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第四章 人神代理戦争 霹靂
三十一話 人神代理戦争 其の拾陸 双英悪魔②
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「俺の仕事がお前らはどんなものか知っているか?」
悪魔祓いが話しかけている最中に、トオルは彼の顔面目掛けて蹴りを放っていた。迫り来る蹴りに対して、悪魔祓いは手に握る十字架に優しく喋りかける。
「第七特異階層十字解除、おいで、辺獄、全部だ」
第七特異階層悪魔、辺獄、それは悪魔祓いカラス・クロウが最初に祓い、失った彼の妻。
悪魔祓いの顔に蹴りを入れたはずなのにそれは彼の直前に止められ、ユースは今自分が蹴っている何かに驚いた。
「辺獄、久しぶりだね、元気だったかい?」
悪魔祓いが声をかけると辺獄とと呼ばれた真っ白いワンピースに身を包んだ金髪の少女は二パッと微笑み、答えた。
「もちろんよ! カラス! 久しぶりね! 私を呼んだってことは相手は悪魔? 私以外の第七特異階層でも出たのかしら?」
「違うよ、僕はね、異世界に飛ばされたらしい。そこである組織に入ってね、その組織の目的を果たすために人と戦うんだ」
「意外ね、人と戦ったのはあなたが殺されかけた時くらいかしら。ふふ、楽しみね、なら、貸して、貴方の十字架」
辺獄に幾つかの十字架を渡すとそれを見て、彼女は不思議そうな表情を浮かべる。
「どうしたんだい?」
「氷獄がいないなーって思って」
「あー、それはね、彼らに倒されたんだ。強いよ、彼らは」
氷獄を倒したと聞き、辺獄は少しばかり悲しそうにしているとそんな会話を無視して、トオル、ユースは攻撃する。
「 黑鎧武装、自動追尾支援機」
ユースとトオルの周囲を舞うのは六つの黒き鋼、それらを一気に放出し、彼らへと専制するも再び壁のような何かに拒まれてしまった。だが、そんなことを気にすることなく、トオルは止められた自動追尾支援機に蹴りを放つ。
(違和感は簡単! この壁は破壊できる! 理由は知らんがな! 平面での蹴りではダメだったが、これなら!)
バキリと音を立てて、見えない壁を破壊するとユースは彼の手元に自身の共鳴器であるグロウを投げた。
「サンキューな! ユース!」
戦況を一変出来る可能性がある 黑鎧武装を使いすぎずにするためにユースはすぐに決断を下し、彼の手元にグロウを渡すと後ろを向いた。
「ラビ! 頼んだ!」
ユースに呼ばれた、ラビはその手に握る槍の運命と同調するために声を上げた。
「我、運命は狩人、獲物を屠る矢であり、それを番う弓。共鳴器・穿星よ。我が運命の導に従い解き放て、その真なる姿を。」
槍は姿を変え、巨大な弓へと変化する。
そして、その弓に番うのはジータ同様の風の矢。
ラビ・ダリア、彼は基本に忠実でありながら努力を怠らないしっかり者である。
最初は風を纏わせた普通の矢を使っていた。だが、それでは自分が強くなれない、そう感じると彼は矢に纏わせる感覚を幾十重にも重ねることで自身で風の矢を作り出せるようになった。
この瞬間、握るのは風の矢であり、そこに穿星の能力を付与する。穿星、その本質は穿ち、解放後の風には凡ゆる物を穿つことが出来る風を纏わせる。
その風で作り出した矢、それはジータの矢とは別方向の強みを持ち、それをラビは容赦無く弦を引いた。
ユースが信じるトオルのことをラビは信じて、その矢を容赦無く辺獄へと放つ。
その横でトオルが握るグロウにはユースが込めた強化があり、それは彼の体にも付与され、いつもよりも力強い太刀を悪魔祓いの首目掛けて振り下ろした。
そんな中で、悪魔祓いは自分達に迫る凶刃に対して悪魔祓いは危機感など一つなく、辺獄に喋りかけた。
「辺獄守ってくれるかい?」
「もちろんよ、カラス!」
渡した十字架、全てが辺獄の手にあり、彼女は嘲るように襲いかかる攻撃を見ると嬉しそうに無邪気に微笑んだ。
悪魔祓いが話しかけている最中に、トオルは彼の顔面目掛けて蹴りを放っていた。迫り来る蹴りに対して、悪魔祓いは手に握る十字架に優しく喋りかける。
「第七特異階層十字解除、おいで、辺獄、全部だ」
第七特異階層悪魔、辺獄、それは悪魔祓いカラス・クロウが最初に祓い、失った彼の妻。
悪魔祓いの顔に蹴りを入れたはずなのにそれは彼の直前に止められ、ユースは今自分が蹴っている何かに驚いた。
「辺獄、久しぶりだね、元気だったかい?」
悪魔祓いが声をかけると辺獄とと呼ばれた真っ白いワンピースに身を包んだ金髪の少女は二パッと微笑み、答えた。
「もちろんよ! カラス! 久しぶりね! 私を呼んだってことは相手は悪魔? 私以外の第七特異階層でも出たのかしら?」
「違うよ、僕はね、異世界に飛ばされたらしい。そこである組織に入ってね、その組織の目的を果たすために人と戦うんだ」
「意外ね、人と戦ったのはあなたが殺されかけた時くらいかしら。ふふ、楽しみね、なら、貸して、貴方の十字架」
辺獄に幾つかの十字架を渡すとそれを見て、彼女は不思議そうな表情を浮かべる。
「どうしたんだい?」
「氷獄がいないなーって思って」
「あー、それはね、彼らに倒されたんだ。強いよ、彼らは」
氷獄を倒したと聞き、辺獄は少しばかり悲しそうにしているとそんな会話を無視して、トオル、ユースは攻撃する。
「 黑鎧武装、自動追尾支援機」
ユースとトオルの周囲を舞うのは六つの黒き鋼、それらを一気に放出し、彼らへと専制するも再び壁のような何かに拒まれてしまった。だが、そんなことを気にすることなく、トオルは止められた自動追尾支援機に蹴りを放つ。
(違和感は簡単! この壁は破壊できる! 理由は知らんがな! 平面での蹴りではダメだったが、これなら!)
バキリと音を立てて、見えない壁を破壊するとユースは彼の手元に自身の共鳴器であるグロウを投げた。
「サンキューな! ユース!」
戦況を一変出来る可能性がある 黑鎧武装を使いすぎずにするためにユースはすぐに決断を下し、彼の手元にグロウを渡すと後ろを向いた。
「ラビ! 頼んだ!」
ユースに呼ばれた、ラビはその手に握る槍の運命と同調するために声を上げた。
「我、運命は狩人、獲物を屠る矢であり、それを番う弓。共鳴器・穿星よ。我が運命の導に従い解き放て、その真なる姿を。」
槍は姿を変え、巨大な弓へと変化する。
そして、その弓に番うのはジータ同様の風の矢。
ラビ・ダリア、彼は基本に忠実でありながら努力を怠らないしっかり者である。
最初は風を纏わせた普通の矢を使っていた。だが、それでは自分が強くなれない、そう感じると彼は矢に纏わせる感覚を幾十重にも重ねることで自身で風の矢を作り出せるようになった。
この瞬間、握るのは風の矢であり、そこに穿星の能力を付与する。穿星、その本質は穿ち、解放後の風には凡ゆる物を穿つことが出来る風を纏わせる。
その風で作り出した矢、それはジータの矢とは別方向の強みを持ち、それをラビは容赦無く弦を引いた。
ユースが信じるトオルのことをラビは信じて、その矢を容赦無く辺獄へと放つ。
その横でトオルが握るグロウにはユースが込めた強化があり、それは彼の体にも付与され、いつもよりも力強い太刀を悪魔祓いの首目掛けて振り下ろした。
そんな中で、悪魔祓いは自分達に迫る凶刃に対して悪魔祓いは危機感など一つなく、辺獄に喋りかけた。
「辺獄守ってくれるかい?」
「もちろんよ、カラス!」
渡した十字架、全てが辺獄の手にあり、彼女は嘲るように襲いかかる攻撃を見ると嬉しそうに無邪気に微笑んだ。
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