自分捜し

KY

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日常

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「朝ごはんよ、おきなさい!」とお母さんの声がする。1日のはじまりを告げるかのような大きな声が僕の耳を通り抜けた。ノイズのように響くその音は僕のだるい体を否が応にも起こさせた。
「すぐいくよ…」
僕は気の無い返事をし、リビングへと向かう。
そして、用意されている朝食を食べ終わる頃になるときまってお父さんがテレビをつけ始める。
「2月10日金曜日、今日のニュースをお伝えしま
   す。」
またおもしろくもないニュースを見ている。
僕はつまらなそうな顔をし、リビングを出ると急いで身支度を済ませ、学校へと向かった。僕は同じことの繰り返しのような日々に退屈していた。この日常は変わることはないだろうとおもっていた。
そう、その時の僕はまだ、こんな日々が変わってしまうなんてまだ知る由もなかったのである。
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