貴方に出会った幸せ〜人生初の恋〜

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修学旅行 最終日

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朝、目を覚まし、すぐに携帯を触った。
翔太君から電話やメールが無いかすぐ確認をするが、どちらとも無い…。
なんで?どうして?
何か悪いこと言ったかな?病室で手を繋いで欲しいって甘えたから?…など、自分に非が無いかを起きですぐに考えるが、答えが出なかった。

ふと、考えたらテレビで流れた映像には翔太君は映ってなかったが、周りにいた人が生徒なら翔太君絡みと捉えてもおかしくない…。
そう考えたら、どうしよう…って事しか頭に浮かばなかった。

そうだ!綾なら連絡は付くはず、と思い、朝早かったが電話をした。

「…もしもし」
「あや?ごめん、朝早くて…でも教えて欲しい事あって」
「何?」
「翔太君と連絡つかなくて…ホテルにいるよね?」
「んー…どうかな。女子とは階違うし、さとしんに聞いてみるから、ちょっと待ってて」

綾からの連絡待ちの時間が途方にもなく、長く感じる。あれから五分くらいだろうか、経ったけど連絡は来ない。
来ない間もメール来ないかな…電話は…と携帯を見続けてしまう。
そんな時、綾から電話が来た。

「もしもし!」
「さとしんに聞いたけど、ホテルにいるって」
「じゃあなんで連絡くれないんだろう…。やっぱりあの映像絡みで…?」
「あれが流れてから話題になってしまったのはあるよ。あれってえりりんだよね?とか藤原さん、怖い。って」
「やっぱり…じゃあ近くにいた翔太君にも話がいった、よね…多分」
「多分ね…私もあったらえりりんが連絡欲しいって言うから、まずは休んでね」
「ありがとう、あや」

ホテルにはいる…でも連絡はしない。原因は私だと確信した。
楽しい思い出を作るための修学旅行が嫌な思い出に変わってしまった。
やり切れない気持ちから、携帯をベット脇に置き、泣いた。

「中村さん、入りますよ」

看護師さんの言葉に反応できず、ゆっくり扉を開け中の様子を伺いながら入ってきた。
泣く私に驚き、すぐ駆け寄ってきた。
点滴が外れたわけでもなく、ナースコールを押した訳でも無いけど、泣く私を優しく撫でた。

「すみません、泣いていて…」
「いいえ、修学旅行だったんですよね?聞いたら今日帰る予定だったとか」
「はい…」
「あの男の子は彼氏さん?」
「翔太君ですか?」
「そう、先生方が出て行った後もしばらく居たけど、
最後は連れ戻されちゃったわよ。離れるのが嫌だ、といっていたけど」

寝てる間にそんな事が…。
離れたくない、そんな風に思ってくれていたのが嬉しかったけど、やっぱり今は少しでいいから連絡が欲しくなる。それに、会いたい…。

「いつ退院出来るんですか?私は」
「明日には出来るみたいですよ」

明日、まだ起きてすぐなのに、早く明日が来てここを退院し、翔太君に会いに行きたい。
そして、ちゃんと話そう…。思った事を。

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