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目が覚めると自分のベッドに寝ていた。暴力的な性欲が落ち着いた代わり薬の影響とはいえいつになく感じたせいか体が重い。気だるさを覚えながらのそっと起き上がるとかすかに空気が動いた。
「おはようございます。王よ」
「ああ」
ベッドの傍でイスに腰をかけていたベルケットが読んでいた本を閉じてベッドサイドテーブルに置くと立ち上がる。額や頬にじんわりとベルケットの体温が浸透してくるのを感じる。
「魔力の流れは平常に戻ったようだ。体のどこかに痛みなどは?」
「少し疲れがあるだけで、問題はない」
「それはよかった。しかし、念のためハリューシカに診てもらった方がよろしいかと」
「そうだな……」
二匹だけにもかかわらず、すっかり竜将としてのベルケットに戻っていることになんとなくだが面白くない。じっと見つめているとベルケットがいつも通りの無表情で見つめ返してくる。
「王よ、自分の顔になにかついているだろうか」
「またいつもの顔に戻ったなと思っただけだ」
無意識のうちに声色が拗ねていたのかベルケットが黄土色の瞳をすうっと細めた。
「クローツェル」
不意に名前を呼ばれ肩が跳ねる。ちらっとベルケットに視線だけ向けるとベルケットの手がクローツェルの手をおもむろにとると口元に寄せていった。厚みのある温かい唇の感触を手の甲にじんわりと伝わってくる。
おとなしくその感覚を受け入れていれば、ベルケットがそっと唇を離した。
「しばらく自分は謹慎していようと思う」
「岩牢の刑を自ら課すのか? なぜだ」
「自分はあなたを護ると言っておきながらオークに遅れをとってしまったからです。さらにはあなたの意識が失うほど抱き潰してしまった」
「あれは私がお前を始めほかの竜将たちに相談もなくでかけたのが原因だ。それにセックスの件は、その。お前が気にすることではない」
けれど、ベルケットは首を横に振った。
「いいえ、それではほかのものに示しがつきません。ゲオルグが復帰次第、半年ほど傍を離れることをお許しください」
頭を深く下げて告げるベルケットにクローツェルはそっとため息をついた。
「わかった。しかし期間は冬の間だけとする。これは命令だ。逆らうことは許さぬ」
あえて淡々と言い返せばベルケットは顔を上げて「ありがとうございます」とかすかに微笑んだ。
一匹で勝手にでかけてオークに襲われた件以来、クローツェルの両脇には前にも増して竜将たちが傍にいるようになった。どうやらオークに襲われたことは詳細こそ伝えられてないもののほかの竜将たちに話したようだ。
ハリューシカに診てもらった際、体に異常はないという太鼓判ももらった。そのおかげか特に問題はなく再び平坦で平凡な日があっという間に過ぎ去っていく。そして人間であれば凍死してもおかしくない寒さが天空の島を覆う頃、ゲオルグが復帰し入れ違いにベルケットが自ら謹慎した。
「あー、久しぶりの外の空気はうめぇ。特にこの刺すような冬の空気は最高だな」
玉座に座っているクローツェルの隣でゲオルグがぐっと体を伸ばして深呼吸をする。その様子をセレンケレンが半目になって言った。
「ゲオルグが真面目にしていれば、ベルケットさんだって岩牢の刑を課したりしないんだぞ」
「そのベルケットがオーク程度に遅れをとったらしいじゃねえか。古竜ともなれば、そろそろ引退した方がいいじゃねえの?」
「ゲオルグ」
セレンケレンの尻尾がヒュンと音を鳴らして床を鋭く叩いて語気を強めて名前を呼べば、ゲオルグは腕を組んでフンと鼻を鳴らした。
「事実だろうが。俺に説教やら謹慎処分を課す前に竜将だって自覚を持てって話だろ」
「今までろくに報告してこなかったくせによく言うよ」
「うっせ。それより」
頭上で繰り広げられていた会話が途切れる。聞き耳をしていたクローツェルが視線をあげればゲオルグとぶつかった。ゲオルグは片眉をあげるとニヤッと笑い、顔を寄せてきた。
「どうせこんなところにいても暇なんだ。また地上にデートしにいかね?」
「今は気分じゃない」
バッサリと切り捨てれば、ゲオルグは「そうかよ」と唇をとがらせて身を引いた。
「なら今度な。いい店を見つけたんだぜ」
「……考えておく」
クローツェルの言葉を聞くなりゲオルグは機嫌よく笑った。二匹のやりとりを見ていたセレンケレンは開きかけた口を閉ざし、そっと手を握りしめた。
日が沈む頃、ゲオルグとセレンケレンに自室まで送ってもらった。ベッドに寝転んでぼーっと天井を見つめていると控えめなノックが数回聞こえた。
「クローツェル様、起きていらっしゃいますか?」
「その声はセレンケレンか。入っていいぞ」
返事をして体を起こせば、扉の向こう側からおずおずとした様子でセレンケレンが現れた。ベッドの傍にくると目線を合わせるように床に膝をついて見つめてくる。
「夜分に申し訳ありません」
「構わないが、なにかあったのか? 」
「いえ、今回訪れたのは僕の個人的な用事です。……急なことだとはわかっています。ですが、その。今から僕と一緒に出かけませんか?」
セレンケレンからの誘いにクローツェルは目を丸くする。まさかすっかり暗くなった時にセレンケレンから外出への誘いがくるとは思ってもいなかったのだ。
「どこか行きたいところがあるのか?」
「以前クローツェル様にもう少し寒くなったら一緒に見たいものがあるとお伝えしたと思うんですが」
「ああ、そんなことも言っていたな」
数ヶ月前のことだったため言われるまで忘れていた。
セレンケレンは尻尾をそわそわと揺らしながら顔色をうかがうように翡翠色の瞳をせわしなく瞬きする。
「実は今日がその約束を果たすに絶好の日で……。でも、クローツェル様がそういう気分じゃないなら日をあらためますので遠慮なく言ってください」
そっと目を伏せたセレンケレンが呟く。
やけに慎重な言い回しに疑問を抱くもすぐに原因が浮かんだ。おそらく生真面目なセレンケレンのことだからゲオルグとのやりとりを気にしているのだろう。いじらしいセレンケレンにクローツェルは頬を緩ませた。
「そんなことはない。ぜひ連れて行ってくれ」
「本当にいいんですか?」
パッと顔を上げ、目を大きく見開くセレンケレンに鷹揚に頷くと手を差し出す。すると、セレンケレンは顔を真っ赤にしてクローツェルの手をそっと握ると立ち上がった。
「クローツェル様、ありがとうございます。僕の加護をかけさせていただきますが、念のためこちらのものを身につけてください」
セレンケレンが空間から取り出したコートや手袋は薄手だが中はモコモコとして暖かい。若草色のマフラーを丁寧に首に巻かれ、ブーツを履かせてもらうとふわっと暖かな風がクローツェルを包んだ。
「お前は着込まなくていいのか」
「はい。気遣ってくださりありがとうございます」
成竜になってから竜将の服を新調したのか半袖のハイネックの黒インナーに黒いブーツへと変わっている一方、オリーブ色の長ズボンの上から色鮮やかなオレンジ色の布がぐるりと腰に巻かれているのは変わっていなかった。
黒インナーのせいか逞しくなった上体が顕著で、以前はクローツェルよりも薄くたよりない体だったとはとうてい思えない。
まじまじと眺めていれば、セレンケレンが首をかしげた。
「クローツェル様、どうかしましたか?」
「今のお前に押し倒されたら抵抗できないなと思ってな」
思ったことをそのまま口にするとセレンケレンの小麦色の肌が途端に赤くなっていく。耳の先まで真っ赤にしたセレンケレンは視線を少しさまよわせた後ためらいがちにクローツェルの手を握ってきた。
「そういうことを軽々しく言っちゃだめですよ。あと、僕はクローツェル様の許可なしにそんなことはしないです」
「まあ、お前ならそう返すだろうと思ったから言ってみただけだ」
「意地悪ですね……」
恨めしげに見下ろしてくるセレンケレンにクローツェルは目を細めてかすかに唇の端をあげた。
「おはようございます。王よ」
「ああ」
ベッドの傍でイスに腰をかけていたベルケットが読んでいた本を閉じてベッドサイドテーブルに置くと立ち上がる。額や頬にじんわりとベルケットの体温が浸透してくるのを感じる。
「魔力の流れは平常に戻ったようだ。体のどこかに痛みなどは?」
「少し疲れがあるだけで、問題はない」
「それはよかった。しかし、念のためハリューシカに診てもらった方がよろしいかと」
「そうだな……」
二匹だけにもかかわらず、すっかり竜将としてのベルケットに戻っていることになんとなくだが面白くない。じっと見つめているとベルケットがいつも通りの無表情で見つめ返してくる。
「王よ、自分の顔になにかついているだろうか」
「またいつもの顔に戻ったなと思っただけだ」
無意識のうちに声色が拗ねていたのかベルケットが黄土色の瞳をすうっと細めた。
「クローツェル」
不意に名前を呼ばれ肩が跳ねる。ちらっとベルケットに視線だけ向けるとベルケットの手がクローツェルの手をおもむろにとると口元に寄せていった。厚みのある温かい唇の感触を手の甲にじんわりと伝わってくる。
おとなしくその感覚を受け入れていれば、ベルケットがそっと唇を離した。
「しばらく自分は謹慎していようと思う」
「岩牢の刑を自ら課すのか? なぜだ」
「自分はあなたを護ると言っておきながらオークに遅れをとってしまったからです。さらにはあなたの意識が失うほど抱き潰してしまった」
「あれは私がお前を始めほかの竜将たちに相談もなくでかけたのが原因だ。それにセックスの件は、その。お前が気にすることではない」
けれど、ベルケットは首を横に振った。
「いいえ、それではほかのものに示しがつきません。ゲオルグが復帰次第、半年ほど傍を離れることをお許しください」
頭を深く下げて告げるベルケットにクローツェルはそっとため息をついた。
「わかった。しかし期間は冬の間だけとする。これは命令だ。逆らうことは許さぬ」
あえて淡々と言い返せばベルケットは顔を上げて「ありがとうございます」とかすかに微笑んだ。
一匹で勝手にでかけてオークに襲われた件以来、クローツェルの両脇には前にも増して竜将たちが傍にいるようになった。どうやらオークに襲われたことは詳細こそ伝えられてないもののほかの竜将たちに話したようだ。
ハリューシカに診てもらった際、体に異常はないという太鼓判ももらった。そのおかげか特に問題はなく再び平坦で平凡な日があっという間に過ぎ去っていく。そして人間であれば凍死してもおかしくない寒さが天空の島を覆う頃、ゲオルグが復帰し入れ違いにベルケットが自ら謹慎した。
「あー、久しぶりの外の空気はうめぇ。特にこの刺すような冬の空気は最高だな」
玉座に座っているクローツェルの隣でゲオルグがぐっと体を伸ばして深呼吸をする。その様子をセレンケレンが半目になって言った。
「ゲオルグが真面目にしていれば、ベルケットさんだって岩牢の刑を課したりしないんだぞ」
「そのベルケットがオーク程度に遅れをとったらしいじゃねえか。古竜ともなれば、そろそろ引退した方がいいじゃねえの?」
「ゲオルグ」
セレンケレンの尻尾がヒュンと音を鳴らして床を鋭く叩いて語気を強めて名前を呼べば、ゲオルグは腕を組んでフンと鼻を鳴らした。
「事実だろうが。俺に説教やら謹慎処分を課す前に竜将だって自覚を持てって話だろ」
「今までろくに報告してこなかったくせによく言うよ」
「うっせ。それより」
頭上で繰り広げられていた会話が途切れる。聞き耳をしていたクローツェルが視線をあげればゲオルグとぶつかった。ゲオルグは片眉をあげるとニヤッと笑い、顔を寄せてきた。
「どうせこんなところにいても暇なんだ。また地上にデートしにいかね?」
「今は気分じゃない」
バッサリと切り捨てれば、ゲオルグは「そうかよ」と唇をとがらせて身を引いた。
「なら今度な。いい店を見つけたんだぜ」
「……考えておく」
クローツェルの言葉を聞くなりゲオルグは機嫌よく笑った。二匹のやりとりを見ていたセレンケレンは開きかけた口を閉ざし、そっと手を握りしめた。
日が沈む頃、ゲオルグとセレンケレンに自室まで送ってもらった。ベッドに寝転んでぼーっと天井を見つめていると控えめなノックが数回聞こえた。
「クローツェル様、起きていらっしゃいますか?」
「その声はセレンケレンか。入っていいぞ」
返事をして体を起こせば、扉の向こう側からおずおずとした様子でセレンケレンが現れた。ベッドの傍にくると目線を合わせるように床に膝をついて見つめてくる。
「夜分に申し訳ありません」
「構わないが、なにかあったのか? 」
「いえ、今回訪れたのは僕の個人的な用事です。……急なことだとはわかっています。ですが、その。今から僕と一緒に出かけませんか?」
セレンケレンからの誘いにクローツェルは目を丸くする。まさかすっかり暗くなった時にセレンケレンから外出への誘いがくるとは思ってもいなかったのだ。
「どこか行きたいところがあるのか?」
「以前クローツェル様にもう少し寒くなったら一緒に見たいものがあるとお伝えしたと思うんですが」
「ああ、そんなことも言っていたな」
数ヶ月前のことだったため言われるまで忘れていた。
セレンケレンは尻尾をそわそわと揺らしながら顔色をうかがうように翡翠色の瞳をせわしなく瞬きする。
「実は今日がその約束を果たすに絶好の日で……。でも、クローツェル様がそういう気分じゃないなら日をあらためますので遠慮なく言ってください」
そっと目を伏せたセレンケレンが呟く。
やけに慎重な言い回しに疑問を抱くもすぐに原因が浮かんだ。おそらく生真面目なセレンケレンのことだからゲオルグとのやりとりを気にしているのだろう。いじらしいセレンケレンにクローツェルは頬を緩ませた。
「そんなことはない。ぜひ連れて行ってくれ」
「本当にいいんですか?」
パッと顔を上げ、目を大きく見開くセレンケレンに鷹揚に頷くと手を差し出す。すると、セレンケレンは顔を真っ赤にしてクローツェルの手をそっと握ると立ち上がった。
「クローツェル様、ありがとうございます。僕の加護をかけさせていただきますが、念のためこちらのものを身につけてください」
セレンケレンが空間から取り出したコートや手袋は薄手だが中はモコモコとして暖かい。若草色のマフラーを丁寧に首に巻かれ、ブーツを履かせてもらうとふわっと暖かな風がクローツェルを包んだ。
「お前は着込まなくていいのか」
「はい。気遣ってくださりありがとうございます」
成竜になってから竜将の服を新調したのか半袖のハイネックの黒インナーに黒いブーツへと変わっている一方、オリーブ色の長ズボンの上から色鮮やかなオレンジ色の布がぐるりと腰に巻かれているのは変わっていなかった。
黒インナーのせいか逞しくなった上体が顕著で、以前はクローツェルよりも薄くたよりない体だったとはとうてい思えない。
まじまじと眺めていれば、セレンケレンが首をかしげた。
「クローツェル様、どうかしましたか?」
「今のお前に押し倒されたら抵抗できないなと思ってな」
思ったことをそのまま口にするとセレンケレンの小麦色の肌が途端に赤くなっていく。耳の先まで真っ赤にしたセレンケレンは視線を少しさまよわせた後ためらいがちにクローツェルの手を握ってきた。
「そういうことを軽々しく言っちゃだめですよ。あと、僕はクローツェル様の許可なしにそんなことはしないです」
「まあ、お前ならそう返すだろうと思ったから言ってみただけだ」
「意地悪ですね……」
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