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第六章 王都騒乱録 ~不協和と珍騒動~
シリアス? いいえ、魚です
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王城裏口
人気のない石畳の通路で、倫太郎は深呼吸を繰り返していた。手にしたのは、既に何度も使った「変化の杖」。
「……さて、今度で何回目だ?」
思わず苦笑しながらつぶやく。杖を握る掌はうっすら汗ばんでいた。
傍らで見守るミラは、緊張に肩をすくめている。
「お、お気をつけくださいませ……」
そんな空気を和らげたのは渚の一言だった。
「大丈夫。糸はあなたを支えています」
その声音はいつもの穏やかさで、藤色の瞳がまっすぐに彼を見ていた。
倫太郎はふっと力を抜き、杖を振る。
淡い光に包まれ、瞬く間に彼の姿は「アレクシス王子」へと変わった。
──金髪碧眼、絵画のような美貌。
「……よし」
胸の奥に渚の言葉が残っているおかげで、不思議と落ち着いていた。
謁見の間
王子姿の倫太郎が扉をくぐった瞬間、広間はどよめきに包まれる。
「なっ……いつもの殿下とは……?」
「え、今日の殿下……やけに凛々しい……?」
「いや、どこか……違う気が……」
貴族や臣下たちのさざめきは止まらない。
「盛大な勘違い」が、まるで波のように広がっていった。
その最前列で、ギルバートは深く一礼しながらも、心中で長く溜め込んだ息をようやく吐き出す。
「……やっと、殿下が“まともに”振る舞ってくださった……」
ようやく安堵した彼の表情は、誰よりも静かな喜びを含んでいた。
王子の姿となった倫太郎が歩みを進めると、場内は水を打ったように静まり返った。
背筋を伸ばした彼の姿は、誰が見ても気品に満ちていた。
「──殿下」
高官たちの声がわずかに震える。
昨日までの悪名高き「ワガママ王子」とは違う。今この場にいるのは、王国を背負うべき若き皇子に他ならない……。
ギルバートも胸に手を当て、目を閉じる。
「ついに……ついに、殿下は目覚められたのだ……!」
渚は横で静かに微笑み、ミラも安堵の息を洩らす。
空気は凛然とし、全員が「今度こそ本当にシリアスな局面だ」と信じて疑わなかった。
──だが。
その直後・城下
「お、おい! 魚がねえぞ!? 市場の魚が根こそぎだ!!」
「港の倉庫も空っぽだぁ!?」
「誰だ、こんな時に全部さらっていきやがったのは!」
街中に響く騒ぎ。
「……あれ?」
倫太郎が耳を疑い、シリアスムードは一瞬で崩壊。
「ちょっと! シリアスに決めるタイミングだったでしょ!」
渚が思わず額を押さえる。
「さ、魚ぁぁぁぁぁ!」
ミラは半泣きで叫んだ。
臣下たちの間でも混乱は広がる。
「ま、まさか敵の陰謀……?」
「いや……魚泥棒では……?」
「殿下のご威光で魚が逃げたのでは……?」
──誰一人、まともな推理に至らない。
倫太郎は真っ青な顔で頭を抱える。
「……やっぱり俺のシリアスシーン、毎回こうなるんだよな……」
ミラは「夕飯どうしましょう!?」と半泣きになり、ギルバートは胃を押さえて膝をつく。
──そんな中、ただ一人。
渚がゆっくりと姿勢を正し、落ち着いた声で告げた。
「……殿下。ご安心くださいませ。糸は、いかなる乱れも、必ず元へと戻るもの。魚もまた、必ず所在が明らかになります」
その声音は静かで柔らかく、しかし揺るぎない。
一同は一瞬、ぽかんと渚を見つめた。
場の空気だけが、唐突に「シリアスモード」へ引き戻される。
──だが、頭が追いつかない。
「えっ……? え、さっきまで魚泥棒の話してましたよね?」
「殿下のご威光で……って言ってませんでした?」
「……え、真面目に戻るの? この状況で!?」
臣下たち全員が「処理落ち」したように固まった。
倫太郎だけが顔を真っ赤にして、渚を横目で見ながら小声でつぶやく。
「……やっぱり、渚がいないと場が収拾つかねぇな……」
ギャグとシリアスの狭間で、謁見の間は再び妙な静寂に包まれていた。
王都・ギルド会議室
昼下がりの作戦会議室。
巽、理人、怜、颯真、尊、透花、剛士、そして静香が揃い、それぞれ次の討伐依頼について意見を交わしていた。
「そろそろ郊外の見回りも強化すべきだな」
尊が真剣な顔で地図を広げる。
「人員配分を間違えると――」
その時。
──バタンッ!
勢いよく扉が開かれた。
飛び込んできたのは、侍女服姿のミラだった。
「……た、大変です!!」
肩で息をしながら、必死の表情。
巽が思わず立ち上がる。
「ど、どうしたミラさん!? 敵襲か!?」
理人は即座に端末を起動し、怜は杖を握り直した。
颯真も静かに視線を走らせ、尊たち第二部隊も一気に緊張を走らせる。
──しかし。
ミラの口から飛び出したのは、予想の斜め上を行く言葉だった。
「魚がっ……魚が根こそぎ盗まれましたっ!!!」
……沈黙。
全員の表情が、一瞬で「固まった」状態になる。
「……え?」
尊の目が点になる。
「えっと……つまり?」
透花が困惑しながら訊き返す。
「市場に並んでいた魚が一匹残らず消えたんです! 港の保管庫も……ぜ、全部です!」
ミラは涙目で叫んだ。
剛士が覆面を押さえながら呻く。
「な、なんてことだ……今夜の献立が……!」
理人が頭を抱えた。
「待て待て待て、シリアスな報告のテンションで言うなよ!!」
怜は小声で呟く。
「……元の世界でも見たことないパターンです……」
静香は冷ややかに息を吐き、しかし視線を鋭くする。
「……混乱を招くには十分な事件ですわね。背後に“意図”があるかどうか、調べる必要があります」
颯真が腕を組み、冷静にまとめる。
「……つまり、犯人はただの大食らいか、あるいは……不協和の気配だな」
ギルドに、妙な緊張と笑いが同時に走るのだった。
人気のない石畳の通路で、倫太郎は深呼吸を繰り返していた。手にしたのは、既に何度も使った「変化の杖」。
「……さて、今度で何回目だ?」
思わず苦笑しながらつぶやく。杖を握る掌はうっすら汗ばんでいた。
傍らで見守るミラは、緊張に肩をすくめている。
「お、お気をつけくださいませ……」
そんな空気を和らげたのは渚の一言だった。
「大丈夫。糸はあなたを支えています」
その声音はいつもの穏やかさで、藤色の瞳がまっすぐに彼を見ていた。
倫太郎はふっと力を抜き、杖を振る。
淡い光に包まれ、瞬く間に彼の姿は「アレクシス王子」へと変わった。
──金髪碧眼、絵画のような美貌。
「……よし」
胸の奥に渚の言葉が残っているおかげで、不思議と落ち着いていた。
謁見の間
王子姿の倫太郎が扉をくぐった瞬間、広間はどよめきに包まれる。
「なっ……いつもの殿下とは……?」
「え、今日の殿下……やけに凛々しい……?」
「いや、どこか……違う気が……」
貴族や臣下たちのさざめきは止まらない。
「盛大な勘違い」が、まるで波のように広がっていった。
その最前列で、ギルバートは深く一礼しながらも、心中で長く溜め込んだ息をようやく吐き出す。
「……やっと、殿下が“まともに”振る舞ってくださった……」
ようやく安堵した彼の表情は、誰よりも静かな喜びを含んでいた。
王子の姿となった倫太郎が歩みを進めると、場内は水を打ったように静まり返った。
背筋を伸ばした彼の姿は、誰が見ても気品に満ちていた。
「──殿下」
高官たちの声がわずかに震える。
昨日までの悪名高き「ワガママ王子」とは違う。今この場にいるのは、王国を背負うべき若き皇子に他ならない……。
ギルバートも胸に手を当て、目を閉じる。
「ついに……ついに、殿下は目覚められたのだ……!」
渚は横で静かに微笑み、ミラも安堵の息を洩らす。
空気は凛然とし、全員が「今度こそ本当にシリアスな局面だ」と信じて疑わなかった。
──だが。
その直後・城下
「お、おい! 魚がねえぞ!? 市場の魚が根こそぎだ!!」
「港の倉庫も空っぽだぁ!?」
「誰だ、こんな時に全部さらっていきやがったのは!」
街中に響く騒ぎ。
「……あれ?」
倫太郎が耳を疑い、シリアスムードは一瞬で崩壊。
「ちょっと! シリアスに決めるタイミングだったでしょ!」
渚が思わず額を押さえる。
「さ、魚ぁぁぁぁぁ!」
ミラは半泣きで叫んだ。
臣下たちの間でも混乱は広がる。
「ま、まさか敵の陰謀……?」
「いや……魚泥棒では……?」
「殿下のご威光で魚が逃げたのでは……?」
──誰一人、まともな推理に至らない。
倫太郎は真っ青な顔で頭を抱える。
「……やっぱり俺のシリアスシーン、毎回こうなるんだよな……」
ミラは「夕飯どうしましょう!?」と半泣きになり、ギルバートは胃を押さえて膝をつく。
──そんな中、ただ一人。
渚がゆっくりと姿勢を正し、落ち着いた声で告げた。
「……殿下。ご安心くださいませ。糸は、いかなる乱れも、必ず元へと戻るもの。魚もまた、必ず所在が明らかになります」
その声音は静かで柔らかく、しかし揺るぎない。
一同は一瞬、ぽかんと渚を見つめた。
場の空気だけが、唐突に「シリアスモード」へ引き戻される。
──だが、頭が追いつかない。
「えっ……? え、さっきまで魚泥棒の話してましたよね?」
「殿下のご威光で……って言ってませんでした?」
「……え、真面目に戻るの? この状況で!?」
臣下たち全員が「処理落ち」したように固まった。
倫太郎だけが顔を真っ赤にして、渚を横目で見ながら小声でつぶやく。
「……やっぱり、渚がいないと場が収拾つかねぇな……」
ギャグとシリアスの狭間で、謁見の間は再び妙な静寂に包まれていた。
王都・ギルド会議室
昼下がりの作戦会議室。
巽、理人、怜、颯真、尊、透花、剛士、そして静香が揃い、それぞれ次の討伐依頼について意見を交わしていた。
「そろそろ郊外の見回りも強化すべきだな」
尊が真剣な顔で地図を広げる。
「人員配分を間違えると――」
その時。
──バタンッ!
勢いよく扉が開かれた。
飛び込んできたのは、侍女服姿のミラだった。
「……た、大変です!!」
肩で息をしながら、必死の表情。
巽が思わず立ち上がる。
「ど、どうしたミラさん!? 敵襲か!?」
理人は即座に端末を起動し、怜は杖を握り直した。
颯真も静かに視線を走らせ、尊たち第二部隊も一気に緊張を走らせる。
──しかし。
ミラの口から飛び出したのは、予想の斜め上を行く言葉だった。
「魚がっ……魚が根こそぎ盗まれましたっ!!!」
……沈黙。
全員の表情が、一瞬で「固まった」状態になる。
「……え?」
尊の目が点になる。
「えっと……つまり?」
透花が困惑しながら訊き返す。
「市場に並んでいた魚が一匹残らず消えたんです! 港の保管庫も……ぜ、全部です!」
ミラは涙目で叫んだ。
剛士が覆面を押さえながら呻く。
「な、なんてことだ……今夜の献立が……!」
理人が頭を抱えた。
「待て待て待て、シリアスな報告のテンションで言うなよ!!」
怜は小声で呟く。
「……元の世界でも見たことないパターンです……」
静香は冷ややかに息を吐き、しかし視線を鋭くする。
「……混乱を招くには十分な事件ですわね。背後に“意図”があるかどうか、調べる必要があります」
颯真が腕を組み、冷静にまとめる。
「……つまり、犯人はただの大食らいか、あるいは……不協和の気配だな」
ギルドに、妙な緊張と笑いが同時に走るのだった。
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