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日常の一コマ
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私は気分爽快だった。
日本にいる事、そして今の生活に戻った事。
日にして1日経ったか経ってないか、といった具合だが、とても長かったなと感じた。
ただ…
(なんか視線を集めるような気がする…)
家を出てから鏡を一度も見ていなかったせいか未だに気付かなかった。
「おはよう」
また私の1日が始まった。
「おはようございます。って何ですか?その頭…」
「頭が何か?」
私は病院にかけられている姿鏡を見て、『えっ』と思った…。
(私、この布したままなんだ…。でもなんで?夢じゃないの??)
ローツェから戻ったままの姿で今までいた事に私は愕然とした。あの国の事はただの夢であって、そこでした事が現実になっているとは思いもしなかった。
「あー…ちょっと髪がボサボサで恥ずかしいから巻いてままだった。あははっ…」
「ボサボサの方がまだ良かったですよ…頭に巻いた状態でいるのは…。
それに昨日と同じカーディガンですよね?大丈夫ですか?」
ジロッと不自然な私をみるスタッフ。
「ま、まぁまぁ…ちょっとあってね。それより仕事仕事」
スタッフとの会話を急いで終わらせ、仕事モードに切り替えた。
※※※
「お疲れ様」
スタッフからは白い目で見られたが、今日一日を終わらせて晴れ晴れとした気分になり、大きな伸びをする。
(やっと終わった~、帰り、クロに何か買って帰ろ)
昨日遊ばずに寝てしまったお詫びにとクロに何か買って帰ろうと街をぶらつく。
ふと、クロウさんから渡された白い布がハラリと鞄から落ちた。
「これ、大事な布かな?…でも見た感じどこにでもあるような気もするし」
私は現実からかけ離れた世界にいた事を思い出し、昨日の出来事を思い返そうとした。
私に好意を持つ二人、いや、三人か。
でも一人は人ではなく、馬だが私を必要としてくれるのはやはり嬉しかった。
「今頃、居ない私をどう思ってるんだろう…?」
クロにオモチャでもと思った私の心は遠い世界の事ばかりになっていた。
そんな時
ブーー…
急に鳴る私の携帯。
ビクッとして画面を見ると
『猫 おもしろ映像 テレビ』と表示される。
(あ、そっか。今日見たいから忘れない為に予定いれたんだった)
携帯をしまい、クロのオモチャを買いに向かい、そして家路に急いだ。
遠い世界の事はしばし忘れようと自分に言い聞かせながら。
※※※
「ただいまー。クロ、いる??」
『いるよ、お腹空いたよ、早く頂戴…』
「ごめんごめん、朝もあげなかったよね。一杯食べてね」
私はクロの食器にこれでもか!ってくらい山盛りに餌を入れる。
朝夜兼用とは言え、山盛りに積まれた餌を前にクロは食器の前でちょこんと座り食べようとはしなかった。
『限度ってものがあるでしょ…。限度が…』
不機嫌そうなクロ。
クロの言葉が分かる前では分からなかった本音を聞き、私は今のこの能力?を授かって良かったと思った。
好き嫌い、入る入らない、遊びたい、寝たい…全部分かるからだ。
「クロ、食べたら遊ぼうね」
『こんなに要らないよ…。病気になる』
山盛りの餌を少し食べ休憩、食べて休憩を繰り返し、半分程になったら食べるのを辞めた。
日本にいる事、そして今の生活に戻った事。
日にして1日経ったか経ってないか、といった具合だが、とても長かったなと感じた。
ただ…
(なんか視線を集めるような気がする…)
家を出てから鏡を一度も見ていなかったせいか未だに気付かなかった。
「おはよう」
また私の1日が始まった。
「おはようございます。って何ですか?その頭…」
「頭が何か?」
私は病院にかけられている姿鏡を見て、『えっ』と思った…。
(私、この布したままなんだ…。でもなんで?夢じゃないの??)
ローツェから戻ったままの姿で今までいた事に私は愕然とした。あの国の事はただの夢であって、そこでした事が現実になっているとは思いもしなかった。
「あー…ちょっと髪がボサボサで恥ずかしいから巻いてままだった。あははっ…」
「ボサボサの方がまだ良かったですよ…頭に巻いた状態でいるのは…。
それに昨日と同じカーディガンですよね?大丈夫ですか?」
ジロッと不自然な私をみるスタッフ。
「ま、まぁまぁ…ちょっとあってね。それより仕事仕事」
スタッフとの会話を急いで終わらせ、仕事モードに切り替えた。
※※※
「お疲れ様」
スタッフからは白い目で見られたが、今日一日を終わらせて晴れ晴れとした気分になり、大きな伸びをする。
(やっと終わった~、帰り、クロに何か買って帰ろ)
昨日遊ばずに寝てしまったお詫びにとクロに何か買って帰ろうと街をぶらつく。
ふと、クロウさんから渡された白い布がハラリと鞄から落ちた。
「これ、大事な布かな?…でも見た感じどこにでもあるような気もするし」
私は現実からかけ離れた世界にいた事を思い出し、昨日の出来事を思い返そうとした。
私に好意を持つ二人、いや、三人か。
でも一人は人ではなく、馬だが私を必要としてくれるのはやはり嬉しかった。
「今頃、居ない私をどう思ってるんだろう…?」
クロにオモチャでもと思った私の心は遠い世界の事ばかりになっていた。
そんな時
ブーー…
急に鳴る私の携帯。
ビクッとして画面を見ると
『猫 おもしろ映像 テレビ』と表示される。
(あ、そっか。今日見たいから忘れない為に予定いれたんだった)
携帯をしまい、クロのオモチャを買いに向かい、そして家路に急いだ。
遠い世界の事はしばし忘れようと自分に言い聞かせながら。
※※※
「ただいまー。クロ、いる??」
『いるよ、お腹空いたよ、早く頂戴…』
「ごめんごめん、朝もあげなかったよね。一杯食べてね」
私はクロの食器にこれでもか!ってくらい山盛りに餌を入れる。
朝夜兼用とは言え、山盛りに積まれた餌を前にクロは食器の前でちょこんと座り食べようとはしなかった。
『限度ってものがあるでしょ…。限度が…』
不機嫌そうなクロ。
クロの言葉が分かる前では分からなかった本音を聞き、私は今のこの能力?を授かって良かったと思った。
好き嫌い、入る入らない、遊びたい、寝たい…全部分かるからだ。
「クロ、食べたら遊ぼうね」
『こんなに要らないよ…。病気になる』
山盛りの餌を少し食べ休憩、食べて休憩を繰り返し、半分程になったら食べるのを辞めた。
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