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さすがのティレクも多勢に無勢だったのか、多少傷は負っているものの部下に命令しておいたこともあって大事に至る傷はなかった。
手枷や足枷をつけられてかび臭く、体の芯から熱を奪っていくほど冷たい牢屋の壁に縛られていても、ティレクの瞳は決して屈していなかった。ティレクのいる牢の前に来ると、オガルスを覆いつつある寒さと同じくらい冷え切ったティレクの瞳が鉄格子越しにアリウスを睨んできた。
「なぜ私だけ生かした」
「公爵家があんたの恩情を踏みにじったのが許せなかったからさ。俺はこう見えて情に厚い人間だからな」
「笑わせるな、そもそも貴様が戦を仕掛けなければよかったのだ。そこまでして力が欲しいのか」
言葉とは裏腹にぴくりとも表情が変わらないティレクにふんと鼻で笑うと、牢番へ振り向いた。
「この牢の鍵はあるか」
「はい、持っております」
「なら貸してくれ。それと俺が出てくるまで席を外せ」
牢番に手を出すと牢番は困惑の表情を浮かべながらも「わかりました」と言って鍵束の中からティレクが入っている牢の鍵を渡した。
鍵を受け取った後、牢番の姿が見えなくなると牢の鍵を開けて中へ足を踏み入れた。息を潜めて隙をうかがうティレクをよそに、傍まで来ると腰に下げている鞄から黒い首輪を取り出してティレクの首へ付けた。
「なんだ、これは」
「言うことを聞かない獣にする首輪だ。その首輪を壊そうとしたり、俺から離れたり、危害を加えようとすると首が絞まって強烈な電気が流れるようになっているんだ」
さらっと疑問に答えれば、ティレクがカッと目を見開いて怒鳴った。
「ふざけるな! 今すぐこれを外せ!」
「それはできないな。あんたは今捕虜だ。交渉材料をそう簡単に手放してたまるか」
ガシャガシャと鎖を鳴らしながら、むき出しの殺気を突き刺してくる。壁にくくりつけていなかったら今頃飛びかかっていただろう。
耳障りな音を聞きながらどうやってティレクをなだめるか考えていると、薄汚れてもなお淡く輝いている赤髪に目が止まった。
ちょっとした疑問が浮かび上がり、すっかり汚れたティレクのズボンの前を広げ、下着を少し下ろす。アリウスの突然の行動に虚を突かれたのか、ティレクは体を硬直させながらも形の良い眉をこれでもかとひそめた。
「何をしている」
「下はどうなってんのかなーって」
産毛のような赤い茂みは髪とは違い淡く輝いていなかった。まじまじと見ていれば、ティレクがますます眉を寄せていぶかしむようにアリウスを見つめた。
「貴様、そういう趣味を持ってるのか……?」
「ねーよ。男なんてごつごつして抱き心地悪いだろ」
突然の問いかけにベッと舌を出して言い返す。ひとまずここに置いたら凍死は免れないだろう。ならば場所を移す必要があるが、問題はその場所だ。
首輪がある限り命の危険はないものの、それを逆手に自決されても困る。かといって、手足を拘束して誰かを世話につけるのもいいが、懐柔されたら面倒だ。
悩んだ末、アリウスは手枷と足枷を外すとティレクを肩に担いだ。
「ひとまず、ここにいる間、お前は俺の側仕えをしてもらうからな」
「嫌に決まっている、下ろせ! 聞いているのかっ!」
抜け出そうともがくティレクの腰に力を入れて太ももを掴み直すと、いまだに喚くティレクを無視して自室へ歩み始めた。
自室につく頃には、さすがに押さえつけておくのも限界なためティレクを床へ投げ捨てた。それでも綺麗に受け身をとったティレクは立ち上がるなりアリウスを睨んでくる。
「この首輪も外せ」
「外すわけねえだろ。ほら、風呂使っていいから綺麗にして来い」
クローゼットから引っ張り出してきたバスタオルをティレクに投げて、浴室に続く扉を指差す。ティレクは受け取ったバスタオルを強く握りしめた後アリウスをひと睨みして浴室へと踵を返した。
一人になったアリウスはパチパチと爆ぜている暖炉に薪を追加し、すぐ傍にあるソファの背にコートをかけて腰を下ろした。かすかに聞こえてきたシャワーの音は自室に他人がいるという事実だ。
「俺の部屋に誰かがいるってのも変なもんだな」
幼い頃のまばゆい記憶と一緒に薄暗い思い出が忍び寄ってくる不快感に手を握りしめると、それを追い返してため息をついた。
やがて水音がしなくなり、腰にタオルを巻いたティレクが出てきた。汚れていた赤い髪は炎のように淡い輝きを取り戻し、小麦色の肌も艶々としている。筋骨隆々のアリウスと違い、ティレクの細身ながらも引き締まったしなやかな肢体は眼を見張るものがあった。
腰に手を当てたティレクは冷ややかにアリウスを見下ろした。
「私の体を眺めてる暇があったら、早く着るものをだしたらどうだ」
「だしてくださいだろ」
わざとらしくため息をついて立ち上がりクローゼットへ向かう。
中からおろしたてのガウンを手に取って投げれば、ティレクは無表情のまま受け取って身に着けた。それから勝手知ったると言いたげに、広々としたソファに座るなり腕と足を組んでじろりとアリウスを睨んだ。
「喉が渇いた。暖かい茶を出せ」
「お前、自分の立場がわかってんのか」
我が物顔のティレクに眉を寄せるものの、ツンとそっぽを向いているティレクは懐く気配がまるでない猫のようだ。なによりここで意地を張っても無駄に体力を使うだけだ。
文句を言いつつもアリウスはソファから立ち上がって部屋についている簡易キッチンで湯を沸かしてコーヒーを淹れて持っていく。
ティレクはコーヒーを見るなり思いっきり眉を寄せた。
「なんだこの泥水は」
「泥水じゃなくてコーヒーだ」
アリウスは自分のコーヒーを飲んでみせる。ティレクは相変わらずコーヒーを睨んでいるもののカップを取ると一口飲んだ。
「……一応飲めるな。口の中に残る苦味と酸味が気に食わぬが」
「あんたの国では紅茶が主流だろうけど、こっちは酒を飲まなきゃコーヒーが一般的だからな。ミルクと角砂糖いるか?」
「甘いのは好かぬ」
「そうかよ」
ティレクはコーヒーを飲み干すとカップをサイドテーブルへ置いて立ち上がった。
部屋の隅にあるアリウスの天蓋ベッドに入るなり、我が物顔でカーテンを引く姿を黙ってみていたが、ハッとして後を追いかけた。
「おい、勝手に俺のベッドに入ってんじゃねえ!」
カーテンを引いて中をのぞけば、ティレクがアリウスのベッドに潜っていた。鬱陶しいと言わんばかりにかけ布団から顔を出したティレクは目尻をわずかにつり上げて見上げてくる。
「戦場でもないのに、この私に地べたで寝ろと?」
「暖炉の前にソファがあるだろうが。火をつけたままにしていいからそこで寝ろ。そもそも自分の立場を理解してんのか? 俺があそこから先に出さなきゃな」
クドクドと説教が始まりそうになった手前、ティレクがそれを塞ぐように口を開いた。
「捕虜なのは理解している。だが、私は次期王位を継ぐものだ。そんな私を雑に扱えばどうなると思う」
こんなのはったりだ。そうはわかっていても、妙に説得してしまい言い返せない。
「……わかった。特別に俺のベッドを使う事を許可してやる。ただし、俺も今後は一緒に寝るからな」
「ふん、勝手にするがいい」
我が物顔で言い返したティレクはアリウスの枕を勝手に使い、背を向けた。神経質そうで大雑把な様に面を食らいつつも、メイドに諸々のものを取り寄せるよう言っておこうと思った。
手枷や足枷をつけられてかび臭く、体の芯から熱を奪っていくほど冷たい牢屋の壁に縛られていても、ティレクの瞳は決して屈していなかった。ティレクのいる牢の前に来ると、オガルスを覆いつつある寒さと同じくらい冷え切ったティレクの瞳が鉄格子越しにアリウスを睨んできた。
「なぜ私だけ生かした」
「公爵家があんたの恩情を踏みにじったのが許せなかったからさ。俺はこう見えて情に厚い人間だからな」
「笑わせるな、そもそも貴様が戦を仕掛けなければよかったのだ。そこまでして力が欲しいのか」
言葉とは裏腹にぴくりとも表情が変わらないティレクにふんと鼻で笑うと、牢番へ振り向いた。
「この牢の鍵はあるか」
「はい、持っております」
「なら貸してくれ。それと俺が出てくるまで席を外せ」
牢番に手を出すと牢番は困惑の表情を浮かべながらも「わかりました」と言って鍵束の中からティレクが入っている牢の鍵を渡した。
鍵を受け取った後、牢番の姿が見えなくなると牢の鍵を開けて中へ足を踏み入れた。息を潜めて隙をうかがうティレクをよそに、傍まで来ると腰に下げている鞄から黒い首輪を取り出してティレクの首へ付けた。
「なんだ、これは」
「言うことを聞かない獣にする首輪だ。その首輪を壊そうとしたり、俺から離れたり、危害を加えようとすると首が絞まって強烈な電気が流れるようになっているんだ」
さらっと疑問に答えれば、ティレクがカッと目を見開いて怒鳴った。
「ふざけるな! 今すぐこれを外せ!」
「それはできないな。あんたは今捕虜だ。交渉材料をそう簡単に手放してたまるか」
ガシャガシャと鎖を鳴らしながら、むき出しの殺気を突き刺してくる。壁にくくりつけていなかったら今頃飛びかかっていただろう。
耳障りな音を聞きながらどうやってティレクをなだめるか考えていると、薄汚れてもなお淡く輝いている赤髪に目が止まった。
ちょっとした疑問が浮かび上がり、すっかり汚れたティレクのズボンの前を広げ、下着を少し下ろす。アリウスの突然の行動に虚を突かれたのか、ティレクは体を硬直させながらも形の良い眉をこれでもかとひそめた。
「何をしている」
「下はどうなってんのかなーって」
産毛のような赤い茂みは髪とは違い淡く輝いていなかった。まじまじと見ていれば、ティレクがますます眉を寄せていぶかしむようにアリウスを見つめた。
「貴様、そういう趣味を持ってるのか……?」
「ねーよ。男なんてごつごつして抱き心地悪いだろ」
突然の問いかけにベッと舌を出して言い返す。ひとまずここに置いたら凍死は免れないだろう。ならば場所を移す必要があるが、問題はその場所だ。
首輪がある限り命の危険はないものの、それを逆手に自決されても困る。かといって、手足を拘束して誰かを世話につけるのもいいが、懐柔されたら面倒だ。
悩んだ末、アリウスは手枷と足枷を外すとティレクを肩に担いだ。
「ひとまず、ここにいる間、お前は俺の側仕えをしてもらうからな」
「嫌に決まっている、下ろせ! 聞いているのかっ!」
抜け出そうともがくティレクの腰に力を入れて太ももを掴み直すと、いまだに喚くティレクを無視して自室へ歩み始めた。
自室につく頃には、さすがに押さえつけておくのも限界なためティレクを床へ投げ捨てた。それでも綺麗に受け身をとったティレクは立ち上がるなりアリウスを睨んでくる。
「この首輪も外せ」
「外すわけねえだろ。ほら、風呂使っていいから綺麗にして来い」
クローゼットから引っ張り出してきたバスタオルをティレクに投げて、浴室に続く扉を指差す。ティレクは受け取ったバスタオルを強く握りしめた後アリウスをひと睨みして浴室へと踵を返した。
一人になったアリウスはパチパチと爆ぜている暖炉に薪を追加し、すぐ傍にあるソファの背にコートをかけて腰を下ろした。かすかに聞こえてきたシャワーの音は自室に他人がいるという事実だ。
「俺の部屋に誰かがいるってのも変なもんだな」
幼い頃のまばゆい記憶と一緒に薄暗い思い出が忍び寄ってくる不快感に手を握りしめると、それを追い返してため息をついた。
やがて水音がしなくなり、腰にタオルを巻いたティレクが出てきた。汚れていた赤い髪は炎のように淡い輝きを取り戻し、小麦色の肌も艶々としている。筋骨隆々のアリウスと違い、ティレクの細身ながらも引き締まったしなやかな肢体は眼を見張るものがあった。
腰に手を当てたティレクは冷ややかにアリウスを見下ろした。
「私の体を眺めてる暇があったら、早く着るものをだしたらどうだ」
「だしてくださいだろ」
わざとらしくため息をついて立ち上がりクローゼットへ向かう。
中からおろしたてのガウンを手に取って投げれば、ティレクは無表情のまま受け取って身に着けた。それから勝手知ったると言いたげに、広々としたソファに座るなり腕と足を組んでじろりとアリウスを睨んだ。
「喉が渇いた。暖かい茶を出せ」
「お前、自分の立場がわかってんのか」
我が物顔のティレクに眉を寄せるものの、ツンとそっぽを向いているティレクは懐く気配がまるでない猫のようだ。なによりここで意地を張っても無駄に体力を使うだけだ。
文句を言いつつもアリウスはソファから立ち上がって部屋についている簡易キッチンで湯を沸かしてコーヒーを淹れて持っていく。
ティレクはコーヒーを見るなり思いっきり眉を寄せた。
「なんだこの泥水は」
「泥水じゃなくてコーヒーだ」
アリウスは自分のコーヒーを飲んでみせる。ティレクは相変わらずコーヒーを睨んでいるもののカップを取ると一口飲んだ。
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「あんたの国では紅茶が主流だろうけど、こっちは酒を飲まなきゃコーヒーが一般的だからな。ミルクと角砂糖いるか?」
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「そうかよ」
ティレクはコーヒーを飲み干すとカップをサイドテーブルへ置いて立ち上がった。
部屋の隅にあるアリウスの天蓋ベッドに入るなり、我が物顔でカーテンを引く姿を黙ってみていたが、ハッとして後を追いかけた。
「おい、勝手に俺のベッドに入ってんじゃねえ!」
カーテンを引いて中をのぞけば、ティレクがアリウスのベッドに潜っていた。鬱陶しいと言わんばかりにかけ布団から顔を出したティレクは目尻をわずかにつり上げて見上げてくる。
「戦場でもないのに、この私に地べたで寝ろと?」
「暖炉の前にソファがあるだろうが。火をつけたままにしていいからそこで寝ろ。そもそも自分の立場を理解してんのか? 俺があそこから先に出さなきゃな」
クドクドと説教が始まりそうになった手前、ティレクがそれを塞ぐように口を開いた。
「捕虜なのは理解している。だが、私は次期王位を継ぐものだ。そんな私を雑に扱えばどうなると思う」
こんなのはったりだ。そうはわかっていても、妙に説得してしまい言い返せない。
「……わかった。特別に俺のベッドを使う事を許可してやる。ただし、俺も今後は一緒に寝るからな」
「ふん、勝手にするがいい」
我が物顔で言い返したティレクはアリウスの枕を勝手に使い、背を向けた。神経質そうで大雑把な様に面を食らいつつも、メイドに諸々のものを取り寄せるよう言っておこうと思った。
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