166 / 214
第155話
しおりを挟む
「いやぁ良かった良かった」
「レ、レ、レベルが2も上がりました!」
「これならふるみさんが1人でレベル上げするよりも効率は良かったと思うし、ちょっとホッとしたよ」
南の街の外を探索したあとは少しだけダンジョンにも潜って、俺とふるみさんは14階層まで攻略した。
「エメラの拘束もウルの凍結も、敵の体力を半分以上減らさなかったらふるみさんに経験値が入ってるっていうのに気付けて良かった」
「あ、ありがとうございます!」
「いや、俺の方こそ色んな検証に付き合わせちゃってごめんね」
南の街でモンスターを狩ることにした俺達は、ふるみさんに頼んで俺の検証に付き合ってもらった。
最初は俺の手加減スキルで体力をギリギリまで削ったモンスターを倒してもらっていたが、何体倒してもふるみさんのレベルが上がりそうな感じではなかった。
そして次はエメラに敵を拘束してもらい、ふるみさんが一撃で倒せるくらいの体力までモンスターを弱らせたのだが、それも駄目。
そしてどんどん敵の体力を削らないようにしていき、最終的にふるみさんには敵の体力を半分以上自分で削ってもらうのを試した時、10体くらいふるみさんがモンスターを倒した所でレベルアップした。
そしてそこから俺は採掘や採取に集中して、敵の体力に気を付けて貰いながらウル達にはふるみさんのサポートをお願いし、ある程度採掘と採取ポイントを回ったあと、ダンジョンへ一緒に行こうと俺から誘った。
この時はもうふるみさんのレベル上げのためというよりも、本当にさっき検証した経験値の分配システムが間違っていないか俺が知りたかったからという思いが強かった。
そしてダンジョンでウルの凍結やエメラの拘束により、身動きの取れなくなったモンスターをふるみさんが倒すこと1時間程、レベルアップの表記が視界の上の方に現れ、俺はなんとなく今のコネファンの経験値システムを理解できた。
「レベル差があるプレイヤーとパーティーを組む場合は、レベルの高いプレイヤーが削ってもいい敵の体力は半分までで、敵への拘束と状態異常、プレイヤーへの回復なんかは経験値獲得に与える影響はなし、って感じかな?」
「す、凄いです。こ、こうやって検証されてるんですね」
「いや、コネファンではあんまりこういうことしてないけどね。今回はクランの皆にとって有益な情報だと思ったからやっただけ。本当はここからもっと細かく検証するべきなんだろうけど、これくらいの情報でも十分だと思うから終わりにしよう。ダンジョン武器もいくつか手に入ったし、結果としては大満足だよ」
そして俺達は探索で獲得した素材を持っていくためにも一度クランハウスへと移動し、クランハウスに着いてからふるみさんとパーティーを解散する。
「あ、あ、ありがとうございました!」
「本当にこっちも良い情報が手に入ったから、お互いにとって良かったよ」
ふるみさんにはここまで来てもらったがこの後一度ログアウトするらしく、クランに提供してくれる素材を俺に預けてもらって、北の街の自分達の家へと帰るためまたクリスタルの方へと向かって行った。
「お、帰ってきたか。どうだった?」
「色んな情報が手に入ったけど、とりあえずガイルって虫食べれる?」
「あ?」
この発言により少しだけ俺から距離を取ったガイルに、俺はふるみさんと一緒に行動した時間で手に入れた情報を全て共有するのだった。
「なるほどな。これはなかなか良い情報じゃねぇか?」
「攻略クランは俺達よりもう少し前に気付いてそうだけどね」
「そうか?」
「向こうの検証班って凄いから。第2陣が入ってくる前と後との違いとかも結構見つけてると思うよ」
「まぁ確かにそうかもな。いや、俺はそんなことよりもこの弁当だ。本当にこれ食うのか?」
「食べられないなら誰かにあげて良いよ。というか天候の指輪も渡してるし、ガイルは早く王国領に来てね?」
「確かにそうだな。こっちもそろそろ落ち着いてきたし、誰かとパーティー組んで行くか」
幸福なる種族はあまりレベルの高い人が居ないため、ガイルやメイちゃんもクラン内で見ると今はレベルの高い部類に入る。
サキさん率いる攻略パーティーに俺のところまで早く追い付いて欲しい気持ちもあるが、俺としてはガイルやメイちゃんに早く王国領まで来てもらって、そこで手に入る素材を使ったより良い装備を作ってもらいたい気持ちの方が今は強い。
多分その方が結果的にクランメンバーの助けになると思うし。
「(俺も馬車を使える今のうちに王都まで行く方が良いかな?)」
「どうした?」
「いや、俺も少しだけ王国領を進もうかなって」
「ユーマには結構クランのために時間を使ってもらったしな」
「いや、それはガイルとメイちゃんもでしょ」
「元はと言えば俺とメイが困ってて生まれたクランだ。それに何度も言うが楽しいんだよ。今は工房でメイがアヤとモリに色々教えてるから、ここからはもっと生産職の俺達がクランへ提供できる物資も多くなるはずだ」
ガイルもメイちゃんもクランを立ち上げる前に培った技術を、クランメンバーへ教えることに全く嫌そうではないし、むしろどんどん広がって行くのが嬉しそうだ。
そしてこの話を俺とガイルがしている間も、何人かのクランメンバーが俺達に会釈して地下へと入っていく。
おそらく取ってきた食材系のアイテムをクランのために持ってきてくれたのだろう。
「じゃあちょっと王都目指してみようかな」
「俺も一旦工房行ってから、メンバー集めて王国領前のエリアボス目指すか」
俺達は第2陣が来てからゲーム内時間で約1日、ほぼクランのために動いていたが、ようやくここで自分の時間を作ることにした。
「じゃあ行ってくるよ」
「おう。俺もボスを倒したら伝えるようにする」
「その報告楽しみにしてるよ」
俺はふるみさんから預かっていた素材やダンジョン武器をクランハウスへ置いてから出る。
そしてクランハウスを出た後は、すぐ横の最前線攻略組が今どんな感じなのか少しだけ横目で見つつ、クリスタルまで急ぐのだった。
「ではこちらの馬車をお使い下さい」
「ありがとうございます」
俺は早速王国領の街アウロサリバへと移動すると、以前商人ギルドの職員さんから言われた馬車を借りに来た。
「もう一度確認なんですけど、この馬車に乗って王都にある商人ギルドの待機所に着いたら、そこへ馬車を返したままで良いんですよね?」
「はい、そのようになっております。一部の街に馬車が集まり過ぎる等の問題が出た場合は、商人ギルドからプレイヤー様へ依頼を出し、馬車を他の場所へ届けていただくことも考えていますので、ユーマ様はこちらのことを気にせずご利用ください」
「なるほど、分かりました。じゃあ行ってきます」
こうして俺は自分がこの前掃除した待機所から、自分で馬を操作して出る。
「おお、動いた。ウルは走るのに飽きたら乗ってくれ。ルリ達は乗り心地どうだ?」
「クゥ!」「アウ」「……」「コン」
ウルは楽しそうだけど、他の皆からの返事が少し心配だ。
「ん~、あんまり乗り心地が良くないか。夢の羊毛で掛け布団と枕を作った時に入れ替えた、前の布団と枕はあるけど、それ敷いてみるか?」
「アウ!」「……!」「コン!」
ということで待機所を出てすぐに馬車を止め、後ろに乗っているルリ達へ前使っていた布団と枕を渡す。
「それ敷いても無理そうならちょっと考えるから、その時は声かけて」
「アウ」「……!」「コン」
そしてアウロサリバの街を出る時、これまでは止められることのなかった門番の人に声をかけられる。
「ちょっと止まって。おっ、これが商人ギルドから通達のあったプレイヤー様専用馬車か」
「はい。俺も今初めて使ってます」
「よし、中は魔獣だけだな。大丈夫だと思うがその狼の魔獣を馬車で轢いたりしないよう気をつけるんだぞ」
「分かりました」
「クゥ!」
「王都まで一直線の道を使うなら馬車で半日くらいだろう。とにかく気を付けて行くように。通って良し!」
こうして俺達は門番さんの許可を得て、街の外へと馬車に乗って出る。
「流石にウルは速いな」
「クゥ!」
馬車はそこまで速度が出るわけではないので、ウルには前を行ってもらい俺達が馬車でウルを追いかける形だ。
そして後ろのルリ達を確認すると、掛け布団を下に敷いて馬車の揺れは何とかなっているっぽい。
「なんか凄いな。俺達は馬車で移動して、ウルのことは走らせたり出来るって、今思うとこの自由度は結構凄いことだよな」
もう現実で出来そうなことはほぼこの世界でも出来ることに俺は感動している。
「あとは馬達の様子も見ておかないと」
この馬車を動かしているのは、俺が手綱を握っているこの2体のライドホース。
馬車に乗っている間にライドホースをモンスターに狙われたらどうなるか、ボスを見つけた時この馬車はボスエリアまで入れるのかなど、気になることは色々あるが、今は大人しく大きな道を走らせて安全に王都を目指す。
馬車を壊してしまったら弁償ということは聞いているため、この馬車を使うにはリスクもあるが、長距離の移動をするのに使わないという選択はないだろう。
「ウルが先行してモンスターがいるか見てくれるのも良いな」
モンスターに見つかってから戦闘準備をするよりも、先にウルがモンスターを見つけてこっちが戦闘準備の時間を作れるのはやりやすい。
「ウルから声が掛かったらルリ達はすぐモンスターを倒す準備で」
「アウ!」「……!」「コン!」
こうして俺達は一直線の道で王都を目指しつつ、モンスターへの警戒もしっかりと行いながら馬車を走らせるのだった。
「レ、レ、レベルが2も上がりました!」
「これならふるみさんが1人でレベル上げするよりも効率は良かったと思うし、ちょっとホッとしたよ」
南の街の外を探索したあとは少しだけダンジョンにも潜って、俺とふるみさんは14階層まで攻略した。
「エメラの拘束もウルの凍結も、敵の体力を半分以上減らさなかったらふるみさんに経験値が入ってるっていうのに気付けて良かった」
「あ、ありがとうございます!」
「いや、俺の方こそ色んな検証に付き合わせちゃってごめんね」
南の街でモンスターを狩ることにした俺達は、ふるみさんに頼んで俺の検証に付き合ってもらった。
最初は俺の手加減スキルで体力をギリギリまで削ったモンスターを倒してもらっていたが、何体倒してもふるみさんのレベルが上がりそうな感じではなかった。
そして次はエメラに敵を拘束してもらい、ふるみさんが一撃で倒せるくらいの体力までモンスターを弱らせたのだが、それも駄目。
そしてどんどん敵の体力を削らないようにしていき、最終的にふるみさんには敵の体力を半分以上自分で削ってもらうのを試した時、10体くらいふるみさんがモンスターを倒した所でレベルアップした。
そしてそこから俺は採掘や採取に集中して、敵の体力に気を付けて貰いながらウル達にはふるみさんのサポートをお願いし、ある程度採掘と採取ポイントを回ったあと、ダンジョンへ一緒に行こうと俺から誘った。
この時はもうふるみさんのレベル上げのためというよりも、本当にさっき検証した経験値の分配システムが間違っていないか俺が知りたかったからという思いが強かった。
そしてダンジョンでウルの凍結やエメラの拘束により、身動きの取れなくなったモンスターをふるみさんが倒すこと1時間程、レベルアップの表記が視界の上の方に現れ、俺はなんとなく今のコネファンの経験値システムを理解できた。
「レベル差があるプレイヤーとパーティーを組む場合は、レベルの高いプレイヤーが削ってもいい敵の体力は半分までで、敵への拘束と状態異常、プレイヤーへの回復なんかは経験値獲得に与える影響はなし、って感じかな?」
「す、凄いです。こ、こうやって検証されてるんですね」
「いや、コネファンではあんまりこういうことしてないけどね。今回はクランの皆にとって有益な情報だと思ったからやっただけ。本当はここからもっと細かく検証するべきなんだろうけど、これくらいの情報でも十分だと思うから終わりにしよう。ダンジョン武器もいくつか手に入ったし、結果としては大満足だよ」
そして俺達は探索で獲得した素材を持っていくためにも一度クランハウスへと移動し、クランハウスに着いてからふるみさんとパーティーを解散する。
「あ、あ、ありがとうございました!」
「本当にこっちも良い情報が手に入ったから、お互いにとって良かったよ」
ふるみさんにはここまで来てもらったがこの後一度ログアウトするらしく、クランに提供してくれる素材を俺に預けてもらって、北の街の自分達の家へと帰るためまたクリスタルの方へと向かって行った。
「お、帰ってきたか。どうだった?」
「色んな情報が手に入ったけど、とりあえずガイルって虫食べれる?」
「あ?」
この発言により少しだけ俺から距離を取ったガイルに、俺はふるみさんと一緒に行動した時間で手に入れた情報を全て共有するのだった。
「なるほどな。これはなかなか良い情報じゃねぇか?」
「攻略クランは俺達よりもう少し前に気付いてそうだけどね」
「そうか?」
「向こうの検証班って凄いから。第2陣が入ってくる前と後との違いとかも結構見つけてると思うよ」
「まぁ確かにそうかもな。いや、俺はそんなことよりもこの弁当だ。本当にこれ食うのか?」
「食べられないなら誰かにあげて良いよ。というか天候の指輪も渡してるし、ガイルは早く王国領に来てね?」
「確かにそうだな。こっちもそろそろ落ち着いてきたし、誰かとパーティー組んで行くか」
幸福なる種族はあまりレベルの高い人が居ないため、ガイルやメイちゃんもクラン内で見ると今はレベルの高い部類に入る。
サキさん率いる攻略パーティーに俺のところまで早く追い付いて欲しい気持ちもあるが、俺としてはガイルやメイちゃんに早く王国領まで来てもらって、そこで手に入る素材を使ったより良い装備を作ってもらいたい気持ちの方が今は強い。
多分その方が結果的にクランメンバーの助けになると思うし。
「(俺も馬車を使える今のうちに王都まで行く方が良いかな?)」
「どうした?」
「いや、俺も少しだけ王国領を進もうかなって」
「ユーマには結構クランのために時間を使ってもらったしな」
「いや、それはガイルとメイちゃんもでしょ」
「元はと言えば俺とメイが困ってて生まれたクランだ。それに何度も言うが楽しいんだよ。今は工房でメイがアヤとモリに色々教えてるから、ここからはもっと生産職の俺達がクランへ提供できる物資も多くなるはずだ」
ガイルもメイちゃんもクランを立ち上げる前に培った技術を、クランメンバーへ教えることに全く嫌そうではないし、むしろどんどん広がって行くのが嬉しそうだ。
そしてこの話を俺とガイルがしている間も、何人かのクランメンバーが俺達に会釈して地下へと入っていく。
おそらく取ってきた食材系のアイテムをクランのために持ってきてくれたのだろう。
「じゃあちょっと王都目指してみようかな」
「俺も一旦工房行ってから、メンバー集めて王国領前のエリアボス目指すか」
俺達は第2陣が来てからゲーム内時間で約1日、ほぼクランのために動いていたが、ようやくここで自分の時間を作ることにした。
「じゃあ行ってくるよ」
「おう。俺もボスを倒したら伝えるようにする」
「その報告楽しみにしてるよ」
俺はふるみさんから預かっていた素材やダンジョン武器をクランハウスへ置いてから出る。
そしてクランハウスを出た後は、すぐ横の最前線攻略組が今どんな感じなのか少しだけ横目で見つつ、クリスタルまで急ぐのだった。
「ではこちらの馬車をお使い下さい」
「ありがとうございます」
俺は早速王国領の街アウロサリバへと移動すると、以前商人ギルドの職員さんから言われた馬車を借りに来た。
「もう一度確認なんですけど、この馬車に乗って王都にある商人ギルドの待機所に着いたら、そこへ馬車を返したままで良いんですよね?」
「はい、そのようになっております。一部の街に馬車が集まり過ぎる等の問題が出た場合は、商人ギルドからプレイヤー様へ依頼を出し、馬車を他の場所へ届けていただくことも考えていますので、ユーマ様はこちらのことを気にせずご利用ください」
「なるほど、分かりました。じゃあ行ってきます」
こうして俺は自分がこの前掃除した待機所から、自分で馬を操作して出る。
「おお、動いた。ウルは走るのに飽きたら乗ってくれ。ルリ達は乗り心地どうだ?」
「クゥ!」「アウ」「……」「コン」
ウルは楽しそうだけど、他の皆からの返事が少し心配だ。
「ん~、あんまり乗り心地が良くないか。夢の羊毛で掛け布団と枕を作った時に入れ替えた、前の布団と枕はあるけど、それ敷いてみるか?」
「アウ!」「……!」「コン!」
ということで待機所を出てすぐに馬車を止め、後ろに乗っているルリ達へ前使っていた布団と枕を渡す。
「それ敷いても無理そうならちょっと考えるから、その時は声かけて」
「アウ」「……!」「コン」
そしてアウロサリバの街を出る時、これまでは止められることのなかった門番の人に声をかけられる。
「ちょっと止まって。おっ、これが商人ギルドから通達のあったプレイヤー様専用馬車か」
「はい。俺も今初めて使ってます」
「よし、中は魔獣だけだな。大丈夫だと思うがその狼の魔獣を馬車で轢いたりしないよう気をつけるんだぞ」
「分かりました」
「クゥ!」
「王都まで一直線の道を使うなら馬車で半日くらいだろう。とにかく気を付けて行くように。通って良し!」
こうして俺達は門番さんの許可を得て、街の外へと馬車に乗って出る。
「流石にウルは速いな」
「クゥ!」
馬車はそこまで速度が出るわけではないので、ウルには前を行ってもらい俺達が馬車でウルを追いかける形だ。
そして後ろのルリ達を確認すると、掛け布団を下に敷いて馬車の揺れは何とかなっているっぽい。
「なんか凄いな。俺達は馬車で移動して、ウルのことは走らせたり出来るって、今思うとこの自由度は結構凄いことだよな」
もう現実で出来そうなことはほぼこの世界でも出来ることに俺は感動している。
「あとは馬達の様子も見ておかないと」
この馬車を動かしているのは、俺が手綱を握っているこの2体のライドホース。
馬車に乗っている間にライドホースをモンスターに狙われたらどうなるか、ボスを見つけた時この馬車はボスエリアまで入れるのかなど、気になることは色々あるが、今は大人しく大きな道を走らせて安全に王都を目指す。
馬車を壊してしまったら弁償ということは聞いているため、この馬車を使うにはリスクもあるが、長距離の移動をするのに使わないという選択はないだろう。
「ウルが先行してモンスターがいるか見てくれるのも良いな」
モンスターに見つかってから戦闘準備をするよりも、先にウルがモンスターを見つけてこっちが戦闘準備の時間を作れるのはやりやすい。
「ウルから声が掛かったらルリ達はすぐモンスターを倒す準備で」
「アウ!」「……!」「コン!」
こうして俺達は一直線の道で王都を目指しつつ、モンスターへの警戒もしっかりと行いながら馬車を走らせるのだった。
82
あなたにおすすめの小説
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】VRMMOでスライム100万匹倒して最強になった僕は経験値で殴るゲームやってます
鳥山正人
ファンタジー
検証が大好きな主人公、三上ハヤト。
このゲームではブロンズ称号、シルバー称号、ゴールド称号が確認されている。
それ以上の称号があるかもしれないと思い、スライムを100万匹倒したらプラチナ称号を手に入れた主人公。
その称号効果はスライム種族特効効果。
そこからは定番の経験値スライムを倒して最強への道かと思ったら・・・
このゲームは経験値を分け与える事が出来て、売買出来るゲーム。
主人公は経験値でモンスターを殴ります。
──────
自筆です。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
底辺動画主、配信を切り忘れてスライムを育成していたらバズった
椎名 富比路
ファンタジー
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。
底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。
ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。
だがツヨシは、うっかり配信を切り忘れて眠りについてしまう。
翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる