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第149回『例文 奴隷 文明』

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YouTubeで行った
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第149回『例文 奴隷 文明』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約26分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=ZGaZiUL0iSA

↓使用させていただいたサイト↓
ランダム単語ガチャ
https://tango-gacha.com/

~・~・~・~・~

猫を飼い始めた僕は毎日彼のとなって働いている。
彼の名前はぽんすけ。
ぽんすけがニャーと鳴けば僕はエサを用意しなければならない。
ぽんすけがイスに座っていれば、僕は彼をどかしてパソコンをすることはできない。
一日のすべてが猫を中心にして回っているようだ。

こんな風に生活が一変したのも、思えばペットショップで彼を見かけたからだ。
凛とした目と小さな口から発する鳴き声。
これがいけなかった。
一瞬で心を奪われた僕は次の日には店員さんから説明を受けていた。

今猫はキャットタワーの最上部に居座っていて、キーボードを叩いている僕を見下ろしている。
主人が上層にいて、が下層で働く。
これをまるでみたいだと言うなら、それは間違っていないと思った。
だから未来は、は人に支配される人という意味から猫を飼う人という意味に変わってほしい。
そのときは僕が最初に書いた一文を辞書のとして使ってくれ。

~・~・~・~・~

~感想~
奴隷を陰惨な話として使いたくないばかりに、猫を飼う人をよく下僕といのでその意味で使うことにしました。
しかしそうすると文明の絡め方が難しく、また例文もどう出せばいいかわかりませんでした。
結果的にエッセイのような、なんのひねりもオチもない話となってしまいました。
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