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第二章 人神代理戦争 予兆
三十三章 聖女の行進 其の弍拾伍
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鉄の塊であったラヴァルの体は幾つものサイコロ状となり地面に転がると、その音を聞き、ダルクは声を上げた
「あら、ラヴァルがやられたかしら。でも、やられたと言うよりも、ひどく小さくなっちゃったと言った感じかしら」
ラヴァルの修復には時間がかかる。
それは吟千代が戦闘した時の情報を聞いており、残りは目の前に立つ、少女に対して、バサラは涅槃静寂を向けた。
「降参するかい?」
バサラに今、ギリギリ残っている優しさをダルクに向けるも彼女にそれは無用で、今一番癪に障ることでもあった。
「バサラのおじ様? それは優しさではございません。相手に対しての侮辱。あなたは私の騎士を切り裂いた。ならば、もう私たちは戦うしかないの。だから、私は今から、目を覚ます。見たくない現実に目を瞑り、見たくない世界から目を逸らした。その目を今、開いて上げる。廃棄孔三席、聖処女、ダルク=ラ・ピュセル」
「そっか、なら、僕も名乗ろうかな。ミレニアム王国剣術指南役カツラギ・バサラ」
名乗りを上げれば後はやる事は一つ。
彼らは目の前に立つ、敵に対して全力を用いて排除する。
ダルクは目を覆っていた帯を取ると、その両眼を開いた。
「我が運命は壊滅。求めるは終焉、目覚めるは破壊者。共鳴器・愛染よ、我が運命の導に従い解き放て。その真なる姿を」
ダルクの共鳴器・愛染、それは彼女の両目に埋められている火を宿す眼。
彼女の片目は澄んだ青ともう片方は燃え盛る赤を宿しており、目の中身には機械が埋められていた。運命の解放を行い、準備万端と言った形のダルクに対して、バサラは速攻を仕掛けた。
「爆ぜろ」
ダルクが一言放つとバサラの体が爆ぜた。
(これが吟千代が言ってた見えない爆発か)
爆発の威力はそれほど大きく無く、耐えられると考えるもそこで起きた爆発による煙の中をダルクは駆けた。彼女の手にはいつの間にか槍が握られており、それを振るうと再びバサラに向けて呟いた。
「爆ぜろ」
二度目の爆発、それは先程とは比べ物にならない威力で爆発し、バサラの服を破いた。
(この威力、さっきとは全然違う。さっきとは違うのは何だ? ダルクが持った武器か? いつの間にか出てきたからあれは、共鳴器、いや、違うな、それならもっと氣の巡りが見えるはず。そうなると違いは距離、か。近距離であれば爆発の威力が上がり、遠距離であれば何度も爆発させて嫌がらせ、そんなところか)
バサラは分析しながら、戦うもダルクはそんなことを考えず、ただひたすらに得物を振るう。槍の連撃からの爆発、四度喰らって尚、バサラはピンピンしており、ダルクは彼の体が特別丈夫である事を感じた。
「あらあら、おじ様、防戦一方ですね」
ダルクは槍を振るいながら喋りかけるとバサラはそれを弾きながら答えた。
「そうでもないさ、まだまだ、始まったばかりだろ?」
「ご冗談がお上手。もう、終わらせますわ」
その一言を後に、ダルクはバサラに槍を投げた。何かをするための槍の投擲、バサラはそれが彼女が纏う氣の起こりで見えており、弾き飛ばし、すぐにダルクを仕留めようとする。
だが、槍は弾かれたと同時に、バサラの体を拘束した。槍は一瞬にして姿を変えるとバサラの体を締め上げると彼の皮膚をその熱が焼いた。
「おじ様が悪いのよ。一番苦しむ方法を取らせたのは」
瞬時に現れた槍の正体、それはラヴァルの鉄であり、成形及び変形を一瞬にして行なっていた。
「じゃあね、おじ様、あなたの死体の上で私は、私の国に立つから」
指を鳴らす。
その瞬間、拘束していたバサラごと、爆発した。
「憎しみ燻り我が命」
「あら、ラヴァルがやられたかしら。でも、やられたと言うよりも、ひどく小さくなっちゃったと言った感じかしら」
ラヴァルの修復には時間がかかる。
それは吟千代が戦闘した時の情報を聞いており、残りは目の前に立つ、少女に対して、バサラは涅槃静寂を向けた。
「降参するかい?」
バサラに今、ギリギリ残っている優しさをダルクに向けるも彼女にそれは無用で、今一番癪に障ることでもあった。
「バサラのおじ様? それは優しさではございません。相手に対しての侮辱。あなたは私の騎士を切り裂いた。ならば、もう私たちは戦うしかないの。だから、私は今から、目を覚ます。見たくない現実に目を瞑り、見たくない世界から目を逸らした。その目を今、開いて上げる。廃棄孔三席、聖処女、ダルク=ラ・ピュセル」
「そっか、なら、僕も名乗ろうかな。ミレニアム王国剣術指南役カツラギ・バサラ」
名乗りを上げれば後はやる事は一つ。
彼らは目の前に立つ、敵に対して全力を用いて排除する。
ダルクは目を覆っていた帯を取ると、その両眼を開いた。
「我が運命は壊滅。求めるは終焉、目覚めるは破壊者。共鳴器・愛染よ、我が運命の導に従い解き放て。その真なる姿を」
ダルクの共鳴器・愛染、それは彼女の両目に埋められている火を宿す眼。
彼女の片目は澄んだ青ともう片方は燃え盛る赤を宿しており、目の中身には機械が埋められていた。運命の解放を行い、準備万端と言った形のダルクに対して、バサラは速攻を仕掛けた。
「爆ぜろ」
ダルクが一言放つとバサラの体が爆ぜた。
(これが吟千代が言ってた見えない爆発か)
爆発の威力はそれほど大きく無く、耐えられると考えるもそこで起きた爆発による煙の中をダルクは駆けた。彼女の手にはいつの間にか槍が握られており、それを振るうと再びバサラに向けて呟いた。
「爆ぜろ」
二度目の爆発、それは先程とは比べ物にならない威力で爆発し、バサラの服を破いた。
(この威力、さっきとは全然違う。さっきとは違うのは何だ? ダルクが持った武器か? いつの間にか出てきたからあれは、共鳴器、いや、違うな、それならもっと氣の巡りが見えるはず。そうなると違いは距離、か。近距離であれば爆発の威力が上がり、遠距離であれば何度も爆発させて嫌がらせ、そんなところか)
バサラは分析しながら、戦うもダルクはそんなことを考えず、ただひたすらに得物を振るう。槍の連撃からの爆発、四度喰らって尚、バサラはピンピンしており、ダルクは彼の体が特別丈夫である事を感じた。
「あらあら、おじ様、防戦一方ですね」
ダルクは槍を振るいながら喋りかけるとバサラはそれを弾きながら答えた。
「そうでもないさ、まだまだ、始まったばかりだろ?」
「ご冗談がお上手。もう、終わらせますわ」
その一言を後に、ダルクはバサラに槍を投げた。何かをするための槍の投擲、バサラはそれが彼女が纏う氣の起こりで見えており、弾き飛ばし、すぐにダルクを仕留めようとする。
だが、槍は弾かれたと同時に、バサラの体を拘束した。槍は一瞬にして姿を変えるとバサラの体を締め上げると彼の皮膚をその熱が焼いた。
「おじ様が悪いのよ。一番苦しむ方法を取らせたのは」
瞬時に現れた槍の正体、それはラヴァルの鉄であり、成形及び変形を一瞬にして行なっていた。
「じゃあね、おじ様、あなたの死体の上で私は、私の国に立つから」
指を鳴らす。
その瞬間、拘束していたバサラごと、爆発した。
「憎しみ燻り我が命」
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