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最終章
第6話
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「それじゃ。俺は仕事があるから」
「あぁ。頑張れよ」
「ユズハのおかげで、俺の国も安定した。本当に助かったよ」
「俺もだ。だからこそ、目覚めて欲しい。」
「そうだね」珠樹も頷いた。
「じゃ、俺も仕事に行く。」
「離れても良いの?」
「仕事を持ってきて、ここで作業するんだよ」
「律義なのは良いけどさ、倒れないでね」珠樹は出る前に言った。
「倒れる気はねぇよ」燐夜は、微笑んだ。
「そう。なら、良いけど。」
珠樹も少し微笑んでから、部屋を出た。
燐夜は、一度部屋を離れて仕事の書類を持ってユズハの部屋に帰った。
「おいっ、そこに居るのは誰だ?」
部屋の中に入ると、黒い影が見えた。
「……」黒い影は振り返ると、消えた
「ユズハ!!」
燐夜は、荷物を投げ捨てユズハに駆け寄った。
パッと見て、特に異変は無い。
が、黒い影は一体何をしていたのか分からなかった。
目を離したのは、数分程度。
玄関から、ユズハの部屋まで走っても10分はかかるはず。なのに、何故数分で此処に?
「クソッ…、目を離したからっ」
燐夜は、ユズハの手を取り脈を取る。
「正常だな…」
燐夜は、不思議そうに首を傾げた。
普通異変があって良いものだ。
「アレは、誰だったんだ…?」
燐夜は、見た事の無い黒い影に不安を覚えた。
「もう俺は、お前から離れないからな」燐夜はそう誓った。
交代の時間。
波羅が様子を見に来た。
「燐夜ー、何してんの?」
「俺はこれから此処に居る。」
「何でよ?」
「ユズハに、黒い影が取り憑いたからだ」
「黒い影ー?」波羅は、首を傾げる。
「あぁ、ユズハの手を触ってた。」
「それってさ…、幽霊とか?」
「こんな昼間に出る幽霊が居るか!?いねぇだろ!?」
「だって、ここは普通の国じゃ無いじゃん。分かんないよ?」
「もしかしたら…、ユズハが呪われてるとか!?」
「あり得るかもねー?」
「うわぁぁっ!」燐夜は、パッと距離をとった。
「あぁ。頑張れよ」
「ユズハのおかげで、俺の国も安定した。本当に助かったよ」
「俺もだ。だからこそ、目覚めて欲しい。」
「そうだね」珠樹も頷いた。
「じゃ、俺も仕事に行く。」
「離れても良いの?」
「仕事を持ってきて、ここで作業するんだよ」
「律義なのは良いけどさ、倒れないでね」珠樹は出る前に言った。
「倒れる気はねぇよ」燐夜は、微笑んだ。
「そう。なら、良いけど。」
珠樹も少し微笑んでから、部屋を出た。
燐夜は、一度部屋を離れて仕事の書類を持ってユズハの部屋に帰った。
「おいっ、そこに居るのは誰だ?」
部屋の中に入ると、黒い影が見えた。
「……」黒い影は振り返ると、消えた
「ユズハ!!」
燐夜は、荷物を投げ捨てユズハに駆け寄った。
パッと見て、特に異変は無い。
が、黒い影は一体何をしていたのか分からなかった。
目を離したのは、数分程度。
玄関から、ユズハの部屋まで走っても10分はかかるはず。なのに、何故数分で此処に?
「クソッ…、目を離したからっ」
燐夜は、ユズハの手を取り脈を取る。
「正常だな…」
燐夜は、不思議そうに首を傾げた。
普通異変があって良いものだ。
「アレは、誰だったんだ…?」
燐夜は、見た事の無い黒い影に不安を覚えた。
「もう俺は、お前から離れないからな」燐夜はそう誓った。
交代の時間。
波羅が様子を見に来た。
「燐夜ー、何してんの?」
「俺はこれから此処に居る。」
「何でよ?」
「ユズハに、黒い影が取り憑いたからだ」
「黒い影ー?」波羅は、首を傾げる。
「あぁ、ユズハの手を触ってた。」
「それってさ…、幽霊とか?」
「こんな昼間に出る幽霊が居るか!?いねぇだろ!?」
「だって、ここは普通の国じゃ無いじゃん。分かんないよ?」
「もしかしたら…、ユズハが呪われてるとか!?」
「あり得るかもねー?」
「うわぁぁっ!」燐夜は、パッと距離をとった。
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