とある日常

カラスですが?

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とある日常生活…‥32 ケンカしちゃった完

 竹林は声をかけた
「 澪ーっ 一つ聞きたいことあるんだけどいい…? 」
 「 うん。いいけど… 」
 梨沙と話していていた澪が振り向いた
 竹林が聞いた 「 澪って今、五十嵐さん宅に住んでるの? 」
 それは唐突に言われた
 その言葉に澪は虚を突かれる形になり    「 えっ… 」と驚きの言葉が出た
「 …ってじょ…冗談はやめてよーっ住んでないよ。」
「 そう…‥ 」竹林は次に核心を突く言葉を澪に言った
     「 でも五十嵐さんに聞きましたけど 」
 竹林さんは隣の俺を見ていった
 その発言を聞いた澪ちゃんは俺を睨んだ
 ここからでも分かる澪ちゃんが何が言っているのか 「 なんで話したんですか 」と…
 五十嵐泰地
    あーっ澪ちゃんと目を合わせられない

 ハァーっと溜め息を吐いた。誤魔化すのは無理だと判断したのか正直に答えた
「 うん、そうだよ。怜が言った通り本当に一緒に住んでるよ 」
「 そうなのっじゃあ梨沙も知ってたってこと 」
 竹林の隣に居た梨沙に聞いた
「 そういうことになるかな~ 」
「 じゃあ私だけ教えてもらってないってこと 友達なのにっひどいよ 」
 梨沙もそれに加わり援護射撃を行った
「 そうだそうだ ひどいぞーっ 」
 梨沙のニヤついた表情を見る限りこの状況をおもしろがっていた
 澪が睨むと何のことでしょうか?と梨沙はとぼける様子を見せた
 竹林が言った 「 ちゃんと説明してっ 説明するまでついていくから…‥ 」
 下手したら本当に家までついて行きそうだな澪は再度、溜め息を付き、言った
「 話すから全部、話すよ 」
 それから竹林にこれまでのことを話した
 全部話し終わったのは20分後だった




 俺達は二人とは別れて帰路に着いていた
 俺の前を歩く澪ちゃんに言った
「 何か怒ってないか 」
「 怒ってないです 」
 振り返る事無く前に歩きながら言われた
 あーこれは怒ってらっしゃる
 原因は俺だとはわかってる

「 その…‥俺が澪ちゃんに先に確認せず言ったからこんなことになって俺が悪いのは自覚してるつもりだ 」
「 そうですよ。五十嵐さんはいつもいつも私達のひみつを教えるんですかねー 」
「 教えてるつもりはないんだが… 」
「 その… 」澪が口ごもった
 俺は何も言わず言葉の続きを待った
「 …‥最初は私と五十嵐さんのひみつだったじゃないですか それが二人、三人と増えて……私はそれに怒っているんです 」
 
 二人だけのひみつしたかったか…あぁそうだなよな 自分のひみつを他の人が知らないうちに知ってたな嫌だよな
俺は一つの決意をした
「 じゃあ分かった。」
 俺は澪ちゃんの頭に手を置いた
「 …‥これからの人生で俺と澪ちゃんの二人の時間は増えて来るだろう。だから誰も言えない二人だけのひみつを作って行けたらいいじゃないのか 」
「 それってプロポーズですか?五十嵐さん 」
「 い、いや違うぞっそんな意味で言ったつもりないからな 」
「 そうですかー 」
「 あとコンビニでひみつを言ったお詫びにとしてアイスかおやつを何個もでも奢るから 」
「 あっ話題をそらした 」
「 そらしてないとは言えないがお詫びをしないとなー思って…‥ 」
 クスっと微かに澪から笑みが溢れた
「 なんで五十嵐さんが照れてるんですか 分かってますよ。いいです、アイスかおやつ、奢って下さいよ……泰地さんっ 」
 桜井澪は髪をなびかせクスリと振り返られた顔は思わず見惚れるしまうほどの満点な笑顔だった
     俺は澪ちゃんに意識したと思われたくて頭を掻いて誤魔化した
「 じゃあ行くか 」
「 そうですね。五十嵐さん 」
 俺と澪はコンビニに歩き出した
 前を歩く澪ちゃんは機嫌を直してくれて良かったとホッとした。ふと頭にさっきの光景が過った

 なんであの時、俺は顔を隠したんだ
 答えが見出せまま俺は頭の隅に置いた

 俺は空を見上げた。高い出費になりそうだな 結局、アイスとおやつだけ1000円以上のお買い上げになった
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