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第二部 家庭編
ネロの帰還 (ネロ視点に戻ります)
しおりを挟む「ぐっ!! なんだ? 貴様‥‥‥くぼっ! ガボガボ!!」
「お前に発言権は与えてない。黙ってろ‥‥‥」
よくわからん種族と言えど呼吸はしているのだな。口の中に水を発生させてやると、ガボガボ言いながらも黙った。全く久しぶりの親子の会話だというのに無粋な奴だ。
「とりあえずは回復してからだな」
子供達にエリクサーをかけてやる、身体が輝いて動けるようになった。
「これでよし、と。すまなかったな。ビアンカ、フローラ。二人とも大きくなって、綺麗になって‥‥‥」
「父様‥‥‥ぐすっ」
「お父様‥‥‥、ぐすっ、会いたかったですわ」
二人が泣きながら抱きついてきた。俺も背中に手を伸ばす。でもずっとこうしてはいられない。
「ここはダンジョンだ。続きは帰ってからにしよう。ローズ、サラ、久しぶりだけどこいつらを安全に帰してやってくれ」
「ネロ‥‥‥」
「旦那‥‥‥」
「あいつは俺がやる。少々方法がアレなんでな、連れて帰ってくれ」
猫二人も泣きながら抱きついてきた。
「ネロの匂いニャ‥‥‥、無事で良かったニャ」
「旦那! 旦那! 本当に帰ってきてくれて‥‥‥ありがとう」
「ほら、子供の前だからその辺にして‥‥‥。まだ終わってないからさ」
「そうだったニャ、ごめんニャ」
「旦那~、帰ってきたら続きな。ほらお前たち、戻るぞ」
「父様‥‥‥」
「私たちも戦えるわ!」
「お父様、手伝いますわ」
「ダメだ!」
「お前たち、戻るニャ‥‥‥」
「旦那の足手纏いになる。戻るぞ‥‥‥」
「すまないな、あまりお前たちに見せたくは無いんだ」
子供たちは行ったようだ。
「ぐはっ! ようやく解けた‥‥‥。随分とやってくれましたねぇ? 貴方は誰‥‥‥ぐべぇっ!!!!」
ウォーターバレットで顔を吹き飛ばす。
「お前に発言権は与えてないって言ったろ? 聞いてなかったのか? バカなのか?」
「‥‥‥コケにしやがって、魔族の再生能力を舐めるなよ」
吹き飛ばした顔が元通りになっている。
「ほう、やるじゃないか。じゃあ俺の魔力とお前の再生力とやらで勝負しようか?」
先程と同様にオプションを包囲展開。
「オールレンジウォーターレーザー!!」
「ぐばばばっ!!! こんな‥‥‥激しい‥‥‥攻撃‥‥‥いつま‥‥‥でも‥‥‥続くと‥‥‥思う‥‥‥のか‥‥‥?」
「続くよ?」
「!? なん‥‥‥?」
「俺の魔力は‥‥‥」
多分だけど、俺の口角が上がってたんだと思う。俺性格悪くなったなぁ。
「無限だからな」
「!!!!?」
「俺の家族に手を出して‥‥‥、無事で済むと思うなよ!!」
ーーーーーーーーーーーー
かれこれ10分は攻撃を与え続けたはずだが。
「‥‥‥なかなかしぶといな。違う魔法にした方が良いか?」
「くっ! がはっ‥‥‥、ゲホッ。お、終わったか!? 今度はこっちの番だ!! くらえ! ヘルニードル!!!!」
ヘルニードル‥‥‥、ヘルは地獄? ニードルは針だっけ‥‥‥地獄の針? 針地獄?
あ‥‥‥、これは避けられないやつだ。
針がたくさん飛んできて全身を貫いた‥‥‥。
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