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僕のルール
第1条 目立たない
第2条 意見を言わない
第3条 いつも隅っこ
これが鉄則。絶対に守るべき約束事。
こうしていれば、全部上手く行く。
今まではそうしてきた。
きっと、これからも……
*****
放課後、公園の定位置にて……
隠れて学校に持ってきていたスマホでゲームをする。
それが、少年の日課だ。
いつも同じ場所で、同じくらいの時間に。
晴れの日も、曇りの日も、雪の日も……雨の日以外、ずっとここでゲームをしている。
小学校の頃は学校の友達と遊ぶことが多かった放課後だが、今は一人、公園で黙々とゲームをして時間を潰している。
皆部活やら何やらで忙しいらしい。
勉強以外の事をした事がない少年にとっては、今更部活に入るなど、煩わしいことこの上ない。
太陽が黙って別れを告げ、月がひっそりと顔を出す頃……それが、日課を終える頃合いだ。
初夏の熱気が冷めてきた頃、少年は静かに公園を後にする。
そこに残るのは、誰もいない夕暮れ時に取り残された公園だけ。
何も考えず、ただただ日課を消費して、家に帰る。
それが、少年の日常。
第1条 目立たない
第2条 意見を言わない
第3条 いつも隅っこ
これが鉄則。絶対に守るべき約束事。
こうしていれば、全部上手く行く。
今まではそうしてきた。
きっと、これからも……
*****
放課後、公園の定位置にて……
隠れて学校に持ってきていたスマホでゲームをする。
それが、少年の日課だ。
いつも同じ場所で、同じくらいの時間に。
晴れの日も、曇りの日も、雪の日も……雨の日以外、ずっとここでゲームをしている。
小学校の頃は学校の友達と遊ぶことが多かった放課後だが、今は一人、公園で黙々とゲームをして時間を潰している。
皆部活やら何やらで忙しいらしい。
勉強以外の事をした事がない少年にとっては、今更部活に入るなど、煩わしいことこの上ない。
太陽が黙って別れを告げ、月がひっそりと顔を出す頃……それが、日課を終える頃合いだ。
初夏の熱気が冷めてきた頃、少年は静かに公園を後にする。
そこに残るのは、誰もいない夕暮れ時に取り残された公園だけ。
何も考えず、ただただ日課を消費して、家に帰る。
それが、少年の日常。
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