異世界は黒猫と共に

小笠原慎二

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黒猫と共に迷い込む

ブルちゃん零れ話

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結局、ブルちゃんはチャージャを押し倒す前に、狼の姿に戻った。
まだ魔力操作がうまくいってないらしい。

「まだまだ練習あるのみじゃな。まだ尻尾も隠せておらぬし」

あれはあれで可愛いけど、さすがに不味いでしょう。
とにかくまだしばらくは練習に励む事と言い置く。
そしてチャージャにはアドバイス。

「嫌なら駄目って言えば、従魔紋があるんだから」
「そ、そうだったす…」

その後すぐに、押し倒すの禁止にしていた。
ブルちゃんの先は長そうだ。
助けてもらって、何も礼が出来ないというチャージャに、

「ブルちゃんのモフモフで全部チャラにします」

と言ったら、快く差し出して来た。
多分彼女然程考えてはない。
ブルちゃんは嫌そうな顔してたけど、遠慮なくモフらせて頂きました。
皆に白い目で見られたけど、悔いはない!
クレナイ達がブルちゃんに最後にアドバイスして、お邪魔にならないうちに、ではなく、さすがに討伐の報告に行かなければならないし、チャージャの家を後にした。

「末長くお幸せに」
「違うっすよ?!」

からかい文句を後に、シロガネに乗って飛び去った。
シロガネの姿を見て、悟ったような顔をしていたのは何故だろう?

















「ねえクレナイ、人と魔獣って、その、夫婦になれるの?」

あの2人にもし、まかり間違って子供なんてできたりしたら…。私の常識が吹っ飛ぶ。
だけど異世界だからで納得できるかもしれない。
そして、あの2人を認めるなら、シロガネとクレナイ…。

「さあのう。聞いた事もないがのう」
「これが日本なら、昔話で妖と人が夫婦になった話などあるのにの」
「ああ、あるねえ」

雪女とか、狐の女房とか。
昔は気にならなったけど、色々知ると、遺伝子とかどうなってんだろうと考えちゃったりして。ふ、大人になったわね。

「どうなるかは分からぬが、とりあえず、あの娘がまずブルちゃんを受け入れるかじゃのう」
「そうだね」

私だったら無理だと思うけど、チャージャだったら…。
時間を置いて訪ねてみようかなと考えた。













ギルドに着くと、また個室に通された。
もう通例ですね。
少ししてギルドマスターのオンユさんがやってきた。
うん、いつも通りだね。
討伐証明部位を出し、鑑定に回してもらう。

「前回のトレントの、とりあえず依頼料振り込んでおきました。確認して下さい」

書類を見せてもらう。
自分の残高が怖い数字になっていて、直視するのが辛い。

「確認しました」
「はい。また、すぐに依頼に行かれるんですか?」

笑いながら聞いてくる。

「いや、さすがに今日は休みます」

明日はとは言わない。

「はは。まあ、無理のないようにやってください。それと、トレントの素材も、今日には回収して、上手くすれば明日にはここに運べるのではないかと思います。そうしたら査定に入りますね」
「あ」
「どうしたの? クレナイ」
「忘れておった。罠」
「お、我も結界を張ったままであるな」

ちょっと待て。

「あああ、あの、その、罠というのは…」

オンユさんの顔がひくついているよ。

「うむ。妾達が集めた素材に手を出すような輩が、ちょっと灰《・》になる程度のものじゃ」
「我のは絶対に手を出せないようにしてあるである」
「それ、私達以外が触ったら、まずくない?」
「まずいのう」
「まずいであるな」

あ、オンユさんの顔が蒼白になっている。

「ええと、今から急いで行って、解除してきます」
「で、出来るだけ急いで下さい。犠牲者が出る前に…」
「はい」

急いでギルドを出て、走って街を出て、人気がなくなった所でシロガネに乗り、全速力でトレントの素材の元へ。

「あった! あそこだ!」

着いてみるとまだ人はいなかった。
丁度良いのでシロガネ達も人の姿になり、罠を解除。
有り難いことに犠牲者は出なかったようです。食べ物でもないから、魔獣等の死骸もなかった。
ほっと一安心した所に、複数の足音。

「あれ? あなた方は…?」
「あ、ご苦労様です」

回収部隊の人達が来た。
何故他の依頼で出ていた私達がここにいるのか首を捻られたが、罠を張っていたことを思い出して急いで引き返してきたと説明。
クレナイの罠の仕様について聞き、やはり顔を青くしていた。
回収は任せて、私達は別に用があると一行から離れ、再びシロガネに乗り、王都まで帰って行った。

慌てていたのでお昼を食べるのを忘れていたね。

王都に着いたのは、すでに日が傾き始めた頃。ギルドに行って報告だけ済ませて、少し早いけど夕飯を食べ、宿に帰った。
なんだか今日は疲れたなぁ。












「おい、やっぱりあいつらいなくなってるぞ」
「よし。じゃあ今晩決行だ」

チャージャの家の近くで、ボソボソと囁き合う男が3人。
そう、ブルちゃんの前の契約主のパーティーである。

昨日森の中へとある依頼を受けて入って行った。
しばらく行くと、目の前に出会うことが希少であるという妖精がフラフラと飛んでいた。
妖精は出会うことが難しいが、捕まえることは然程難しくない魔獣である。男達は色めき立った。
妖精で噂されているのが、その高い治癒能力。妖精がいれば治療薬いらずと言われる。ポーションだって安くない。冒険者にとっては喉から手が出る程に欲しい魔獣だ。

男達は追いかけた。捕まえて従魔契約をしてしまおうと。
ところがなかなか捕まらない。器用に男達の手をすり抜けていく。
気付けば、目の前は崖の少し窪んだ所に入り込んでいた。
すると、今まで男達の手の届く高さをフラフラと飛んでいた妖精が、突然崖の上へと舞い上がって行ってしまった。
考えてみれば、羽があるのだ、飛んで逃げてしまうのは当たり前である。

苦々しく思うも、さすがに崖を登ることも出来ない。諦めて引き返そうとした時、聞こえて来た唸り声。
見れば、いつの間に集まったのか、ゴブリンやコボルトなどの然程強くもないが数が揃うと厄介な魔獣がずらり。
慌てて戦闘態勢を取り、従魔達に命令を下すも、なんだか従魔のコボルト達の様子がおかしい。まともに戦うこともせず、群れに突っ込んでいってそのままやられてしまった。

残るは珍しい青く光る銀の毛並みのシルバーウルフのみ。
戦闘能力は高いものの、微妙に命令をちゃんと聞かない従魔。従魔師の男は、自分たちを守るように命令した。
シルバーウルフは、なんとか男達に危害が加えられないようにと動いていたが、殲滅するでもなく、ジリジリと戦っていた。

従魔師の男は、1度このシルバーウルフの戦いを見たことがある。
前の契約主の男、チャージャの父親がまだ契約していた頃だ。
その頃の戦い方は美しく、まさに気高い狼の戦い方だった。

男は嫉妬した。元より、従魔と心を通わせるなどと世迷い言を吐いている従魔師が、自分よりも優れた魔獣を従えていることに。そして、それを上手く使っている・・・・・ことに。
だからこそ、契約主を失ったこのシルバーウルフを見つけた時は歓喜した。契約主を失った従魔は、一番最初に見つけた者の物となる。さっそく契約してやった。

ところが、こいつが何故か言うことをきちんと聞かない。
戦えと言えば、確かに戦うが、なかなか止めを刺そうとしない。
獲物を追えと言えば、追うばかりで仕留めようとしない。
守れと言えば、確かに傷をつけさせないように守るが、だからといって相手を倒そうとする気配がない。

命令もそう複雑な命令を出来る訳も無く、内心歯噛みしていた。
何故あの男はこのシルバーウルフを上手く扱えていたのか。そのコツはなんだったのか。
考えるも答えは見つからない。そして、今の状況だ。

だんだんと輪が狭まっていく。
さすがにシルバーウルフもまずいと判断したのか、止めを刺すことが多くなって来てはいるが、まだまだ数は多い。それに、シルバーウルフの動きが若干鈍くなり始めていた。
疲労が出て来たのか。

こちらもそこそこの援護はしているが、なにせ団体を相手にすることに慣れていない。
下手に前に出ると、シルバーウルフの邪魔になってしまう。
魔術師も力を使い果たし、逃げることも叶わず、シルバーウルフが倒れたらその時が自分達の終わりと答えが見え始め、死を感じ始めた時だった。

崖の上から声が聞こえてきた。
思わず助けを呼ぶが、何を話し合っているのか、なかなか助け船を出してくれない。
ようやく助けてやるという声が聞こえるが、交換条件など出して来やがる。しかもそれが、今目の前で戦っているシルバーウルフ。
こいつは代わりが見つかったら、今珍しい魔獣を集めているという噂の貴族に売るつもりだった。それに、手持ちのコボルト達がやられてしまった今、こいつを失ったら従魔が1匹もいなくなってしまう。

色々困ってしまうと悩んでいたが、さすがにこれ以上は無理と判断し、手放すと宣言した。
従魔が正式に手放すと宣言すると、従魔は必然的に次の従魔師を探し出す。
崖の上に従魔師がいたのか、シルバーウルフが今までに見たこともない跳躍をして、崖の上に消えた。

すると、今までシルバーウルフによって辛うじて保たれていた戦線が崩れ、あっという間に魔物達に囲まれてしまう。
上では何をやっているのか、なかなか助けが来ない。
これは騙されたかと焦り始めた時、再びシルバーウルフが降ってきた。
そして、男達の周りの魔物達をあっという間に狩ると、残りの魔物達に、一声。
吠えた直後、魔物達の動きが止まり、バタバタと倒れ始めた。
シルバーウルフは残りがいないかを確認すると、また跳躍して、崖の上に消えた。

何が起きたのか分からず、動けないでいると、崖の上から女の声がして、ここにいると危険だと言われた。慌てて窪地から這い出す。
気になって崖の上に行って見れば、そこにいたのはあの男の娘、チャージャと、見知らぬ女達。
何かを図られたかと問い詰めたが、赤い髪の女の気迫に押され、逃げ帰ってしまった。

しかし、帰ってからも腹の虫が治まらない。
夜になってチャージャの家に行くも、どうやらあの女達は泊まっているらしいので、いなくなるのを待つことにして、1度帰る。

森の中にドラゴンの影が見えた気もしたが、こんなところにいたら既に騒ぎになっているはず。気のせいだろう。

そして今夜、来てみればあの女達はどうやら帰ったらしい。今頃チャージャが家に一人だろう。
あのシルバーウルフが面倒なので、眠り薬で眠らせてしまい、その間にチャージャを襲おうと考えていた。
チャージャが死ねば、再びあのシルバーウルフは自分達の物になる。

「少し楽しんでからでもいいんじゃないか?」
「ああ、ここは村からも離れてるしな」

下卑た笑いを押し隠し、チャージャの家を見張る男達。
ふいに、家の近くに2つの黄色い光が現われた。
そう確認した途端、男達の体が動かなくなる。

金縛り?

冷や汗が流れた。
足音が近づいて来る。
4つ足ではない、2本足の足音。
しまった、チャージャ以外に人がいたのかと男達は思った。
闇の中から、1人の男が姿を現した。
青銀の髪に黄色い瞳。鍛えられた筋肉がよく分かる。

「よく来てくれた。チャージャ置いて、狩りに行けないからな」

男が笑った。
男達は、何故か背筋が寒くなる。何故か目の前の男に恐怖を感じてしまう。

「今まで世話になった礼、してやる。ずっと待ってたぞ、この時を」

こんな男に会ったこともないのに、世話になったとはどういうことか。
疑問を感じながらも、男達は動けない。呼吸をするのさえも苦しい気がする。
その時、

「ブルちゃ~ん。ご飯出来るっすよ~」

気の抜けるようなチャージャの声が聞こえた。

「分かったー! ちょっと待ってくれ! 獣、森から迷ってきた、捨てに行く!」

男が叫び返した。

「分かったっすー! 気をつけて行くっすよー」
「おー」

チャージャの声に応えると、男が男達に向き直る。

「クレナイ様から、お前らの処分、良い方法聞いた。人間、闇を怖がる」

動けない男達の襟首を掴み、男が歩き出す。

「森の中、人間非力。動けない人間、いい餌」

男達が、この男が何をやろうとしているのか、分かって来た。顔から血の気が引いていく。

「オレの同胞も喜ぶ。良い方法」

男が良い笑顔で、3人の男達を引き摺って、森の中へと消えて行った。
しばらくして帰って来た男は、何事もなかったかのように、チャージャの待つ家へと入って行った。
その夜、1つの冒険者パーティーが、人知れず行方不明となった。
















「チャージャ、謝らなきゃいけないことある」
「なんすか? ブルちゃん」

寝る前に再び変身したブルちゃんが、チャージャの前に座った。

「チャージャ、父大好きだった。だからオレ、守ると約束した。でも、守れなかった。ゴメン」

項垂れるブルちゃんに、優しげな瞳を向け、チャージャがブルちゃんの手を取った。

「ありがとうっす。確かに、父さんは死んでしまったけど、ブルちゃんのおかげで、父さんの葬式をあげられたっすよ。ブルちゃん、生きててくれてありがとうっす」

契約主が死んだという証明をするために、あの従魔師達が父の遺体を見つけてくれていたのだった。おかげで遺体は無事に家に戻り、村の共同墓地に埋葬することが出来た。

「チャージャ、オレ、ダルフと約束した。チャージャ守る。生涯守る。チャージャ幸せにする」
「あはは。ありがとうっす。自分はブルちゃんがいてくれるだけで、嬉しいっすよ。しかも、お話も出来るようになって、話し相手にも事欠かなくなったっす。例えこの先何があっても、生きている限りはブルちゃんを手放さないと約束するっすよ」
「オレも誓う。絶対にチャージャを守る」

いつの間にか握りしめ合っていた手を、さらに強く握り合う。
2人が見つめ合い、その瞳が煌めいた。

「さ、明日も早いし、寝るっすよ」
「おう」

狼の姿に戻ったブルちゃんを抱きしめながら、チャージャが眠りに就いた。
まだまだ色恋沙汰には発展しそうもない。
幸せそうに眠るチャージャを見つめ、ブルちゃんも静かに目を閉じた。
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