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第二章 人神代理戦争 予兆
四十八章 博士の愛した蒸気国 其の漆
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バサラは涅焔で両腕を切り裂くと止まることなく、追跡者の体を削り落としていく。そこに無駄は一切無く、純粋なまでの戦闘力で追跡者の腕を、足を、確実に切り裂いた。
「んんん?! ここまで?!」
切り落とされた腕と足は見た事のない紐のようなモノで繋がれるとそれが一瞬にして再生した。再生すると同時に、バサラへと攻撃に転じようとするもののその思考が、彼にとっては無駄であり、最も削ぐべき箇所である。
再生後に攻撃へと移るテンポの遅さ、それはここまで戦って来たレイルや、ダルクとの違いは明確でバサラを足止めするには不十分であった。
先程の再生を見て関節を切るだけではダメだと考えた瞬間、バサラは涅焔を鞘に納めると構えた。
「我流、一閃四つ箱」
抜刀共に黒い炎の斬撃は放たれるとそれは追跡者の頭すらも削ぎ落とし、そこにはバラバラになった機械が転がり落ちた。そして、その転がった頭の部位をバサラは掴むとそれには人がおらず、遠隔で操作しているのを知っているために目であろうと考える部位に自身の顔を近づけ声を上げる。
「僕の仲間達は何処にいるか知ってるよね?」
追跡者は答えない。それに答えればせっかく霧で別れさせる事ができたバサラ達を再び集合させるなど愚の骨頂であると感じたが故に、自身にはダメージ一つついていないため、彼女答えようとしない。
「良いんだ、なら、僕も容赦はしないよ。君が遠くから見ているのは知ってるし、霧で見えにくいけど時間をかけて君のことを追うよ。君が逃げても逃げても追い続けようかな。仕方ない、おーい、アリス、この国で何が起きてるか教えて欲しいなー」
バサラの言葉にヒッとなり、恐怖が勝るも既にバサラが追跡者から目を離し、その場を離れようとしていたため、機械の頭から音はこれまでの低いものから甲高い音を出した。
「わ、分かった! 教える、教えるよ! 僕も悪かったよ、いきなり襲いかかって」
音がしてバサラは地面に落ちていた頭を拾い上げるとニッコリと笑顔を向け、口を開いた。
「ううん、僕も脅してごめんね。とりあえず、みんなの元に行きたいから道案内お願いして良い?」
***
バサラ達が歩いて数十分が経過して、機械の頭の指示に従いバサラとアリス達は歩いていた。
「それじゃあ、アリス達はただの観光で来てたの?」
バサラは廃棄孔の任務で来ていると思い込んでいて、アリスは首を振りそれをハッキリと否定した。
「ラビットのお友達が出来るって聞いて来たのに来たら追われるだけ、早く出たいのに出口が見つからない。とっても困っていたところにバサラのおじさんが来たから助かった」
「あはは、それは良かった。うーん、じゃあ、もしかして、そんなにこの国が今どうなってるか詳しくは知らない様子かな?」
バサラが問いかけるとアリスは再び首を振り、否定した。
「それは知ってるわ。何をしようとしてるかは知らないけど知ってることは話すって約束したからね、ラビットお話ししても良いかしら?」
「拒否、私はその提案には乗れません。しかし、助けてもらったのは確か。仕方がないので私が彼女の持っているであろう情報を計算してお話ししましょう」
「んんん?! ここまで?!」
切り落とされた腕と足は見た事のない紐のようなモノで繋がれるとそれが一瞬にして再生した。再生すると同時に、バサラへと攻撃に転じようとするもののその思考が、彼にとっては無駄であり、最も削ぐべき箇所である。
再生後に攻撃へと移るテンポの遅さ、それはここまで戦って来たレイルや、ダルクとの違いは明確でバサラを足止めするには不十分であった。
先程の再生を見て関節を切るだけではダメだと考えた瞬間、バサラは涅焔を鞘に納めると構えた。
「我流、一閃四つ箱」
抜刀共に黒い炎の斬撃は放たれるとそれは追跡者の頭すらも削ぎ落とし、そこにはバラバラになった機械が転がり落ちた。そして、その転がった頭の部位をバサラは掴むとそれには人がおらず、遠隔で操作しているのを知っているために目であろうと考える部位に自身の顔を近づけ声を上げる。
「僕の仲間達は何処にいるか知ってるよね?」
追跡者は答えない。それに答えればせっかく霧で別れさせる事ができたバサラ達を再び集合させるなど愚の骨頂であると感じたが故に、自身にはダメージ一つついていないため、彼女答えようとしない。
「良いんだ、なら、僕も容赦はしないよ。君が遠くから見ているのは知ってるし、霧で見えにくいけど時間をかけて君のことを追うよ。君が逃げても逃げても追い続けようかな。仕方ない、おーい、アリス、この国で何が起きてるか教えて欲しいなー」
バサラの言葉にヒッとなり、恐怖が勝るも既にバサラが追跡者から目を離し、その場を離れようとしていたため、機械の頭から音はこれまでの低いものから甲高い音を出した。
「わ、分かった! 教える、教えるよ! 僕も悪かったよ、いきなり襲いかかって」
音がしてバサラは地面に落ちていた頭を拾い上げるとニッコリと笑顔を向け、口を開いた。
「ううん、僕も脅してごめんね。とりあえず、みんなの元に行きたいから道案内お願いして良い?」
***
バサラ達が歩いて数十分が経過して、機械の頭の指示に従いバサラとアリス達は歩いていた。
「それじゃあ、アリス達はただの観光で来てたの?」
バサラは廃棄孔の任務で来ていると思い込んでいて、アリスは首を振りそれをハッキリと否定した。
「ラビットのお友達が出来るって聞いて来たのに来たら追われるだけ、早く出たいのに出口が見つからない。とっても困っていたところにバサラのおじさんが来たから助かった」
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バサラが問いかけるとアリスは再び首を振り、否定した。
「それは知ってるわ。何をしようとしてるかは知らないけど知ってることは話すって約束したからね、ラビットお話ししても良いかしら?」
「拒否、私はその提案には乗れません。しかし、助けてもらったのは確か。仕方がないので私が彼女の持っているであろう情報を計算してお話ししましょう」
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