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第三章 人神代理戦争 勃発
幕間 最後の晩餐
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神の間にて残された四柱が集まっていた。
「トール、ネプチューン、プルート、彼らもやられたね。残った神は二十八柱、さてさて、どうするか」
十二の神が囲えたはずの円卓には四柱のみが座っており、真ん中に座っていたユピテルの言葉には冷静になろうとするものの怒りが滲み出ていた。
「ユピテル、らしくないじゃないか! 僕たちが狩られる側に立っただけだろう? いつかはこうなるかもしれなかったんだ! ビビるなよ!」
ロキの嬉しそうな声を聞き、ユピテルは彼を睨みつけるもそれ以上は何もせず、今後の予定をどうするのかを伝えるために再び口を開いた。
「二十八柱、全員を神の間に揃えて、男を誘き出す。そして、二十八柱による総力戦でソイツを殺す。これまで多くの神が殺されて来た。だが、ここまでだ。ここで全てを終わらせて、僕達の時代を維持する」
ユピテルの言葉に神々は何も言わずに賛同するとオーディンとユノの二人がその場を後にし、そこにはロキとユピテルだけが残っていた。
ロキとユピテル、彼らは互いに見合うと始めに喋り出したのはロキであった。
「ユピテル、珍しいじゃないか。僕に話があるなんて」
「聞かなくても分かるだろう? ロキ」
神々がこの地に生まれて2000年と少し。その絶対性を維持し続けていたのがバサラという存在の誕生により、彼らは全滅へと近づいていた。
その大きな原因、それがロキであるとユピテルは知っており、彼の目的を聞くために再び質問した。
「ロキ、君は何がしたいんだ?」
「僕が何がしたい、か。そうだね、不変の延長、それに飽きたって感じかな? 神が人を淘汰し、人の上に立つ。その地位に飽きたって話さ! 僕達は死ぬべきだ! 何故かって? そりゃもうそれのが面白いから! 知ってるだろう? ユピテル。僕達は与えられた役割を全う出来ないなら死ぬだけだ。なら、僕はその責務を全うしてる。君は、神の頭首としての役割、他の神も自身の役割を全うし、出来ないやつはプルートが始末する。そういう仕組みで生きてるんだろう? 僕達は! ユピテル~、君隠してるだろう? 僕達の役割はまさに決まった演劇、機械仕掛けの様だ!」
ロキは自身の言葉に嘘偽りの無いものを含みぶつけるもユピテルはそれらを全て無視する。
「沈黙は肯定、そう捉えるよ? ユピテル」
「……。ロキ、君の言葉は全て正しいよ。だからこそ、僕達は現状を維持しなければならない。それが与えられた役割、運命。人に与えられた運命を弄れる、それがどういう事か、君なら分かるだろう? 我々がいなければ、我々の手から離れればどうなる事か。人間は必ず運命の力を使い熟し、混沌を産み落とす。僕達を殺している男、彼はその予兆であり、燈だ」
「はは! 良いじゃないか! 僕は戯神、その役割、運命の肯定者だ!君達が否定するなら僕だけは彼の味方であり、敵。ユピテル~、バサラは僕達を殺すし、僕を殺すまで止まらない。交渉なんて出来ない、稀代の大英雄、いや、世界の破壊者だ! 人間はよく考えついたよね。一人殺せば殺人だが、百人殺せば英雄、言い得て妙だ! だって、僕達を神を百七柱殺せば英雄だ! ははは! 卓についた時点で僕達は負けだぜ? 精々本気で殺し合おう! それだけが僕達の生き残る道だ!」
ロキはニヤニヤとしながら言い切ると円卓の席から立ち、その場を後にした。そして、一人神の間に残されたユピテルは目を瞑った後、少しして、その円卓を力一杯叩く。
ドゴンという音共に円卓は砕け散ると自身も覚悟を決め、呟いた。
「ロキ、君が用意した英雄が僕達を殺すなら良いだろう。僕がソイツを殺して、秩序を保つ。君が役割を全うするなら、僕も役割を全うしよう」
「トール、ネプチューン、プルート、彼らもやられたね。残った神は二十八柱、さてさて、どうするか」
十二の神が囲えたはずの円卓には四柱のみが座っており、真ん中に座っていたユピテルの言葉には冷静になろうとするものの怒りが滲み出ていた。
「ユピテル、らしくないじゃないか! 僕たちが狩られる側に立っただけだろう? いつかはこうなるかもしれなかったんだ! ビビるなよ!」
ロキの嬉しそうな声を聞き、ユピテルは彼を睨みつけるもそれ以上は何もせず、今後の予定をどうするのかを伝えるために再び口を開いた。
「二十八柱、全員を神の間に揃えて、男を誘き出す。そして、二十八柱による総力戦でソイツを殺す。これまで多くの神が殺されて来た。だが、ここまでだ。ここで全てを終わらせて、僕達の時代を維持する」
ユピテルの言葉に神々は何も言わずに賛同するとオーディンとユノの二人がその場を後にし、そこにはロキとユピテルだけが残っていた。
ロキとユピテル、彼らは互いに見合うと始めに喋り出したのはロキであった。
「ユピテル、珍しいじゃないか。僕に話があるなんて」
「聞かなくても分かるだろう? ロキ」
神々がこの地に生まれて2000年と少し。その絶対性を維持し続けていたのがバサラという存在の誕生により、彼らは全滅へと近づいていた。
その大きな原因、それがロキであるとユピテルは知っており、彼の目的を聞くために再び質問した。
「ロキ、君は何がしたいんだ?」
「僕が何がしたい、か。そうだね、不変の延長、それに飽きたって感じかな? 神が人を淘汰し、人の上に立つ。その地位に飽きたって話さ! 僕達は死ぬべきだ! 何故かって? そりゃもうそれのが面白いから! 知ってるだろう? ユピテル。僕達は与えられた役割を全う出来ないなら死ぬだけだ。なら、僕はその責務を全うしてる。君は、神の頭首としての役割、他の神も自身の役割を全うし、出来ないやつはプルートが始末する。そういう仕組みで生きてるんだろう? 僕達は! ユピテル~、君隠してるだろう? 僕達の役割はまさに決まった演劇、機械仕掛けの様だ!」
ロキは自身の言葉に嘘偽りの無いものを含みぶつけるもユピテルはそれらを全て無視する。
「沈黙は肯定、そう捉えるよ? ユピテル」
「……。ロキ、君の言葉は全て正しいよ。だからこそ、僕達は現状を維持しなければならない。それが与えられた役割、運命。人に与えられた運命を弄れる、それがどういう事か、君なら分かるだろう? 我々がいなければ、我々の手から離れればどうなる事か。人間は必ず運命の力を使い熟し、混沌を産み落とす。僕達を殺している男、彼はその予兆であり、燈だ」
「はは! 良いじゃないか! 僕は戯神、その役割、運命の肯定者だ!君達が否定するなら僕だけは彼の味方であり、敵。ユピテル~、バサラは僕達を殺すし、僕を殺すまで止まらない。交渉なんて出来ない、稀代の大英雄、いや、世界の破壊者だ! 人間はよく考えついたよね。一人殺せば殺人だが、百人殺せば英雄、言い得て妙だ! だって、僕達を神を百七柱殺せば英雄だ! ははは! 卓についた時点で僕達は負けだぜ? 精々本気で殺し合おう! それだけが僕達の生き残る道だ!」
ロキはニヤニヤとしながら言い切ると円卓の席から立ち、その場を後にした。そして、一人神の間に残されたユピテルは目を瞑った後、少しして、その円卓を力一杯叩く。
ドゴンという音共に円卓は砕け散ると自身も覚悟を決め、呟いた。
「ロキ、君が用意した英雄が僕達を殺すなら良いだろう。僕がソイツを殺して、秩序を保つ。君が役割を全うするなら、僕も役割を全うしよう」
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