いりゅーなぎさのマイナーゲームプレイ日記

いりゅーなぎさ

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プレイステーション「ブルーブレイカーバースト」

笑顔の明日へ(+個人的評価)

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 ディスクを「ブルーブレイカーバースト ~笑顔の明日へ~」に変えて、後編のスタートです。

 オープニングアニメが若干変わっているが、ほんの少し編集した程度。

 前編のデータを読み込んで、セーブデータを引き継ぐ。

 キメナの回想から始まり、気が付くとキメナは龍の崖ではなくジオード遺跡にいた。
 前編の回想が流れ、名剣「空牙」が光りだす。……その姿をコールダが無言で見守っていた。

 空牙が導く場所に現れたのは、カルミーだった。
 様子のおかしいカルミー。カルミーがキメナに勝負を挑んでくる。
(ちなみに後編から自分の体力が半分を下回るとカットイン会話が挿入されるようになっている)
 カルミー撃破後、カルミーの身体からかつてケインが生み出した聖剣が姿を現す。
 聖剣はキメナに取り入ろうとするが、空牙に弾かれる。
 そして、聖剣はいずこへと飛んで行った。

 ルーインのギルドにカルミーを運ぶと、そこにワイズが姿を現す。
 ワイズに真実を訊ねるが、自分で知らなくては意味がないと教えてくれない。
「ヨラートの涙」のチカラにより、キメナに7周期の時間が与えられる。

 後編は遺跡の国ルーインからのスタート。

 魔法王国マグへ。クーマの家を訪ねる。ハミュンの姿はない。
 マグのギルドへ。そこにハミュンの姿があった。クーマが亡くなった国にいたことを話すと、ハミュンが激怒、戦闘になる。
 撃破後、ハミュンを倒すのは何回目との選択肢。素直に2回目と答えたら、もっと前編をやり込めだってw

 シンマに向かう途中の中継地点でイベント。ゴーレムマスター「ラミーユ」の登場だ。聖剣のことを聞かれるが、知らないと答えるキメナにゴーレムを召喚して戦いを挑んでくる。
 撃破後、ラミーユは去っていく。

 機械王国シンマへ。シンマ城に行くと、「ドラゴンロードの制裁」の本の内容を再確認できる。

 水の国レクターへ。レクタージュースの新作が出ている。「ダイエット」「ゴールドブレンド」「大吟醸」「皇帝液」と話すたびに変わっていく。全種類試すと少年が出てきて称賛してくれる。……ただそれだけのネタイベント。(レクタージュースのくだりがよっぽど気に入っていたんだねぇw)

 シバに向かう途中の中継地点でイベント。ケインとの出会いの回想。

 盗賊の国シバの廃墟へ。かつてケインが凍牙を盗まれた時のように、キメナの空牙が盗まれ、ヤームが登場して空牙を取り返してくれる。戦闘はなし。

 龍の崖へ。ドラゴンロードは眠っていて会話はできない。そこにナルターが現れ、聖剣が暴れまわっていて虚空の道が消えかねない危機だと知らされる。キメナに守護者になるよう説得を試みるナルターだが、決裂。ナルターとの戦闘になる。
 撃破後、空牙ではドラゴンロードは倒せないと教えられる。そして、ドラゴンロードを倒すなら、負の気を払った聖剣でないと無理だと誘導させられる。

 キメナの目的はドラゴンロード討伐から聖剣探しへ。

 機械王国シンマへ。ギルドに入ると変装をしたマヤの姿が。シンマ城には入れなくなっていた。

 魔法王国マグへ。クーマの家にいくと聖剣の情報が。聖剣はアイリーの方向へ飛んで行ったとのこと。

 アイリーへ向かう中継地点でイベント。ナルターが現れ、ディータとシンマの関係を詳しく語りだす。
 そして、ドラゴンロードがシンマからの侵略からDの人々を護るためにやむをえずディータを攻撃したと語る。
 会話の途中でラミーユが乱入してくる。ナルターがラミーユの姿を見て表情を変える。そして、ラミーユはナルターが「奴ら」と呼ぶ連中に復活させられたと知る。
 ゴーレムとの戦闘。撃破後、ラミーユは父親を復活させるために動いていることを話し、去っていく。

 妖精の国アイリー。アイリーの大樹でターナとのイベント。聖剣が大樹を枯らしていったと教えられ、そんな聖剣を求めるキメナに勝負を挑んでくる。
 撃破後、大樹の精が呼んでいるとのことで、ターナに連れられアイリーの大樹の上へ。
 大樹の精から聖剣を止めてくれるよう頼まれる。

 宿泊後、昔の夢をみたキメナは亡くなった国に故郷を重ねて行ってみることに。亡くなった国へ。

 亡くなった国。そこでブルーブレイカー本編では隠しキャラとなっていた「レッカ」と出会う。
 撃破後、レッカに自分の悩みを話すキメナ。レッカと別れた直後、またしても身体を引き裂くような痛みが。

 魔法王国マグのクーマの家へ。またしても激痛でクーマの家の前で倒れてしまう。
 ここで聞ける話は、キメナに残された時間が少ないことと、聖剣がルカーノ火山に飛んで行ったということ。

 火山の国ルカーノのルカーノ火山へ。ラミーユが聖剣を手にした場面に遭遇する。
 ここでの戦闘はゴーレムではなくラミーユ本人。
 撃破後、聖剣がラミーユを襲いラミーユは倒れる。――そこにケインが駆けつけてきて聖剣を止めようとするが、次元の狭間が現れて、ケインと聖剣がいずこへと飛ばされてしまう。
 ラミーユから聖剣とケインは離れの国ディータに飛ばされたと聞く。ラミーユはディータの亡霊にそそのかされていたこともそこで知る。
 ギルドにラミーユを運ぶと、アーシャの姿が。ラミーユをアーシャに任せ、キメナはケインと聖剣を追う。

 移動しようとすると中継地点でイベント。ディータに行く方法を知るため、ドラゴンロードを頼ることに。

 龍の崖へ。キメナはドラゴンロードの後継者になるから力を貸してと懇願する。だが、そんな考えで後継者になるといったキメナを一蹴し、突き放した。
 落ち込むキメナの前にナルターが姿を現す。ナルターからディータへの行き方を教えてもらう。本編では中継地点6から行けたが、今作では龍の崖の麓にある小さな洞窟と言い換えられている。
 ナルターから背中を押され、キメナはケイン救出へ。

 洞窟に向かおうとするキメナの前にアーシャが立ちはだかる。アーシャはケイン救出に行きたいが、恋敵としてキメナとともには行動したくないという。――アーシャとの戦闘。
 撃破後、アーシャの想いを託されたキメナはディータへと向かう。

 離れの国ディータ。ディータ遺跡に向かおう。そこでケインと聖剣が対峙していた。
 聖剣に宿る負の気は、物語の元凶となったシンマの科学者が乗り移ったモノだと判明する。
 キメナをかばい、ケインが倒れる。――そして、キメナの龍の血が覚醒し、キメナは竜人の姿となる。
 聖剣との戦闘。……翼をはやしたキメナと宙に浮く剣との戦いとちょっとシュールw
 撃破後、ケインに駆け寄るが、ケインは目を覚まさない。

 そして、キメナが昔父親に教わった歌を思い出し、回想シーンが流れる。

 ケインが目を覚ますと、キメナは竜人の姿ではなく、人間の姿となっていた。

 聖剣がキメナの竜人姿となり、人間のキメナと竜人姿となった聖剣とのラストバトル。
 撃破後、聖剣は力をなくし、そこにダークロード――守護神ロディスが姿を現す。

 守護者にはならないというキメナ。キメナがロディスにドラゴンロードがあとどのくらいの命かを訊ねると、残り700年くらいだと聞かされる。(龍にとってのあとわずかが、人間にとってはとてつもない時間ってオチ。よくある話ですねぇw)
 そしてキメナの持つ空牙は、実は名剣ではなくドラゴンロードが作り出した剣だと教えられる。
 ロディスは最後にラミーユへ言葉を残し消えていく。

 キメナとケインは、ディータからドラゴンロードの力によって龍の崖へと転送される。
 そしてドラゴンロードはキメナを後継者にすることはあきらめたが、ケインとキメナに子供が出来た時は――と言って、二人を帰した。
 その後、守護者たちがドラゴンロードの元に集まりだし、大団円で終了。

 ケインとキメナとの結婚式のムービーが流れ終了です。


 以上。プレイ時間は前編が約1時間、後編が約1時間半といったところでしょうか。(合計で約2時間半。プレイ時間表記がないので筆者の感覚。ただし、キメナのメインストーリーのみのプレイ時間)

 では、個人的評価といきますか。

シナリオ「B(ただしブルーブレイカー本編をある程度理解していることが前提)」 ブルーブレイカー本編クリアをキメナでしたことになっているが、完全に本編後日談。本編では見え隠れしていたキャラ設定も一切隠されていないので、本編を理解していないと置いてけぼりを食らうか、壮大なネタバレを喰らうことにw。パッと出のキメナがいきなり本編でケインと結ばれていたという設定はちょっと。(まぁ、各キャラクターのサイドストーリーも収録されているので、お気に入りの女の子がいたらそっちをプレイしろってことか)

システム「C」 ストーリーモードの移動シーン。ブルーブレイカー本編の移動シーンを省略するとこうなるんだなって感じ。各地を回ってストーリーを追う演出はブルーブレイカーらしくていいと思うよ。……メインの3D格闘シーンについては後述。

ボリューム「D」 ふざけてんのか、としかいいようがない。――いや、格闘ゲームのストーリーモードで1キャラ約一時間はかなりのボリュームだと思うよ? ……いろんなところで言われているけど、なんでこの作品前後編に分けたの? しかも再販までされているけど、再販も前後編分離。せめて再販版やDL販売版くらいは前後編統一してよ。

3D格闘「D」 攻撃モーションがほとんど上半身だけ(もしくは下半身だけ)で動かしていて、攻撃に腰が入っていない。コンボを決めてもあまり楽しくなかった。……なんで開発に慣れていない3Dの対戦格闘にしたんだろうか? ブルーブレイカー本編はちびキャラがちょこちょこ動く戦闘シーンが印象的だったんだし、そのままちびキャラを動かす2D格闘にしていれば稀代の名作にだってなりえたのに。(このメーカーさんは別作品のおまけゲームでちびキャラの2D格闘アクションを制作している。しかも、おまけゲームが故にキャラクター数は少ないが、その軽快な2D格闘アクションはかなりの完成度)


 時代の流れに乗って無理やり3D格闘にした感じ。(これ、悪いのは開発陣じゃなくて、企画した方と上層陣だろうなぁ。企画を通すために当時流行りだった3D格闘を取り入れようとしているようにしか見えない)
 先述にあるが、このメーカーは同時期にPC-FXで発売された「ファーストKiss物語」内のミニゲームでちびキャラを使った出来の良い2D対戦格闘を制作しているんです。
(! もしかして、最初ブルーブレイカーバーストも2Dちびキャラ対戦格闘として企画されていたのに、バカな上層陣が3D格闘にしろって言って、その腹いせに開発陣は別ゲームのミニゲームに2Dちびキャラ対戦格闘を作ったんじゃないでしょうねぇ。……だとしたら――っと、これ以上口にするのは筆者自身が掲げたルールに抵触しかねないのでやめておきましょうか)
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