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誘起3
かすかにベッドの縁が沈んだのを感じてケイブラムは目蓋を持ち上げる。
「ん……」
「起きたか」
視界に映ったヴィルスに気づくと、ケイブラムはゆっくりともう一度瞬きをした。
体はだるいものの気分は憑き物が落ちたかのようにスッキリとしていた。
のっそりと起き上がれば「ほら」という声ととともにヴィルスがマグカップを差し出してくる。白い湯気が立ち上るマグカップを受け取れば、ふわりと鼻先に柔らかな匂いがした。
「これは……」
「ホットミルク。さすがにそろそろ寒くなってきたからな」
「そうか。助かる」
礼を述べて一口飲めば、じわりと口の中にほのかな甘味が広がる。
どうやらケイブラムが眠っている間に体を清めてくれたのか、肌触りのいいローブを身にまとっていた。その間、一度も目覚めることがなかったほど熟睡していたことに気づいて、顔が熱くなる。
「その、後始末をさせてすまない」
「俺がやりたいから勝手にやっただけだから」
ふっと鼻で笑ったヴィルスはケイブラムを抱き寄せて額を擦り寄せてくる。
「おい、くすぐったいだろ」
耐えきれず声を漏らせば、ヴィルスの空色の瞳がゆるりと細められる。そして、息を吸うようにケイブラムの唇に唇を重ねてきた。
ホットミルクをヴィルスも飲んでいたのだろう。触れ合う舌先はほのかに甘かった。
「ん…、ぅ」
ギリギリのところで性を掻き立てない舌の触れ合いは妙に照れくさい。なすがままだったケイブラムもぎこちなくヴィルスの舌を刺激すれば、ぴくりとヴィルスの肩が小さく跳ねた。
そして、仕返しと言わんばかりにちゅうっと強めに舌を吸ってヴィルスの唇が離れた。
「ぁ……」
名残惜しさに目で追えば、ヴィルスがケイブラムの目蓋に唇を押し当ててくる。じんわりと伝わる熱を孕んだ厚い唇の感触にじわじわともどかしさが積もっていく。
優しく体を愛撫しながらヴィルスは小さく息をついた。
「ほんと、そういうところだよな」
「なにがだ」
意味深な言葉にムッと眉を寄せて睨む。
だが、ヴィルスはかすかに口元に笑みを浮かべてもう一度キスをしてくる。
「んっ、は……っ、ぁ」
べちゃべちゃとわざと音を立てて舌を絡ませ合う下品なキスに体の隅々まで痺れが走る。
自然と腰が揺れ、手にしていたマグカップを持つ手に力がこもる。必死に抑えようとしても、漏れ出る吐息は熱を孕み、体が勝手に火照っていく。
お互いの唇が唾液で濡れそぼるとようやくヴィルスの唇が離れた。その際、お互いの唇の間に細い糸が引くのを見て、ケイブラムは顔が熱くなった。
なんとか落ち着こうとホットミルクを口にするものの、先ほどヴィルスとキスした味を思い出してしまう。
「ケイブラム」
「な、なんだ」
努めて冷静な声で返すものの、どうしても震えてしまう。
まつげを伏せ、あえてヴィルスの方を見ずにいれば、ヴィルスがケイブラムの手を握ってくる。
「バルコニーの方を見てみろよ」
「バルコニーがどうしたというんだ」
唐突な言葉に半眼になってバルコニーへと顔を向ける。すると、ケイブラムは紫色の瞳を見開いた。
「雪か。毎年この時期に降るのか?」
「そうだけど、今年は気持ち早いな」
ベルク山脈で雪原を見たが、帝都で降る雪はまた一味違った趣がある。
ゆっくりと白く染まっていく町を食い入るように見つめていれば、じゅうぶん密着しているにも関わらず、ヴィルスが更にくっついてくる。
「おい。こぼれたら危ないだろ」
「悪い」
まったく悪びれのない返答にケイブラムはじとりと睨む。
ケイブラムは小さくため息をついて残っていたホットミルクを飲み干すと、ヴィルスがケイブラムの手からカラになったマグカップを取った。
そして、ヴィルスは自分のマグカップとケイブラムのマグカップをベッドサイドテーブルに置くと、ケイブラムの手に指を絡めてくる。
こそばゆさにケイブラムは小さく笑うと、隣りに座っていたヴィルスが体ごとケイブラムの方へと向き直った。
「ケイブラム」
名前を呼ばれ、そのままヴィルスの顔が近づいてくる。気恥ずかしさを覚えながらも、ケイブラムも顔を寄せてそっとヴィルスにキスをした。
「……ぁ、ふ、んっ、んむ」
絡めている手に力が入り、飲みきれなかった唾液が顎を伝って垂れるのがわかる。
さっきからキスばかりしている気がするが、求められたら応えてしまうほどヴィルスとのキスは心地がよい。
ヴィルスの手がローブの隙間から潜り込み、ケイブラムの引き締まった太ももを撫でてきた。
「ぁ、待て。ヴィルス……」
ローブ越しにヴィルスの手を押さえれば、ヴィルスが意地悪げに空色の瞳を細めた。
「なんでだ? 気持ちいいだろ?」
うっすらと汗ばんでいるケイブラムの首筋や鎖骨にヴィルスは唇を当てていく。その度にぴくりとケイブラムの体は震え、硬く尖った胸の突起がローブを押し上げた。
けれど、ヴィルスはあえて触れず、あらわになっている肌に触れるだけのキスを落としていくばかりだ。
最奥がもどかしさに甘く疼き始めると、ケイブラムはつい言葉が漏れた。
「そういえば、アレはどうした?」
「アレってなんだ」
ちゅうっと強めに首筋を吸われると、ケイブラムはぶるりと体を震わした。
「それは、その」
恥ずかしさに目を伏せれば、ヴィルスの空色の瞳がすうっと細められた。太ももを撫でていた手がおもむろにケイブラムの中心を掴むなり、先端を親指で押し広げるように潰してくる。
「ぁ、っ……!」
不意の刺激にケイブラムは声にならない嬌声を上げて、上体をのけぞらした。小麦色の喉を晒して淡い絶頂を味わっているケイブラムにヴィルスは耳朶をやんわりと食んだ。
「なあ、教えてくれよ」
「……ッ、お前の…、形したっ…、ディ、ルド」
「ああ、ホップが持ってきたアレか」
ヴィルスの言葉にケイブラムが顔を真っ赤にして頷けば、ヴィルスは深いため息とともに答えた。
「あれなら捨てた。というか、現在進行系で暖炉の中で燃えてる」
ついっとヴィルスの視線が暖炉の方へと向く。ケイブラムも思わず暖炉を見るが、中は煌々と燃えてるだけで残骸らしいものは見当たらない。
「……もったいないな」
思わず漏れ出た言葉にヴィルスの片眉が器用に上がり、ずいっとケイブラムに顔を寄せた。
「へえ、今の俺より十六の俺のほうがいいんだ?」
隠す気がまったくない拗ねた声とともにぐりっと乱暴に先端の先をもう一度押しつぶされる。その痛みにケイブラムは眉を寄せて、ヴィルスを涙目で睨んだ。
「そうでは、なくって……ッ。私はっ。可能な限り、お前の全部を知っておきたいっ、だけだ」
そう言い返せば、ケイブラムの中心を掴んでいたヴィルスの手から力が抜けた。それどころかケイブラムを凝視するヴィルスの視線にケイブラムは居心地悪ささえ覚えた。
「なんだ、その目は。というか、いい加減手を離せ」
ケイブラムの中心をいまだに掴んでいるヴィルスの手をケイブラムは離させた。そして、乱れたローブを直していると、不意にヴィルスが抱きしめてくる。
「おいっ、力を抜けっ!!」
抱き潰されるのではないかと錯覚するほど強い力にさすがにケイブラムは危機感を覚えた。バシバシと背中を叩いて訴えれば、ヴィルスはハッとして腕の力を緩めた。
「悪い」
「まったく、いきなりどうした」
深く息をついたケイブラムはじとりとヴィルスを見上げる。だが、ヴィルスからの返答はない。
黙ってケイブラムを見つめるヴィルスにケイブラムはもう一度深く息をついた。
「ヴィルス」
ぽんぽんとケイブラムが太ももを叩けば、ヴィルスがパチパチと目を瞬いた。
そんなヴィルスにケイブラムは言葉を続けた。
「なにがお前をそうしたのかはわからんが、疲れているなら膝枕してやる。まあ、女性に比べれば硬くてつまらん感触だとは思うが」
「それでもいいなら」と最後まで言い切るよりも早くヴィルスの頭の重さが太ももに伝わった。
ヴィルスはケイブラムの下腹部に顔を押し当て、そのまま腰に腕を回した。
あまりにも素直な反応にケイブラムはふっと笑うと、くしゃくしゃとヴィルスの頭をなでた。
「たまにはこういうのも悪くないだろ?」
「最高だ」
ケイブラムの言葉にヴィルスは食いつくようにくぐもった声を上げた。想像以上に気に入ったであろうヴィルスの様子にケイブラムは苦笑しつつも、まんざら悪い気分でもなかった。
「ん……」
「起きたか」
視界に映ったヴィルスに気づくと、ケイブラムはゆっくりともう一度瞬きをした。
体はだるいものの気分は憑き物が落ちたかのようにスッキリとしていた。
のっそりと起き上がれば「ほら」という声ととともにヴィルスがマグカップを差し出してくる。白い湯気が立ち上るマグカップを受け取れば、ふわりと鼻先に柔らかな匂いがした。
「これは……」
「ホットミルク。さすがにそろそろ寒くなってきたからな」
「そうか。助かる」
礼を述べて一口飲めば、じわりと口の中にほのかな甘味が広がる。
どうやらケイブラムが眠っている間に体を清めてくれたのか、肌触りのいいローブを身にまとっていた。その間、一度も目覚めることがなかったほど熟睡していたことに気づいて、顔が熱くなる。
「その、後始末をさせてすまない」
「俺がやりたいから勝手にやっただけだから」
ふっと鼻で笑ったヴィルスはケイブラムを抱き寄せて額を擦り寄せてくる。
「おい、くすぐったいだろ」
耐えきれず声を漏らせば、ヴィルスの空色の瞳がゆるりと細められる。そして、息を吸うようにケイブラムの唇に唇を重ねてきた。
ホットミルクをヴィルスも飲んでいたのだろう。触れ合う舌先はほのかに甘かった。
「ん…、ぅ」
ギリギリのところで性を掻き立てない舌の触れ合いは妙に照れくさい。なすがままだったケイブラムもぎこちなくヴィルスの舌を刺激すれば、ぴくりとヴィルスの肩が小さく跳ねた。
そして、仕返しと言わんばかりにちゅうっと強めに舌を吸ってヴィルスの唇が離れた。
「ぁ……」
名残惜しさに目で追えば、ヴィルスがケイブラムの目蓋に唇を押し当ててくる。じんわりと伝わる熱を孕んだ厚い唇の感触にじわじわともどかしさが積もっていく。
優しく体を愛撫しながらヴィルスは小さく息をついた。
「ほんと、そういうところだよな」
「なにがだ」
意味深な言葉にムッと眉を寄せて睨む。
だが、ヴィルスはかすかに口元に笑みを浮かべてもう一度キスをしてくる。
「んっ、は……っ、ぁ」
べちゃべちゃとわざと音を立てて舌を絡ませ合う下品なキスに体の隅々まで痺れが走る。
自然と腰が揺れ、手にしていたマグカップを持つ手に力がこもる。必死に抑えようとしても、漏れ出る吐息は熱を孕み、体が勝手に火照っていく。
お互いの唇が唾液で濡れそぼるとようやくヴィルスの唇が離れた。その際、お互いの唇の間に細い糸が引くのを見て、ケイブラムは顔が熱くなった。
なんとか落ち着こうとホットミルクを口にするものの、先ほどヴィルスとキスした味を思い出してしまう。
「ケイブラム」
「な、なんだ」
努めて冷静な声で返すものの、どうしても震えてしまう。
まつげを伏せ、あえてヴィルスの方を見ずにいれば、ヴィルスがケイブラムの手を握ってくる。
「バルコニーの方を見てみろよ」
「バルコニーがどうしたというんだ」
唐突な言葉に半眼になってバルコニーへと顔を向ける。すると、ケイブラムは紫色の瞳を見開いた。
「雪か。毎年この時期に降るのか?」
「そうだけど、今年は気持ち早いな」
ベルク山脈で雪原を見たが、帝都で降る雪はまた一味違った趣がある。
ゆっくりと白く染まっていく町を食い入るように見つめていれば、じゅうぶん密着しているにも関わらず、ヴィルスが更にくっついてくる。
「おい。こぼれたら危ないだろ」
「悪い」
まったく悪びれのない返答にケイブラムはじとりと睨む。
ケイブラムは小さくため息をついて残っていたホットミルクを飲み干すと、ヴィルスがケイブラムの手からカラになったマグカップを取った。
そして、ヴィルスは自分のマグカップとケイブラムのマグカップをベッドサイドテーブルに置くと、ケイブラムの手に指を絡めてくる。
こそばゆさにケイブラムは小さく笑うと、隣りに座っていたヴィルスが体ごとケイブラムの方へと向き直った。
「ケイブラム」
名前を呼ばれ、そのままヴィルスの顔が近づいてくる。気恥ずかしさを覚えながらも、ケイブラムも顔を寄せてそっとヴィルスにキスをした。
「……ぁ、ふ、んっ、んむ」
絡めている手に力が入り、飲みきれなかった唾液が顎を伝って垂れるのがわかる。
さっきからキスばかりしている気がするが、求められたら応えてしまうほどヴィルスとのキスは心地がよい。
ヴィルスの手がローブの隙間から潜り込み、ケイブラムの引き締まった太ももを撫でてきた。
「ぁ、待て。ヴィルス……」
ローブ越しにヴィルスの手を押さえれば、ヴィルスが意地悪げに空色の瞳を細めた。
「なんでだ? 気持ちいいだろ?」
うっすらと汗ばんでいるケイブラムの首筋や鎖骨にヴィルスは唇を当てていく。その度にぴくりとケイブラムの体は震え、硬く尖った胸の突起がローブを押し上げた。
けれど、ヴィルスはあえて触れず、あらわになっている肌に触れるだけのキスを落としていくばかりだ。
最奥がもどかしさに甘く疼き始めると、ケイブラムはつい言葉が漏れた。
「そういえば、アレはどうした?」
「アレってなんだ」
ちゅうっと強めに首筋を吸われると、ケイブラムはぶるりと体を震わした。
「それは、その」
恥ずかしさに目を伏せれば、ヴィルスの空色の瞳がすうっと細められた。太ももを撫でていた手がおもむろにケイブラムの中心を掴むなり、先端を親指で押し広げるように潰してくる。
「ぁ、っ……!」
不意の刺激にケイブラムは声にならない嬌声を上げて、上体をのけぞらした。小麦色の喉を晒して淡い絶頂を味わっているケイブラムにヴィルスは耳朶をやんわりと食んだ。
「なあ、教えてくれよ」
「……ッ、お前の…、形したっ…、ディ、ルド」
「ああ、ホップが持ってきたアレか」
ヴィルスの言葉にケイブラムが顔を真っ赤にして頷けば、ヴィルスは深いため息とともに答えた。
「あれなら捨てた。というか、現在進行系で暖炉の中で燃えてる」
ついっとヴィルスの視線が暖炉の方へと向く。ケイブラムも思わず暖炉を見るが、中は煌々と燃えてるだけで残骸らしいものは見当たらない。
「……もったいないな」
思わず漏れ出た言葉にヴィルスの片眉が器用に上がり、ずいっとケイブラムに顔を寄せた。
「へえ、今の俺より十六の俺のほうがいいんだ?」
隠す気がまったくない拗ねた声とともにぐりっと乱暴に先端の先をもう一度押しつぶされる。その痛みにケイブラムは眉を寄せて、ヴィルスを涙目で睨んだ。
「そうでは、なくって……ッ。私はっ。可能な限り、お前の全部を知っておきたいっ、だけだ」
そう言い返せば、ケイブラムの中心を掴んでいたヴィルスの手から力が抜けた。それどころかケイブラムを凝視するヴィルスの視線にケイブラムは居心地悪ささえ覚えた。
「なんだ、その目は。というか、いい加減手を離せ」
ケイブラムの中心をいまだに掴んでいるヴィルスの手をケイブラムは離させた。そして、乱れたローブを直していると、不意にヴィルスが抱きしめてくる。
「おいっ、力を抜けっ!!」
抱き潰されるのではないかと錯覚するほど強い力にさすがにケイブラムは危機感を覚えた。バシバシと背中を叩いて訴えれば、ヴィルスはハッとして腕の力を緩めた。
「悪い」
「まったく、いきなりどうした」
深く息をついたケイブラムはじとりとヴィルスを見上げる。だが、ヴィルスからの返答はない。
黙ってケイブラムを見つめるヴィルスにケイブラムはもう一度深く息をついた。
「ヴィルス」
ぽんぽんとケイブラムが太ももを叩けば、ヴィルスがパチパチと目を瞬いた。
そんなヴィルスにケイブラムは言葉を続けた。
「なにがお前をそうしたのかはわからんが、疲れているなら膝枕してやる。まあ、女性に比べれば硬くてつまらん感触だとは思うが」
「それでもいいなら」と最後まで言い切るよりも早くヴィルスの頭の重さが太ももに伝わった。
ヴィルスはケイブラムの下腹部に顔を押し当て、そのまま腰に腕を回した。
あまりにも素直な反応にケイブラムはふっと笑うと、くしゃくしゃとヴィルスの頭をなでた。
「たまにはこういうのも悪くないだろ?」
「最高だ」
ケイブラムの言葉にヴィルスは食いつくようにくぐもった声を上げた。想像以上に気に入ったであろうヴィルスの様子にケイブラムは苦笑しつつも、まんざら悪い気分でもなかった。
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