33 / 36
3
#32 文化祭の喧騒の裏で、忘れたはずの過去が呼び起こされた件
しおりを挟む
天音が出てからしばらくして、占いコーナーには次々と客が訪れた。
「あの……占いお願いします」
「座れ」
俺が言うと、客は緊張した様子で座った。
「何を占う?」
「恋愛運を……」
「手を出せ」
俺は客の手を取って、観察する。
手相を見ているように見せかけて、本当に観察すべきは相手のすべてだ。
表情、視線の動き、呼吸のリズム、筋肉の緊張。
異性に妙な警戒心がある。恋愛経験はないだろう。それなのに、恋愛運を占いたいということは最近、何かあったに違いない。
そういえば、この子は最近クラスで噂になっていた。
誰かに告白されたとか、そんな話だった。
「最近誰かに告白されたな」
「え!?なんで分かるんですか!?」
「だが、まだ返事をしていない」
「そ、そうなんです……」
「迷っている」
「はい……」
「しかし、お前の心は、もう決まっているはずだ」
「え……」
「ただ、言い出せないだけだ。そうだろう?」
「……」
客は俯いた。
少し間を置いて、客の気持ちの揺れを読んで、呼吸を合わせる。
「勇気を出せ。お前ならできる」
タイミングを読んでここぞという瞬間に俺が言うと、客は顔を上げた。
「ありがとうございます……!」
客は涙ぐみながら、ブースを出て行った。
適当におだてて気持ち良くさせて帰らせるとは、こんな感じだろうか。
確かに、客の恋の結末がわかる頃にはとっくに文化祭は終わっている。
ーー
昼頃、
占いコーナーに、一人の少女が現れた。
飲食系が人気の時間で、喫茶店も賑わっている。
少女が占いコーナーに入って来るまで気付けなかったのは、外が騒がしいからだと思っていた。
小柄な少女、フードの隙間から顔を確認して、Re⭐︎LuMiNaのRINだとわかった。
「……」
ひまりに誘われて来たのか、と考える。
だとしたら、RINはここにいるのが前にお話し会で話した俺だと気付いているかもしれない。
現に、少女は黙ったままじっと俺を見ている。
「座れ」
俺が言うと、RINは無言のまま座った。
「何を占う」
「……あなた」
RINが小さく呟いた。
「……何?」
「あなたのことを、私が占う」
フードの隙間からRINの顔を見ると、感情のこもらない目がじっと俺を見つめている。
その目には、明らかな敵意が込められていた。
「……」
俺は警戒を強める。
RINは、ゆっくりと口を開いた。
「あなたは、今は兎山類と名乗っている。今の家族は母親と妹一人、それから、あなたを引き取った父親。でも、名前も家族も全て偽物。あなたは組織内のコードは61」
61――それは、組織で俺に付けられた番号だ。
そこまで知っているのか。
RINはただの不愛想で無表情なアイドルではないらしい。
「お前は、誰だ?」
もう隠していても仕方ないと、俺はフードを脱いで尋ねた。
RINは俺の顔を確認して、無表情のまま答える。
「同じ、組織の人間だった」
組織の人間――つまり、RINも俺と同じように様々な訓練を受けて非合法に育てられた人間だということだ。
しかし、それほど警戒する必要はない。
鴉のようにあそこを出て生きている奴は大勢いる。俺もそうだし、RINもそうだというだけの話だ。
それに、俺はもう普通の高校生。何も後ろめたいことはない。
「お前は何番だ」
俺が尋ねると、初めてRINの視線が揺れた。
そして、初めて感情を見せて、嫌そうに答える。
「……150」
「なんだ、三桁か」
俺が答えると、RINから発せられる空気が不機嫌から殺気に変わった。
組織では期ごとに数百人いて、途中で死んで欠番が多いが番号が若いほど実力が高い。
二桁、ダブルと呼ばれる俺たちと、三桁では格が違う。仮にRINが襲ってきたとしても、俺なら簡単に倒せる。
ただ問題は、RINがひまりと関わっていることだ。
何が目的なのか。ひまりを狙っているのか。それとも、俺を通じて何かを企んでいるのか。
「……わたしのこと、覚えてない?」
RINは隠しきれない殺意を込めて俺に尋ねて来る。
「……覚えてない」
俺は正直に答えた。
最初は在籍していた期が違うのではないか、と思った。
例えば鴉も同じ組織の出身だが、俺と在籍していた期が違うから面識がなかった。
しかし、三桁の人間だと俺が覚えていなくて当然だ。
二桁は顔と名前は一致していたが、三桁はその他の有象無象で覚える理由がない。
「……そう」
RINは、冷たく呟いた。
「三桁の人間は、誰も覚えていない。悪いな」
俺が一応謝っておくと、RINは立ち上がった。
「……もういい」
RINはそう言って、ブースを出ようとした。
「待て」
俺が声をかけると、RINは振り向いた。
「……何」
「お前は、何でアイドルなんてやってるんだ?」
普通の高校生をやっている俺が言えたことではないけれど、それは鴉の気まぐれのせいだ。
三桁でも150程度なら、暗殺は無理でもヤクザの護衛とか能力を生かした働き口があるだろう。
RINの目が、さらに鋭くなる。
「……それは、わたしの勝手」
「……」
「兎山類……いいえ、61」
RINは振り返って机を両手で叩いた。
「あなたが忘れても、私は忘れない。絶対に」
その声は、恨みに満ちている。
そこで、俺はRINが机を叩いたのではなく、何かを置いたことに気付いた。
アイドルのブロマイドだ。
ひまりが映っているが、衣装の色がおかしい。
ひまりは緑担当のはずなのに、そのブロマイドには赤い衣装を着たひまりが映っている。
赤は、センターのきらりの衣装のはずだ。
「それは……」
俺がそのブロマイドに手を伸ばそうとすると、RINは俺の指が届く前にブロマイドを引っ込めた。
警戒した目で俺を睨みつけて、そのまま出て行く。
「……」
俺は、その背中を見送った。
RINは、組織の人間。
彼女は、明らかに俺に敵意を向けている。それも、ただの敵意ではなくて恨みと殺意だ。
なぜ、彼女は俺を恨んでいるんだ。
そして、なぜひまりの近くにいるんだ。
最後に俺にアイドルのブロマイドを見せつけて来た意味はなんだ。
(……まずいな)
何も分からないまま、嫌な予感だけが広がって行く。
俺は、スマホを取り出して鴉にメッセージを送る。
Re⭐︎LuMiNaの公式HPからRINの写真を添付して、「こいつ知らないか?」と尋ねてみる。
送信してから気づいたが、鴉はRe⭐︎LuMiNaの人気投票でひまりに投票している。
このRINの写真は何度も見ているはずだ。
RINが組織の人間だと気づいたら、俺に教えるだろう。
……いや、教えない気もする。
あの男は、余計なことはしたがるのに、やるべきことはしない人間だ。
自炊はしたがるのに、経費の領収書は捨てるタイプだった。
鴉の既読はつかない。
こいつに頼るのがそもそも間違っている気がする。
俺は諦めてスマホをポケットに戻した。
ーー
夕方。
文化祭の一日目が終わった。
「お疲れさまでした!」
春藤が元気よく声をかける。
「みんな、よく頑張ったね!明日もこの調子で!」
クラスメイトたちが、疲れた様子で片付けを始めた。
俺は、ひまりを探した。
「……ひまり」
俺が声をかけると、ひまりは振り向いた。
「類くん……お疲れさま!」
「お疲れさま」
ひまりは、疲れた様子で微笑んだ。
そして、他の人に聞こえないようにそっと俺に尋ねる。
「類くん、燐ちゃんに会った?わたしと同じメンバーの。文化祭に来たってさっき連絡が来たんだけど……」
「……会った」
「あ、会ったの?!大丈夫?嫌なこと言われなかった?!」
「……」
俺は何と説明したものかわからず黙った。
しかし、ひまりが不安そうな顔をしているから、俺はとりあえず答えた。
「大丈夫だ」
「な、何が?!」
「何かあったら、教えてくれ。俺がひまりを守るから」
俺が言うと、ひまりの頬が赤くなった。
「う、うん……!」
といっても、アイドル活動中に俺が張り付いていることもできない。
しかし、RINが加入して半年。俺に何も接触がなかったし、ひまりを傷付けることもなかった。
差し迫った危険はないと考えてもよいだろう。
「わ、わたしも!!類くんを守るから、何かあったら言ってね!!」
ひまりに言われて、俺の思考は中断した。
普通の人間のひまりが、どうやって俺を守るんだ。
そう思ったが、ひまりの言葉を聞いて俺は妙な気分になった。多分、嬉しいとかそういう種類だと思う。
「ありがとう」
俺が礼を言うと、ひまりの顔が更に赤くなる。
「う、うん!!明日も頑張るよ!!」
「ああ」
ひまりが照れ隠しのように大きな声で言って、俺は小さく頷いた。
「あの……占いお願いします」
「座れ」
俺が言うと、客は緊張した様子で座った。
「何を占う?」
「恋愛運を……」
「手を出せ」
俺は客の手を取って、観察する。
手相を見ているように見せかけて、本当に観察すべきは相手のすべてだ。
表情、視線の動き、呼吸のリズム、筋肉の緊張。
異性に妙な警戒心がある。恋愛経験はないだろう。それなのに、恋愛運を占いたいということは最近、何かあったに違いない。
そういえば、この子は最近クラスで噂になっていた。
誰かに告白されたとか、そんな話だった。
「最近誰かに告白されたな」
「え!?なんで分かるんですか!?」
「だが、まだ返事をしていない」
「そ、そうなんです……」
「迷っている」
「はい……」
「しかし、お前の心は、もう決まっているはずだ」
「え……」
「ただ、言い出せないだけだ。そうだろう?」
「……」
客は俯いた。
少し間を置いて、客の気持ちの揺れを読んで、呼吸を合わせる。
「勇気を出せ。お前ならできる」
タイミングを読んでここぞという瞬間に俺が言うと、客は顔を上げた。
「ありがとうございます……!」
客は涙ぐみながら、ブースを出て行った。
適当におだてて気持ち良くさせて帰らせるとは、こんな感じだろうか。
確かに、客の恋の結末がわかる頃にはとっくに文化祭は終わっている。
ーー
昼頃、
占いコーナーに、一人の少女が現れた。
飲食系が人気の時間で、喫茶店も賑わっている。
少女が占いコーナーに入って来るまで気付けなかったのは、外が騒がしいからだと思っていた。
小柄な少女、フードの隙間から顔を確認して、Re⭐︎LuMiNaのRINだとわかった。
「……」
ひまりに誘われて来たのか、と考える。
だとしたら、RINはここにいるのが前にお話し会で話した俺だと気付いているかもしれない。
現に、少女は黙ったままじっと俺を見ている。
「座れ」
俺が言うと、RINは無言のまま座った。
「何を占う」
「……あなた」
RINが小さく呟いた。
「……何?」
「あなたのことを、私が占う」
フードの隙間からRINの顔を見ると、感情のこもらない目がじっと俺を見つめている。
その目には、明らかな敵意が込められていた。
「……」
俺は警戒を強める。
RINは、ゆっくりと口を開いた。
「あなたは、今は兎山類と名乗っている。今の家族は母親と妹一人、それから、あなたを引き取った父親。でも、名前も家族も全て偽物。あなたは組織内のコードは61」
61――それは、組織で俺に付けられた番号だ。
そこまで知っているのか。
RINはただの不愛想で無表情なアイドルではないらしい。
「お前は、誰だ?」
もう隠していても仕方ないと、俺はフードを脱いで尋ねた。
RINは俺の顔を確認して、無表情のまま答える。
「同じ、組織の人間だった」
組織の人間――つまり、RINも俺と同じように様々な訓練を受けて非合法に育てられた人間だということだ。
しかし、それほど警戒する必要はない。
鴉のようにあそこを出て生きている奴は大勢いる。俺もそうだし、RINもそうだというだけの話だ。
それに、俺はもう普通の高校生。何も後ろめたいことはない。
「お前は何番だ」
俺が尋ねると、初めてRINの視線が揺れた。
そして、初めて感情を見せて、嫌そうに答える。
「……150」
「なんだ、三桁か」
俺が答えると、RINから発せられる空気が不機嫌から殺気に変わった。
組織では期ごとに数百人いて、途中で死んで欠番が多いが番号が若いほど実力が高い。
二桁、ダブルと呼ばれる俺たちと、三桁では格が違う。仮にRINが襲ってきたとしても、俺なら簡単に倒せる。
ただ問題は、RINがひまりと関わっていることだ。
何が目的なのか。ひまりを狙っているのか。それとも、俺を通じて何かを企んでいるのか。
「……わたしのこと、覚えてない?」
RINは隠しきれない殺意を込めて俺に尋ねて来る。
「……覚えてない」
俺は正直に答えた。
最初は在籍していた期が違うのではないか、と思った。
例えば鴉も同じ組織の出身だが、俺と在籍していた期が違うから面識がなかった。
しかし、三桁の人間だと俺が覚えていなくて当然だ。
二桁は顔と名前は一致していたが、三桁はその他の有象無象で覚える理由がない。
「……そう」
RINは、冷たく呟いた。
「三桁の人間は、誰も覚えていない。悪いな」
俺が一応謝っておくと、RINは立ち上がった。
「……もういい」
RINはそう言って、ブースを出ようとした。
「待て」
俺が声をかけると、RINは振り向いた。
「……何」
「お前は、何でアイドルなんてやってるんだ?」
普通の高校生をやっている俺が言えたことではないけれど、それは鴉の気まぐれのせいだ。
三桁でも150程度なら、暗殺は無理でもヤクザの護衛とか能力を生かした働き口があるだろう。
RINの目が、さらに鋭くなる。
「……それは、わたしの勝手」
「……」
「兎山類……いいえ、61」
RINは振り返って机を両手で叩いた。
「あなたが忘れても、私は忘れない。絶対に」
その声は、恨みに満ちている。
そこで、俺はRINが机を叩いたのではなく、何かを置いたことに気付いた。
アイドルのブロマイドだ。
ひまりが映っているが、衣装の色がおかしい。
ひまりは緑担当のはずなのに、そのブロマイドには赤い衣装を着たひまりが映っている。
赤は、センターのきらりの衣装のはずだ。
「それは……」
俺がそのブロマイドに手を伸ばそうとすると、RINは俺の指が届く前にブロマイドを引っ込めた。
警戒した目で俺を睨みつけて、そのまま出て行く。
「……」
俺は、その背中を見送った。
RINは、組織の人間。
彼女は、明らかに俺に敵意を向けている。それも、ただの敵意ではなくて恨みと殺意だ。
なぜ、彼女は俺を恨んでいるんだ。
そして、なぜひまりの近くにいるんだ。
最後に俺にアイドルのブロマイドを見せつけて来た意味はなんだ。
(……まずいな)
何も分からないまま、嫌な予感だけが広がって行く。
俺は、スマホを取り出して鴉にメッセージを送る。
Re⭐︎LuMiNaの公式HPからRINの写真を添付して、「こいつ知らないか?」と尋ねてみる。
送信してから気づいたが、鴉はRe⭐︎LuMiNaの人気投票でひまりに投票している。
このRINの写真は何度も見ているはずだ。
RINが組織の人間だと気づいたら、俺に教えるだろう。
……いや、教えない気もする。
あの男は、余計なことはしたがるのに、やるべきことはしない人間だ。
自炊はしたがるのに、経費の領収書は捨てるタイプだった。
鴉の既読はつかない。
こいつに頼るのがそもそも間違っている気がする。
俺は諦めてスマホをポケットに戻した。
ーー
夕方。
文化祭の一日目が終わった。
「お疲れさまでした!」
春藤が元気よく声をかける。
「みんな、よく頑張ったね!明日もこの調子で!」
クラスメイトたちが、疲れた様子で片付けを始めた。
俺は、ひまりを探した。
「……ひまり」
俺が声をかけると、ひまりは振り向いた。
「類くん……お疲れさま!」
「お疲れさま」
ひまりは、疲れた様子で微笑んだ。
そして、他の人に聞こえないようにそっと俺に尋ねる。
「類くん、燐ちゃんに会った?わたしと同じメンバーの。文化祭に来たってさっき連絡が来たんだけど……」
「……会った」
「あ、会ったの?!大丈夫?嫌なこと言われなかった?!」
「……」
俺は何と説明したものかわからず黙った。
しかし、ひまりが不安そうな顔をしているから、俺はとりあえず答えた。
「大丈夫だ」
「な、何が?!」
「何かあったら、教えてくれ。俺がひまりを守るから」
俺が言うと、ひまりの頬が赤くなった。
「う、うん……!」
といっても、アイドル活動中に俺が張り付いていることもできない。
しかし、RINが加入して半年。俺に何も接触がなかったし、ひまりを傷付けることもなかった。
差し迫った危険はないと考えてもよいだろう。
「わ、わたしも!!類くんを守るから、何かあったら言ってね!!」
ひまりに言われて、俺の思考は中断した。
普通の人間のひまりが、どうやって俺を守るんだ。
そう思ったが、ひまりの言葉を聞いて俺は妙な気分になった。多分、嬉しいとかそういう種類だと思う。
「ありがとう」
俺が礼を言うと、ひまりの顔が更に赤くなる。
「う、うん!!明日も頑張るよ!!」
「ああ」
ひまりが照れ隠しのように大きな声で言って、俺は小さく頷いた。
0
あなたにおすすめの小説
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ
桜庭かなめ
恋愛
高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。
あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。
3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。
出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2026.1.21)
※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
俺をフッた女子に拉致されて、逃げ場のない同棲生活が始まりました
ちくわ食べます
恋愛
大学のサークル飲み会。
意を決して想いを告げた相手は、学内でも有名な人気女子・一ノ瀬さくら。
しかし返ってきたのは――
「今はちょっと……」という、曖昧な言葉だった。
完全にフラれたと思い込んで落ち込む俺。
その3日後――なぜか自分のアパートに入れなくなっていた。
S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…
senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。
地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。
クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。
彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。
しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。
悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。
――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。
謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。
ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。
この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。
陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる