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0章 始まりの始まり
8.レオ、国々の名を知る
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すみませんでしたァァァァァァァ!遅れてすみません!嫌ですね、意外とリアルでの方が忙しくなってしまって投稿が遅れてしまいました、本当に申し訳ございませんでした
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(レオの部屋)
先程のクロムスとの話が終わり自分の部屋で魔導書を読んでいるレオだが、ふとそんなことを思った
「この世界ってユグドラシルって名前なんだろ?他の国々の名前ってあるのか?」
そう思ったのだ、なので師匠に会いに行こうと思い、魔導書を仕舞ってグランドの部屋に向かう
━━━━━━━━━━━━━━━
(グランドの部屋)
グランドの部屋は意外にも綺麗で、まず本が右側の壁にズラリと並んでいて、床は普通のカーペットが引かれており、そして部屋の左側には戦争で使ったとされる剣や杖、盾、防具、そして古い魔導書などが飾られており、そして部屋の中心には現代で言うオフィスにあるような机と椅子があり、そこにグランドが座っている、が、寝ているようで寝息を立てている
「師匠ー?ってあれ?寝てるのか」
「……スゥ………スゥ……」
「……こういう寝てる時は可愛いのに修行の時は鬼教官……怖……」
レオの独り言が終わったすぐ直前にグランドはガバッと起きた
「………ん?あぁ……レオか」
寝て起きたあとなのか目を擦りながら話す
「はいっ、師匠!」
「んで……?何の話だ?何を聞きに来た……?」
「えぇとですね、自分ってこの今住んでいる国しか知らないじゃないですか?ですから他の国々の事や名前が知りたくてですね……」
「そういう事か、なら教えてやろう、こっちに来い」
そう言われグランドの元に近づくレオだが、突然視点が変わってグランドの膝の上に座っている
「…………え?」
「なんだ?どうした?」
「いえ、なんでもありません」
こう言っているレオだが、尊敬している、しかも母や姉以外との初めての接触(メイドや修行時は数えていない)でレオの頬は少し赤くなってきている
「これぐらいで照れてちゃ結婚なんて夢のまた夢だぞ?レオ」
「うぅぅ……そんなのわかってますよ……」
そのレオの言葉を聞き少し笑うグランドであったが、浮遊魔法を使い本棚から本を取り出し机に置く
「これが世界の国々が記されている魔導書でな、この魔導書は私の父が作ったものでな、国は今でも作られている、だからこれはずっと内容を変え続けているんだ、消える国も、現れる国もある、面白いだろう?」
世界の国々に関する本、というより父の話になると饒舌になるグランドを見て、レオは"お父さんのことが好きだったんだな……"と思っていた
「さ、読もうか、まず最初に今住んでいるこの国の名前はフェレットガラル王国と言うんだ、そしてこの国の貴族としてお前の家系であるデンダルトイ、そして戦闘貴族のガンドバレル、頭脳派貴族のハラメレス、この3つがあり、ガンドバレルは名前の通り戦争になれば必ず参加している、そしてハラメレスは戦争では戦略を考えているんだ、そしてデンダルトイ、、意外にも知られていないがデンダルトイはガンドバレルより戦闘が得意でな、だからこそ戦争では王族や王の護衛をしているんだ、知らなかっただろう?」
レオはこの話を聞いて初めて自分の家系のことを知り、"そうだったんだ……"と思い、グランドの言う事に頷いた
「そうかそうか、そしてこのフェレルガラル王国の隣にある帝国、私の生まれた故郷であるバレッドグランド帝国だ、この国のことはあまり知らなくていい」
「そうなんですか?」
「あぁ……お前には"まだ"早い、わかったな?」
「はい!」
「よろしい、そして帝国と王国の間にある巨大な山の中に形成されているドワーフやエルフ、魔族たちの共存国家のフィンドル共存国、この国はお前が学園に行ったら恐らく観察しに行くことになるから今のうちに覚えておくといい、そして、このフィンドル共存国にいる魔族、魔族は悪いイメージがあるだろう?だからあまりいい印象を持っていないだろうが、ここにいる魔族たちはいい奴らばっかりでな、子供好きなんだ、きっとレオ、お前は可愛がられるぞ」
「それは遠慮したいですね……」
「HAHAHA、まぁそうだろうな、そしてドワーフは金属の加工が得意で、この部屋にある剣と盾があるだろう?あれはドワーフたちが作ったものなんだよ、」
「そうなんですか?」
「あぁ……そして私がこの3種族の中で好きな種族であるエルフ、このエルフ達は容姿端麗、美人、イケメンが多いんだが……まぁクズが多いな、うん」
「そ、そうなんですか、ならなんで好きな部類なんですか?」
「まぁ……簡単に言えば過去に他の国と戦争した時があってな、その時にエルフ、ドワーフが協力してくれたんだ、魔族は後方支援で魔法をかけてくれていた、だから好きなんだよ」
「そうなんですね……」
そしてこのあとも話を続けたグランドの口から出てきた国々の名前は魔族の住む王国であるガランバラッド王国、過去にこの国と戦争したが今は和解し輸入などをしているらしい…そしてこの王国の隣にある帝国、バンドガル帝国、この国は男が少ないらしく比率では女の方が多いらしい、そして最後にあるかどうかさえ分からない国で、消滅しかけているかもしれない伝説の国のへートリック王国の5国でユグドラシルは形成されているらしい
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今日はここら辺で終わりにします!てか初めて2000文字超えたんですけどやっぱこんぐらいの文字数がいいですよね?
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(レオの部屋)
先程のクロムスとの話が終わり自分の部屋で魔導書を読んでいるレオだが、ふとそんなことを思った
「この世界ってユグドラシルって名前なんだろ?他の国々の名前ってあるのか?」
そう思ったのだ、なので師匠に会いに行こうと思い、魔導書を仕舞ってグランドの部屋に向かう
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(グランドの部屋)
グランドの部屋は意外にも綺麗で、まず本が右側の壁にズラリと並んでいて、床は普通のカーペットが引かれており、そして部屋の左側には戦争で使ったとされる剣や杖、盾、防具、そして古い魔導書などが飾られており、そして部屋の中心には現代で言うオフィスにあるような机と椅子があり、そこにグランドが座っている、が、寝ているようで寝息を立てている
「師匠ー?ってあれ?寝てるのか」
「……スゥ………スゥ……」
「……こういう寝てる時は可愛いのに修行の時は鬼教官……怖……」
レオの独り言が終わったすぐ直前にグランドはガバッと起きた
「………ん?あぁ……レオか」
寝て起きたあとなのか目を擦りながら話す
「はいっ、師匠!」
「んで……?何の話だ?何を聞きに来た……?」
「えぇとですね、自分ってこの今住んでいる国しか知らないじゃないですか?ですから他の国々の事や名前が知りたくてですね……」
「そういう事か、なら教えてやろう、こっちに来い」
そう言われグランドの元に近づくレオだが、突然視点が変わってグランドの膝の上に座っている
「…………え?」
「なんだ?どうした?」
「いえ、なんでもありません」
こう言っているレオだが、尊敬している、しかも母や姉以外との初めての接触(メイドや修行時は数えていない)でレオの頬は少し赤くなってきている
「これぐらいで照れてちゃ結婚なんて夢のまた夢だぞ?レオ」
「うぅぅ……そんなのわかってますよ……」
そのレオの言葉を聞き少し笑うグランドであったが、浮遊魔法を使い本棚から本を取り出し机に置く
「これが世界の国々が記されている魔導書でな、この魔導書は私の父が作ったものでな、国は今でも作られている、だからこれはずっと内容を変え続けているんだ、消える国も、現れる国もある、面白いだろう?」
世界の国々に関する本、というより父の話になると饒舌になるグランドを見て、レオは"お父さんのことが好きだったんだな……"と思っていた
「さ、読もうか、まず最初に今住んでいるこの国の名前はフェレットガラル王国と言うんだ、そしてこの国の貴族としてお前の家系であるデンダルトイ、そして戦闘貴族のガンドバレル、頭脳派貴族のハラメレス、この3つがあり、ガンドバレルは名前の通り戦争になれば必ず参加している、そしてハラメレスは戦争では戦略を考えているんだ、そしてデンダルトイ、、意外にも知られていないがデンダルトイはガンドバレルより戦闘が得意でな、だからこそ戦争では王族や王の護衛をしているんだ、知らなかっただろう?」
レオはこの話を聞いて初めて自分の家系のことを知り、"そうだったんだ……"と思い、グランドの言う事に頷いた
「そうかそうか、そしてこのフェレルガラル王国の隣にある帝国、私の生まれた故郷であるバレッドグランド帝国だ、この国のことはあまり知らなくていい」
「そうなんですか?」
「あぁ……お前には"まだ"早い、わかったな?」
「はい!」
「よろしい、そして帝国と王国の間にある巨大な山の中に形成されているドワーフやエルフ、魔族たちの共存国家のフィンドル共存国、この国はお前が学園に行ったら恐らく観察しに行くことになるから今のうちに覚えておくといい、そして、このフィンドル共存国にいる魔族、魔族は悪いイメージがあるだろう?だからあまりいい印象を持っていないだろうが、ここにいる魔族たちはいい奴らばっかりでな、子供好きなんだ、きっとレオ、お前は可愛がられるぞ」
「それは遠慮したいですね……」
「HAHAHA、まぁそうだろうな、そしてドワーフは金属の加工が得意で、この部屋にある剣と盾があるだろう?あれはドワーフたちが作ったものなんだよ、」
「そうなんですか?」
「あぁ……そして私がこの3種族の中で好きな種族であるエルフ、このエルフ達は容姿端麗、美人、イケメンが多いんだが……まぁクズが多いな、うん」
「そ、そうなんですか、ならなんで好きな部類なんですか?」
「まぁ……簡単に言えば過去に他の国と戦争した時があってな、その時にエルフ、ドワーフが協力してくれたんだ、魔族は後方支援で魔法をかけてくれていた、だから好きなんだよ」
「そうなんですね……」
そしてこのあとも話を続けたグランドの口から出てきた国々の名前は魔族の住む王国であるガランバラッド王国、過去にこの国と戦争したが今は和解し輸入などをしているらしい…そしてこの王国の隣にある帝国、バンドガル帝国、この国は男が少ないらしく比率では女の方が多いらしい、そして最後にあるかどうかさえ分からない国で、消滅しかけているかもしれない伝説の国のへートリック王国の5国でユグドラシルは形成されているらしい
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今日はここら辺で終わりにします!てか初めて2000文字超えたんですけどやっぱこんぐらいの文字数がいいですよね?
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