした」
「いや、来てくれると信じてたよ。ありがとな、ティナ」
ティナはなんとも言えない表情だ。
自分の一瞬の隙を突かれて俺が攫われてしまった事を悔いている、のだろうな。
そして俺に感謝されて単純に幸せな気持ちにもなっている、のだろう。
攫われたのは俺自身の問題でもあるし、すぐに助けに来てくれたので感謝こそすれティナに問題があったという思いは微塵もない。
だから‥‥‥正直に伝えた。
「ティナ、ありがとう。俺ももっと強くなるよ。これからもずっとよろしくな」
正面からのハグ付きで。
「エ、エ、エドガーさまぁ‥‥‥ぷしゅう」
緊張と嬉しさが天元突破したらしくティナはスライムのように溶けた。
そしてこの問題が終わった訳じゃない。
「さて、あとはこいつらをどうしようかな?」
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