転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー

芍薬甘草湯

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王都学院 編

俺専用風呂作成計画

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 今日の授業が予想外に早く終わり目的の風呂を探しにやってきた。しかし風呂屋なんてないだろうし、どこを探すか。 
 とりあえずギルドに行ってみるか。ナタリーさんやギルマスなら何か知ってるかも。

 ギルドに着いた。昨日ぶりだ、うん、変わりないな。ナタリーさんは、いた。丁度対応が終わったみたいだ。

「ナタリーさん、おはようございます。聞きたい事があるんですが」
「おはようございます~、ネロくーん。今日は学校サボりですか~?」
「違いますよ、予定より早く終わったんです。あの、風呂の湯船を探しているんですがどこに売ってるかご存知ないですか?」

「お風呂ですか~?うーん、あまりお風呂までは入らないですからね~。どうしたんですか~?」
「風呂を作って入ろうと思ったんですが」
 バスタブはもちろんないだろうから大きめの桶かタライか五右衛門風呂かドラム缶。うーむ。

 樽や桶やタライなら有りそうだな。無ければ特注でお願いするか。金物屋っぽい店で職人を聞いてみた。希望の大きさの樽も桶もタライも無かったが木桶職人がいるそうなので紹介してもらった。よし、俺専用風呂計画は順調だ。

 実際のところ湯船無しでお湯に浸かる事は可能ではある。水結界で立方体を作り上の面だけ開けて残り5面を結界で覆えば良い。だがこれだと風呂感が全く無い。それに全方位丸見えだ。やはり湯船を作ってもらおう。

 紹介の木桶職人のところに着いた。
「こんにちは、ネロといいます。桶を特注したいのですが」
「ああ、桶樽職人ダンカンだ。スマンが仕事はしばらく休みだ」

「どうかされたんですか?」
「ケガをしちまってな、仕事したくても出来ないんだよ」

 俺製のポーションを取り出す。
「それならこちらをどうぞ、効くと思います」
「なんだこりゃ?薬か?」

「はい、ミドルポーションです。私が作りました」
「そんな高い薬、金がねぇぞ」

「いや、お代は結構です、体を治してください」
そう、そして俺に風呂を作るのだ。

「どれ、ん?んん⁉︎治った、か?」
さすが異世界、ポーション医者要らずだ。

「はは、治った、もう痛くねぇ。ネロさんとやら、ありがとうよ。桶でも樽でも作るぜ、どんなのが欲しいんだ?」
「ありがとうございます、風呂に使えるサイズのを作って下さい」

「酔狂だなぁ、でも作ってやるよ。金は要らねぇよ。」
「そんな、払いますよ」

「さっきの薬の方が高ぇだろ」
「‥‥‥ありがとうございます」

「三日後に取りに来てくれ」
 魔力で作ったミドルポーションで湯船が貰えてしまった。

 ギルド近くの串焼きのおっちゃんところでランチタイムだ。
「おっちゃん、串焼き三つちょうだい」
「あいよ、若ぇの。焼きたてやるからちょっと待ってな」

 午後はどうしようかな、思ったより早く予定が終わってしまったのでギルドでも行ってみようかな。
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