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第四章 人神代理戦争 霹靂
三十四話 人神代理戦争 其の拾玖 双英悪魔⑤
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第七特異階層を封印する羅刹、それは72本ある十字架で一番重要な最初に作られた一本である。
第七特異階層悪魔のみ三段階目の解放が可能てあり、羅刹の中に封じ込められていた悪魔が持つ本質全てを曝け出すことが出来る。
「ははは、お前も堕ちたな! 悪魔祓い! 私をこの世界に再び降臨させるとは! 貴様は後だ、後で喰らおう! メインディシュの前の食事、貴様らから食そう」
辺獄の言葉遣いは代わり、ユース達に向けていた視線が狂気に満ちていた。目の色は白い箇所が青く染まり、彼女は自身の姿が気になったのか、自身を巨大な黒い翼で隠すと十二枚の翼を広げ、再び白いワンピースを身を包んだ。
辺獄は先ず誰から消そうかと見回すとそのターゲットを決めた。
ユースは彼女の視線の先に居た者を一瞬の間に捉えるとアレックスを握りしめ、その間に挟まった。次の瞬間、辺獄が翳した指から青い光が放たれる。
そして、狙われたのはラビであり、ユースはそれをいち早く察して、その攻撃を盾で防ごうとした。
「なっ!? ユース?!」
ラビがその姿に気付くとユースが彼のことを盾を使い、防いでおり、踏ん張りながらも声を上げた。
「くっっっっっっ、そ!!!!」
何の溜めもなく放たれた攻撃に何とかユースは対応するも彼は吹き飛ばされそうになる。
ユースの背後にはラビがおり、自分が吹き飛ばされればラビもまた、負傷して戦線を離脱する可能性があると考え、何としても持ち堪え様と地面に着く足に力を込めた。
「うぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!」
アレックスを持つユースであれど、その熱線は予想を遥かに超えるモノであり、受けている間、常に盾に熱が伝わり、全身が燃え盛る様に感じていた。
(熱い! グロウのおかげで熱に慣れていてもこの、温度。最悪、焼け死ぬ。だけど、今、ラビを失う訳に行かない。熱い、熱い熱い熱い熱い! クソ! 投げ出したいなんて考えるな! ここで踏ん張らなければいつ踏ん張る! ユース・ダリア! お前は、バサラ様に、認められるんだろ! それならばこんなところで、こんな攻撃で! 根を上げるなんてこと!)
かつてバサラに向けた殺意、だが、今、向けるのは尊敬。彼に認められたいというその気持ちを全身の力に変えて、踏ん張った。
「・・・・・・・・ッッッッ!!!!」
ユースが光線を受けている間、それを放つ大元に黒い鎧の英雄が両手に作り出した銃から弾丸を放った。黒い弾丸は翼で簡単に弾かれ、地面に叩き落とすと辺獄は視線をユースからトオルへと移した。
「ふむ、何だ、お前も遊んで欲しいのか?」
辺獄は光線を放つのは止めず、残った腕で、トオルを挑発した。
彼らを倒すことなど余裕であり、それを全て辺獄は理解した上で片腕で相手をしてやるとトオルを焚き付けた。
舐められていると知った時、トオルは怒りでは無く、今ここでこの悪魔を倒し切ることを決め、ユースを助けるために彼はベルトにつけていた端末を手に取った。
「力の解放はお前らだけの専売特許じゃないんだぜ?」
四角い端末は光を放つとその画面に浮かんだ数字である1を4回叩くとそこからけたたましく警報音が鳴った。
「Over flow! 5 minutes left in activity time! Destroy it!!」
端末からそう音が鳴ると全身の黒い鎧は熱されたのか紅く輝く。
共鳴器・倶利伽羅、その本質は変身。主人の成りたい形、成りたいものへと変化させる物。
紅蓮を纏う黒い鎧を着たトオル、いや、勇者王レイブンは叫んだ。
「五分で決着つけてやるよ、倶利伽羅・限界突破」
その言葉に嘘はない。
何故なら、彼はそう言う運命の下に生まれてるが故に。
第七特異階層悪魔のみ三段階目の解放が可能てあり、羅刹の中に封じ込められていた悪魔が持つ本質全てを曝け出すことが出来る。
「ははは、お前も堕ちたな! 悪魔祓い! 私をこの世界に再び降臨させるとは! 貴様は後だ、後で喰らおう! メインディシュの前の食事、貴様らから食そう」
辺獄の言葉遣いは代わり、ユース達に向けていた視線が狂気に満ちていた。目の色は白い箇所が青く染まり、彼女は自身の姿が気になったのか、自身を巨大な黒い翼で隠すと十二枚の翼を広げ、再び白いワンピースを身を包んだ。
辺獄は先ず誰から消そうかと見回すとそのターゲットを決めた。
ユースは彼女の視線の先に居た者を一瞬の間に捉えるとアレックスを握りしめ、その間に挟まった。次の瞬間、辺獄が翳した指から青い光が放たれる。
そして、狙われたのはラビであり、ユースはそれをいち早く察して、その攻撃を盾で防ごうとした。
「なっ!? ユース?!」
ラビがその姿に気付くとユースが彼のことを盾を使い、防いでおり、踏ん張りながらも声を上げた。
「くっっっっっっ、そ!!!!」
何の溜めもなく放たれた攻撃に何とかユースは対応するも彼は吹き飛ばされそうになる。
ユースの背後にはラビがおり、自分が吹き飛ばされればラビもまた、負傷して戦線を離脱する可能性があると考え、何としても持ち堪え様と地面に着く足に力を込めた。
「うぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!」
アレックスを持つユースであれど、その熱線は予想を遥かに超えるモノであり、受けている間、常に盾に熱が伝わり、全身が燃え盛る様に感じていた。
(熱い! グロウのおかげで熱に慣れていてもこの、温度。最悪、焼け死ぬ。だけど、今、ラビを失う訳に行かない。熱い、熱い熱い熱い熱い! クソ! 投げ出したいなんて考えるな! ここで踏ん張らなければいつ踏ん張る! ユース・ダリア! お前は、バサラ様に、認められるんだろ! それならばこんなところで、こんな攻撃で! 根を上げるなんてこと!)
かつてバサラに向けた殺意、だが、今、向けるのは尊敬。彼に認められたいというその気持ちを全身の力に変えて、踏ん張った。
「・・・・・・・・ッッッッ!!!!」
ユースが光線を受けている間、それを放つ大元に黒い鎧の英雄が両手に作り出した銃から弾丸を放った。黒い弾丸は翼で簡単に弾かれ、地面に叩き落とすと辺獄は視線をユースからトオルへと移した。
「ふむ、何だ、お前も遊んで欲しいのか?」
辺獄は光線を放つのは止めず、残った腕で、トオルを挑発した。
彼らを倒すことなど余裕であり、それを全て辺獄は理解した上で片腕で相手をしてやるとトオルを焚き付けた。
舐められていると知った時、トオルは怒りでは無く、今ここでこの悪魔を倒し切ることを決め、ユースを助けるために彼はベルトにつけていた端末を手に取った。
「力の解放はお前らだけの専売特許じゃないんだぜ?」
四角い端末は光を放つとその画面に浮かんだ数字である1を4回叩くとそこからけたたましく警報音が鳴った。
「Over flow! 5 minutes left in activity time! Destroy it!!」
端末からそう音が鳴ると全身の黒い鎧は熱されたのか紅く輝く。
共鳴器・倶利伽羅、その本質は変身。主人の成りたい形、成りたいものへと変化させる物。
紅蓮を纏う黒い鎧を着たトオル、いや、勇者王レイブンは叫んだ。
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その言葉に嘘はない。
何故なら、彼はそう言う運命の下に生まれてるが故に。
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